1. 現象のラジオ
  2. #270 笑いのツボ戦争
2021-02-08 10:10

#270 笑いのツボ戦争

spotify apple_podcasts

「価値観が合わなかったね」ただ、それだけのことなんだけど、1対多の構図になったとき、「いじめ」のような後味の悪さが残る。突き詰めると、みんな一緒の価値観になんてなれるはずがない。だから、何をどのようにしてもよく思わない人、傷つく人は出てくるだろう。「価値観が合わなかったね」と簡単に飛び出して、簡単に次行く先が見つかるのなら、本来いじめなんて成立しえない気がする。ただ、話はそう単純ではなくて、なかなか見切りをつけられないまま不快感を噛み締め続けている人も世の中にはたくさんいるみたいだから、やっぱりいじめはなくならないんだろうとも思う。プロレスだって、見る人が見ればただの暴力だもの。/サイコパスのラジオは、サイコパスうえみずゆうきがサイコパスな視点で語るラジオです。/うえみずゆうきが毎日書いているエッセイ【脳内議事録】もよかったらぜひご購読ください! https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5 マガジン購読者限定の特典として「サイコパスの裏ラジオ(音声)」を毎月プレゼントしています。

00:00
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、笑いのツボ戦争というお話をしたいと思っています。 まあ先日ですね、意識低い系の部屋にですね、クラブハウスで入ってですね、
知らない人たちとお話ししてたんですけども、その部屋はですね、 クラブハウス中毒の人たちが集まって、もうずっとね、四六時中クラブハウスやっちゃうから、
この部屋で緩く、なんていうのかな、テンション上げずにですね、 刺激されずに寝落ちするっていう部屋。そして寝たら、どんどんどんどん皆さんをベッドにお送りする。
つまりリムーブしてね、部屋から追い出していくっていうことをやります。 寝るまでここにいてください、みたいな緩い部屋だったんですけども、
というコンセプトを掲げつつ、結局ちょっとなんか面白い、 テンションは低いんだけど、ちょっと面白い話になって、笑ってしまって眠れませんみたいになるっていう、
なんていうのかな、寝るぞ寝るぞ詐欺じゃないけど、寝るよって言いながら、なんか寝れねえよみたいなことをみんなで言い合う部屋でした。
なんかそれの何が楽しいのって言われたら、まあ僕もちょっとなんていうのかな、 論理でその楽しさを説明はできないんですけども、やっぱ空気としてですね、なんだろうな、
ダチョークラブですよね、押すなよ押すなよで押しちゃうみたいな、その感じが楽しいというか、 これはだからその文脈の中でとか空気の中で遊んでるんですよね。
超絶意味のないことをして空気の中で遊んでいるっていう感じです。 もちろん押すなよ押すなよで押してるから、それが面白いっていうその場の空気があるわけなんですけども、
それを考えてみた時にですね、ダチョークラブを押してですね、ネットの中にバシャンって落ちちゃって、 面白いってギラギラ笑ってる人たちと、人をなんか背中を押してね、ネットの中に突っ込むなんてそれはありえないでしょうってドン引きしてる人がやっぱり世の中にいるわけじゃないですか。
それと同じことがですね、やっぱりクラブハウスでも起こるなぁと思っていて、笑いってやっぱり難しいなと思いました。 その部屋ではその眠った人をねリムブして追い出していく。
それはまあ、眠って寝落ちしてるからね。 寝落ちしてるアカウントを部屋の外におやすみなさーいって出していくっていう感じなんですけども、テンション上げちゃいけない、そして意識高い話とかしちゃダメみたいな、一応そういうコンセプトですっていうことをめちゃくちゃ何回もその主催者の方が言って、それがもう押すなよじゃないけど前振りになって、その後に意識高い話をしたりとか、ちょっと僕がテンション上げてみたりとかって感じでコンセプトに反するようなことをあえてやって、みんなが眠れねえよみたいなことをやるっていう、
ダーチャークラブみたいな部屋だったんですけども、そこでですね、僕とまた別の方が入ってきて、その方がですね、結構またコンセプトを無視してですね、普通になんかいろいろ本当どうでもいい話をめっちゃしてたんですよね。なんか群馬サファリパークのトラとサルがどうのこうのみたいなことを一生懸命話してて、みんな眠ろうとしてるのにそういう話をね、普通のトーンでバリバリやってて、
で、僕も面白いからそれをかなり深掘りしてね、群馬サファリパークを深掘りしてとか感じて、もう時間で言うと夜中の3時とかもう4時とかですよ。そんな時間帯に群馬サファリパークを深掘りして、みんな寝たいけど寝れんやないかみたいな感じでゲラゲラ笑ってるみたいな場だったんですけども、あまりにも群馬サファリパークの話が、
03:18
その人多分天然入ってるんでしょうね。すごい群馬サファリパークの話ばっかりしてるから、モデレーターの方がその方をリムーブしちゃったんですよ、話の途中で。いわゆるなんかよくありますよね、芸人さんとかが喋ってる途中にバンって切られるみたいな。ああいうノリでリムーブされて、またそれ面白いというかゲラゲラ笑ってたんですけども、
その中の一人がですね、ちょっとなんかあんまりいい感じはしないですよねみたいなことを言って、ちょっと空気がね、ガラッと変わってしまったみたいな女があったんですよ。学校とかでもありますよね。ちょっとなんかその空気というかノリでわちゃわちゃやってたら、一人が結構その真逆のね、ちょっとそういうの全然面白くないからみたいな感じになって、
なんていうのかな、急に強打面するみたいな。そんな感じでね、やっぱ場の空気って一変するから面白いなと思ったし、面白いみたいなものってある人にとってはめちゃくちゃ面白いけども、ある人にとっては傷つくというか、なんか不快感のあるものになってしまうんだろうなと。
熱湯に背中から押して熱湯に突っ込むのも面白いと思う人と、そんなことをしてなんかどうなんですかみたいな不快感を持つ人っているわけですから、それはね本当にやっぱ難しいなと思いました。日頃のふざけてない場面というか、日常的な価値観でさえも自分の当たり前が人にとっては不快になったりとかってことは当然あるんですけども、
笑いっていうのはちょっとこう瞬発力というかエネルギーもあるし、その分余計にその快と不快のね、分断というか別れ方というのは強烈に出るんだなと思いました。決してね、誰が正しいということはないし、その部屋の中ではですね、なんていうのかな、その部屋の一応モデレーターがいるので、モデレーターの権限というか、モデレーターが思っている部屋が正しいということに僕はなるんじゃないかなとは思ってるんですけども、
まあ一人の方がですね、ちょっとなんか嫌な思いをされたっていうのは、ああこうやっぱ笑いって面白いじゃないか、難しいなと思いましたね。なので何だろうな、みんなで対話する部屋っていうのも確かにいいんだけども、それは面白くないと思いながらその部屋に滞在している人がいるっていうのもまたちょっと勉強になったというか、面白いなと、なんでここにいるんだろうということがあるわけですね。
学校のクラスとかだったらわかるんですよ。なんか強制的にそのクラスに入れられていて、テンション高い組が空気を作ってなんか面白がっているけども、強制的にその箱の中に入れられている人が別に面白くねえしって思っているのっていうのはすごく理解できるんだけども、クラブハウスみたいに出入り自由の部屋の中で、その学校のクラスみたいに、なんかちょっと嫌だなって思いながらそこにいて、なんかあんまりいい感じしないですよねみたいな嫌悪感を表すみたいなっていうのは、なんかね、面白い。
06:04
面白いというか、面白くなっちゃいけないんだけども、よくわからないなというふうに思いました。やっぱ部屋ね、難しいですよね。人が集まって空気を共有しているわけだけども、そのそこに正しい正しくないはないけど、やっぱり場の空気みたいなのができてきて、その場の空気をなんだろう、例えばそのさっき言った学校みたいに逃げられない場であれば空気っていうのは悪になりうるんだけども、いつでも逃げれる、その空気の入れ替えができる。
自分が数空気を選べるっていう時には、ある種、空気っていうのはとても僕は大事だなと思っていて、自分に合う空気を吸いに行けばいいんじゃないかなと思うので、ちょっとね、このクラブハウスを使う上では、この空気なんか嫌だなっていうのは、自分が勝手に感じて勝手に出て行って、勝手にこの空気なんかいいなっていう空気を吸いに行くっていうのを、自分で選ばないといけないから、ちょっとね、えーと、なんていうのかな、不快感を表すっていうのは、たぶん今後ね、こうなんだろう、今ちょっとアーリーアダプターみたいな方がやってますけども、
マジョリティの方が入ってきた時に、そういうのがどんどん増えていくんだろうなっていうのをちょっと垣間見入ったというか、だからクラブハウスのこの1年後とか、とにかく人がわーっと増えた時の課題っていうのは、部屋の中で結構トラブルが起こる、いわゆる空気を、空気を読むとはちょっと違うんですよね、空気に合わないのに部屋に滞在しようとする人が、よくわからない発言をしだすっていうのが、今後クラブハウスで起こることなのかなというふうに僕はちょっと思ってますね。
まだまだですね、今はそういうのがわかる人たちが多いので、空気をちゃんと自分で選んで、その気持ちのいいところに吸いたい空気を吸うみたいな感じで成立するんだけども、一部ですね、この空気あんまり好きじゃないですね、みたいな感じでそこにいるというよくわからない状況っていうのがポツポツとですね、発生してくるのかなというのをちょっと思いました。
まあ幸いね、僕の部屋、幸いじゃないや、幸いではないけど、僕がモデレートしている部屋ではなくて、僕参加者としていた部屋だったので、他人事として見ていられたんですけども、自分が部屋を立ち上げるときとかなんかはですね、そういうちょっとなんだろうな、空気がちょっとあまり好きじゃないとかいう人が出たときには問答無用でリムーブしていってですね、排除していくという空気清浄をしっかりやりながら、サイコパスを発揮しながらですね、自分の空気でですね、部屋を作っていくっていうのをやっていきたいなというふうに思っています。
なんかね、別にその空気が嫌だなとか、あまりよく思わないっていう、そういう価値観とか意見というのはすごく尊重されるべきというか、全然いいなと思うんですけども、大前提としてクラブハウスとか、そしてその中の出入り自由な部屋でとか、その考えるとですね、その笑いがわからないだったら出ていけばいいという、結構シンプルな話なんだけど、こういう出ていけばいいとかいう、その排除の話になると冷たい、ひどい、なんとかみんな仲良くみたいについついなってしまうこの世の中が、
ちょっと僕はですね、やっぱり意味がわからないなと思っていますね。笑いはみんなが笑えることでないから、自分が楽しいのは、笑いに限らないんですけど、自分が好きなものは自分が好きだし、かといってそれがあなたが好きかどうかっていうのはわからないから、そこで交われるところで、交われる範囲で交わりましょうよっていうのが本来、僕はコミュニケーションかなというふうに思っていますので、交われないところを無理やり交わるような、
09:15
ましてやこのクラブハウスで、ライトな繋がりの中で、交わりたくないところで交わる必要がないのかなというふうに思いますので、今これから、クラブハウスを使っている方もそうですけども、無理してね、そういう部屋にいる必要はないと思っていて、自分が心地のいい部屋を探して、楽しいとか勉強になるとか、理由はなんかわかんないけどね、自分が求めているものをですね、探しに行くっていう主体性というかね、自分が選んでいるんだと、自分が何かしてもらう側、
受けてではなくて、あくまで自分は実行する主体であるという、そういう自覚を持ってですね、サービスを使っていくっていうことが大事なんじゃないかなというふうに、クラブハウスの笑いの壺の違いみたいなところから感じたエピソードでございました。本日は以上でございます。またお会いしましょう。さよなら。
10:10

コメント

スクロール