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2020-12-25 09:30

#225 アドバイスはタイミングがすべて

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アドバイスはタイミングがすべてと言っても過言ではない。タイミングがドンピシャのアドバイスは、質に関係なく価値がある。何の解決にも結びつきそうにないしょうもないアドバイスであっても価値があるのだ。「この人は一生懸命考えてこのレベルの回答なんだな。だとすると、自分の頭でよく考えて結論を出せば100倍ぐらいマシな回答が出せそうだな」と自信がモリモリ湧いてくる。きちんとアドバイスが聞ける精神状態というのは、無意識レベルですでに問題解決へフルコミットしているのだ。「もうやるしかないって分かってるから、別に聞かなくてもいいんだけど、一応意見を聞いておくか」という状態なのである。効果的なアドバイスというのは、問題集の答え合わせをする感覚に近い。すでに相談者自身が回答を記入している状態でアドバイスされるべきだ。相談者の回答がアドバイザーの回答と違ったとしても、アドバイザーの答えを疑い、相談者は自分の答えが正解だと信じたい思いが強まる。どちらかというと、アドバイスを経て自分は間違っていないと自信をつけていくのである。アドバイスは、自分の正しさ(真理としての正しさではなく、自分自身にとっての正しさ)を確認するための最後の一押しなのであって、混乱や絶望している相手をボーナスステージへ導くものではないのだ。/サイコパスのラジオは、サイコパスがサイコパスの視点で語るラジオです。斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深めるきっかけとなることを目的としています。/パーソナリティ:うえみずゆうき /【脳内議事録】というマガジンをやっています。https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5 【脳内議事録について】「本音は傷つく、高くつく。」毎日更新のエッセイ。認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。うえみずゆうきの考えたことのすべてがここにあります。ご自身の考えと対比させながら、人生観を磨き上げていくきっかけの1つにしていただければ幸いです。マガジン購読者限定の特典として「サイコパスの裏ラジオ(音声)」と「月例反省会(動画)」も毎月プレゼント。ぜひ購読ください!

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、アドバイスはタイミングがすべて、という話をしたいと思っています。
この世にはですね、アドバイスを従うおせっかいな人がね、意外に多いなぁと思うんですね。
他人の問題にね、ちょっと口を挟んでしまうと。
全員だったりするからこそですね、余計にタチが悪かったりするんですけども、
僕自身もですね、20代半ばぐらいまではですね、そういうタチの悪い人でした。
人から相談されるとですね、ついついアドバイスをしてしまうと。
人間関係の悩みとか、恋愛の悩みとかっていうのは、
だいたいね、サイコパスみたいにですね、合理的に考えればですね、
一瞬で解決することばっかりなんですけども、
合理的に考えられないから悩んでいるのであってとか、
もしくは合理的なことだけが解決じゃないから悩んでいるのであって、
それをね、合理的にこうしてこうじゃんとか言っちゃうと、
もともとないよね、ということなんですよね。
それに気づくまでにですね、20数年かかりましたけども、
なんていうのかな、アドバイスしたがる人っていうのは、
ついつい合理的に考えて、こうしたらもう解決するじゃん、
みたいなふうに思っちゃうんですよね。
そんなすぐ解決策わかっていることを、
なんでそのうじうじしているんだろう、みたいな感じで思っちゃうんだけども、
それは、第3者、遠目から見ているから思えることであって、
当事者はですね、なかなかそうもいかないことってあるんだと思うんですね。
僕はね、当事者でもそうはいくんですけども、
それはサイコパスだからなのであって、
やっぱり人には気持ちそういうものがあって、
なかなか頭でわかっていても気持ちがついていかないこととかがね、
たくさんあるんだろうなというふうに思います。
気持ちはついていかないっていうのが本当に大事なところで、
僕みたいな人間以外は、ある種気持ちがほとんどと言っているほど、
気持ちが大事なんですよね。
アドバイスって本来言っている内容、
例えば合理的にこうしてこうしたら解決するじゃんっていう、
いわゆる解決策はこの人はわかってないんだろうから、
解決策を提示したよということで、
その解決策とかアドバイスに価値があると思い込んでいるかもしれないんですけども、
全然それ自体には価値がないんですよね。
実はアドバイスをするタイミングのほうが重要だなと思うんですね。
さっき気持ちがついていかないと言いましたけども、
アドバイスを悩んでいる人が聞きたいっていう時のアドバイスっていうのは
気持ちがついてきているわけだから、
聞きたいっていう時のアドバイス以外はですね、
無駄ですね。
ただのストレスですね。
悩んでて、
記録もないのに解決策提示されても、
解決策を実行する気力がないし、
どっちかというとその気力が湧いてきている時に
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話した方がいいと思うんですよね。
って感じで、いわゆるニーズが合ってないんですよ。
例えば僕がね、
動物苦手、犬はあまり好きじゃないのに
僕の誕生日にチワワをプレゼントされたら困りますよね。
なんなら僕のマンションはペット禁止なんで、
ペット禁止の上に犬苦手なのにチワワをプレゼントされてしまったみたいになっちゃうと
すごい困ると。
望まれないアドバイスっていうのは
まさにこのチワワと全く一緒なんですよね。
もらって困るものを人にあげてやっているということなんです。
アドバイスのタイミングが全てって言いましたけども
気持ちがついてきている状態ってじゃあ何なのかと
ドンピシャのアドバイスっていつなのかと思うと
やっぱりそれは本人がもう解決するっていうモードになっている時ですね。
本人なりに解決策も何なら考えてきた後ぐらいに
実はアドバイスするっていうのはオッケーで立ったりする。
アドバイスが聞ける状態っていうのは
本人の中で答えが出ている状態で
参考資料として他の人の意見も聞きたいぐらいの時に
アドバイスが初めて効果的に機能するというふうに思っているんですね。
それ以外の時のアドバイスっていうのは
だいたい気力が弱っているから
そんなアドバイスしても無駄で
どっちかというとアドバイスじゃなくて
その気力を高めてあげるための
何ていうのかな、寄り添う、
ただ話を聞くという方がいいんだろうなというふうに思います。
そのアドバイスが聞ける状態、
さっき言った答えも用意している状態ですね。
ここまで来るとですね、
本人がもうその問題に対して
やるしかないってもう分かっているんですね。
やるしかないって分かっているけども
一応あなたの意見も聞きたいですっていうことで
全体的にアドバイスを聞きたいと
あなたの意見も聞きたいですっていうことで
全部括弧になって
アドバイス聞かせてくれっていうことを言われてくるわけですね。
効果的なアドバイスっていうのは
今言ったみたいに問題主の答え合わせをするみたいな感じなんですよ。
本人が答えを記入して
あなたの回答を教えてくださいっていう感じで言われているみたいな感じ。
僕が回答を出すじゃないですか。
それが一致してたら本人はもちろん
これやっぱ間違ってなかったねって自信を持っていくだろうし
もしその回答が違ったときには何が起こるかというと
自分の回答
いわゆる悩んでいる側の人の回答ですね。
自分がやろうと思った回答を正解だと思いたいっていう欲求が出てき始めるんですよね。
例えば先日もですね
悩み相談ではなくて
どちらかというとコンサルティング寄りだったんですけども
仕事じゃなくて
友人のビジネスのコンサルみたいな感じで
ご飯食べながらですね
いろいろ話してたんですけども
一応相談をされて
僕が意見をしたら
結構ね譲らないような場面があったんですよ。
譲れないみたいなこだわりがある場面があったんですよね。
つまり答え決まってるんですよ。
答え決まってるから
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相談しなくていいんだけども
一応僕の意見を聞いてどう見えるのかって多分
測ったんだと思うんですよね。
だから僕は別に僕の意見に従ってほしいわけではないから
なるほど、そうこだわってたらそれでいいんじゃないみたいな感じで
そういうのを人がやろうとしてることをですね
後押しというか背中を押したわけですけども
結局もう人の意見が聞ける状態っていうのは
もう自分の中で答えが決まっている状態なんですよね。
不思議なものでですね
アドバイスが機能するタイミングっていうのは
そのアドバイスされる側の中で
答えがある程度決まっている状態の時に
アドバイスが機能するっていうことなんです。
そうじゃないときっていうのは
まだ解決策とか
解決しようというところまで進んでいかないと
解決しようというところまで
気持ちがついてきていなかったりとか
まだ気持ちの整理がついていなかったりする状態だから
アドバイスをむしろされても
困る、つらい、みたいなことになっちゃうので
無意味なんですね。
不思議ですよね。
もう答えが決まっているのにアドバイスが役に立つと。
同じだったら自信がつくし
違ったら違ったとで
自分の意見にすごい
ある種意向地になるとか
いい意味でね、いい意味でも意向地になる
自分の考え抜いた答えでいきたい
という気持ちが湧いてくるということで
結果ね、解決をするエネルギーが湧いてくる
みたいなこともあって
面白いことに、そうやって
もう答えが決まっている人にアドバイスするというのが
一番効果的ですよというお話でした。
で、まあ全面的に承認するっていうのは
やっぱりちょっとね
違うこともあるじゃないですか
やっぱり合理的に考えたら
ちょっとそれずれてるよねみたいな
回答もあったりするので
さらに上級のアドバイスになってくると
相手が言ってる答え
の15度ぐらいまでは
角度を変えてもいいというね
何て言うのかな
全然違う真っ向から対立するアドバイスをしても
アドバイスする側って別に
別に相手を動かしたいわけじゃないじゃないですか
動かしたい人もいるかもしれないけど
動かす必要はなくて
アドバイス欲しい
分かった、自分だったらこう思う
って言ってるだけだから
一意見でしかないからですね
あんまし自分が
自分の意見に誘導する必要はないんだけども
相手が明らかに間違ってるなって時は
そのやめとけって言うんじゃなくて
15度ぐらいちょっと角度をずらしてあげると
そしたらね
致命傷はね避けることができるんで
やめとけとかでも
多分ねもうさっき言ったように
異向人になってもやめないんで
やめとけじゃなくて
15度ずらして致命傷にならないような
感じにすると
車の事故なんかもそうですよね
ちょっとずれてたら死んでたけども
やった僕で済みましたみたいなのって
微妙な角度だとかだとするから
その15度の角度で
ピンチの時はですね
やってみるというのがいいんじゃないかなと思います
最後のちょっと抽象的ですけど
わかりましたかね
伝われば良いなと思います
アドバイスね
大事なことはアドバイスを求められてない時に
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やっても無意味だし
むしろ無意味どころか相手に害を与えてるんで
アドバイスっていうのは
相手がある程度答えは決まってて
解決しようっていうテンションの時にですね
アドバイスみたいな
答え合わせの一環としてやっていくみたいな
それがアドバイスですよというお話でした
アドバイスしたかりおじさんみたいにならないように
気を付けましょう
本日は以上でございます
またお会いしましょう
さよなら
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