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2022-05-05 08:34

#459 ロジカル筋トレアルバイト

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ロジカルシンキングと肉体が鍛えられ、それでいてお金がもらえる。そんな環境がありました。


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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、ロジカル筋トレアルバイトというお話をしたいと思っています。
ロジカルシンキングを鍛え、そして自分の肉体を鍛え、 そしてお金がもらえる、そういう仕事がですね、
この世にはあります。 今日はそんなお仕事をご紹介したいと思います。
僕が以前やっていたアルバイトなんですけど、 宅急便の
お仕事ですね。宅急便を運ぶというお仕事です。 22歳から28歳ぐらいまで
微妙にちょっと前後するかもしれませんが、だいたいそれぐらいのほぼ20代の多くをですね、 僕は宅急便のアルバイトをしていました。
バンド活動をしながら、生計を立てるためにですね、生活費を稼ぐために、 宅急便のバイトをしていたし、
もっと言うとその後専門学校に通ったんですが、その専門学校自体も、 その宅急便のバイトを続けていました。
という感じで、7年か8年ぐらい、その 宅急便の仕事をしていて、振り返ってみて気づくのは
ロジカルシンキングがここでかなり鍛えられたなぁということと、 その後絞んでいく体を見ていくと、肉体もかなり鍛えられてたんだなぁということですね。
一見、宅急便の仕事をしたことがない方からすると、
A地点から、自分が今荷物があるところからお客さんのB地点まで物を運ぶっていう、 すごいシンプルな単純な仕事なんじゃないのって思うと思うんですけども、
構造的に見ればそういうことですね。AからB、A地点からB地点に物を運ぶ以上っていう、 すごい構造的なシンプルな仕事なんだけど、
よく考えるとですね、結構複雑なんですよね。 まずA地点っていうのは、自分の宅急便のセンターとかトラックの中、
僕の場合は社員の人がトラックを積んだ状態から僕がスタートするので、 トラックの中がA地点。
そしてトラックの中にどんな荷物があるか、今日どんな荷物があるんだろうか、 とかいうことがありますよね。毎回同じ荷物が来るわけじゃなくて日によって当然違います。
量も違えば内容も違うということで。 っていうことでA地点って言っても、トラックって言ってしまえばそれまでなんだけど、その中が毎回違うよねってことですね。
でB地点、その届け先っていうのは当然だから荷物の数だけあるわけですから、 その顧客ごとのルール、例えばそのお客さんはこのように運ばないと怒られるとか、
このお客さんは午前中っていう、午前中してしかできないから12時までに行けばいいんだけど、 10時までに行かないとすごい怒ってくるとかって、その顧客ごとの傾向があるので、
そこを抑えておかないといけない。僕はその会社に運ぶようなエリアだったんで、 あんまり個人のお客さんいなかったんですけども、会社だと受け取る人っていろいろいますよね。
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なので受け取る人ごとの特徴みたいなのもあるし、 その会社に届きやすい荷物の傾向みたいなのもある。
なのでA地点B地点それぞれが毎回変動するよねと。 そしてそのA地点からB地点に運ぶのに、例えば300軒行くとしたら、
300軒が最も効率的に回れるルートみたいなのを組まないといけないし、 考えるとその日の荷物とかその日のお客さん、
その日の荷物の形状とか届け先から推測して、どのようなルートでどのようなタイミングで運ぶと最も効率的に運べるかってことを考えないといけないということで、
意外とシンプルなんだけど頭を使うっていうバイトでした。
エリアが僕は天神福岡市中央区天神2丁目っていうエリアで、本当完全なるオフィス街でした。
いわゆる大企業の支店とかが入っているようなビル群を回り、プラスアルファその周辺のお店とかを運ぶっていう感じで、
個人の家っていうよりはもう会社とかお店って感じでしたね。
で、トラックから台車に積んで、台車で運んでいくっていう形だったので、何回も台車に積めるだけ積んでぐるーっと回って運んだらまたトラックに戻って荷物積んでまたぐるーっと回ってってことをやるっていう、
そういう感じの仕事だったんですね。だからA地点からB地点に運ぶだけなんだけども、いかに効率的に運ぶかっていうことが、
まあ腕というかね力量が試されると、その時にやっぱりね、かなりロジカルに考えないと効率的に運べないんですよね。
ある日はもうクソでかい段ボールが30個1車に届いたりすると、それが突然ランダムに来たりするから、もうその日は例えばいつものルートで行けずにその30個をどのタイミングで運ぶかみたいなことも考えないといけないですよね。
1発目に行くと例えばその30個を例えば1回に6個しか運べないから5往復しないといけないってなったら5往復する、1車で5往復しているうちに例えば30分とか40分消費してしまって、
まあそのラグが出るわけだから、じゃあその30分40分っていうのをどのタイミングで差し込むのがいいのかとかいう感じで、
日ごとに変わるその状況の中でルートを変えないといけないという感じで、毎日天神二丁目の会社群に運んでいくことには変わりないんだが、同じルートで運べばいいってもんじゃなくて、まあ日ごとに変わるよねと。
ものすごくね、これはちょっと言葉で伝わってるかちょっとわかんないですけども、毎回運ぶものが違って、毎回量が違うとルートが毎回違うので、
めちゃくちゃロジカルに考えないと本当にね、午前中で終わらないといけない仕事が午後2時とかになったりするんですよね。
だから実際僕が運んでたエリアを何人か、1つのトラックでアルバイトが2人いたんですね。社員とアルバイト2人いて、もう一人のアルバイトの人とかが、
ちょっと頭が悪いと、マジで終わらないんですよ仕事がね。そういう感じでした。だからA地点からB地点にただただ気合で運ぶっていう、
そういう仕事ではなくて、もちろん荷物が重たかったりするんで、雨が降ったりするんで気合はいるんですけど、
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効率的にやらないとマジで時間内に終わらないっていう、そういう感じでした。なんでかな、結構軍隊みたいなね、ちょっとノリもあるというか、あんまりこう
インテリっぽい人っていうのがいなくて、どっちかと言ったらこう、体育会系で、あと腕っぷしでのし上がってきた系の人が多いので、
あんまりロジカルな、ロジカルシンキングで運んでいかないといけないように、ロジカルな人があんまりいないっていう職場でもあったので、ロジカルでない指示が、そうですよ。
ロジカルに、さっき言ったA地点からB地点に運ぶのね、自分の担当エリアを運ぼうとするんだけども、上司からはロジカルでない指示が飛んでくるっていう、またそういうイベントも発生するので、
まあとにかく大変でしたね。大変だったって話もあるんだけど、一方でね、ロジカルシンキングがむちゃくちゃ鍛えられるし、
肉体も鍛えられるので、まあおすすめのアルバイトかなと思いますんで、なんかバイト探してる人とかでロジカルシンキングと肉体を鍛えたい人いたらですね、ぜひ卓球部の仕事やってみたらいいんじゃないかなと思います。
で、なんだろうな、ロジカルシンキングを学ぶとかってなると、結構その本を読んでとか、
機上の空論でロジカルシンキングを学ぼうとする人ってほとんどなんじゃないかなと思うんですよね。まあいわゆるロジカルシンキングが必要って言われる人って、わりとその知的労働の人たちみたいなイメージがあって、
機上の空論でやりがちなんだけど、でもできないからロジカルシンキングを学んでるわけですよね。ということは処方からやったほうがいいと思っていて、
処方というか、より抽象度の低いところからやったほうがいいと思っていて、あるならば実際に物を動かす、物を扱って遊ぶように積み切りをやるみたいな感じですよね。
物を使ってロジカルに考える、体でロジカルシンキングをやるみたいな、そういう意味では卓球部って本当にロジカルシンキングを鍛えられるんじゃないかなっていうふうに思います。
僕自身ですね、もともとそんなロジカルシンキングをやっていた方だとは思うけども、とはいえそれが鍛えられて、8年かけてすごく鍛えられた職場だったのかなと今振り返って思うので、お勧めしたいアルバイトの一つではあります。
理不尽な上司に耐えられるというメンタルも必要かと思いますが、すごくね、体も鍛えられ思考も鍛えられるという意味ではお勧めのアルバイトです。本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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