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  2. #443 ついでの非合理
2022-03-10 12:24

#443 ついでの非合理

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合理的な何かのついでに非合理な時間をもつ。


・書物による自己変容の奴隷合宿に行ってきた

https://note.com/y_uemizu/n/n76aa661dfebe


脳内議事録】 noteマガジン、認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、音声、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しています。 サイコパスのラジオ、前シーズン以前のエピソード(Podcast上にないエピソード)はすべてこちらでお聴きいただくことができます。

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、ついでの非合理、というお話をしたいと思っています。
これを収録しているのが、3月9日水曜日ということで、配信日の前日ですね。
今日この配信がですね、3月10日になるので、収録がその前日ということになってるんですけども、
この1個前までのエピソードをですね、
2月上旬に多分撮り終わってしまったので、約1ヶ月ぶりの収録としてはですね、約1ヶ月ぶりですということですね。
久しぶりマイクに向かって一人喋っていると、別に家でマイクを立てて喋っているだけなんだけども、
緊張しますね。 喋れるのかなっていう、ちょっと不安感というか、緊張感がある中ですね、この収録をしております。
はい、ということで本題、ついでの非合理っていうことなんですけども、
2月の後半に本をただ読むだけの合宿っていうのをやりました。本を旅館でただ読みまくるっていう合宿をやりました。
インプット奴隷合宿ってことでですね、ゆる言語学ラジオのパーソナリティの方が普段やられている合宿スタイルみたいなんですけども、
旅館に立てこもってですね、ただひたすら本を読むっていう、そういう合宿に行ってきました。
で、その合宿、まあちょっとね、いろいろゴタゴタ僕の中でありまして、インプット奴隷合宿と呼んでいないという、なんかいろいろ細かいこだわりがあるんですけども、
その辺はですね、概要欄の方にですね、その奴隷合宿の模様をですね、ブログ書いておりますので、概要欄の方から気になる方はですね、その合宿の様子は読んでいただければと思います。
今日のお話はその合宿の話ではなくて、その合宿に行くまでの道中のお話ですね。
僕みたいなですね、なんていうのかな、合理主義者じゃない、主義ではないけど合理的についつい天然で考えてしまう人間っていうのは、よほど意識しないと非合理なことができない。
無意識レベルでやってるのかもしれないけれども、自分の意識が及んでいる状態で非合理なことをなかなかしづらいっていうのがあるんですよね。
意識して非合理なことをやろうと思っても、ちょっとやっぱ罪悪感というか、なんかもったいないなって感じがしてしまうんです。
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例えばわかんない、1日中気が済むまでベッドで寝転んでみようみたいなことって、めっちゃ非合理じゃないですか、でもやったら多分相当リフレッシュできそうな気もするんだけど、
でも1日無駄にするのはなぁ、みたいな感じでなかなかできないと。
相当気合いを入れないとそういう非合理なことってできないんですけども、気合いを入れなくてもそういう非合理なことはできる。そんな方法をですね、今日はご紹介したいなというふうに思ってます。
ちなみにその非合理なことをしなきゃいけないのか論争ってあると思うんですけども、僕はですね、絶対やった方がいいと思ってますね。
合理的なことっていうのはやっぱりつまんないっていうね、ある程度目的があってそれを達成するための手段として、最も合理的なことを選ぶと、確かに目的が達成されやすいんだけども、
目的が達成されたからなんなんだっていう虚しさが残っていくんですよね。 これは何かの回でお話ししましたけれども、その既視感なんですよね、その目的を設定して、
それから逆算して達成していくっていうプロセスっていうのは、目的を設定して、そこからじゃあ目標はこうだって設定して、目標達成のための企画を立てて、
で、なった瞬間、あとはそれを追いかけるだけってことで、 既視感ですね、その微調整は当然あるんだけども、想像の範囲を超えることが起きないということで、
合理的に考えていくとすごい人生がつまんなくなるので、そういう計算の及ばない非合理なことっていうのがやっぱり大事だなぁと常日頃思っているんですけれども、やっぱり
やろうと思うと難しい、合理的な思考が無意識レベルで働いてしまうっていうのがちょっと僕の性格ですね。
なので、罪悪感ないように非合理なことができるように、 ついでに非合理を設計すると、福祉的に非合理を入れていくということなんですね。
で、今回合宿に行くっていうね、合宿に参加するっていう、まあ合宿の目的は別にあるんですけども、その目的、合宿に参加するっていう、
目的あるから合理的なことですよね。そこに向かって移動するっていうのは、まあ当たり前のことですね。集合時間に、集合場所にたどり着くように移動するというのはすごい合理的なことなんだけども、それを
なんていうのかな、少し余裕を持って出発することで、生まれた時間、無駄に過ごしてみる、みたいな感じですね。
具体的に言うと、今回の合宿は別府ですね。大分県の別府市で行われてたんですけども、
僕は電車で福岡市から博多から別府まで行って、別府から神奈川っていうところだったんで、別府駅からですね、
バスなのかな、交通機関を使うとどのくらい?20分?15分?30分?わかんない。そのくらいかかるんですけども、
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あえてね、別府駅から神奈川まで歩くっていうのをやりました。時間にして約1時間半ですね。
徒歩1時間半の道のりをですね、日通りですよね。バス乗れば3分の1、4分の1で着くのに4倍の時間をかけて歩くっていうことをやりました。
こんな感じで、ある目的を達成するために、そこに待ち合わせの場所に行くまでに時間に余裕を持って、その時間を無駄に過ごすみたいなことを
ついでに日通りを設計したということです。実際1時間半、別府駅から神奈川の集合場所の旅館に向かって歩いていくんですけども、
なんていうかな、日通りなんだけども、そんな経験しないんですよね。まず別府に行かないし、別府に行って旅館に行くとか観光のエリアに行くってことはあるかもしれないけども、
よくわからない道を歩くっていうことは、なかなかしないですよね。ゴール的に考えたらしないんですよね。
そこがやっぱり日通りの魅力だなと思いますね。見たこともないというか、見るはずのなかった景色を見る、歩くはずのなかった道を歩く。
それが新しい刺激になっていくみたいなところですね。
今インターネットの話を飛躍するんですけども、このインターネットの時代って見たいものを自分で検索して見れるとか、
コンピューターが学習して自分の趣味、思考に合ったものを提示してくれるということで、自分の範疇をなかなか超えることが難しいんですよね。
でもこうしてよくわからない1時間半の徒歩の時間をとることによって、
徒歩じゃなくてもいいんだけども、日通りの時間をとることによって、到底そのゴール的に考えれば選ばなかったこと、
ゴール的に考えれば見ることのできなかったもの、触れることのできなかったものに触れることができるっていう意味で、日通りってやっぱいいなって思いましたね。
実際その道のりとしてはですね、ベップ駅からちょっと歩いたらですね、すでにもういきなり皮膚科の壁にですね、皮膚科の病院の壁に岡本太郎のアートが描かれてあったりとか、
なんかよくわかんない公園に行ったりとか、で、吹雪になってね、吹雪の中を歩くなんてこともなかなかしないんですけども、吹雪になったりとか、
あまりにも吹雪が強すぎたので、その辺のスタバに入ったら、この辺のスタバってこんな感じなんだなみたいな、まあスタバってどこ行ってもスタバなんだけども、
例えばそのベップのスタバは、とあるスタバはですね、20代前半ぐらいの、もう本当モデルみたいな男子と女子しか働いてないみたいな、もうめちゃくちゃ綺麗な人とかめちゃくちゃかっこいい人しか働いてなくて、
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なんだろう、こうイケてるスポットの数が限定されているからイケてる人の密度が高いみたいなことをですね、なんか感じたんですよね。
そうやってなかなか博多にいると、やっぱりそのイケてる店舗もベップに比べると多いので、その辺の比率、
イケメンと美女の絶対数とイケてるスポットの絶対数をこうね、割った時の濃度みたいなことを考えた時に、
ベップのほうが多分濃度がどうしても高くなっちゃう、濃度が高いというかそのなんだろうな、
スポットが少ないから、そのよりイケメン、より美女が集まって、イケてるスポットに集まってくるみたいなことなのかなっていうことをですね、なんか思ってましたね。
外吹雪ですけども、そんなことをですね、なかなか考えないんですけども、これはね偶然の産物として、その日頃の中にいたからこそそんなことに出会うと、
そんなことに出会ってなんなんだという感じなんだけども、でもそこからいろいろ考えることがある。
吹雪の中を歩く、そして普段音楽を聴かない僕がですね、音楽でも聴きたいなという気持ちになって音楽を聴いてみるとかですね、
日頃の中にいる、日頃の中にいるというかその、よくわからないところにいるっていうね、これがですね、
まあ、心地いいなと思ったんですよね。
ただ、最初にも言いましたように、日頃からね、じゃあ適当に歩いてみようとか、土曜日になった、よしじゃあ知らない駅にこうね、また電車に乗って知らない駅で降りてみて、適当に歩いてみようみたいなことをするほど、
気合を入れてというか、なんていうのかな、改めて非合理なことっていうのは難しいので、何か目的のついでにですね、非合理なことをやってみるみたいな、
そういうのはですね、罪悪感なくできるので、とてもいいなと思いました。今回もですね、合宿に参加するまでの道のりで非合理なことをやったということで、とても楽しくその別部の街を歩くことができた。
そしてその非合理だからこそ、その楽しいか楽しくないかとか、何か収穫があるかないかって、読めないんですよね。
本当何もなく目的地にたどり着く可能性があるからこそ、ついでにやるっていうのがいいなっていう。それ自体を目的化してしまう。土曜日○○一日使って知らない駅に降りて歩いてみるみたいなことをしちゃうと、
本当つまんなかった時に、人生を一日捨ててしまったみたいな感覚になってしまうのでですね、やっぱりその捨てたっていうことにならないような目的の隙間で非合理なことをやるっていうのは、
まあ何だろう、合理的についつい考えてしまうような人にはお勧めしたいなというふうに思いました。久しぶりに話すとね、
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なかなかうまく話せないですね。本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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