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2022-05-19 11:36

#463 人間関係、今と昔〜都市型、集落型、インターネット型アプローチ〜

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今、都市的な振る舞いと集落的な振る舞いが、高度なレベルで求められている。さもなくば孤立の道。


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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、人間関係、今と昔、という話をしたいと思っています。
人間関係を築いていくにあたって、大きく2つのアプローチがあるのかなというふうに思っています。
一つは、なるべく誰からも嫌われないように気をつけて接するということ。
もう一つは、たとえ嫌われたとしても、誰かには好かれるであろうというアプローチをとるということ。
たまに第3の選択肢でですね、誰からも好かれようとするアプローチというのがあるんですけども、
それは誰からも嫌われるので、今回は除外して、なるべく誰からも嫌われないように接しようとするアプローチか、
多少誰かに嫌われるかもしれないけども、誰かには好かれるであろうというアプローチか、
というこの2つの方向からですね、考えていきたいなと思うんですけども、
インターネットとかがない頃というのは、いわゆる都市か、集落、都会か、田舎か、みたいなので違ったのかなと思うんですよね。
集落で暮らすには誰かに嫌われてしまったらめちゃくちゃやりづらいから、
誰からも嫌われないようになるべくね、村社会じゃないですけども、
弾き飛ばされないようにですねうまくやっていく ということが大事なのかなというふうに思いますね
あんまりいい例ではないかもしれないですけども 学校のクラスみたいなのって集落っぽいですよね
30人とか40人ぐらいの 塊で
1年間 狭い部屋の中で過ごすと
下手したら3年間同じクラスで過ごすと やっぱり嫌われたりすると
やりづらいですよね 特に力を持っている人に 嫌われたりするとなかなか肩身が狭いですよね
リスクを取って誰かに嫌われるんだけども 誰かに好かれるみたいなアプローチというのが
比較的取りづらい環境かなと思いますね それよりはなるべく嫌われないような
振る舞いをするという方が 安全であろうというふうに思います
ポイントはですね そのコミュニティが閉じているってことだと思うんですよね
学校のクラスって別に ちょっと気に食わないからクラス替えしてくださいってことになかなか難しいですよね
でも自分は学校に行かないとか転校するとかね そういう極端な選択を取らないと
いわゆるそのコミュニティから出ていかない限り 環境を変えれないというところがあって
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そういう閉じた状況の中では 好かれることよりも嫌われないことの方が重要であるというふうに僕は考えます
一方でですね 僕は成人してしばらくしてから福岡市の方に
田舎から出てきました 高輪という町から出てきて 集落から都市に出てきたという感じなんですけども
この都市の生活がね 僕はとても心地が良い 都市って言ってもそんなにバリバリの都市ってことでもないですけど
福岡は とはいえ田舎に比べると町かなという感じで
何よりさっき言った閉じているっていうところで行くと逆なんですよね 開いてるんですよね
多少開かれていくから 嫌われるようなアプローチを取って
リスクを取って個性を出して その中の誰かが自分のことを好んでくれれば成り立つっていう
そういう環境だなというふうに思うんですよね 要は誰からも嫌われないように
配慮するような暮らしじゃなくて 普通に自分らしさを出していくと
それで嫌われることもあるけども好かれることもあって その好かれる人が残っていくから
結果好かれる人というか 自分のその個性を好ましいものと思ってくれる人だけが
結果残っていくので いい関係の人だけが残って そうでない人は残らないという感じで
結果いい関係ばっかりになるみたいなのが 今僕はこの福岡生活十数年送ってですね
日に日にというか年々いい環境になってきてるっていうのが 正直感じるとこですね
つまり僕はおそらく誰からも嫌われないっていうアプローチよりも
誰かから嫌われるかもしれないけども 誰かから好かれるかもしれないっていう
ちょっとリスクを取りに行く ちょっと個性を発揮していくようなアプローチの方が
性に合ってるんだろうなっていう感じですね だからこれはどっちがいいとかじゃなくて
自分の性に合ってる方法があると思って
なるべく誰からも嫌われないことが得意な人っていうのは 変に都市で暮らすよりは
集落で暮らした方が心地いいんじゃないかなと思ったりしますね 要は無理なく
その居心地のいい環境を作れるってことだと思うので そうかなと思うんですけども
そういう集落と都市みたいな対比が 通用しない時代になってきたなというふうに思います
まあインターネットですよね 単純にインターネット 特にそのSNSを今皆さん多くの方がやっているという中で
このインターネットでの人間関係っていうのは 今言ったその開かれたものと閉じたものの
ハイブリッドであるというふうに僕は考えるんですね もう一回おさらいするとその
集落のような閉じた環境の中では好かれる リスクを取って好かれに行くよりも嫌われないことの方が安全であると
都市においてはなるべく誰からも嫌われないような振る舞いをしたところで
多数の情報の中でインパクトもなく埋もれてしまうので 多少嫌われるような個性を発揮してでも誰かに好かれる
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そんなアプローチを取った方が都市では行きやすいというところがあるというような話でした
これがSNS時代になるとどうなってくるかっていうと 2つの段階に分かれるのかなと思っています
まず自分が存在していると 自分はここにいるよということを知ってもらうためには
なるべく誰からも嫌われないようにおとなしくするのではなく 多少嫌われてでも主義主張をして
個性を発揮してこの人面白いねとかこの人の言ってることなんか共感できるわとか この人が言ってることすごい参考になるなとかっていう
何でもいいんだけどその尖ったものがないと その人がその人であるというふうに認知してもらえないと認識してもらえないという課題がある
その意味ではですね 究極の都市型
都会型であるというふうに思うんですね まず自分が存在している個性を出していかないといないことになってしまうみたいなね
なるべく誰からも嫌われないようにと思えば何も発信しないとかアカウント作らないというのが一番いいし
まあねあの全く投稿せず見るだけの人とかいますけどもそれでいてねなんか コミュニティとかにも参加せず本当にただSNSアカウントだけ作って誰かフォローして見てるだけ
だったら本当にいないのと一緒みたいになっちゃってるんだと思うんですよね このインターネット上においては
まあ何かを発信する自分から発信することで 興味を持ってもらってこの人いるよね例えば植水というやつがいるよねということで知って
もらったと 例えばわかんない100人が僕を知っていて99人が嫌いだけど1人が僕のことを
なんかこの人面白いねとかこの人いいねと思ったかもしれないというパーセンテージは何パーでもいいんだけども
結果誰かが自分を気にかけてくれていると状況があり人間関係が発生するとここまでが一つ目の段階であると
ここから人間関係が始まるわけですけども 次のフェーズに行くとこのインターネットって
すごいクローズドな感じしませんかコミュニティとかもし入っている方いらっしゃれば 肌感覚としてもわかると思うんですけども
リアルなねオフラインの人間関係よりも 閉じている知らない人がポンと入りづらいようなそこの中の人にしか通用しないような
そういう結束感とか閉鎖性があるというふうに思うので思いますどうでしょうか僕は そのように思っています
なので入り口はあれだけ都会的だったのに入ってしまえばめちゃくちゃ集落的であると なので
ここで急に戦略を変えてリスクを誰かに好かれるってコミュニケーションではなくて誰からも嫌われない ようなコミュニケーションするように心がけないと危ないとですねこのコミュニティに入る
ところまで個性全開で入り口突破しましたオッケーです でそこからもそれで行こうとすると今度嫌われたりするので
そして閉鎖された中で学校としてですよねそのその中のごく一部の人はもしかしたら そのカーストの上位に食い込んでいくかもしれないけども大多数はあの人迷惑だよね
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あの人うるさいよねあの人滑ってるよねっていうことで 排除をされるようなそんな思いっきり排除されるかわかんないけども
そういう空気に晒されるというふうに思うんですよね まあ最初らへんに僕は自分の性に合ったコミュニケーションスタイルでやっていけばいいんじゃ
ないかというふうに言ったんですけども そういう時代でもなくなってきているなぁと思って
みんなね インターネットつながって
まあ高齢者の方はちょっとわかんないですけども今の30代とか40代以下とかですね 基本SNS何らかのSNSやってるのかなというふうに思うんですけども
なるべく誰からも嫌われないだけでもダメだし ちょっと尖がったことあって誰かに嫌われるけど誰かに使えるだけでもダメっていうね
入り口ではリスクをとって誰かに誰かの注意を引くような誰かに興味を持ってもらえる ような個性を発揮するんだけども
つながってからは大人しくしておくというそういう バランス感覚みたいなのが今求められているんじゃないかなと思いますねそういった意味でね
めちゃくちゃコミュ力が問われる時代に来ているなというふうに個人的には感じています 僕はですねあの
人に嫌われるタイプであるのであまりコミュニティに入れてもらえるところまでは あのすごいありがたいですがそこから先ですねなかなか活発に
アクションできないというかですね つい人の迷惑になる前と思うと存在感を消すとかね発言しないみたいな形になって
しまって 急に存在感がなくなるタイプですね
まあそれが課題かっていうと そんな困ってないので課題ってことでもないんですけどもという事実があるという感じですかね
皆さんはどうでしょうか誰からも嫌われないってことが得意かそれとも誰かに嫌われる けどもちょっと個性出して
誰かには結構好かれるんだよねみたいなそういうタイプか いずれにしてもですねその両方をまあある程度のバランスで求められる時代に来て
しまったという感じが僕はしています 本日は以上ですまたお会いしましょうさよなら
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