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毎度黙れ、ヤドロクでございます。お気に入りでございます。お元気ですか?言うてね。
言うておりますけども、入学式は何やら終わったんか?今日か?わからへんけどね。
ちょっとね、天気の方も持ち直しておりますが、徳島、阿波の国というんですか、そんなところに住んでおりますけどね。
毎日毎日お前、何か喋ることあるのか?言われたらね。そんなやらへんにやわ。言うてね。笑ってごまかしてるんですけど、いつもね。
いやまあ、何て言うんでしょう。最近ですよ。ニュース読んだりですよ。よそのポッドキャスト聞いてはおもろいな、おもたりね。
そんな日々を過ごして、合間にパン焼いてたりとかするんですけどね。
芸能ニュースなんか見ておりますとですよ。芸能ニュースと言うんかな。普通のニュースもそうなんですけどね。
要は誰と誰が好きようてるとかね。この人はこんなんしてる女の子どうじゃとかね。
なんかそういう色恋と言うんですかね。色恋と言うてもいいやらわかりませんが、
昨今そういうのもね、秘めたとかしのんでとか言うようなことやのうても、どこらともうカメラが追いかけてくると言うんですか。
週刊誌が追いかけてきて、芸能人もそのしのんでというような楽しみっていうのはないんでしょうね。
近頃やったらもう撮られるじゃ撮られんじゃのドキドキと言うんですか。
そういうのはスリルがあって、それはそれでええんじゃないかというようなことを楽しんでるおられる芸能人の方たちは結構いたるんちゃうかなと言うともね。
自分の家の中でもしのんでるという人がおるというようなお話があるわけでございます。
そんなお話したいなと思っててね。いろいろ芸能ニュースの話題は持ち上げられへんけども、
なんぞないかと思ったら米朝首相のお話の中にね、炎症話というね。
いわゆる下ネタとは言わんのでしょうな。今どきはもうインターネット開いたらもう全部見えてますがな。
あんま見たあかんでね。なんかあれ見たら頭悪なる言うとったで。
とっくに悪いから今なんぼ見てもええんでしょうけどね、僕なんかはね。
そんなことで、やっぱり何でしょうね。
時代の中でその後腐れのないお話というんですかね。
誰にも起こり得るどこにでもあったお話。
これもある意味当時の芸能ニュースに近いようなものかもわかりませんけど、
そういうお話が残ってるということで、骨董屋というお話なんですが、
大きな道具屋骨董屋のご主人、最近自分どこへ若い女中さんが来たというので、
早速目をつけまして、隙を見てはくどくんです。
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はじめの間は受け流していたんですけども、だんだんしつこなってきて、
こんばんはお前と来るぃ、忍んで来るぅと言われてね、さあこらわりましたがな、
どうしたらええやろう。ご主人、そんなに恥かかすわけにもいかんし、と、
狼さんに打ち上げた。
まあ、何かいな。うちの親さんそんなこと言うてんの。
あのすけべ親父はほんまに何と言う。
ああ、よいなあた、かまへんかまへん。
あのな、はいはい言うといて、あんたきょうわての寝床へ来て寝なあれ。
ほんで、あてかわりにあんたの寝間で寝てるさかい。
そんなことになってるとは知るまへん。
ご主人のほうは、ほっそりしのんで女中さんの寝間へ。
こっちは待ち受けて待ってますさかいに。
さかいに、すなわに受け入りよる。
なあ、や、やっぱり女は若くないといかんわい。
若い女に限るなあ、うちのばまとはえらい違いや。
と言うと、下から弟子の横面をパーン、はりとばした。
びっくりして、な、なんや、何するんや。
あんた、骨董屋の親父してて、新しいか古いかがわからんのか、
というようなお話がございましてですね。
わかりますか?
ええ?
ええ、なんかもう、ここで終わってんねんね。
こういうお話で、このあと、なんかしっちゃかめっちゃかやとかね。
親父さんが正座させられてというようなことっていうのは、
もう人の想像力にまかしてるというね、ことですよ。
今みたいに、このあとこいつをもうね、
社会的に抹殺するようなところに行くとか、そんなことはないんですよ。
ここまでのお話なんです。
噂話も井戸端会議と言うんですかね。
そういうものもね、そこまでのお話なんですよね。
いいと思いますね、こういうのって。
僕はなんかここで止まってんのがよろしいなというふうに、
思うわけでございますよね。
その、何やろうね、奥さん方が、あそこの骨董屋のご主人こんなんやって、
テンションやな話が広まっていって、きゅっとまとめたようなもので、
これでワッとニヤッと笑ったりね、ちょっとドキッとしたりね。
こういうのが話し家のお話で、寄せに行ったら聞けるんでしょうな。
テレビなんかではできへんねんね。
なんでこれができへんのに、インターネットであんな全部見えてんねやろ。
わからん。それはわからんって言うでね。
いろんなお話、短い話なんですよ。
何かやりとりと言うんですかね、井戸畑家人の奥さんの二人。
あんな、何?この町内でな、
ご弟子以外に男もってはる嫁さんが、三人もいてまんねやって。
さよか、後の二人誰かしら?
みたいなね、後の二人というお話なんですけど短いですよ。
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すごいよね、この話。思いません?
なんか奥さんが噂話でね、この町内で自分のご主人以外に、
彼氏ですわな、男ですわな、これを持ってる奥さんが三人おるって言ったらね、
聞いてた奥さんが、後の二人誰かしら?ってね、自分が入ってるわけですね。
これは説明せいな、ピンとけえへん人もおられるでしょうが。面白いよね。
こういう短いお話を上手に話せるという人がなかなか減ってるんだそうです。
ひけしのかかというようなお話もありますね。
酒屋で立ち飲みをしてた男が、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーンという反射の音を聞くと、
残った酒をくーっと飲み干して、
おい、早くと勘定して、急ぐねえな、なもや。
うら急ぎおりますねえな。
おお急ぎやねえ、今反射が鳴ってるやろ。
はあ、ほな、あんた消防の方の方で。
いや、わいの女子がひけしのかかや。
わかりますか。
火事やからね。
ガンガンと鳴ったら火事やというお知らせでした。
昔はね、火事になったら反射、反射が残ってる町内なんかもありますね。
火事となるとその反射をジャーン、ジャーンと鳴らしてね、
火事ですよというのを知らせる鐘ですわな、実際ね。
反射という意味で半分の鐘と書きますからね。
そういうのでね、バンバンと鳴ったと。
酒飲んでたのをぎゅっと飲み干したからですよ。
急ぐね、今春から。
反射が鳴ってて急ぐということはこの方、ひけしの方、
消防の方かなと思ったら、
いわゆるひけしの方、火事のときは出ていく、
その間に女房が家に一人おる、
自分の女は男やということですわね。
そういうお話というか、この炎症話という、
こういう短いお話が多いんですね。
面白いなと。炎症話の炎、
あでやかというような文字を書きますけども、
色があるというんですかね、今どきの、
いわゆる霜のお話というんですか、
インターネット開いてもテレビ、
テレビはね、最近厳しなりましたけども、
インターネットなんていうのはもう、
色気もクソもないですな。
なんかそんな感じしますわな。
それからしますと、
想像力というんですかね。
なんかそんなのがあるような気がしますね。
古典の中の一つで、これも、
人間考古をやった米朝首相が、
多分古い文献からかけ起こしたようなものというんですか、
復活させたものの中の一つかもわかりませんし、
伝わってたものかもわかりませんね。
そういう落語を聞かせてもらってからね、
もう一回古典落語とか、あまり人がやらんもの、
テレビではできへんようになったものとかね、
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そういうものだったら面白いなと思って、
読み物として神方落語のお話を読ませていただいたりするんですが、
なかなかこれがうまいこと、
落語化ちゃいますからね、
なかなかうまいこと読めへんのだ、
だから空気感というのがなかなか伝えることできへんのですけど、
できればね、僕が見てるサイトというんですか、
これもお知らせしておいたほうがいいなと思うんですけども、
神方落語の音声を全部が文字起こししたようなものというんですかね、
正規末廷というんですかな、
神方落語486円目というようなホームページがありますわ。
もう丁寧でございますね。
僕の好きな桂市役所の落語家なんかも、
ものすごい載ってたりするんですよ、
神方落語めっちゃ。
五順音順になっておりましてですよ、
米朝市長のは米朝市長のって分かれてるものもあったりとかしますしね、
市役所のものもあったりします。
これはもうありがたい。
いつもこの朗読のときには、
これを見さしてもて、
誰がどこで何月何日にやったもんやね、
というようなことが載っております。
僕の大好きな地獄幕形亡者の戯れなんかも上中下とね、
ちゃんと台詞に起こして、
台詞というんですかね、
ちゃんと言うた言葉そのままにね、
だから神方の方言というんですかね、
話しか言葉というのか、千葉言葉というのか、
そういうものをその通り聞こえた通り書いてあったりするんですよね。
その辺がちょっと面白かったりしますよ。
できればこのページも見ていただきたいなと。
またリンクを買ってながら
貼らせてもらおうかなと思うわけでございますけど、
みなさんもね、関西の方は読みやすいと思いますけど、
関東の方、それ以外の地方の方というのは、
これ読んでも何のこと言うたのかというと、
結構注釈ついてたりするんですよ。
こういうことですとかね、こう書いてますけど、
こういう言葉をこういう風に言うてます、
みたいなのが書いてあったりすることもありますね。
ぜひこういうページも見ていただきたいなと思うわけで、
その中からあげて読んでたりすることが多いので、
青名というようなものとかもね、
市役所長の青名を聞いて、
物真似までは行きませんな、なかなかできませんけど、
そういうのをやらせてもらったりね。
なかなかね、このね、勢いというんですか、
短いお話しだったら読んでちょっと体に入れてっていうのはできるんですけど、
長いお話しになるとやっぱりもう朗読という感じが出てしまいますね。
文字読んでるなというような感じが出て難しいなと。
なかなかこれを声優さんとか上手にやらはる方おられますね。
あれも練習してんのかな、すごいなという風に思うわけでございます。
たまにはこういうのも入れるとね、
お前、お前、日々の話ばっかりでお前、
急におっさんがパン焼いてたりとか、
お前悩めんというような方がおられたら、
たまに困難もしてますねというようなことでございまして、
本日は短いながらね、
炎症話というようなお話、
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艶のあるお話ですな。
下ネタとまではいかんのでしょうけどね、
全然できるお話ばっかりなんですよ。
でもお聞いてる方の想像力が大事というようなお話のことでした。
なんかニヤッとしてまうよね。
いいと思うんやけどな。
皆さんもぜひね、
炎症話結構載ってますね。
米朝首相の炎症話がね、
もう余計載ってありますわ。
好きなんですよね、これ載せてる人。
それでは失礼します。