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2024-12-11 20:19

#42「おーお きれいなハーモニー」

和音の名付け親である父が、先日、17年ぶりのコンサートを開催。そこで、和音の名前の由来を知ることに。父の愛情をまっすぐ受け取らないツンデレ回。 \お便り募集/ SpotifyのQ&A「このエピソードについてどう思いますか」、もしくは、運営Studio HICCHOのWEBサイト「番組へのお便りはこちらから!」へ、番組へのコメントやお手紙、ご相談などお気軽にお寄せください。いしだまと和音が喜びます。 https://studiohiccho.com/

サマリー

このエピソードでは、栗原家の父親が40年ぶりにバンドのコンサートを行ったことについて語られます。ハーモニーという曲を通じて、親子の絆や自己理解が考察され、父の歌がもたらすメッセージや思い出が紹介されます。また、家族間の深いコミュニケーションも描かれています。さらに、家族のそれぞれの役割や音楽の表現方法についても触れられ、栗原家のユニークな家族像や、親の音楽活動が子供に与える影響が表現されています。

栗原家のコンサート
ギャップトマッチ。年齢も性格も趣味も異なる石玉と和音の2人が、日常のあちこちからギャップや共通点を見つけ出す番組です。
あのですね、最近すごい記念すべき日があったんですけど、私のというより、私の父の記念すべき日がありまして。
いいね。私、栗原家の家族の話聞くの大好き。
はい。栗原家の話、時々してるんですけど、父が大学時代からバンドをやってまして、大学の時のバンドメンバーと、もう40年ずっとやってて。
と言っても、常に活動してるわけじゃなくて、私が子供の時は、毎年夏に熊本のスタジオがあるところに泊まりに行って、スタジオで演奏とか練習してましたね。
すごくない?それミュージシャンレベルじゃん。毎年そこにみんなで合宿に行ってるみたいなもんでしょ?
そうそうそうそう。
それ、世代がちょっと出るかもしれないけど、私クラムボンっていうミュージシャンすごく好きで、
クラムボンっていう3人3ピースのピアノボーカルの人とベースとドラムのバンドがあるんですけど、その人たちもおぶち沢ってとこに毎年集まって合宿とかしてるんですけど。
すごいそれみたい。お父さんめっちゃかっこいい。
ありがとうございます。娘から見る目とね、私から見る目また違うんですけど。
そうだよね。
私が子供の時っていうと、まだ父も30代なんで、働き盛りだけど管理職じゃないんですよねまだ。
一緒にバンドやってるメンバーも同い年とか一個違いとかだから、まだ仕事が忙しいとはいえ校長先生になってるとかじゃなくて、
そのバンドメンバーは教育大のメンバーなんで、学校関係に勤めてる方が多くて、だんだん研修処人とか学年なんちゃらとかわからないですけど、
役職がついてくると忙しくなって、あんまり練習で集まることもなければコンサートすることもないっていう感じが続いてたんですけど、
なんと一昨日?何日だ?一昨日かな?17年ぶりにコンサートをやったんですよ、父が。
17年ぶりすごい!
そう。で、コンサートも行ったんですけど、行ったらチラシが手渡されて、
ハーモニーの歌の影響
still doing itっていうのがイベントのタイトルで、まだやるの?っていうタイトルでコンサートしてたんですね。
でと、私にとってもちょっと一個わかったことが実はその日あって、で、父が来れるこの日って何回か聞いてくるんで、なんか行った方がいいんだろうなと思って。
そりゃそうだね。
で、もう一個言うと、受付してくれないかって言って、受付に行くと、誰々さんの娘さんらしいよみたいな、なんか受付でざわつくじゃないですか。
だしに使われてる気持ちになるから、それは嫌だなと思って、受付は無理みたいな。
想像できません?娘さん大きくなってみたいな。
絶対あるね。
絶対なるじゃないですか。
で、かずれの場合、どちら?って最初に聞かれるよね。
そのくだりが想像できるから、それには付き合わんぞと。
で、なんなら5分遅れぐらいで行ったんですよ。受付どころか。遅れて行ったんですね。
ただちょうど1曲目演奏してて、で、もうちょっとMCみたいな感じで父が喋りだしたんですけど、主に小高澄さんのオフコースの曲をよく歌ってるバンドなんですね。
だけど実はその前身があって、在津和夫さんのチューリップもよく歌っていたと。
で、この40年とかの間に嬉しいことがいろいろ人生の中で起きたんだけど、その1個は双子の子供が生まれたことですって父が言い出して。
で、実はチューリップにハーモニーという歌がありまして、おーあるなーみたいな。
で、私の名前かずれじゃないですか。
チューリップのハーモニーから多分来てるんですよ、私の名前。
わお!
っていうのが分かりました。
そういうことですね。
なんていい話なんだ。
で、どんな歌詞か知ってます?ハーモニーってチューリップの。
漏読は、歌詞の漏読はできないけど、どんな内容なのかは聞きたいです。
またみんな調べてください、聞いてる方。
で、なんかね歌詞めっちゃ良かったんですよ。
その父の話のくだりは置いといて。
ハーモニーって言ったら、なんかコラボレーション感あるじゃないですか。
人と人のコラボレーションみたいなイメージ?ハモるって感じがあるんですけど、
歌詞読んでみると、たぶんこの僕はって出てくるのが大塚蔵さんだと思うんですけど、
僕は一人で生きようとしてたみたいな孤独の話なんですね、出だし。
ちょっとどこまで引用していいか。
ドキドキしてるんだけど大丈夫かな。
ストーリー、ストーリー。一人で生きようとしてたっていうのから始まるんですけど、
でも当然ずっと生きてると、一人で生きていけないなっていうのが分かると。分かってきたと。
で、言ったら自分の中の絶対的な味方みたいな。
自分の中にもう一人自分がいたらいいのにみたいな話をしてるんですよね。
その後結局このハーモニーっていうのは、要はそういう自分の中のもう一人の自分がいて、
この二人がいたら多分もっと安心できたり勇気づけられたり力が湧いたりするんだけど、みたいなことを言いながら、
君と二人でみたいになるんですけど、もしかしたらこれって、
それこそ男女みたいな君とか、仲間相棒みたいな君じゃなくて、
自分の中の自分と自分がハーモニー奏でてるって歌なんじゃないかなと思って。
家族の絆について
僕には僕がいるみたいな歌詞なんじゃないかって私は思ったんですけど、どう思います?
今の概要だけ聞いてると、そういう感じするね。
なんか、それこそ今私自分と、ほら元年、生きていくぞ元年が来て、今言ってるみたいな感じの感覚を抱いてると思う、自分が。
自分が自分と出会って、みたいな。
なんかすごい、そんな感じだとしたらすごくいいね。
めちゃめちゃ調べたんですよね。
歌謙さん、ハーモニー、イーミーとか。
もう、ウケるね。
インタビューとか調べたんですけど、
めっちゃ調べとる。
出てこなくて。
何でもほら、インターネット界隈に情報が乗り始める1990年代以降より前の情報ってそんなにないからさ、今はまだ。
私は結構これね、どういう意味にとってもらってもいいよみたいな。
歌なんてそんなもんですけどね。
そんなもんなのかもしれないんですけど。
てっきり和音っていう、和音っていう名前にどんな意味が込められてるのかなとか考えてみたりして、誰かとコラボレーションするとか協力するとかっていうイメージ持ってたけど、
このハーモニーっていう歌は結構自分と自分のハーモニーの話なんじゃないかなと思って、よかったです。
すごくいいね。
本当に自分も自分と不協和音を奏でるみたいなことよくあるじゃない。
なんでこんなことしちゃったのかなとか。
本当によくあるけどさ、なんだろう。
そういうふうに自分がしたことが自分の中でも気持ちがいいことなのだとしたらすごくいいね。
大塚蔵さんって自分で歌詞考えて、自分が一番自分の歌詞好きじゃないですか。
自分の感が一番反映できるんだから。
自分が弾いたピアノ、一番表現したいもの表現できてる。ギター。
自分の歌詞、自分のピアノ、自分のギター、一番信頼できるじゃないですか。
それが自分の中にあるってすごい。
一番信頼してるアーティストが自分だっていう。
これ頼もしい感覚だと思うんですよね。どうだろう。勝手にそう思ったんですけどね。
面白いと思う。
私はやっぱり何かを前にして、その人が何かを見るときって必ず今のその人がその対しているものに対象に対して映ってるって思うんだよね。
だからそのハーモニーっていう歌を前にして、そういうものが今映るんだとしたら、カズネの中にそういうことがあるんだろうと。
そうですね。
思います。
本当そうなんだと思います。
そのコンサートの話に戻ると、歌い終わって。
で、歌う前にハーモニーいますか?みたいな会場で何か聞いてきて、一番後ろに座ってて、一応手を挙げたんですけど、みんながバーって振り返って。
で、歌い終わった後もハーモニーでした!って手を刺されるっていうのがあり。
今日も何か、何て言うんですか、父がカッコつけてるなぁみたいな。
絶対いい父親じゃないですか。
娘を愛するいい父観が最大限ホールに表現するにはこれ以上のやり方あるかって。
もういいね。まさに娘の眼差しだね。
そう。
最高。めっちゃウケる。
本当にそうだね。
だってね、これ父が聞いてたらマジでまずいこと今から言うんですけど、
あなた40年で孫生まれたじゃんって。
普通とかないんですけど、最近の出来事話すじゃないですか。
実は最近孫が生まれまして。
で、みんながまた、え、おじいちゃんに見えないみたいな。
2人もありじゃないですか。
なのに、34年も前の話をまだしてるんだっていう。
娘の眼差し、会場で唯一の見方をしてましたけど。
それはすごくいい副音声だと思います。私は。
めちゃくちゃ面白いな。
なんていうか、やっぱ人間って可愛いですね。
なんていうの、お父様がそうやって間スローペースになって、
短期的な視点で見ると全然接触がないから途切れたように見えてるかもしれないんだけど、
ぐーっと引きで見ると点滅のスピードがゆっくりになっただけだよっていう感じで、
そうやって点滅し続けて継続して、今に至っている音楽をやり続ける仲間がいてっていうこととかと、
そういうのをまた人前でやろうってなった時に、そういう時に出てくるお父様の一面みたいなのがあるわけじゃん。
そういうのをやらないと出てこないお父様の一面みたいなのがあるのよ。
そういう一面が出てきた時にだけ出せる自分の喜びとか、こういうことを言えるみたいなこととかもあるわけ。
なんか人間って豊かだし可愛いし、なんかもうへへへって感じだね。
でも本当に手のかからない親だなっていうのは思ってて。
親の音楽活動とその影響
手のかからない親。
よくあるじゃないですか、子育てしててお母さんとかお父さんがすごい我慢してたとか、お金をあんまり使わずにひたすら仕事してくれたとかいうパターンもあるじゃないですか。
そうだと私も、なんかこういうのたまには旅行行きなよとか、こんなの買ってあげようかとかってなると思うんですけど、
ちゃんとそうやって、自分でコンサート開いて拍手を浴び、祝福の声を浴びっていうのをやってる親を見て、本当に手のかからない親だなっていう。
ありがたいなと思いました。
楽しそうに生きてくれてて、だから私も私のことに専念できる。
親楽しんでるかなとか、ちゃんと自分のためにお金使ってるかなとか、たまには日晴らしに旅行行ってるかなって思わなくても、まあ十分やってくれてて、自分で助かります。
そのライブはハーモニーじゃん。
ハーモニーはかずねじゃん。
ハーモニーじゃないもう一個別の歌とかあるわけ?
いい質問。本当にいい質問。
実はですね、基本オフコース、尾高澄さんの歌のカバーをやってるんですけど、多分一曲だけオリジナルソングがあるんですね。
で、なんとかの調べってタイトルに調べがついてるか、歌詞に調べが出てくるんですよ。
私の双子の姉の名前調べなんですけど、子供の中に思ったんですよね。
なんで調べの名前しか出てこないの?この歌っていう。
なんでオリジナルソング姉の名前しか入ってないんだよって思ってたんですけど、それもその当日わかって、
ハーモニーって歌があったからすでに調べの歌を作ったんだっていうのが後にわかるっていう。
あります。オリジナル曲。
そうなんですね。おもろ。
なんか私こういうファミリーツリーっていうか、そのお家の本当に枝振りがそれぞれ異なる美しさみたいなのをちょっと見せてもらうと、本当に胸が震えるぐらい美しいなって思うんだけど、
なんか栗原家は枝々が各自お好きにメキメキと伸びておる感じで素晴らしいですね。
お好きにねそれぞれにね。
素敵なことです。
これしかしなんだろう、なかなかそんなに経験しない経験だよね。
ないですね。
子供の時っていろんなことわかってないから、お父さん歌うまいんだなとか、バンドやってるお父さんとかそんな周りにいっぱいいなかったから、趣味があっていいなと思ってたんですけど、
大人になってそれこそ石玉さんとかに出会うと、同じように音楽やってるっていう、このフレーズにしちゃうと音楽をやっているっていう一個の同じ言葉になっちゃうんだけど、
どんな風に音楽やってるかが全然違うなと思って。
だから父は多分集まってステージに立つことが多分好きなんだと思うんですよね。
スポットライト浴びてハモったり、パフォーマンスが好きっていうか。
でも石玉さん見てるともっとこう、表現してるなとか、自己表現だったりとか、生きてることとかなり近い歌っていることが。
人によっては、世の中に何かを届けたいっていう人もいるじゃないですか。
本当にみんなそれぞれだよね。
これを通して何かを伝えたい、何かを変えたいみたいな、そういう活動の手法として音楽を選んでる人もいれば、
自分の表現方法がたまたま歌だったとか、歌ってないと生きてる心地がしないっていうか、歌ってると生きてる心地がするみたいな感覚で音楽をやったりとか、
何か想像性っていうのを出す方法が音楽だったとかある。
父は多分、やってること自体が好きっていうか。
家族のストーリーとリスナーへのメッセージ
言ったら飲み会でフリップ芸するのと同じだと思うんですよ。
飲み会でフリップ芸。またすごい飛躍の距離だな。おもろ。
学校の先生って忘年会絶対するんですよね。
あーそうだよねそうだよね。
先生に限らないかもしれないんですけど、まあよくスケッチブックを年末になると買ってきて、父が。
まあ仕込んでたんですよね。いろいろね。
おもしろいね。
それとそう変わらないんだと思います。
なんかさ、私も本当にひとんちの家族の話聞くの本当に好きなんだけど、栗原家ほんと面白いわ。
なんかみんな、なんていうの。それぞれ人だよね。
何ですかね。
面白い。それぞれの人たちがたまたま人生の時期でこういう役割も担うをやってるみたいな感じがすごいする。
面白い。その割合ってさ、人によって結構違うじゃない?状況によっても多分違うけど。
でも確かにお父さんとかお母さんっぽくない感じはあるかもしれないです。一人の人間って感じは強いかもしれない。
すごいそういう感じする。
というわけで、皆さんの家族ストーリーもあればぜひぜんぜんお便りを取り上げなきゃぷと町なんですけど。
いやいやそんなことないよ。取り上げてるよ。全部読んでるよ。全部読んでる。
ぜひ感想でも皆さんの家族のストーリーでも聞かせてもらえればと思いますので。
取り上げて読める。全部が読めるわけじゃない時もありますけど、全部読んでますから。本当家族の話とか聞くの大好き。
特に名前の由来とか言ってもらえると面白くなるかなと思いますので、送ってくださる方はこの番組を運営しているスタジオヒッチョのウェブサイト、番組へのお便りをこちらから送っていただいてもいいですし、
Spotifyで聞いてくださっている方はこのエピソードについてとかコメントみたいな欄があるかと思いますので、そちらに送ってもらっても構いません。
本当に人が書いてくれた言葉とか綴ってくれた、ちゃんと心使って書いてくれてるものを受け取ると、いついかなる時も嬉しい。
あとこのリスナーの皆さんが振ってくれるからこそ、そういえばそのテーマ喋ってなかったみたいなのがあるかもしれないんで。
本当ですね。前回のモテとか本当にまさにそうですよ。全くタッチしたことない。
よろしくお願いします。
ギャップとマッチ。お届けしたのは石玉とカズネでした。
聞くほどに心がほぐれ、何かとの境界線が解けて、ちょっと豊かな気持ちになりますように。
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