SBI証券のウェブサイトの問題点
ふて寝するほど話したい、この番組はシステム開発25年の株式会社プラムザが赤坂より開発現場の今と本音をざっくばらんに話していこうという番組になります。
進行は私鴨志田と、代表の島田と、賑やかし役の辰巳です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
さて今回のタイトルですが、令和に残る最古の真休、SBI証券のサイトはいつリニューアルされるのかというタイトルになります。
これはまあ早速言ってしまってよいんですかね。このタイトルを挙げていただいたのは島田さんというところで。
おそらくこのSBI証券のサイトというところになっていますが、そこから波及して業務システムはこういうところを気をつけていけたらいいよねというところも含めて話していけたらよいのかなと思っております。
では島田さんどういったことなのかちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。
個人的にSBI証券を使っているんだけど、最近は全然都市信託しかやっていないので、ニーサで都市信託しかやっていないので、ほぼほぼ使うメニューはないんだけどね。
一時期は現物株をやっていたので、それでも国内株式とニーサとかほとんど使うメニューは少ないんだけど、とりあえずメニューがめちゃくちゃ多いんだよね。
このポッドキャストなので画面が共有できないのが残念ではあるんですが、今この3人には画面をちょっと共有して見てもらっているんだけど、
ざっと国内株式っていうところのトップを見るだけでも、押せるところは40くらいあるのかな。
よく見ると同じようなことがたくさんあって、例えば取引っていうメニューは一番上にもあるし、3段目くらいのところにもあるし、中段にもあるし、
左の方の取引の流れとかっていうこのプラスボタンを押すとまた取引が出てくるんだよね。
しかもど真ん中に初めての方へとかありますね。結構それ最初の方に必要じゃねって感じですけど。
そうなんだよね。初めての人はやって、それ初めての人は見るかもしれないけど、ある程度使うようになったら絶対見ないんだよね、もうね。
見ないですね。
中段というかほぼ上の方に広告みたいなの入っているのがありなんですかね、これは。
いやー邪魔だよね。
邪魔ですね。関係ないですね。完全に広告ですね。
そうなの。
ブリリア、駆動産ですよね。
しかもこれ社債だから一応国内株式ですから、でも債権じゃねとかなんかいろいろなんか考えることも無理ですよ。
うん。
投資新宅のバナーもあるし、なんじゃこれになりますね。
そうなんだよね。
基本的に何かやろうと思ってきている。本当の初心者はね、分かんないかもしれないけど、もう何回か使っている人は自分でやりたいことははっきり分かっているわけなんで、さっさとその画面に行きたいんだけど、これね結構迷うんなんだよ、未だに。
確かに。
なんでこうなっちゃうんですかね。
なんでこうなっちゃうんだろうね。
ユーザビリティの視点からの考察
僕もそれAIに聞きながら見てましたけど、一番はサービスの性質上どうしても情報を伝えてないっていう状態が多分危険なんですよね。
それで損しちゃったみたいな、それでミスしちゃったみたいな、特に初心者に対してっていうのがあるから予防線を張りまくっているっていう説が一つあるって感じですかね。
なんか官僚の話し方みたいな感じで、不備ないようにとりあえず情報量をたくさん詰め込むみたいな感じの。
そんな感じな気がしますね。
役所のサイトとかそういうことが多くてですね、文字でガンガン説明してあるみたいなね。
なんか少し経緯が違いますけど、セブンイレブンとかのコンビニのドリンクコーヒーの出てくるやつとかにもボタンの解説めちゃめちゃあって、あれはこうしてください、これはこうしてください、これはできませんみたいなめちゃめちゃ書いてあって。
それに近いものを感じますね。
UIの設計が失敗しているのは直感的じゃなくて。
ユーザビリティというよりそこを重視しているとこういう形になるっていうところなんですかね。
確かに言ってないと後で怒られるっていうのはあるんだけど、そういうレベルじゃない気がするんだよね、これね。
多分これはですね、全体設計ができてなくてですね。
一時期本当に使いにくかったのがエキネットっていうのがあって、よく自分は試験出してたんだけど、悪いUIの見本みたいな感じで言ってたんだけど、最近直ってきたんだよね。
まあ遠いまだまだなんかって感じですけどね。
まだまだダメなんだけど、一時期よりは良くなってきたんだよね。
ああいうのも多分仕様書を初めに作って、紙ベースで作っていって、作っている本人はね、エンジニアは使いにくいなとか、
なんでこれを一番初めに戻らなきゃいけないのかとかっていろいろと考えると思うんだけど、そういう現場からの意見は一切上がるルートがないと。
初めの合意を得た仕様通りに作っていくっていうね。
そういうのはあるんだけど、SBIとかこれはそういうレベルじゃなくて、とにかく思いつきでどんどんメニューを増やしていったみたいな。そんな気がするんだよね。
なるほど。ではあれですね、最初にそういったところから設計していないで、とりあえずこうある種、つぎはぎのような形でメニューを増やしていくと、こういった画面になりがちってことなんですかね。
そうね。基本的には上の画像に戻りたくない。自分がいるところよりも上の画像に普通は戻らないと思うんだけど、メニュー入っていくとそこからまた斜め上のところに移動できたりするんだよね。
この辺が非常にですね、なんかやっつけ仕事というか、行き当たりばったりメニューを作っているような気がするんだよね。
流れというより、とりあえず項目があればっていうところですかね。
そうそう。関係するものは全部こうメニューとして入れとけみたいなね。
まあでも確かにその取引のメニューがいくつもあるっていうところも、なんかそこにそういうのが感じますよね。とりあえずここを置いておけばよいだろうみたいな。
この取引のプラスボタンを押すと、取引括弧取引所、取引括弧PTS。PTSはわかる人はわかるんですけど、なかなかこれ初心者が理解するに相当だと思うんですね。
やっぱり直感的なUIというか、システムの設計というところとUIの設計を完全に切り離してしまったりだとか、直感的なUIを見てちゃんとわかるという状態にしてあげないと、なかなか困るかなって思いますね。
多分ほとんどの人は自分が言いたいことって割と少ないと思うんだよね。株式投資だったら株式投資だし。
株買う、売る、それだけだと思います。あと名柄探すっていうのも、証券会社に来るまでにもうこれ買いたいっていうのは決まってるはずなんで、だから大体そこまで複雑にする必要ないんじゃないっていうのもありますよね。
デイトレとかやってる人はそういう画面が必要なのかもしれないけど、ほとんどの人はそういうことはやらないかな。
そうですね。本当にデイトレする人はリアルタイムの板紙でいる別のアプリがあるんで。
ウェブ上でやらないんですよね。そういう意味ではもう少し初心者、中級者、上級者に分けて、それによってメニューを分けるだとかっていうのは一種必要かもしれないですね。
確かにメニューの切り分けみたいなこととか最初のある種簡単でもいいんでヒアリングみたいなところで絞って出せば綺麗には見えそうな気がしますよね。
マイメニューって言うと、これ自分でメニューをカスタマイズできるのかな?使ったことないからわかんないけど。
いや、できないはずですね。
僕もSVDIはヘビーユーゾーンでわかりますけど、できたらもうちょっとマシになってるはず。
でも本当ここまでで作り込まれちゃうと直すの大変なんだよね、多分ね。
リニューアルの方向性
そうですね。
でもこういったことを避けるためにどういう設計をすべきなんですかね?ちょっと難しい質問かもしれないんですけど。
もうこうなる前に一手を打つべきだね、やっぱりね。早いらっかりで。
今となったらどうすべきなのか。またこれメニューを大幅に変えると怒られるでしょ?絶対ね。
多分出てるものはおそらく必要な情報とかメニューではありそうな気はするんですね。詰め込んでるっていうところも含めて。
どうなんだろうね。
もうそれで言うとですね、証券会社って多少の手数料とかの差異はあるけど、買えるものはほぼ変わらないんで。
UIの優れた証券会社に切り替えるっていうのが一番なんじゃないかなって思い始めてきました。
他にあるんで。外資系の新進企業の会社がたくさんあるんで。
おすすめなところはあるんですか?
僕はそうですね。ムーム証券ってところとかは結構好きですし、あとはブルーの証券ってところもありますし、あとはIG証券。
斎藤はじめがCMに出てましたよね。ああいうところとかは僕結構好きですね。
でも僕もSBIから切り替えるのが面倒くさくてやってないですね。アプリは持ってますけど。
ああそうなんだ。
できて新しいとか新式Aっていうところもあるかもしれないけど、スマホのアプリとかを凝って作っているところはそこら辺綺麗な気はしますね。
そうですね。ネイティブドリブンというか、スマホで触ることを前提としているっていうのは結構優秀なアプリが多いかもしれないです。
UXのエンジニアは全く別のスキルが必要なので、我々もその辺はもしやるときはUXのプロフェッショナルに頼まないといけないからね。
こうやって作ってもいいものできない。
それこそ使いやすさとかUXっていう観点でいうと、ゲームの開発とかしてたエンジニアさんは結構強い気がしていて。
どうやったら飽きさせない、離脱させないか。特にスマホとかもそうですよね。ソシャルゲーとかもそうですけど。
そこら辺の経験がある人ってすごいそこら辺強いんじゃないかなっていう印象ですよね。
確かに。自分の知り合いでゲーム会社の社長さんいたんだけどね。最近付き合ってないけど、その人が本当に最悪のUIっていうのはあれだって言ってたね。
テレビのリモコン。あんなありえないでしょって言って。
なるほど。
ボタンが1から9、0まで並んでて、使わないボタンもあるとかって普通ありえないでしょみたいな。
確かに。
言ってたけど、ゲームの会社の社長はそういうところすごいよく見てるなと思ったね。
確かにって感じですね。
間違いないです。今見ましたけど。
でも未だに変わんないけどね。
むしろボタン増えてる気がしますね。
増えてますよね。
あれですね、証券会社のうきなみ、特に国産の証券会社こういうふうになるのは何でなんですかね。しょうがないんですかね。
でもそれって証券会社だけに限らず日本人特性の話かなっていうふうに思っていて。
例えばですけど、テレビのリモコンだけじゃなくてパソコンもそうですし、いろんな機能をペンこもりにするじゃないですか。家電とかって日本の。
改善の提案
炊飯器とかもそうですし、冷蔵庫とか電子レンジとか。
それはなんで、金融サービスに限らないく、日本人の文化的特徴なのかなと思いますよね。
詰め込んじゃいみたいなね。他のところでやってるものは全部詰め込むみたいな意識が働くのかもしれないね。
そうですよね。
家電なんかはね、最近やっぱり安いさ、家電がたくさん出てきて東南アジアの方のやつとかね。
そうですね。
それに抑えて、やっと日本の家電も機能が少なくなってきたっていうか、シンプルになってきた感じがするような。
バルミューダの劣化1未来のがたくさん出てきたって感じですね。
そうそう。
今回こんなところですかね。
SBI証券のサイトをリニューアルさせてもらえるんだったら打ち上げますよって。
確かに。
プラムザではUI、UXも含めて設計したりで必要があればプロにも依頼して実質量十分な機能システムを作っていけたらというふうに心がけておりますので、ぜひお気軽に相談からでもしていただけると幸いですといったところでしょうか。
SBIさんに限らず、証券会社の皆さん、UI改善したいということはお待ちしております。
お待ちしております。
本日はいかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたらフォローや評価をお願いします。
また、Xでも最新情報を随時発信していますのでよろしくお願いします。
システム開発に関するご相談がございましたら、公式ホームページからお気軽にお問い合わせください。
それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
