2022-10-08 30:11

99.【回古鏡】カメラは人の思い出も映し出す

藤子作品に数多く登場するカメラ型のアイテム。今回はキテレツが大百科を通じて現代に蘇らせた時間を超えて撮影可能なカメラのお話です。

実際にこの目で見たことのない景色、見ることのできない景色を、写真という形で見られたらきっと楽しいでしょうね〜。普段感じることのない、紡がれた時間の流れに触れられるとても良いお話です。 


【今回登場した作品】キテレツ大百科 


☆☆イベント開催のお知らせ☆☆ 

『PODCAST FREAKS』2023年3月4日(土) 大阪・難波にてポッドキャストラバーが集まり、触れ合えるリアルイベントの開催が決定しました!我々「すこしふしぎナイト」もイベント初出展!少し先になりますが、皆さん是非お越しくださいね。

後日、参加者の公募も行う予定になっていますので、参加してみたい方はご検討ください。

詳細は公式サイト、そして公式Twitteアカウントで随時発表されますので、登録をお願いいたします! 

公式サイト https://www.podcast-freaks.com

公式Twitter https://twitter.com/podcast_freaks

会場『FUN SPACE DINER』 https://www.funspacediner.com 


☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

藤子不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!

こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

【メールフォーム】https://forms.gle/Z85LeZT5ejUz5hDY9

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【Twitter】https://twitter.com/fushigi7110 /ハッシュタグ#ふしぎナ

00:04
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なんと今回で、99回目ということでね、ふしぎナイトの配信が。
おお。
おお。長いことやってきましたね。
まあ、そうですね。そんなに…。
通常回ってことですよね?
そうそうそう、そうなんですよ。まさにその言い方で、
通常回として99回目なんですね、今回。
うんうんうん。
なんで、このみなさんのお便りをね、こう読んでる回であったりとか、
がっつりね、この映画公開に合わせてね、
ネタバレありでしゃべったりしたやつとかは、実はナンバリングつけてなかったりするんで、
実はもうとっくに100回超えてるんですけど。
はい。
まあまあ、きりがいいのがね、迫ってきたっていう感じで、
第99回やっていこうと思いますね。
はい。
はい。で、今回はですね、思い出カメラというお話をしたいと思うんですけど、
はいはいはい。
えーっとですね、
まあ、コロスケとキテレツがいつものように、
ね、部屋でこの研究に勤しんでるときにですね、
はい。
コロスケが窓の外にある人影を見つけるんですね。
うん。
ほらほら、ちょっと来てみるなりってキテレツに知らせるんやけど、
まあ、キテレツはもう研究してるときはもうね、
それ1本なんであんまり気にしてないというか、
うん。
なんだよ、今忙しいんだよって。
うんうんうん。
で、外にいる人影っていうのが、
まあ、人影って2階なんで、キテレツの部屋は。
はい。
まあ、家の前の通りに立ってる人って感じなんですが、
うん。
こう、ひげをたくわえてサングラスをかけたおじいさんなんですね。
うん。
ちょっとまあ、ちょっと怪しい風貌というか。
まあまあまあまあまあ。
またあのおじいさんが来てるなりを、
じーっとこっちを見てるなりっていう感じで。
うん。
なんかまあ、このセリフからわかるように、
しばらくこのおじいさん出没してるっぽいんですよ、街に。
ああ、なるほど。
今回が最初じゃなくて、何回か来てる。
そうだよね、このセリフからするとね。
うーん。
なんでこの辺をうるつくのだろうかと。
うんうんうんうん。
対してキテレツ。
別に不思議はないだろ、足があるんだから。
まあ……。
うん。
うるつくだけじゃないなり、じろじろ見回してるなりを、
いいじゃない、目があるんだからと。
おおー。
クールなのか何なのか。
まあ、なんか相変わらずって感じもしますけど。
まあ、興味ないのね、正直な話。
うんうんうん。
でもコロスケは気が気でないわけですよね、この老人の存在がね。
うんうんうんうん。
で、こんなこと言ってるんです。
ひょっとしてあの犯人かもしれないなり、いや、きっとそうなりと。
うん?
で、これ話を読んでいくとわかるんですけども。
03:01
はい。
コロスケはこの老人を何かの犯人と疑ってるわけですね。
うんうんうんうん。
で、並行してですね、このおじいさんの様子を見に行ったコロスケは声をかけられるんです、子供に。
はい。
よう、キテレツいるかいって。
うん。
いや、相変わらず忙しがってるなりよと。
うんうん。
いや、あったな。豚ゴリラにみんなを集めろって言われてるんだよ。
怪盗Xのための捜査会議を開くんだって言ってる。
怪盗X。
この怪盗Xっていうのが今回のお話というかね。
はい。
出てくるサブキャラクターみたいな感じなんですけども。
はいはいはいはい。
怪盗X、それは近頃この辺りを荒らし回っているコソ泥の子となりかと。
おー、コソ泥なんだ。
うん、なんかまあ、泥棒が町に出没してて、正体がわかんなくて、
かつ、なんかちょっと怪しい感じのおじさんがね、おじいさんがあっちこっちに出没してるわけですよ。
うんうんうん。
これは怪しいとね。
うん。
わかった。我が輩キテレツの代理として出席するなりと、意気込むわけです。
おー、はいはいはい。
コロスケなんか来たってしょうがないんだけどなと、こぼされながらね。
えー、そんなことを言わなくたって。
で、まあ、子供たちが集まってて、そこでね、豚ゴリラが張り切ってるわけですね。
うん。
やつはアルセーヌルパンか二重面相か、風のように現れ、しかも誰もその姿を見た者がいないという、なんかもうちょっとモードに入ってねんけど。
うーん。
怪盗Xこそこの俺にふさわしい相手だ、みたいな感じでちょっと演説しててね。
ほうほうほうほう。
まあ、要は子供たちでそいつの正体を暴こうぜと。
まあ、結構やる気ですね。
まあ、そういう集まりをしてるわけですね。
うんうんうん。
で、こう割って入るんやけど、コロスケがね、我輩心当たりがあるなりって言うけど、全然聞いてくれないわけですよ。
うん、はい。
ギュンみたいな感じで、この横に避けられたりとかして。
うんうんうんうん。
子供たち流でね、子供たち流っていうか、もう豚ゴリラ流なんやけど、みんなで推理しようと、正体を。
うーん。
うん。
で、心当たりのある情報を言っていけって話になるんですね。
うん、はい。
例えば、じゃあ盗まれたものを言ってみようと。
うん。
俺はな、大事に貯めといたおやつをごっそりやられたんだと。
つまり、犯人はかなりの食いしん坊だと。
うんうんうん。
子供Aがですね、うちじゃあ親父のパンツを盗まれたんだと言います。
うんうんうん。
お前の親父?
じゃあ、犯人はものすごいデブなんだなと。
うんうんうん。
まあ、体格をここで予想するわけですね。
うんうんうん。
みおちゃん、あたしのヘアバンドを持っていかれたわと。
うん?
うん?
おしゃれなやつなんだなと。
うんうんうん。
で、子供Bね、兄貴の眼鏡を盗られた。
うん。
豚ゴリラ、犯人は金眼なんだなと。
うん。
06:00
子供C、赤ん坊のガラガラがなくなった。
豚ゴリラ、なんか幼稚なやつだなと。
うんうんうん。
そして子供Dがですね、靴を片っぽ盗られたっていうわけですね。
ほうほうほう。
なんだって犯人を片したのかと。
どんどんどんどんこの推理が、メイン推理がね、さえ渡っていくわけですね、豚ゴリラの。
うん。
もうこの時点でなんかもう、どんどん外していってるのがわかるんやけどね。
うんうんうん。
で、俺が予想して描いた犯人の姿をこれだみたいな感じで、もうとんでもないなんか子供の落書きみたいなのを見せられてね。
はい。
こんな男を探すんだみんなみたいな感じで、まあ豚ゴリラは張り切ってるからさ。
はいはいはいはい、そうですね。
まあそれを見てですよ。
ゲラゲラ笑ってるのがコロスケ。
うん。
全然見当違いなりよと。
うんうんうん。
デタラメに決まってるなりと。
うんうん。
で、コロスケはもう花からそのね、街をうろうろしてる怪しいじいさんを犯人やと疑ってるわけですね。
はいはいはい。
だからなんだと、じゃあ犯人はどんなやつだと言うんだと、積み寄られたら、
黒いメガネの白いヒゲのおじいさんなりと答えるわけですね。
あんなバカらしいインチキ推理で犯人が捕まるもんかなりと、一言余計なこと言っちゃうわけですね。
うーん、言っちゃいましたね。
うん。
黒いシルエットだけの豚ゴリラが映ってて、そこに一緒に。
はい。
次のコマでボロボロになってます。
まあ。
殴られたなりと。
そうでしょうね。
よくあるじゃないですか、目の周りが黒く塗ってあって、クマみたいになってて、片目だけ。
はいはいはいはいはい。
ちょんま毛はちょっとガタガタになっててみたいな。
で、キテレツのとこに帰ってきてね。
はい。
本当の犯人を見つけて、豚ゴリラをあっと寄せてやりたいなりと、泣いてるわけです。かわいそうに。
うんうんうんうん。
キテレツが作ってた発明っていうのが、まさに泥棒をなんとかしたいと思って作ってたものだったようで、ちょうど完成したと。
今回の発明がですね、「カイコキョウ」という名前で、いつも通り木でできてるんですよ、キテレツの発明っていうのはね。
まあまあまあ、はい。
形はカメラですよ。木ではできてるけども。
で、これを作ってたんだっていうことで、そのカイコキョウっていうのを見せてくれて、コロスキにファインダーを向けるわけですね。
はい。
あ、我輩の写真を撮るのかなり、ちょっと顔を洗ってくるなりと、ボロボロなのでね。
はい。
かわいいね。
で、ばっちりもうきれいに顔の汚れも落として、まげも整えてね。
はい。
撮っていいなりようっていうことで、ポーズを撮るんですけども、キテレツがカシャって撮った写真ではですね、先ほどのボロボロのコロスキが写ってるわけですね。
09:01
はー、はいはいはいはい。
これはね、お気づきの方もいらっしゃると思うけども、過去を写すカメラなんですね。
うんうんうん。
キテレツ曰くですね、ダイヤルを5分前にセットしたから、5分前のその光景が写ったと。
うんうんうん。
だからこの写真を撮って、なんかあのポラロイドみたいなのすぐ出てくるんですよ、撮ったやつは。
はいはいはい。
写真を撮った光景のちょっと前の時間とかが見れるという、そういう発明なんですね、今回のは。
うーん。
なのでこのダイヤルで、今5分前にしたけども、どんどんどんどんその幅を広げていけば、それだけ時間を遡った写真が撮れると。
うんうん。
これを使って、あの泥棒のね、痕跡を覆おうというわけですね、今回の話は。
はーい、なるほど。
実験してみようということで、さらに10分前にダイヤルを合わせてコロスキを撮影すると、何にも写ってないわけですね。
10分前にはまだコロスキは帰ってきてなかったから。
あーはいはいはい。
そうそうそう、あのー何?部屋の風景とか映ってるけども、そこにコロスキは立ってないと。
うんうんうん、なるほどなるほど。
で、もっともっとその遡ることができるみたいで、コロスキのリクエストね、10年前とかできるのかと。
うん。
もちろんできるということで、あのー家の縁側を撮影してみたらですね、赤ん坊を抱いているパパとママですね。
あーはいはい。
うん、来てるやつが生まれたばかりの頃なりねって。
うーん。
パパもママもちょっとまあ若いわけですね。
うんうんうんうんうん。
でもコロスキもちょっと楽しくなってきたから、どんどんこのね、遡ってみたくなって、ずっとずっと昔がいいと。
はい。
じゃあ50年前もやってみようということになるんですよ。
うーん、なるほど。
できちゃうわけですね、さすがですね。
うんうんうんうん。
で、えーと、もう一度同じ光景を映したんですけども。
はい。
あれ、家が映ってないなりとね、そうなるわけですね。
あー、ほんとだ。
50年前はまだただの草原というか草原だったことがわかりますと。
うんうんうんうんうん。
ちょうどあのあたりに大きな木が生えてたんだねとか言いながら、まあ自分の住んでる町のね、昔の光景とかがまあ見れて、まあそれはそれで面白いわけですよね。
はい。
で、いろんなところをまとって歩いて、なんかこの子供たちが遊んでたりとか、なんかこの今と全然違うねとか言いながら、まあ実験と言いながらいろいろ撮っていくわけですけども。
うんうん。
ちょっと楽しくなってるコロスケをね、こう静止してね。
はい。
実験はもういいからと、何のために作ったと思ってるんだと。
うーん、それはそうだ。
何のために作ったと思ってるんだっていうことで止めて、そうそう、カイトXを探すんだったと。
うんうんうん。
うん。
で、町に出ていくとですね、豚ゴリラが頑張ってるわけですね。
うんうんうん。
豚ゴリラが頑張ってるというか、前に子供二人を歩かせてですね、もっとしっかり探せと言いながらバッと振っていると。
12:04
あははは、はい。
探してるけどこんな男絶対いないよと、さっきの落書きみたいなスケッチを持ってる。
いや、いないよ。
で、横を通り過ぎながらコロスケは無駄な努力なりと吐き捨てます。
はー、はい。
いいよね、この辺りなんか。
うーん。
で、さっきの眼鏡を取られたお兄さんのところの子供の家に行ってですね、お兄さんの眼鏡を盗まれた時間と場所をまず聞くわけですね。
うんうんうん。
で、兄貴はこの部屋で寝てるんだ。時間はだいたい夕べのうちだったかなと。
うん。
ということはじゃあだいたい10時頃から始めようかとくりくりとネジを回してですね、盗まれたと思われるね、時間帯の写真を撮ってみるわけですね。
うんうんうんうん。
すると、まだその寝てるお兄さんの横に眼鏡があります。
はい。
そっからだから11時、12時っていうことで、少しずつこの時間をずらしながら撮っていくわけですね。
うん。
で、午前4時に撮った写真には眼鏡が映ってなかったんですよ。
あ、撮られた。
そう。だから3時から4時の間に撮られたんだなと。
うんうんうんうん。
じゃあ今度は3時から5分おきに撮影していこうということで、どんどん刻んでいくわけですね。さすがキテレツですね。
はいはいはいはい。素晴らしい。
ただ、3時35分で写真が真っ暗になっちゃったんです。
え?
そう、あの話によるとね、停電があったらしくて。
はー、はいはいはいはい。
おそらく停電の間に撮られちゃったから、あ、しまったなと。それじゃ写せないぞと。
残念なことにね。
なるほどなるほど。
いいところまで行ったんですけど失敗ですね。
そうですね。
うん。
次、親父のパンツが盗まれた子ですね。
はいはいはいはい。
ちょっと太っちょうなんですけどこの子ね。
うん。
いつどこで盗まれたかって言われても、お袋に聞かなきゃわからないよと。
うん。
だけどそのお袋は今、北海道の親戚に行っちゃってると。
あら。
あらま、もう承認がいないですねこれは。これは難しいですね。
そうですね、ちょっと無理かな。
じゃあ次の手がかり、みおちゃんですね。
はいはいはい。
椅子の背中のところに引っ掛けておいたのよと。
うん。
それをおとといの3時頃に、後ろに何かの気配を感じて振り向いたらもうなくなってたと。
おー。
まあ、おとといの午後3時って言ってるので、まあはっきりしてるからわかりやすいよと。
うん。
じゃあその時間を取ってみようということで取るんだけど。
はい。
えっと、思いっきりはしたない姿で部屋でくつろいでるみおちゃんが映っちゃったんですよね。
あー、まずいですね。
ですね。
ゴロンと寝っ転がって足を組んで漫画を読みながら焼き芋を食べております。
あははははは、はい。
ひどいこんなところ撮るなんてってね、追い出されました。残念。
15:00
あー、なるほど。
まあね、こう、誰にでも秘密はあるわけですよ。
まあね、それはね、誰にも見られてないと思ってるからその状態なわけですからね、みおちゃんも。
そうそうそうそう。もうこれはもうね、静香ちゃんもこんな身にあったような気がするので、過去に。
うーん。
女の子キャラクターの受難ですね、これは。
はい。
まあ、手がかりがなくなったので、豚ゴイランのところに行くしかないんですよね。
うん、そうですね。
意外と難しいなーと、もうちょっと早くね、手がかりにたどり着けると思ったんだけど。
うんうんうん。
ただもうめっちゃくちゃイライラしてるんですよ、豚ゴイラン。
まあ、はい。
まあ、なんか暴走してる感じするけどね、全然あの流役な情報を追ってるわけではないんやけど。
うーん。
で、声かけるんやけど、案の定ね、こうやつ当たりされちゃって。
はい。
こんなものを使わなくても、俺が犯人を突き止めるみたいな感じでね、もう無茶なこと言ってるわけですね。
あー、はい。
で、取り上げられたこの回答機を使って、
お前、まぬけな面を映してやるとか言いながらね、こう横撮りされて、こうファインダーを向けられるんですが。
うんうんうん。
あのー、ダイヤルが回ったままだったので。
はい。
その場所の昔の画像が映ったわけですね。
うんうんうん。
するとですね、なんとですよ。
はい。
猿が靴を持ってるんです。
え?
あれって、うちの靴みたいだぞと。
はいはいはいはい。
この猿、近所のモンキーさんとこの猿だよって。
あれ?
うん、モンキーさんですね。また藤子っぽい名前出ましたね。
うん、はい。
ちなみにあの、門ってあるじゃないですか、このゲート。
はいはいはいはい。
あれに、あのー、ツリーのキーでモンキーです。
あー、なるほど。
で、モンキーさんのところに行くわけですね。
そしたらもう、完全に動物用に描いた猿みたいなのを人間にアレンジしたみたいな顔してるモンキーさんが出てきて。
はい、はい。
で、どうやらね、ここでね、話しがいしてるね、猿の仕業だったらしいんですよ。
話しがい?
そう。
うちの猿はね、ガラクタを集めるのが趣味でね、困ってるんだよと。
適当に持ってってくれないかって。
ガラクタとはひどいってみんな怒るんだけど、大切なの取られてるからさ。
確かに確かに。
もう話しがいは迷惑ですよと。
うんうん。
世間をね、騒がせたね、怪盗Xはなんとお猿さんでしたと。
うーん。
うーん、まあめでたしめえたしですよ。
はい。
今回の話はこれでおしまい。
ではなく。
まあちょっとね、今ので終わられたら、え?ってなりました。
危なかったです。
よかったよかった。
気になってるね、あのおじいさんですよね、何者だったのか。
はい。
まあ、コロスケはね、根拠もなく疑っちゃったっていうのもあるし。
うんうん。
18:00
するとね、この最近町に出没してね、じろじろいろんなところを見ながらこううろうろしてるあのおじいさんというのは何者なのかと。
うん。
で、勇気を出してですね、直接聞きに行くわけですよ。
何をしてるんですかって。
はいはいはいはい。
まあ、はじめからね、まあそれがあればよかったんやけど、不幸なことにね、こういう事件が起こってたせいで。
うん。
たぶん、あの、必要以上に近づきがたいね、人が近寄ってこないような状況になっちゃってたんでしょうね。
うーん、そうでしょうね。
うんうんうん。
で、そのおじいさんはですね、あの、まあ普通に優しく教えてくれるわけですね。
はい。
えーと、まあ、空き血の土管みたいな感じですよ、ドラえもんで言うとね。
うん。
そこに腰掛けながらですね、キテレスとコロスケに言ってくれるんです。
ここはね、わしが生まれて育った土地なんだよ。
ほー。
と言っても、昭和の始めまでだけど。
ほう。
家の都合でブラジルに移住したんだよ。
ブラジル?
あれから50年近くにもなるか。
久しぶりに日本へ帰ってきたんだ。
驚いたね、あまりの変わりように。
村も人も野も山も、浦島太郎はきっと今のわしみたいな気持ちだったんだろうな。
うん。
ということでですね、まあすっかり久しぶりにね、帰ってきた生まれ故郷の姿が変わってしまってると。
はいはいはいはい、なるほどね。
まあそういうことだったらしいですね。
ほー。
で、少しやっぱりまあ物悲しい感じなんですよ。
うんうん。
で、おじいさんは続けます。
少年の日の面影は一かけらも残ってない。
一かけらもな。
まあ思い出せば思い出すほどきっとまあ寂しくなるんでしょうね。
うーん。
そこでですね、あれ?って来てるやつはあることを思い出すわけですね。
はいはい。
さっき、このコロスケとね、面白がりながら50年前の写真を撮ってましたね。
うんうん、撮ってました。
そこにですね、まあもちろん今の家とかは全くないもう草原?草っ腹?だったこの町にいろんな子供たちが写ってたのを思い出すんですよ。
うんうん。
もしかしてこの木に登ってる子っておじいさんじゃないですかと。
ほー。
で、見せてあげるとね、おじいさんの子供の頃の友達がそこに写ってたわけですね。
うーん。
君、ここ、これをどこで撮ったんだと、もうすごく不思議があるわけですけども。
はい。
まあ来てるやつは教えてあげるわけですね。これは格を写すカメラなんだよと。
うんうん。
もうこっからいいですよ。あの来てるやつがもう喜びさんでですね、この辺りの50年前を撮りまくりましょうって言いながら、こう街を走り回りながらもうカシャカシャカシャカシャカシャ撮っていくわけですよ。
はいはいはいはい。
で、来てるやつが走り回った後にはですね、このカメラはもう撮るとすぐにあの限度されてさ、ポラロイド写真みたいにジーって出てくるので、走り回った後には50年前の写真が散らばっていくわけですね。
21:06
うんうんうんうん。
で、それを喜びながら後ろを追いかけながら拾っていくおじいさん。
うん。
あーこれは、これも、この写真もって言いながらこう街中を来てるところすけ、それからおじいさんがね、こう駆け回っていくわけですね、写真を拾いながらね。
うんうんうんうん。
うーん。
子供の頃のわしがいるぞと。
うん。
ゴンタもいる、サブもいる、親父もお袋もと。
うん。
野も山も、昔のままここにあるぞと言いながら、もう泣きながら感動しながらこう写真をね、こう拾い集めていくおじいさんと。
はい。
キテレツ、いいもの作ったなりねと言いながら、こう追いかけていく頃すけで終わるわけです、この話を。
へー。
うーん。
なんかちょっとまあ、キテレツたちってさ、子供じゃないですか。
はいはいはいはい。
だから、まあ彼らにはまだ過去はないわけですよね。
うんうんうんうん。
ただ、こうある種のノスタルジーというか。
うんうんうん。
子供のときなんか、僕これ見て思い出したのはさ、その学校とかで、こう街の歴史を調べるなんかあったじゃないですか。
はいはいはいはい。
そしたらやっぱりこのお話みたいに、昔はこんな建物がなくていいみたいなのを知るわけですね。
うんうんうん。
そしたらなんとなくさ、この自分が建ってる場所にも、そういう時間の流れってあったんだなーって自分は経験してないんやけど、ちょっと不思議な気持ちになるというか。
うんうんうん。
なんか大きな時間の流れに自分も建ってるんやなーみたいな感情になったりとかする、まあそんな感覚もあったんですけども。
うんうんうん。
まあこれって本当にこのキテレツが江戸時代から伝わる発明を作れる子供であって、しかも子供たちだけではね、描ききれないような過去を持ってる人物っていうのが登場することで、
なんとなく、なんやろ、キテレツを通して見てた街の中の時間の流れを読んでる人もこう感じられるというかさ。
うんうんうん。
実際にね、この手触り肌触りみたいな、そういうリアルな感触の思い出ってこのおじいさんの中にしかきっとないとは思うんやけど。
うんうんうん。
まあこういう、なんやろ、昔を知ってる街のね、昔の姿を知ってる人物がちゃんと登場するっていうのがなんとなくこの深みをちょっと与えてくれるなーと思って、すごくこの話好きなんですよね。
うーん、なるほどね。
うーん。
でね、えっと、こっからちょっと作品の外の話になるんですけど。
はいはいはい。
このカメラっていうアイテムなんですけど、わりと登場するんですよ。
たぶんさっぱさんもキテレツじゃなくても、たとえばドラえもんでもそうだし。
はい。
カメラの形のアイテム、けっこう思い出せるものあると思うんですよね。
はいはいはいはい。
着せ替えカメラとか、あとは、まあキテレツと同じようにタイムカメラって言ってね。
はい。
あの現在過去未来を写せるカメラの秘密道具あったりとか。
24:00
うんうんうん。
これね、えっとですね、原作者の藤子藤代先生。
はい。
とってもカメラ好きなんですよ。
あ、なるほどねー。
そうそうそうそう。もうカメラのコレクションとかもしてたりとか。
はい。
自分たちで映画作ったりとか、写真撮ったりとか、そういう趣味にもね、打ち込んでるような様子とかも話があったと思うんですけども。
うんうんうん。
カメラを模したこういうアイテムが登場するお話ってすごくすごく実は多くて。
うんうんうんうん。
実は、まあキテレツとは別になるんですけども。
はい。
SF短編のシリーズにですね、一連のカメラのシリーズなんかもあったりするんですよね。連作になってるシリーズ。
あ、そうなんだへー。
そうそうそう。だからそれもね、ちょっと今後ご紹介しようかなと思いつつのこの話のプレイみたいな感じで紹介したんですけども。
はい。
うん。なんかね、カメラになると若干ちょっとこの先生の個人的なそのノスタルジーみたいな。
はいはいはいはい。
とか、こう趣味人としてのこだわりみたいな、このカメラの描写とかね。
うんうんうん。
そのあたりとかが割とこの作品に出やすかったりするので、そういう何か別のね、この藤子不二雄世界のいろんなお話を読まれたり、
テレビとかで見たときにカメラ登場するとそういう目線で楽しんでみても面白いかもしれないです。
うん、なるほど。
うん。
というわけで今回はですね、思い出カメラというエピソードですね、ご紹介いたしました。
はい。
はい、エンディングです。
はい。
今回はですね、海湖鏡というカメラ型の発明が出てきましたね。
はい。
うん。まあいいお話やなと思います、これは。
うんうんうんうん。
泣いてね、昔のことをこう思い出しながら写真を集めていくおじいさんすごくいいんですよね。
うーん、そうですね。
うん。
さかさんってカメラとかって好きだったりします?
ああ、なんかその…
うんうんうん。
まあ私が学生の時代に、授業の一環で一眼レフカメラとか触らせてもらったこと実はあって。
へー、そんなあったんや。
まあそうなんですよ、そういうまあ撮影関係とかを実際にカメラ、その担当の先生が持ってきてくれて、
うんうんうん。
まあやってみましょうみたいな、こういう構図で今回撮りましょうとかいろいろみたいな、触り方とか教えてもらうみたいな授業とかはあって。
うんうんうん。
なんで、まあ実際やったことあるんですけど、結構奥深いっていうか。
ああ、やっぱそうなんやね。
まあそうですね、まあちょっとしか私もやったりとかしたわけじゃないんで、あまり深く知ってるかって言われるとそういうわけじゃないんですけど、やっぱ面白いっすね。
27:07
なるほどね。
だから、あの、F先生もすごくハマったって言うから、その奥深いからこそ、なんかなんやろ、ハマる人ってすっごい深いとこまで行くじゃないですか。
うーん、そうですね。
突き詰めたくなる趣味というか。
はいはいはい。
そのあたりがなんかこう、僕は全然カメラ素人だし全然わかんないんだけど、それを楽しんでる人たちの気持ちってなんかなんとなくわかる気がするなって。
うーん。
うーん。
じゃあ、もしかしたらそのカメラのお話のシリーズを取り上げたときは、ちょっとさっぱさん個人としても面白く聞けるところあるかもしれないね。
あー、まあ、どうでしょうね。まあ、結構、なんだろう、変わったっていうか、やっぱ道具としてエッセンスが追加されてるじゃないですか。
そうね。
こういうふうに入れるんだみたいなだろう。結構それぞれちょっと違うからなんか面白いなと思いますけどね。
こういうふうにカメラをお話の中で使うんだみたいな、そんな感じ?
そうですね。カメラで撮ったものをその後どうするかとかもやっぱそれぞれ違うじゃないですか、しかも。
そうだね。
同じカメラだけど、結構幅が広いみたいなのもあって、結構面白いなとは確か思いますね。
ねー、これたぶん作ってるときもね、楽しいやろうね、こういうふうにしてみようとか考えるのね。
うんうんうんうん。
いやー、じゃあちょっと近いうちにね、そのカメラシリーズをやろうと思ってるので、またそれも楽しみにしておいてください。
はーい。
はい。じゃあ今回はこれで終わっていこうと思います。
はい。
少し不思議ないと、この番組では皆様からの感想、反応、フジコフジオ作品への愛等々を募集しております。
宛先の方、サッパさんよろしくお願いします。
はい。メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com。
ツイッターのアカウント名は少し不思議ないと。
ハッシュタグはハッシュタグ不思議な。不思議はひらがな。なはカタカナで検索してみてください。
はい。それからお名前だけで送っていただけますメールフォームの方もご用意しております。
少し不思議ないと番組の概要欄、あるいはツイッターのプロフィール欄のところにリンクがございますので、ぜひご活用ください。
はい。
それから2023年3月4日に開催されますポッドキャストフリークスというイベントに少し不思議ないとの出展が決定しております。
こちらも概要欄の方に公式ホームページ、ツイッターのアカウントのリンクを置いておりますので、最新情報そちらでご確認ください。
はい。
というわけで皆さん次の話でお会いしましょう。さよなら。
またねー。
30:11

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