2022-12-18 28:48

106. SF短編【藤子不二雄の夢カメラ】②ミニチュア製造カメラ

長年仕事に打ち込み定年引退した無趣味な男が未来のセールスマン・ヨドバ氏から買い取った『ミニチュア製造カメラ』は被写体を精巧にコピーできる夢のカメラ!

この作品にはジオラマ作りに心血を注いだ藤子先生の趣味人としてのこだわりが強く表現されています。中盤の主人公のひとりセリフは必見ですよ!

のちの3Dプリンターを思わせるすこしふしぎなカメラの登場する、夢カメラシリーズ第2弾のお話です。



☆☆12/1 チケット販売開始 ☆☆

『PODCAST FREAKS』2023年3月4日(土)

大阪・難波にてポッドキャストラバーが集まり、触れ合えるリアルイベントの開催が決定しました!我々「すこしふしぎナイト」もイベント初出展!皆さん現地にてお会いしましょう!

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00:01
みなさん、こんばんは。ゆうすけです。 さっぱです。
よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
藤子不二雄の夢カメラシリーズをお届けしております。 はい。
今回はですね、前回のタイムカメラに続く第2弾ということでですね。
こちらも1981年に描かれましたミニチュア製造カメラというお話をね、ご紹介しようと思ってます。
はい。 これもあれですよね、タイムカメラに続いて。
自動向けの作品に実際登場しているというか。 そうですね。
写真を撮ったらそれがミニチュアになるっていうのはもう、タイトルでもわかっちゃうので言っちゃいますけども。
さてこれがね、SF短編という形で大人の手に渡ると、これを手にした主人公はどんな使い方をするのかと。
これが見どころですよね、このシリーズのね。 そうですね。
自動向けと差別化されているところというか。
というわけで見ていきましょう。
この作品の主人公はですね、何歳ぐらいかな、はっきりは書いてないですけども。
セリフの中に、これから隠居すると言ってますね。
なるほど。
働き詰めの50年だったと。
はいはいはいはい。
悠々自敵の暮らしをね、ここら辺からまた楽しみたいみたいなこと言ってるので。
まあ、定年迎えてるくらいの男性ですね。
はい。
初めのシーンでですね、長坊はなかなかですなと。
まあね、静かだし、隠居どころにはぴったりだろう。
いやー、会長にはまだまだお力を貸していただきませんと。
はい。
いやいや勘弁してくれ。それに僕はもう会長じゃないんだよ。
働き詰めの50年だった。この辺で悠々自敵の暮らしを楽しませてくれよとおっしゃる通り、我が社がここまで発展したのも会長お一人のお力ですからなと。
まあ、こういう大人の通わしてるわけですね。
はいはいはい。結構地位のある方。
そうね、大きいお家にやるので。
はい。
でもこの制作から分かるのはね、一人で一代で成し遂げたと大きな会社を。
うんうんうん。
で、もう会長、元会長っていうのをね、立ち位置になって。
はい。
まあ本当に隠居ですよね。定年迎えて退職されてと。
うんうん。
で、ここに来てるもう一人の人っていうのが、いわゆる後継者みたいです。
あー、なるほどね。
幸い後継者には恵まれていると、君たちに任せておけば安心だよ。
03:02
いや、恐れ入りますみたいな感じで言ってるわけですね。
はいはいはい。
まあ一線を退いて、これからまあ、これから第二の人生じゃないけど。
はい。
楽しんでいこうと。
うんうんうん。
そういうところにいるのが今回の主人公と、おじさんです。
うん。
で、モンピのシーンで別れるわけですよ。
何かございましたら、ご遠慮なく申し付けくださいねと。
いや、ありがとうありがとうっていうことで、こう帰っていくんですが。
うん。
そこにですね、立ってます。彼が。
あら。
あの、風呂敷包みを抱えてですね。
はい。
瀧シーズ姿の。
うん。
淀橋ですね。
はい。
で、こう、なんやろう、家を見てるんですよ。離れたところで。
で、しばらくしてからこう、尋ねてくると。
まあ、セールスなんですよね、ほんとにこの人。
あー、なるほどなるほど。
まあ、お金持ってそうななんじゃないけどさ。
はい。
うん。
で、主人公がこう、部屋でくつろいでるとね。
はい。
玄関のほうからね、まあ、えっと、まあ、なんていうの、お手伝いさんじゃないけど、お家にいる人が、
いりませんたらと。
うん。
押し売りを断るよ。しつこいと警察呼ぶからって、なんかこう、ごちゃごちゃしてるわけですね、玄関のほうで。
うんうんうん。
で、気になって主人公が見に行きますとですね。
はい。
あの、ちょっと、こんなとこで寝られちゃ困るのよって言って、よどわしが玄関で寝てるんです。
寝てるの?
はい。
で、あの、腹が減ってと。
うん。
これ終わらないとご飯食べられないって言ってるわけですね。
おー、だいぶ強行手段にですね。
うんね。これがどうなんだろうな、なんかたぶんこの必死さを見てると、あの、実際ね、お金なさそうな感じするんですけどね。
はい。
で、主人公も気になってさ、あの、君何を売りたいんだねと聞いてくるわけです。
はあはあはあはあ。
いやいや、旦那様、押し売りなんかに取り当てちゃきりがございませんよと。
うん。
うん。あの、止めるんですけど、この人は。
いや、もういいよと、どうせ暇なんだから話ぐらい聞くよと。
うんうん。
まあ、大人の余裕で聞いてくれるわけです。
はい。
で、えっと、淀橋を、まあ、お家にあげてと。
うん。
で、そこで、えっと、ミニチュア製造カメラというのをね、おすすめしてくるわけですね。
うんうんうん。
立体カメラのようなものかねっていうふうに聞くんですが、ま、Cといえば、実体カメラとでも呼びますかと説明をします。
ほう。
はい。こっから、えっと、淀橋のセリフです。
あなた方にもわかるように、原理を簡単に言いますと、これは可視光線だけでなく、透過力の強い宇宙線も利用して、断反射や屈折光にも感じて、要するに被写体を立体的にキャッチするわけです。
06:01
うん。
のみならず、被写体の組織を解析し、素粒子レベルから再構成して、実物そのままの精密なスケールモデルを再現しますと。
うんうん。
あなた、カメラのせいですもあっても聞くわけですね。
うんうんうん。
そうです。商売機を忘れず、旅行にも商品見本を持ってきたのが不幸中の幸いでと、こうやって売り食いでしのいでありますと。
あの、団体旅行ではぐれたな、前回の話でね。
はい。
淀橋ですけども、あの、くりぶちを稼ぐために商売をしてるわけです、なんとか、現代で。
うんうんうん。
で、値段を聞くんですけど、1億円って言うんです。
おお。
いらん、帰れと。
はい。
いや、1000万円でいいと。
いや、100万円、いや、10万円、1万円でいいですって感じでどんどん食い下がるわけですね、この人はね。
はい。
たぶんもうね、価値がわかんないんですね、この人未来から来てるのでね。
はいはいはい、そうですよね。
お金の価値がね、そうそうそう。
で、もうめっちゃ断ってるんやけど、泣きながら足にすがりついたりとかして。
うん。
で、そんな中ですね、お嬢様がお見えですってさっきのお手伝いさん。
はい。
が、こう呼んできてと。
うんうん。
で、もう娘さん聞いちゃったからさ、じゃあもうこの人に10万円払ってあげなさいって言って追い払うわけですね。
おお。
淀橋をね。
はいはいはい。
まあ、10万円ゲットですよ、よかったね。
うん、よかったね。
はい。
で、おじいちゃんって娘さんもさ、子供連れてきて。
うん。
まあ、娘と孫で遊びに来てくれたと。
うんうんうん。
で、わりとこの娘さんも、このキャラクター的にはちょっと何やろ、いい服着てて、いいアクセサリーつけててみたいな感じで。
はい。
まあ、いわゆる霊場っぽい感じはするんですけど。
はいはいはいはい。
で、「いやだな、パパ、顔つきが変わっちゃったわよ。」と。
締まりがなくなってぽやーとして、と。
まあ、きっと会長さんやってる頃はもうね、どしんと構えてあったんでしょう、この人もね。
うん。
で、この娘さん曰くですね、暇を持て余して学校で来てないかと、心配してるのよと。
うんうんうん。
パパって何も仕事以外趣味がなかったんだからと。
うん。
で、わりとこのあたり、こう明らかんとしてるなと思うんですけども、この娘さん続けます。
はい。
おめかけさん作っておけばよかったのにと。
ほー。
おめかけさんって言ったらね、この婚姻関係にないパートナーですよね。
はいはいはいはい。
再婚しなさいよ、遺産の分け前がなくなるなんて、ヘチなこと言わないからさと。
ほー。
そうだ、この次までに誰かいい人探してきてあげるわと、いらんお世話だみたいな感じで、追い払うわけですけどね。
だから、奥さんはなくなってるんですね、この会話からわかるように。
09:01
娘さんと孫さんはいるみたいな。
うんうんうんうん。
で、もうあいつ言いたい放題抜かしてと、ぼやいてると。
うん。
ただ、無趣味人間って言われたらその通りだなと、自分のことを変えりみるわけですね。
はい。
変えた後にね、娘が。
うんうん。
で、ふと先ほどね、よど橋から買い取った、10万円で買い取ったね、カメラに目が行くわけです。
はい。
で、なんとなしにこの眺めのいい床に登ってですね、風景写真を撮ろうとするわけです。
うんうんうんうん。
で、あるお家に見下ろしてね、住宅街のあるお家に向けてこのシャッターを切るとですね、
ま、同じく前回のタイムカメラと同じくその場で写真が出てきてね、ポラロイド式で。
はい。
なんだこれ、どこがミニチュアだと言うんだと言いながらこうぼやいてると。
はい。
こう写真に写ったお家が、こう時間とともにこうムクムクと起き上がってくるわけですよ。
おおー。
うんうん。
で、本当にこのミニチュアのお家になると。
うんうんうん。
うわー、これはこれは、隅から隅まで驚くべき成功さだと。
うんうんうん。
ファインダーの中央に来た建造物だけを写しとって他は切り捨ててあるらしい。驚くべき技術だなと。
はいはいはいはい。
うん。なんか真ん中に写したお家だけが出てきて、周りの風景は自動的にね、除外してあったりとか。
うんうんうん。
あとは、木とか人間とかその生物、生きてるものは写らない。
うん。
うん。で、あの通りがかった車をね、貸し当ててとってね。
これはミニカーのコレクター側見たらヨダレを垂らすだろうなとか、ちょっと楽しくなってるわけですね。
はいはいはいはい。
うん。さすがにはこれ未来の技術ですよね。さっきちょっと難しい説明をしてましたけど。
うん、そうですね。
宇宙船がどうとかね。
うん。
やっぱりこの現代の技術では、こう実現し得ないような、夢のようなカメラなわけですね。宇宙船が持ってるのはね。
うんうんうん。
で、ミニチュアいくつか撮影して、お家に持って帰ってと。
うん。
で、「まあこれみんな旦那さんがお作りになったんですか?」って、まあお手伝いさんもすごい喜んでるというかびっくりしててさ。
うんうんうん。
ええや作ったというか写したんだよねみたいな。
うんうんうん。
で、それを見て、えっと、彼をですね。思い出すな、子供の頃。夏休みいっぱいかかってボール紙の街を作ったっけ?ちょっと言い流れですね。
はいはいはいはい。
そうだ、明日2階を全部片付けてミニチュアの街を作ろうと。1年復帰するわけですね。
うーん。
うん。当分退屈しないで済みそうだと。
うんうん。
次の日ですね、建設会社さんのほうに電話をしてるんですね、彼は。
はい。
12:00
いやいやお久しぶりと、お宅で撮ったうちの近所の航空写真やっただろう。
うん。
あれが欲しいんだよと、取り寄せるわけです。
ありますね。
うん。
うんうんうんうん。
で、あの取り寄せたその航空写真を使って何をしたかっていうと、この街の全景を見て。
はい。
この辺りが面白そうだとか、虫眼鏡で見たりとかね。
おー。
そうそうそう。で、この住んでる街のジオラマをこう作ろうっていう話を始めたわけですね。
はいはいはいはい。
ただ、えっとね、土地とか川とかそういうとりとめなく広がるものはこの写真ではちょっと映んないみたいで。
うーん。
じゃあこれはジオラマで作らないと、自作しないといけないなみたいなことを言いながらね、こう虫眼鏡で航空写真を覗いているわけですね。
うんうんうん。
で、もう子供のような笑顔でね、あの、さあ忙しくなるぞとこう両手を挙げてね、喜んでるわけです、この人。
うんうんうん。
で、こっからなんですが、もうこれね、完全にあの先生の代弁ですね。
はい。
あの、ジオラマ作りしてる主人公の独り言を通してですね。
うん。
なんかこのジオラマの何たるかをちょっと読者にアピールされてる感じがして。
はい。
荒ましい地形を木組みで作って、新聞紙をここに貼り付けてと。
うんうん。
ここを塗り固めてとかね。
うんうん。
実景を忠実に再現するためには、普通の写真も併用せねばならんと言いながら、普通のカメラでね、街へ繰り出して取り出したりとか。
うーん。
この雑木いわやしを作るのは大変だぞとかね、なんかちょっとその早口で喋ってそうな感じのセリフが続くわけです。
はいはいはいはい。
で、街をカメラとさっきのミニチュアカメラと2つね、併用しながら、歩きながらいろいろ撮っていくわけです。
うーん。
で、途中で庭とかもできる限り忠実にとか言いながら撮っていくんですが、うっかりこの人のおうちも撮っちゃうわけですよね。
うーん、そうですよね。
で、「あ、失礼しました。やりすぎました。」みたいな感じで顔をあからめて、ちょっと去っていったりとか。
うーん。
なので、ミニチュア製造カメラっていうのを手に入れてですね、趣味のなかった、苦労もしたんでしょう。
50年間働きづめで1つの会社を1台で成長させた、この元会長さんの主人公ね。
うーん。
第2の人生って言いながら、新しい趣味を楽しんでいると、そういう話です。
はい。
えっとですね、ジオラマを作るときはですね、まず、カワーはカワー底を塗ります。
うんうんうんうん。
そして、プラシートを上からかぶせて、両岸のところを成形してふさぐと。
うんうんうん。
そういうふうに言ってるんですよ、この人が。
はいはいはいはい。
誰に向けてかね。
うん。
作りながらずっと一人ごと言ってるんですよ。
うんうん。
岸辺の緑は、着色したおがくずを使う。
むしったスポンジに、乾かしたコケにと。
15:02
うん。
たちぎは、針金の幹にスポンジをくっつけるそうです。
うんうん。
はい。
というわけで、いろんな何コマも消費しながらね、ジオラマを作っていって、まあ本物そっくりと。
はい。
お手伝いさんも喜ぶとね。
うんうん。
これだけじゃないんだよ、カーテンをひいてごらんと。
はい。
プラクするんですか?って言って、昼間にカーテンひくじゃないですか。
うん。
で、彼がね、パチッと手元のスイッチを入れると。
うん。
ジオラマにね、電灯がつくんですよ。
えー、すご!
普通にめちゃくちゃすごい。
あらまあ、電灯までつくんですかと。
うんうん。
これっていうのは、ミニチュアの製造カメラが家の中まで完全に実物通りに再現してるからできるんですね。
そうですよね。
そうそう、ちゃんと配線がしてあって、電気器具もちっちゃいけど揃ってるわけです。
うんうん。
うん。
だから見せてあげようって言いながら、こうピンセットでね、窓の中にちょっと突っ込んで。
はい。
で、虫眼鏡でこう見せてあげるとね。
うんうん。
あらまあ、テレビまで映るんですかと。テレビも動いてるんですよ。
はいはいはい。
ちゃっかりドラえもんが映ってるんですよね、ここに。
なるほど。
ね、元線につないであげれば、ガスや水道も出るんだよと。
うんうん。
小さくなって住みたいぐらいのものですわねと。
うんうん。
まあ、だから実際にすごいレベルでジオラマを作る方いらっしゃるし、
僕らもほら、なんかこの市役所とかさ、博物館とか行ったらそういうミニチュアの街とか見るじゃないですか、光るやつとか。
うんうんうん。
ああいうの見るとね、イメージしやすいですけども、このミニチュア製造カメラっていうのは本当にそのまま再現できるので、
実際にね、今現代の技術で作れる成功なジオラマの比じゃないぐらいきっとすごいものが出来上がってるんですね、このお宅の2階には。
うんうん。
で、お手伝いさんとてもここの街に詳しいね、方なので、
はい。
あ、そういえばこのお宅気の毒なんですよって指を指すわけです、街のジオラマを見て。
うん。
ここのお宅ね、ご主人と子供さんが交通事故でいなくなっちゃってと。
へえ。
うんうんうん。
お子様一人で取り残されちゃってと。
うーん。
うん。
そしたらさ、さっき自分の持ってる普通のカメラでもね、実景を撮るとか言いながら、こういろんな写真を撮ってたじゃないですか。
はいはいはいはい。
で、その中にほら、間違って庭を写しちゃったお家あったでしょ。
はい。
そこのお家の話だったんですね。
おお、なるほど。
うん。
で、よく見ると、その、なんやろ、庭から写した写真の中に、
はい。
この、いわゆるそのご主人と子供さんなくしたっていうね、一人で住んでる奥さんが写ってたわけです。
うんうんうん。
寂しげな顔して。
うん。
18:00
で、ジオラマ作りで楽しくなってたはずなんですけども、
うん。
彼はやっぱりその奥さんのことがもう心配とか気が切れなくて、
うーん。
こうなんかこうぼんやり、こう縁側に座ってはその写真を時々見るみたいな。
ほう。
うん。
まあミニチュア作りをしながら、この街の、街で起こってることを知ったわけですよね、この人は。
はいはいはいはい。
うんうん。
で、ある時ですね、いつものようにこう丘に上がってると、
うん。
さっきのお家、あれ、おかしいなと。
まあピルマから雨戸を締め切ってるぞと。
はい。
うん。
で、気になってミニチュア製造カメラでそのお家を写しますと。
はい。
そしたらあのジジジーと出てきて。
うん。
今この瞬間のこの家っていうのがミニチュアとして出てくるわけです。
撮った瞬間のね、家の状態がね。
はい。
うん。
このカメラならその家の様子が正確にわかるはずだって言って家に戻って。
うん。
失礼だけど覗かせてもらいますとこう一言断りながら出てきたこのミニチュアのお家を解体していくわけですね。
うんうんうん。
うん。
おかしいな誰もいないと。
うん。
あ、そうだそうだ無生物しか映らないんだったと。
そうですね。
うん。
で、どの部屋もきちんと片付いているようだぞと。
うん。
うん。
で、よく見るとですねテーブルの上に何かが置いてあるんですよ。
はい。
はい。
えーっと置き手紙と。
はい。
睡眠薬。
うーん。
うん。
虫眼鏡でその手紙をのぞくと。
はい。
これから夫と子供のところに行きたいと思いますって書いてあるわけですね。
はい。
うん。
で、いかんと夫さんそれは行けませんってこう全速力でその家の方にこう慌ててまあまあこう駆けつけてと。
はい。
気持ちはわかりますと言いながらねこう必死で雨戸にたりあたりまして。
うんうん。
で、突き破って。
うん。
で、その家の中に入ったときには本当にそのミニチュアカメラで映した通りにまあ当然なんですけど、今のねテーブルのところにその奥さんが座ってて、今まさにその睡眠薬を飲み込もうとしてるとこだったんですね。
おーはい。
うん。
で、やめろと言って取り上げて。
うん。
うん。
どうしてここに来たんですかってもうその奥さんもまあ取り乱してるんですが。
うんうん。
そこでふと我に帰ってえ、えっとそれはと話せば長くなるけどって。
うーんそうですね。
とにかく僕は怪しいものではありません。
はいはいはい。
何か力になれることがあったらって言いかけて実はこの話ここで終わっちゃうんですよね。
えー。
うーん。
この先はちょっとわからないんですけど。
うーん。
うーん。
なかなか緊迫したシーンの起承転の転で終わってしまうという。
なるほどなー。
うん。
なので何かねあの途中まですごいほのぼのしてて。
21:00
はい。
で、ちょっと後半の急展開でいきなりこの何やろうギアが上がってえ、どうなるのっていうとこでふと終わるというそういう何か特徴のあるお話なんです。
うーん。
うんうんうん。
まあこの主人公はねあのこの奥さんを救うことはできたんでしょうかと。
まあ多分できてると思うんですけど。
うんうんうん。
うんうんうん。
これがね突き破る直前で終わってるとちょっとハラハラもんですけども。
そうですね。
うふふ。
何かちょっとそのこの一話完結っていうSF短編の。
はい。
特徴からしても。
うん。
前にもねこんな話しましたけどこの後の話って存在しないんですよね。
うーん。
このコマが本当にこのお話の最後なので。
はい。
っていうあたりの限られたページの中でね掲載しないといけないみたいな事情もあったとは思うんですが。
うーん。
ちょっとこういう独語感を残してくれるっていうのもSF短編の魅力かなと。
はい。
うーん。
はい。
というわけで今回はですね夢カメラシリーズ第2弾ということでミニチュア製造カメラ。
はい。
このお話を紹介いたしました。
はい。
はいエンディングでございます。
はい。
はいミニチュア製造カメラ。
まさにあのねドラえもんの話をしたときに。
はい。
あのありましたねインスタントちょっと名前長いから正確に言えないですけど。
うーんはい。
ミニチュア製造カメラね。
はい。
アニメの第1話とかにも使われたり。
うん。
のび太の新恐竜でもオマージュされたりとかした道具ですけども。
うんうん。
今回大人が手にするっていうことでこんな話になりましたけども。
はい。
いかがでしたかねさっぽさん。
いやーそのローゴの話だって聞いて。
うんうんうん。
もしかしたらジオラマなんじゃないかなと思ってちょっと聞いてたところがあったんで。
あっジオラマですかそうですね。
ですよねっていう。
ちょっとね思ったところはあったんですけど。
もう最後の方というか。
うん。
が全然想像ができないこう流れが急に変わる。
はいはいはいはい。
のでまあさすがにあの不穏な空気が察しましたけども。
うん。
おーなるほどと思いましたね。
まあね大きな多分事件になる前にね発見できたっていう感じで。
最終的には平和に追われてる話かなと思うんですけども。
はい。
まあなんかほのぼのけかなと思うように途中見てるとね。
いや本当にそうですね。
これ結構あの藤子先生ねあの大人のいわゆるジオラマとかさカメラとかさいうオタクっぽいキャラクターを登場させてはキャラクターに自分の趣味をしゃべらせるってことするんですよ。
24:04
はいはいはいはい。
途中のねなんかこの成形がどうとか顔の作り方はどうとかいうこだわりのシーンとかまさにそれだなと思うんですけども。
うん。
で今回ほらあの実際にガス缶とかも引いてるねミニチュアが出来上がるからねテレビも見れるし水道も使えるよみたいなことあったじゃないですか。
うんうんうん。
あのあたり多分あのなんやろ本当にこういうジオラマ作りとかねカメラで撮影するっていうことがこう趣味のね趣味人としての先生の本当にあのあんなこといいなできたらいいなじゃないけどさ。
うーん。
そういう思いがねすごくこう褒められてる作品なんじゃないかなと思って。
そうですね。
うんうんうん。
でまぁあの後半とかはなんか僕はそのエスパーマミー的な感じの緊迫感を感じたんですけどね。
はいはいはいはいはい。
そうそうそうなんかこう大人のキャラクターやしこう思い詰めてみたいな。
うんうんうんうん。
まぁこのあたりは多分その山場というかね作ろうと思って多分設けたとこじゃないかなと思いますが。
うーん。
まぁ今回のねミニチュア製造カメラはそんなに悪用とかはできなさそうな感じはしますよね前回に比べるとね。
うーんそうですねもうちょっと難しいかなっていう気はしますね。
ちょっとね欲しいなって思うところもありますね。
遊びというかホビーのねグッズとして。
そうですね。
どうですかね1億円ですけどサッパさん。
お金がないですそんなに。
じゃああの1000万にしておきましょうか。
いやないですけど。
まぁねこの価値がねあの実際の未来世界でねどれぐらいの何やろうグレードなんかっていうのはちょっと気になるところではありますけども。
そうですねまぁでも前のね話で出てきたのが。
うんうんうん。
あれ1000万スタートでしたっけ。
ですね。
と考えるとこれの方がすごいという。
確かにグレードは上の方ですねこれね。
はい。
まぁ実際のね僕ちょっとカメラ触ったりしないですけどもねいいカメラすごく高いですからね。
その何千万ってことはないでしょうけど。
そうですね。
まぁきっとそういう何やろう突き詰めるとね。
うんうん。
本当にこのいいものが手に入る多分世界なんだと思いますよ未来では。
うーん。
はい。
まぁ今回またしても行き倒れかけてたヨドバシですけども。
はい。
まぁなんとかねお金持ってる人のねお家にたどり着けて10万円ゲットすることができたようで。
うーん。
はい。
あのこの先もいろいろ苦労するみたいですよ彼は。
うふふふふ。
はい。
ってなわけでねあのカメラの登場するお話それを取り巻く大人たちの物語そして。
はい。
現代に取り残されて苦労してるヨドバシの。
うん。
ね生き様というところのね見どころが今回のシリーズかなと思ってますので。
はい。
27:00
引き続きちょっとねいろんなお話を紹介していけたらと思います。
はい。
はい。
というわけで終わっていきます。
はい。
少し不思議ないとこの番組では皆様からの感想、反応、藤子不二夫作品への愛等々募集しております。
あて先の方サッパさんよろしくお願いいたします。
はい。
メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com。
ツイッターのアカウント名は少し不思議ないと、ハッシュタグはハッシュタグ不思議な、不思議はひらがな、なはカタカナで検索してみてください。
はい。
それからお名前だけで送っていただけますお便りフォームもご用意しております。
エピソードの概要欄もしくは少し不思議ないとのツイッターのアカウント、プロフィール欄の方にこのお便りフォームのリンクを掲載しておりますので皆様お気軽にお使いください。
はい。
それからですね2023年3月4日大阪はナンバーで行われますポッドキャストフリークスというリアルイベントの方に少し不思議ないと参加します。
はい。
チケットも現在好評発売中ですのでこちらも公式ホームページそれから公式ツイッターのリンクの方を掲載しておきますのでぜひチェックしてください。
皆さん現地でぜひお会いいたしましょう。
はい。
というわけで皆さん次のお話でお会いしましょう。
さようなら。
またねー。
28:48

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