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【記録・期間限定】フェスmini #06 [可視化ユニット]堀川裕加(物理化学)× 小畑亮平(インスタレーション)× 角田優(彫刻 / インスタレーション)× 黒沼真由美(レース編み)× コイズミ アヤ(工作)× 平山好哉(インスタレーション)× 三瓶玲奈(絵画)
2026-05-18 37:04

【記録・期間限定】フェスmini #06 [可視化ユニット]堀川裕加(物理化学)× 小畑亮平(インスタレーション)× 角田優(彫刻 / インスタレーション)× 黒沼真由美(レース編み)× コイズミ アヤ(工作)× 平山好哉(インスタレーション)× 三瓶玲奈(絵画)

可視化ユニットの活動報告です。放射光施設の見学や光の旋光性実験から着想を得て、熱や音、電子の軌道など目に見えない現象を作品化しました。実験室をアトリエに見立て、アーティストと科学者が交わる展示を行っています。

このエピソードについて

2026年3月28日・29日、山口情報芸術センター[YCAM]ホワイエで 開催された「ファンダメンタルズ フェスmini in 山口」での口頭 発表を、期間限定で公開しています(2026年6月21日まで)。

ファンダメンタルズ プログラムについて

科学者・アーティスト・人文学者が分野を越えて出会い、比較的長いスパンで対話を継続するプログラムです。プログラムは1年サイクルで動いていて、6月の バザールで新しい参加者が出会い、哲学研究者が媒介となってペアやユニットが生まれます。1年間それぞれのペースで対話を続けたあと、翌3月のフェスminiで研究・制作・思考の「途中」を 持ち寄ります。 完成した成果ではなく、進行中の探究の現在地を共有する場です。

この番組について

科学者とアーティストの長期交流プラットフォーム「ファンダメンタルズ プログラム」の音声配信番組です。
番組内では、プログラム参加者による自主企画「ラジオ部」と、運営による公式プログラム「フェス」と「バザール」(年に1回オンサイトで開催される)の記録配信をお届けします。科学とアートの完成した成果だけでなく、その手前にある世界の見え方、手の動き方、対話の途中を、さまざまな形で共有していきます。
https://fundamentalz.jp
お便り:contact@fundamentalz.jp

感想

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00:00
ちょっと軽く、メンバーの自己紹介をしたいと思います。
僕は角田優と申しまして、主に彫刻とインスタレーション、実験装置みたいなものを作品に作っています。
よろしくお願いします。
堀川です。物理化学の実験的な研究をやっています。
三瓶玲奈です。画家で、油彩とか水彩のメディアムを使って制作しています。
コイズミアヤです。一応工作という形で立体の作品を作っていますけど、今回はドローイングを出しています。
平山よしやと言います。映像等を使ったインスタレーションをよく作ることが多いです。
黒沼真由美と申します。編み物で生物などを作っているのですが、
今回電子軌道を作ってみました。よろしくお願いします。
大端良平と申します。普段リサーチワークというか、リサーチをして人が残した痕跡とかを集めてインスタレーション作品を作っていくということをしております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
最初にメンバーを組むことになりました。
最初は実は今、僕と堀川さんと三亀さん3人でスタートしたユニットでした。
その時に9月の半ば頃に、三亀さんは静岡なんですけれども、
そこのアトリエをスタジオを訪問して、そこでこれからどんな交流をしていこうかというのを
オンラインでもやっていいところなんですけれども、直接会っていろんな作品を見たり、
実は僕も作品を持っていったんですけれども、実物を介しながらこれからの展望を話すということを思い切りおいて交流を始めました。
三亀さんの会社作品を見ながら、見てわかる通りすごく巨大なスタジオで、
僕なんかは逆に四畳半のアトリエで、自宅のアトリエで制作しているので憧れでしかないんですけど、
そういった実物を介しながら話を進めてきました。
僕はこういった実験装置を作っているので、それを持っていって、
こんな風に見えます、こんなことに意識しながら作品を作ってますよ、みたいなことを堀川先生にもいろいろお話を聞いてもらいながら、
というのを進めてきました。
そこからいってメンバーがグッと増えまして、6人のアーティストになって、
03:04
可視化ユニットが今動いています。
2025年の年末に、広島大学の放射光研究施設、ハイソウルというところ、堀川さんが研究をされているということなので、
そこの施設を実際に稼働はしていなかったんですけど、見学させていただけるということで、みんなで押し寄せました。
普段は研究施設でないと入れないところなので、いろいろ同意書とか放射線浴びてもいいですか、みたいな同意書を書いて、
おお、そうなのか、とか思いながら入って、ちょっとこのときびっくりしたのが、
今日はやってないので何もないですよっていう説明を受けて入ったんですけど、
入ったらすっごいいろんな装置が動いてて、これで何もやってないのっていうぐらい、
要は人間でいうと心臓が動いてないと死んじゃいますよね。
そんな感じで真空ポンプが常に真空状態を維持しているみたいな装置がずっと稼働しているような状況で、
そういうのにびっくりしながらいろいろ案内していただいて、こんな感じですね。
ちょっとこの辺の装置の話は堀川さんに詳しく言っていただいたほうが、僕が説明するよりいいかなと思うんですけど。
加速器、私X線を使った実験をしているっていう話なんですけど、
普通のX線じゃなくて電子を高速に近い速さで加速させて、
それを磁石でギュッと軌道を曲げたときに出てくる光がとても性質がいいので、
それを使って小さい分子の世界を調べるというのをやっているんですが、
その光を出す装置を見ていただいたというのがこれですね。
今指差している方向が中心の方でこういうリング、電子がぐるぐる回るリングがあって、
そこは全部真空中になっているんですけど、その周りに磁石がいっぱい置いてあったりとか、
加速するので電波で引っ張る部分があったりとかっていうのがゴツゴツと並んでいるところですね。
ちょうど今みんなが見ているブルーの奥にあるみたいなのがビーム光が出てくるラインですよね。
電子が入射されるところですね。
最初は電子なんですけど、電子をバンと打ち込んで真ん中にあるレーストトラックみたいな丸い部分があるんですけど、
そこでぐるぐる回すというようになっています。
面白いのがここ壁があるんですけど、この先にもう一個別室に装置があって、
そこで作られたものが出てくるんですけど、それは見れないっていう。
部屋を越えて出てきますね。
06:01
その秘物のような、見れないなんか面白いなと思う。
本当に素人目には何をやっているかわからない。
てか研究者もこれどのコードが何なのかとか、どこが何かとか把握してるんでしょうかっていうぐらいの。
これを担当されている方は把握してるでしょうけど、
ラベルはちゃんとしてまして、パッと見てどれがどれかわかんないかもしれないけど、
入り口で何番というラベルがついていて、繋いだ先にここも何番と書いてあるので、大丈夫と思います。
自分は彫刻をやってきたので、合理的な形を通り越した。
後から後から繋いでいったらこうなった感じは受けますね、印象。
これちょっと面白い話だったので堀川さんに聞きたいなと思うんですけど、
真空状態の装置なのでそこに検出したい資料とか観測したい資料を入れるってなったときに、
それを作るために下準備がすごい大事なんですよね。
そうですね。私が使っている9X10という光で、
それは真空中じゃないと伝播することができない光で、
空気中に出した瞬間も1センチぐらい進むと全部空気分子に吸われてなくなっちゃう、消えちゃうというような光なので、
昔からやられていた実験は資料も真空中に入れなきゃいけない。
だから真空中でも安定に存在する個体とか、
もしくはシュッと吹いて入れることができるガス分子の分析しか行われてなかったんですけど、
私たちは液体の分析もしたいということで何とかできないかというのを考えていました。
液体そのまま真空中に入れちゃうと蒸発してしまうんですね。
圧力が低いところなのでどんどん分子が飛んでいくんですけど、
うまく閉じ込めてやればそのまま真空中に入れるんじゃないかということで、
工夫していった途中の写真なんですけど、
これは手作りであまり良くないプレートではあるんですが、
アルミプレートの上に小さいチップみたいなのが乗っていて、
それちょっと写真では分からないかもしれないけど、
中央にとても削ったところがあって、
そこの中央部分だけは厚さが150ナノメートルっていう、
髪の毛の太さの千分の一くらいの厚さしかない金属膜が張ってあって、
そこだったら何とかNX線が透過できるという場所なので、
そこの窓を通してその後ろに置いた液体資料を測定するみたいなのを作っているというところです。
すごい。その技術もすごいんですけど、
このプレートとかも一から作るんですよね。
試作品だったので手で削ってきました。
そこがちょっと僕は感動して、僕は彫刻をやっているので、
学生時代に金属を切ったり溶接したりもしていたんですけど、
同じようなことを堀川さんも原型師でやられているという、
結構現場に行って組むだけなのかと思っていたんですけど、
それがもう一からやられている。
09:00
それは皆さんも同意していただいた感じで、
小島さんはぜひコメントが欲しいです。
何か言っていたんですか?
割とこういうことがあるんですか?
本当にホームセンターに行って材料を買ってきて、
必要な機材を作るというか手作りするというか、
それがまさかそういうふうに一緒に作る立場の人だと思っていなかったから、
それをすごいびっくりしました。
実験研究者なので偉そうなことをやっているわけではなく、
現場でどろくさい作業を繰り返しやってみて失敗して、
また作り直してみたいなのをやっています。
上がらない。
すいません。
広島大学を訪れた日のうちに新幹線で移動して、
山口大学の堀川研究室にお邪魔しました。
そこでも文工の実験とかをその場で堀川先生に指導をしてもらいながら、
ここはこうしなさいと言っていただきながら、
記録係、装置を組む係、資料を作る係みたいな感じで分担しながら実験をしました。
こんな感じですね。
私のマインドとしては、実験って見ているだけだと楽しくないと思うんですよ。
実演させてそれを見せたところで学生は別に食いつかないんですね。
だから絶対自分で触ってやったほうが体感するので、
もうなるべく口渡しません。
自由に触ってください。
失敗も含めてやってほしいな、体験してほしいなというのでやっていただきました。
難しかったです。
本当ですか。
私が見ている感じだとすごい慣れてて、電源もすぐ探してきて刺すし、
スイッチも入れるし、素晴らしいなと思っていましたよ。
僕は実は彫刻を勉強する前に理系の大学を一回出たので、
ある程度実験は慣れてたんですけど、
久々というのもあって、あれあれと思いながらも皆さんに助けていただきながら、
みんなで本当にすごく楽しかったんですけど、
これ実験の説明をちょっとしていただいてもいいですか。
ここに緑の色が見えると思うんですけど、グリーンレーザーが手前から照射されてます。
途中丸いのがあるんですけど、ここに偏光板が入っていて、その後ろに水槽があります。
もう一回偏光板がその後ろに置いてあって、ここがフォトダイオードという光の強度を検出する測定器が入っています。
これ何ができるかという話なんですけど、水槽の中に水を入れて偏光板をくるくる回したりすると、
偏光板は皆さん物理とかやってたら聞いたことあるかもしれないですけど、
12:03
縦と横に合わせると光が完全にシャットアウトされて黒くなるというのがあるんですけど、
その間に何か物を置いたらどうなるかというような実験です。
水を入れた場合は水なしで黒くなった状態で水を入れても黒くなったままなんですけど、
何と砂糖水をこの中に入れた場合はここが光がまた透過するようになるんですね。
つまり光との相互作用で砂糖分子がこの光の偏光面というんですけど、
振動の向きをクルンと回してしまうという性質があるというのがこれから分かるようなことになっています。
光が先行性って言うんでしたか?
光の波長が、濃度が変わるんですが、水と砂糖水でそんなに変わるのか?
水は何も悪さはしないけど、砂糖水で回転する。
ということは砂糖の分子がたくさんいればいるほど回転角度がどんどんどんどん変わるので、
これを使って逆に砂糖の濃度がわかる。
光を当てるだけで砂糖の甘さがわかる、砂糖水の甘さがわかるみたいなことを一緒に遊びました。
実験をいろいろとしまして、実は今回展示しているテーマが混ざり合う実験というテーマでやっているんですけれども、
その展示のお話の前に、実は堀川さんと僕と三亀さんと3人で今やっている継続中のプロジェクトで、
王冠製作ということで、僕はほとんど造形はあまりしないんですけど、
一応彫刻出身ということで、三亀さんペインターで普段からも絵画を描かれているので、
彫刻と絵画でお互いに手を入れ合いながら変化していく作品を作っていこうというのをトライアングルスタディということで、
堀川さんに分析してもらうというところも含めてやっています。
元々はこの図の真ん中にあるコップの図像を今最初に軸にしてるんですけど、
スタジオに来ていただいたときに、角田さんが自分自身の装置を持ってきてくださっていて、
これは熱を可視化する装置であるということで、スタジオにあるものを使いながら、
ちょっと実験的にいろんなものを、周りの熱っていうのを可視化させてみるっていうことをちょっと試みていて、
最初は手とかから始まり、私がモチーフで使っているガラスのコップ、水が入ったガラスのコップっていうものを使って、
それを装置を通してみたりとか、ちょっとお湯を入れてみたらどうなるかみたいなことをやっていくうちに、
15:04
自然とグラスっていうものを一つモチーフにしてみようっていうのが最初からあったような始まり方でした。
グラスそうですね、これですね。
1周目がこんな感じでした。
彫刻というかレリーフですね。石粉粘土で木の上に1センチから1.5センチくらいの厚みで作ったものを美香さんにお渡しして、
今も2周目、次3周目に行く。
これはグラスの温度と湿度を記録したものをずっと継続して観察しているという感じです。
王冠製作を始めるにあたって、3人とも同じ種類の新品のガラスのコップを購入して、
それに大体同じ日あたりに届き次第で水をフルに表面重力を張るぐらいまで入れてもらって、
それで近くに温度と湿度が測れる機械を置いて、
それで各々が観察しながら王冠製作のセットが届いた段階で製作を進めるというふうに進めていて、
もうお二人のコップの水はなくなったそうなんですが、私の水はまだあって、
そういったところでも結構違いが出るのをこのグラフとかでまた後から見れるのも面白いかなというふうに思っています。
今ちょうど山口大学のほうでやっている混ざり合う実験という展示のお話を少ししていきたいなと思います。
これは昨日実はセッティングを設営していて、
その設営中平山さんが映像を撮られてそれを編集してくださったものです。
長いのでこれを背景にいろいろ話せたらなと思います。
この研究室展のテーマが混ざり合う実験というテーマなんですけど、
我々美術家は作品を作ったら美術館、ギャラリーなんかで展示する。
アトリエは別にあって、オープンアトリエとかオープンスタジオみたいな形で
自分がやっているところを公開するみたいな展示の仕方もあるかと思うんですけど、
それに近いものを実験室でできないかなというところから始まりました。
実験室もそこで研究する、何か成果を出すという意味では、
我々がアトリエとして使っている場所と近いものがあるんじゃないかなというところで、
何かその成果は全然違いますけれども、方向というか軸は。
18:02
そこでいろいろ混ざり合っていくのが見れると面白いなと思っています。
私はドローイングを展示してるんですけれども、
その年末にさっきサトウミズの実験の映像があったんですけど、
他にも研究室の学生さんにクラウンエーテルという分子の働きの様子の
シミュレーション動画を見せてもらったのがすごい印象的で、
私これのユニットの前にユルユニットという別の素粒子物理学の白井さんとのユニットに入っていて、
その時にすでに素粒子なので本当は分子よりももっと小さい原子よりも小さい世界の話なんだけど、
それだとちょっと手が出なくてもうちょっと大きなスケールのものならもうちょっと自分のフックにつくかなと思って、
それでこのユニットに物理化学になるから入ったところもあるんですけど、
そこですでにある程度分子の構造とかの模型みたいなものを勉強してたので、
その白井さんという学生さんに見せてもらったシミュレーション動画を見たときに、
酸素がここで電子イン極性を高めて真ん中に集まっていて、
そこで金属イオンを吸い寄せているんだみたいな状況がそのモデルのシミュレーションの動画なんだけど、
すごくイメージとして、見えているものと別に実像というとあれなんだけど、
実際の動画が見えるようなイメージがあって、それがすごく面白くて、
それはモデルだけど、それをじゃあ、もし普通の状態で見えるとしたならば、見えないんだけど、
そういうイメージを描いてみようと思って描いたドローイングを展示しています。
はい、私は12月末に先ほど写真で流れてきたハイソウル放射光科学研究所に行って、
そこで体験したことを今回一つ形にできないかなと思って、
可視化ユニットの交流と堀川さんとの12月以降のメールのやり取りで、
円周率のパイをイヤホロの紙の一つとして捉えて、
21:05
物理実験室にパイの祭壇を設置するという作品を今回展示しています。
今回展示が自分はとても遅くて皆様に迷惑をかけてしまったので申し訳ありません。
水ということを結構この中でやられていまして、
9X線で液体を見るという水というものがH2Oなんですけど、
意外とすごく変な物質で酸素がすごい電子を引き寄せてしまって、
折れ曲がった形になっているためにいろんなことが起きて、
結局生命が生まれたりしたということで、形作る電子雲というか、
その形の多様さにすごく引き寄せられて模型を作りましたが、
ちょっと重力の関係で垂れてきちゃったりしているので、
細かいミクロの世界ではそんなことはないんでしょうけど、
もしかして回転するときに何かあるのかなとかも思ったりしています。
僕は普段人の生活動作とかから出てくる痕跡とかを集めて作品を作っているんですけれども、
先ほどのハイソールの写真のときにやたらとアルミホイルが巻かれていたんですけど、
この実験のときって、
すごいこの実験器具をめちゃめちゃアルミホイルで皆さん巻かれるんです。
それは汚れが入らないとか温度があったとか、
そういう理由があってそれを使っているらしいんですけれども、
そのアルミホイルの実験している人たちが使ったアルミホイルの形を抜き出して、
ちょうど映っているこういうアルミホイルの中身の形を透明なオブジェとして作って、
そこに映像を照射するという作品なんですが、
この映像は実験をしている人たちとか、
今回一緒に展覧会をするメンバーとかのスマホの中に入っている動画を思い出として提供していただいて、
それに対してその映像を当てるということをしているんですが、
24:00
この作品に山口大学のときの実験の中の一つで、
文庫シートという光をスペクトラムに変えるというシートがあるんですけれども、
それを貼り付けて皆さんの思い出が当たることによって虹が生まれていくみたいな、
そういう作品を今回作っています。
一番印象的だった、堀川さんから聞いたお話で印象的だったのが、
虹の話が印象的で、虹の粒の反射で虹が見えるということなんですけれども、
一つの虹をみんなで見たときに、
でも自分の目に飛び込んできて虹が見えている粒と、
隣の人の目に飛び込んできているのは別々の粒から出ている虹なので、
みんなで同じ虹を見ていると思いつつも、
それぞれの捉えている虹は別々の虹なんじゃないかというのをすごく思ったんですが、
今回のやつは直接皆さんの思い出が文庫シートで文庫されて虹のスペクトラムを生むので、
みんなで同じ虹を見れるんじゃないかという作品を今回作りました。
今回は普段絵を描くときに見たものを、
例えば記号的に今赤色の文字を見ているというふうにしても絵の具で、
文字だとちょっとよくないですね。
黄土色の階段を見ているというときに、
じゃあこれを油絵の具で描こうというときに、
ただ黄土色っぽい色を載せるだとか、
影の部分に例えば黒を足していく、
明るい部分に白を足していくというふうにはなかなか絵にはならなくて、
見えているもの、見えている色彩とかを一回理解してから、
絵の具や絵のルールに置き換えて描くということをしないと、
なかなか見たように描けない、
どのような結果を目指すかにもよるんですけど、見たように描けないということがあって、
今回12月に山口大学の研究室でワークショップ的に文庫をやらせてもらったときに、
文庫分布の図からそもそも自分が下方根色と原方根色の違いについて、
ものすごくつまずいてきたなということを思い出して、
スペクトル光線とか太陽光にこれだけの色が含まれていて、
傾向音だとこうなって、LEDだとこうなってということを踏まえてモチーフを見るということを
もう一度考え直してみようというので、光源についての絵というのを少し試作しています。
27:04
僕はですね、ちょうど今写っているのは僕なんですけど、
熱を可視化する装置というのを3年前ぐらいに作って、
それをずっと熱を研究しているみたいな感じになっているんですけど、
今回はハイソウルで、さっき冒頭で説明した心臓がずっと動いている
真空ポンプの音がすごい耳に残っていて、
音を可視化できたらすごくいいなと思って、
ずっとデジタル機器を使ってきて、
機械も生きているという表現がいいかどうかわからないですけど、
結構好きというか、機械が動いている心臓を鼓動しているような音を
可視化できたらいいなと思って、今回こういう装置を組みました。
これはスピーカーから出ている振動が空気を伝わって、
それが自分が手入れ法というんですけど、
それでモニターを通してみると空気の振動が見えるというのを作っています。
今日もし実際に実際に見に行っていただけたら、
その様子を見ていただけるので、ぜひお時間ある方は見に来てください。
ということで、実は皆さん説明していただいた通り、
自分が普段やっていることではあるんですけど、
広島大学、山口大学を訪れたことをきっかけに作っている作品を持ち寄っていて、
そのきっかけとなる実験を堀川さんも実験台で再現してくださっているので、
ストーリーと何をやっているか、どんな風に混ざり合っているかというのが、
割とすごく面白くわかりやすい展示だと思うので、
ぜひ見ていただけたらなと思います。
ありがとうございました。それでは質疑応答に移りたいと思います。
質問したいという方いらっしゃいましたら、どうぞ。
ありがとう。すごい面白いなと思って。
可視化ユニットはどのくらいの頻度で交流したり集まったりしていたのかなというのが、
この課内の人数かなと思うので、そういう交流の仕方も含めて純粋に気になったので聞いてみたいです。
ユニットを結成してからなるべく早く一回実際に集まろうと言って、
3人が集まったのがたぶん1ヶ月後くらいでしたかね。
実際に会って、その後にすぐメンバーが増えて、
その段階でもう一度実際に会える機会はいつかというので、
年末なら大学も休みで、皆さんも集まりやすいんじゃないかというので、
30:03
本当に年末の28日、29日とかに実際に集まることを想定して、
でもその間にもZoomとか月一でやってましたね。
月に1回、実際に会うまでには2回か3回やって。
全員がどんな状況かわからないんだけど、
私たちが参加したのがたぶん10月くらいで、
10、11、12とオンラインでZoomでミーティングして、
12月の末に集まって、
たぶんその後はそれぞれがどんな制作をするかを個別で、
堀川さんが一人で一手に引き受けるみたいな形で、
たぶんみんなペースが違ったと思う。
あとは当初から門田さんが発案で実験室で展示をしたいというのが
本当に最初の方からあったので、
それでちょうどスペースが今できそうだというので、
最後の方は展示プランというか、
その展示プランをベースにした、
どんな作品を出すかとかコンセプトを出すかというものを
ディスコードですごいやり取りしていたみたいな感じだったと思います。
他に質問ある方。
すごく手法的な質問で恥ずかしいんですけども、
先ほどいろんな器具をアルミホイルで包んで、
アルミホイルの抜け殻というんですかね、
それを形にしたものをあそこに置いてらっしゃいますよね。
あそこに置いてらっしゃる素材を知りたいのと、
どうしてその素材を選ばれたのかということを知りたいんですね。
反射で色の感じ方は違うと思うんですね、素材によって。
それとあともう一つ、ごめんなさい、
ちょっと目が悪いんでよくわからないですけど、
色の感じ方が違うっておっしゃった。
でも感じ方っていうのは個々の感じ方だから、
みんな一様じゃないわけですよね。
だからあなたが感じていらっしゃる色と、
同じものを見てもね、私が感じている色っていうのは
絶対に分かり得ないことですよね。
カメラとかそういう装置があって、
同じものを見てるっていうことが確証されるものっていうのは、
人の感じ方っていうのは個々にあるわけだから、
私は理屈っぽいのかもしれないんですけども、
33:00
実際にそういうことはあり得ない。
だいたいの平均値は、
もう私たちは平均値で物を語っていると思うんですよ。
だから個々の感じ方っていうのは全く別物で、
その人の中には絶対に入っていけない。
っていうふうに私は思っているんですけども、
だいたい同じように感じているっておっしゃったのは、
どういう背景からおっしゃったのかなっていうのが、
とても気になりました。すみません。
はい。僕が使っている素材ですよね。
素材は、あれはシリコンを使っています。
透明なシリコンで、
誰かが作った形、この場合実験をしている人が作った形状を、
そっくりそのまま写しとるっていうので、
物質に吸着しない、くっつかない素材っていうのを探して、
それでシリコンで、通常シリコンの方が型を取る側で使われることが多いと思うんですけど、
それを、物質の方を型にして使うので、
中身をシリコンにしたっていうところでシリコンの素材を選んでいます。
もう一つありましたっけ?
いや、シリコンっていうので分かりました。
分かりました。
ありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。
ありがとうございます。
名前、ミカメレーナと申します。
ありがとうございます。
私がちょっと個々の感じ方っていう言葉を使ったかどうかがちょっとあれなんですけど、
そもそもおっしゃる通りで、
見え方も、物の色の捉え方も形の捉え方も本当に人それぞれで、
それはもちろん共有し得ないというか、
同じものを見ることはできないという前提はもちろんあります。
その上で絵を描くっていうことはすごく独りよがりになりやすいというか、
そういったものであるということも理解しています。
その上で、じゃあ絵を描くっていうことは何かっていうと、
私の場合は何かモチーフを見たときに、
例えばこういう色に見える性質を持っているとか、
そういう色に見える形に見える可能性があるということをなるべく真として捉えながらも、
やっぱり自分の表現として載せなければいけない。
ただ、それは人に押し付けたりとかしたいわけでもなく、
まずはそれを自分が提示して、
じゃあ相手はどう感じるかっていうのも含めて表現できればというふうに思っています。
ちょっと答えに今なってるかわからないんですけれども、
その上でまずは提示するものっていうふうに絵画を捉えて制作しています。
36:00
アーティストさんとコラボする中ですごく思ったんですけど、
表現する方も本当に観察をすごくしてるんですよ。
一つのものを描くにあたってもほとんど観察して微妙な違いも見てるし、
そこから哲学的なこともすごく考えて、
今おっしゃったような人によって捉え方が違うのを前提にちゃんとわかってらっしゃるけど、
その中でやっぱり何か表現していきたいというか、
常に探っている存在だと思うっていうのがすごくコラボで感じたんです。
我々もまだ道半ばでずっと突き詰めてる、研究もずっとわからないことが続けている。
アーティストさんも同じ姿でずっとやってるんだなっていうのがわかったので、
その姿を今日見せていただけたらすごく一番私たちの目的に合うというか、
それを共有したかったという回なのでとてもありがたい質問だったと思います。
ありがとうございます。
それでは時間になりましたので、
可視化ユニットの皆さんのお話は以上となります。
ありがとうございました。
37:04

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