早速、アイドル卒業して地域おこし協力隊って結構謎な仕事に送ってきてると思うんだけど、
そもそもなんで地域おこし協力隊をやってみようかなっていうのはなったのか?
まずそもそもAKBはノープランで卒業してて、
やーめよ!と思って、やめまーすって言って卒業して、
でも卒業した半年後くらいに、福井でもちょっと仕事やってみようかなみたいな感じで、
まず勝山の知り合いに連絡したら、
あ、寺井さんっていう面白い人がいて、今度東京でイベントするみたいだから、行ってみたら?って言われて、それに行ったんですよ。
そっからなんだ。
あれなんていうんだっけ?
福井で東京で集まろうみたいなイベントだったよね。
東京に住んでる福井出身の人たちで集まりましょうみたいな。
で、MCで寺井さんとはるなちゃんが来てくれる。そこが初対面で。
そうなんだ。確かに。
俺も寺井さんがイベント準備してるの知ってて、帰ってきたら、ほんとAKBの子がいてさみたいな。
嬉しそうに話したの。覚えてるわ。
嬉しい。で、そこでいろんな、寺井さんもそうだけど、いろんな福井出身の方と会って、
あ、なんか二拠点生活やってる人いっぱいいるな。
確かに確かに。
かっこいいから私もやりたいと思って、とりあえず二拠点生活やってみる。
へー、そういうことだったんだ。
勝山と東京で、ほんと月半分ぐらいでこう行ったりとかしながらのときに、
寺井さんともまた東京でもまた別のイベントでお会いすることもあって、
そのときにちょうどチャレンジ応援コーディネートの募集があります。
そうだね。ちょうどいいタイミングで。
そう。で、そしたら寺井さんが、あ、京香ちゃん、敵人なんじゃない?みたいなのを言い出して、
あ、確かに確かに。
確かに。
で、私は別にその東京に行った意味って、もうAKBになりたいでしかなかったから、
AKB辞めた後って、私にとって東京にいる理由って何もなかったから、
っていうのもあるし、もともと東京よりは福井の方が好きだったから、
いつかは帰りたいな、地元に戻りたいなっていうのはあったから、
あ、いいタイミングだなーと思って、
COCと同時に福井にUターン。
へー、そういうことなんだ。
そうだそうだ。そもそも、僕と京香は今同じポジションで、
チャレンジオイコーディネーターっていう同じポジションで入ってて、
で、僕が最初に入って、その1年後に京香と竹ちゃんって新しい2人が入ってきたっていう大会で、
で、ちょうど募集要項を寺井さんと話してるときに、
デザイン担当が欲しいよねっていうのと、発信してくれる子が欲しいよねみたいな話をしてて、
で、確か、なんか俺もウロ覚えなんだけど、
一緒にドライブというか、移動してる間にそういう話をしてて、
発信担当いうふうに言われたらいないんだよねみたいに言ってたから、
なんか京香ちゃんってどうなんかみたいな話をして、
お、いいかもみたいな。
あ、そうなんだ。
そんなんで決まった気がするんでね。
俺もちょっとウロ覚えだけど、
そんな車の中で2人でいいねみたいになって、
じゃあ声かけてみようみたいな。
うれしい。
いやー、ありがたい。
俺らからするとさ、元AKBって輝かしすぎるものを持ってるからさ、
その子来てくれるかなみたいな。
全然来るけど。
でも、地元に戻りたいっていうのはあったの?
仕事選びするときに。
そうだな、でも一回東京出たからには、東京でしかできないことやってから帰ろうかなとかもあったんだけど、
なんでだろうね、なんか昔からは田舎のほうが好きだった。
この都会の息苦しい感じがやっぱ、やだなーみたいな。
どの辺が息苦しいの?都会は。
えー、やっぱなんかみんなが時間に追われてる感じかな。
この、なんだろうな。
でも、やっぱAKBにいるときとかは、もう同じ事務所関係の人とかしか会わないから。
大人とかさ、同期先輩後輩とかしか会わないから、結構私的には、東京だけどめっちゃ狭い世界。
コミュニティが狭い。
けど地元帰ってくると、友達がいたりとか、お世話の先生がいたりとか、自然があったりとか、
やっぱなんか、心が休まればという感じだから。
逆に都会のAKBのほうが、都会っぽい堅苦しい狭さというか、狭いコミュニティに入っちゃったな、みたいな。
うん、すごい思った。
あー、なるほどね。確かそうだよ、だって、練習生と基本付き合うことになるもんね。
練習生って同じグループのメンバーと遊ぶなりなんなりするし。
しかもいきなり外に、都会に出てったから、いきなり友達作りをする場所もないし。
そう、なんか学生の子、中学生、高校生とかだったら、新しく学校転校しても、そこで友達ができたりとかするけど、
私はもう全然、高校卒業してから加入したから、全然そういう場もなく。
そうだよね。
そう、毎日同じ人と会うだけ。
みんなで練習して、帰って、みたいな。
あー、まあそうなるよね、確かに。
結構アイドルってやっぱり難しいっすね。
アイドルは、でも、分かんない。
舞台に出演される方とかは、その舞台の共演者つながりができたりとか、
テレビに出演される方とかは、そこでもしかしたら共演者さんとつながりができるかもしれないけど、
でもほとんどの、分かんない、AKBしか知らないけど、あんまそんな、あ、もう、AKBのメンバー同士でずっといるイメージ。
まあ、そうなるよね。
仕事の日も、休みの日も、どっか行こう、みたいな感じばっかりだった。
なんか、ちょっと表に出てるからさ、あんまり外ではっちゃけすぎることもできる。
そうだな。
確かになんか、片見せもそう。
まあ、でも、楽しくやってました。
なら良かったです。
そうか、そうか。
でも、そういうAKB時代を卒業して、地元に帰ってきたら、
まあ、なんか、寺井さんという人脈おばけみたいな人がいて、
なんか、いろんな人と出会ってくる1年。
そう、出会ってくる1年。
いや、1年、ちょうどこの前、1週間前ぐらいに、そのCOCに任命されてから1年経って、やっと楽しくなってきた。
ああ、そうだね。
やっとこの、なんか、勝手がわかってきたというか、
なんか、やっぱ、いろんな場に行ってもさ、振る舞いがわかんないというか、
コミカルとか行っても、
なんか、え、これ、このアイドルただ教科でいたほうがいいのか、何なんだろうとか、最初は。
そうだし、いいのかとか。
思ってたけど、まあ、だんだん、あ、こういう場ではこういう感じでいいんだとかが、なんとなくわかってきたから、
すごいなんか、楽に楽しくなってきた。
馴染んできた感じかな。
うんうんうん。
それはすごいある。
確かに。
いや、最初、困ってたもんね。
最初は、なんだろう、なんかね、やっぱ、大変だった。
その、なんか、寺井さんが、その、いろんな集まりとかに、一緒に連れてってくださるんだけど、
この、名刺を配って、終わり、みたいなのが、経験がないから、なんだこれは、みたいな。
初めてすぎるよね。
そう、初めてすぎて、でも、まだ名刺の私方も、よくわかってないんだけど、
これは、何かにつながるんだろうかとか、
この、無理に、この、上辺だけの会話で、こう、にこにこして、ただ疲れて、
なんだったんだろう、みたいなとかを、こう思っちゃったりとかして、けっこう大変だった。
あと、その、自分に何ができるか、もうわからなくて。
そう、見えないもんね。
そう。
確かに。
私よしーのお仕事とか、タレントのお仕事も、ちょっとずつ、こう、いろんなことをやらせていただけるようになって、
あ、自分は、こういう部分は、あ、人にはできないけど、自分が言うことで、これは説得力があるなとか、
確かに、確かに。
この、なんか、この経験は、誰かに伝えられるなとか、そういうのが、わかってきたから、よかったなと。
確かに、1年ぐらいかかるかもね。
うーん、なんか、そんな気がする。だから、わかんない。私も、こう、なんか、今でもフリーランスだから、
この、ちゃんとした就職みたいな感じではないけど、こう、とりあえずやってみる、みたいな。
気が向かなくても、気分が乗らなくても、とりあえずやってみることで、見えてくることもあるんだな、みたいなのは、感じたかも。
めちゃくちゃいいですね。
ほんと?
たぶん、寺井さん泣いてると思う。