こんにちは。福井で転生、都会を離れた移住者が出会った、ちょっと面白すぎる人たちへようこそ。
この番組は、都会から福井に移住者地域おこし協力隊のつかちゃんが、福井で出会ったちょっと面白すぎる人たちの人生を探求していくポッドキャストになっております。
キーワードは、仕事・置いたチャーニングポイント、この3つの観点からゲストのこれまでとこれからを深掘っていきます。
それでは、今回のゲストをご紹介いたします。福井県庁のチャレンジ応援ディレクターをやっている寺井優介さんです。よろしくお願いします。
寺井優介さん、よろしくお願いします。寺井です。
寺井さん、ありがとうございます。
いえいえ。ついに読んでいただけたということで。
寺井さんは前回のエキセントリックラジオでも出ていただいているんですけど、今回はより深く寺井さんのご紹介をできればと思っておりますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それではまずですね、寺井さんの略歴を紹介したいなと思っています。
寺井さんは福井県の鶴橋出身で青山学院大学卒業した後、2006年に福井県庁に入庁しております。
若さ、県民サービス施策、情報公開法制化、ブランド営業化、危機対策防災化などめちゃくちゃいろんな分野を経験しながらキャリアを進めています。
そうですね。
今結構若者たちはチャレンジ応援ディレクターというものばっかりを聞いているかもしれない。結構いろんなことをやっていると。
多分県庁で一番アップダウン激しいんじゃないかな。すっごい柔らかい仕事からめちゃくちゃ固い仕事まで。
確かに。
ブランド営業化の時には福井県の恐竜博物館を中心とした観光PRに尽力をして、恐竜キャラクターのジェラチックの立ち上げにも関わって年間入場者を50万人から約90万人押し上げる。
さらに映画のチアダンなどのロケ支援やPRにも携わってメディアを通じた地域発信の場で活躍しておりました。
2021年からご存知、チャレンジオインディレクターとして県内外の若者たちの挑戦を後押しする仕組みづくりを取り組んでおります。
若者の声を聞きながら行政や市町、メディアにとって繋ぐハブ役として運送をして、最近ではインスタで公務員レベル100という動画を出しまして、それが大反響を呼んで再生回数200万回を突破する。
すごい。
おめでとうございます。
素晴らしい。
公務員の枠を越えた走り続けるスタイルみたいなのが多くの共感を呼んで注目を集めております。
こういった独自のアプローチや継続的な現場での活躍が評価されて、2022年に地方公務員が本当にすごいと思う地方公務員案はどう受賞しているか。
これもすごいですね。
すごいね。役歴俺長。
結構長い。
長いね。
最後、現在はエクセントリックカレッジ福井の統括ディレクターや、FWIという福井若者情報発信局というアプリですね。
福井県がやっている若者の応援をするアプリの局長を兼任しながら、若者の自由に動き出せる文化、若者がチャレンジができるように福井県がチャレンジを応援しましょうという文化を地域に根付かせるように、今日も頑張っています。
長いですね。
長いですね。
すごい。今日はいろんなことをやっている寺井さん、今チャレンジ応援ディレクターの話もそうなんですけど、それまで福井県庁に新卒から入庁して、今まで20年近くキャリアを積んでいるというところもあるので、今日はそういった仕事の話を深掘りできたのかなというふうに思っております。
そう、まさに僕20周年らしくて。
20周年。
おとつい気づいたのよ。あれ、今年20周年だねってなって。
そうなんだ。
なんかね、表彰じゃないけど知事から20周年頑張ってねみたいなのあるんだよ。
そういうのあるんですか。
あるんだよ。
県庁、そんなのあるんですか。
症状っていうかなんかもらうだけなんだけど、ちょっと嬉しいなって。
いいですね。
20年やってるんですよ。
20年だいぶ長いですよね。
20年同じ会社で勤めるって結構すごくない?
確かに。
今の時代においては俺結構すごいんじゃないかな。
確かに。
すら思っている。
結構珍しいかも。
大体もう転職が当たり前みたいな状態が増えているけど。
やっぱり今って当たり前なのかな。
結構増えてると思いますね。
やっぱりそうか。
僕が今20代で喋ってると、20代の人と喋ると本当に今の会社にずっと勤める気はないってほぼ100%言うんですよ。
みんな言うんでしょ。
いや僕らが多分最後の世代なのかな。
20年前に22歳だった僕は、いや県庁にずっといるでしょと思って入ってるから。
今でも辞める気一切ないので。
結構感覚違うかもしれないですね。
違うね。
そんな寺井さんが、そもそも今チャレンジ応援ディレクター何してるかってところをまずお話伺いていきたいなと思ってるんですけど、
エキセントリックカレッジであるとか若者情報発信局の局長をやってるっていう方をお伝えさせていただいたんですけど、
実際に寺井さんからチャレンジ応援ディレクターって何やってるかって教えてもらっていいですか。
そうですよね。今もう5年目に突入していて、もう本当に知事から最初に若者のチャレンジを応援しなさいということで、
使命を帯び、やり方は自由だって言われたスタートですね。
謎ですよね。
マジで謎だよ。今でこそさ、なんかチャレンジ応援って福井県の中でよく聞くけどさ、最初チャレンジ応援って言われたら、はっ何すんのって言われたからさ。
しかも県庁職員の型が決まってるものを再現したりとかっていう業務が多い中で、自ら切り開いてこいみたいな。
そう、全く引き継ぎなし。もう新しいポジションだから好きにやっていいって言われたから、本当に最初の3ヶ月でいろんな人の意見を聞こうと思って、
200人ぐらいか3ヶ月で200人ぐらいに会って、その中で思いついたのがまずはエキセントリックカレッジ。
これもエキセントリックって風変わりとか異能とか異端って意味なんだけど、福井のチャレンジを応援するっていうのは僕の仕事なんだけど、
じゃあどういうふうに応援するといいかなっていうので、人を育てようということで始めたのがこのエキセントリックカレッジですね。
確かに。県の授業でエキセントリックって付くことないですもんね。
めっちゃ怖かったよ。そういう意味では知事とかにプレゼンするときにエキセントリックって名前出すことすら一瞬ためらうぐらいの。
そうですよね。今じゃ結構馴染んできている人がいるけど。
最初は結構僕もドキドキしながら県庁内では寝回しを始めた。
けど今では結構知ってもらえることも増えたけど、言ってみると福井県って結構真面目な子も多いし勉強できる子がたくさんいると。
けど福井で意外とこの活躍してるであるとか面白いことやってる人って、本当に勉強してた子もいるんだけど、
なんかちょっと変わったことから、新しい取り組みしてる人多いぞっていうのが最初の3ヶ月で気づいたこと。
人に会いまくってるタイミングで。
そうそうそうそう。そこで会ったのがやっぱり次やってる新居山君であるとか、福井県立大学の準教授の高野君であるとか、八王子間側やってる時岡さんであるとか、
そういうちょっといろんな人に会ってる中で、なんかみんな変だなと思って。
みんなみんな変だと思って。
なんか優等生タイプでは決してない人が多かった中で、じゃあ僕は福井県が真面目な子は福井の県立高校で育てばいいが、そうじゃない子は僕が育てようと思って始めたのが駅カレーですね。
そこでいろんなエキセントリックという名前に惹かれた若者たちが集まって、まさにエキセントリックなことしてくれてますもんね。
最初はじゃあこれ実績どんなものが起こるのとか、KPIは何なのって県庁の中で言われるんですよ。言えないしな。どんなこと起こるか俺もわかんなかったからさ。
そこから駅カレーを通じて出てきたことが、コントユニットタスさんというのが出てきたりであるとか、その中のメンバーの森由加ちゃんは、もう駅カレーやってるとこからタレントになったし、
あとはそこで映像制作チームの社長のアイトラのキリトが、そこで出会った人たちとモデル事務所を立ち上げたりであるとか、高校生のノリとか原ちゃんとかがNPO法人の高校生団体のクイースマイルアクティブというのを立ち上げたりであるとか、
これ言い出すと終わんない。止まらないですね。めちゃくちゃあるんですよマジで。僕も関わってるからすごいわかるけど。
オールナイトでエルパー貸し切ってイベントやったりとか、ほんと山ほどあるんですよ。
先人たちのいろんな講師の人の話を聞いて、まずは学び、そこから自分たちが仲間を得て仲間と一緒に何かやろうぜっていうのが、駅カレーで起こってる感じなんですね。
一旦面白がりっていうところからスタートしてるんで、本当に許容をするというか、いろんな人のエキセントリックでもありだよねっていう通気があるからこそのこの活動なんだろうなと僕は今見てるんですけど。
承認だろうね、本当に。ある意味では多分福井においてエキセントリックなことであるとかちょっと風詭りなことを言うと叩かれちゃうというか、
お前そんなことやってて飯食えねえだろうとか、そんなことやっててどうなんのって言われた人が多分多いと思うんだけど、このエキセントリックカレッジの中ではそれをまあ承認するというか認めるというか、それをやっていくとねやっぱ尖った部分ってもっともっと尖っていくというか。
確かに、許容されると、承認されるとどんどん尖ってもいいんだって言ってそのまま伸びてきますからね。
そう思ってやってますね。
今日僕バスの中で考えてたんだけど、話す半年だなと思って。ここからの半年間は話す。話すっていうのは漢字で言うと話していくっていうのもあるけど、お話しする話すもあるなと思って。話して話そうと思って。
トークと手放す。
そうそう。ちゃんと伝えながら話していくっていうのもあるし、話すこと自体はやめたくないなと思うので、つかちゃんであるとか、たっちゃんであるとか、きょうかちゃん、たけちゃん、みんなに話して話していこうと思ってます。
トーク&リリースですね。
トーク&リリース。いいね。トーク&リリース。その半年間ぐらいにしたいなと思ってるかな。
確かに手放すみたいなのは結構大事な話だなと思っていて、結構今福井でイベントを起こしてる人たちも、一代目がめっちゃ頑張っていろいろ作ってきたものがなかなか事業が継承されないというか、事業イベントもそうだけど。
どう継承していくかって結構福井の課題だなと思っていて。
そうだと思う。
ここのチャレンジ応援をどう引き継ぐかもその一個の課題に直面というか、ぶっかりにいくというか。
僕の引退というファクトに対してどう解決するかみたいなところだよね。
それに対して手放すとか許容するのはすごい大事だなと思っていて、事業を継承するにあたって僕は初代のマインドを引き継ぎつつ、やり方は自分たちで考えるみたいなのが一番いいなと思っているので。
確かに寺井さんのリリースするみたいなのはすごく大事だなと思っている。
属人化が大切だと思いながらも、今言った通り魂を引き継いでいけばいいなと思っているので。
本当にそれができてくるとまた新しい生計のやり方みたいなのが。
生計だよね。
できそうですね。
生計が多分これからの日本の一つのキーワードかなと思うので、事業生計とかもそうだと思うし、会社の生計もそうだし。
ちょっと話変わるんですけど、寺井さんが働く上で何を大事にしているとか聞いてもいいですか?
それで言うと老いたちにも関わってくるかもしれないけど、やっぱり高校生の時の自分が今の自分を見ていいと思えるかどうかかな。
ずっと思っている最近は。
自分の高校生時代の自分みたいなリトル寺井がいる感じですか?
リトル寺井がたくさんいるんだけど、県庁の中の危機対策的寺井もいるし、ずっと見てる自分が考えてるCODがたくさんいるんだけど、寺井がたくさんいるんだけど、そういう意味では高校生の時の自分が自分を尊敬できるかどうか。
それが軸にあるんですね。
多分それが軸です。最近喋ってて気づいた。
そうなんだ。面白いですね。
それは高校の時のギャップというか。
高校の時が、大分神道編に詳しく話そうと思うけど、何もできない高校生だったというか、憧れはたくさんあったけど何もできない。どうすればいいかわからない。
っていうのがあったので、そんな時にああいう大人がいるといいなっていうのを体現してる感じなのね。
じゃあ高校生の時の自分にいて欲しい。
そう、いて欲しい自分をずっとやってる感じ。そこからずれたら良くないなと思う。
どういう感じなんですか?いて欲しい自分としては。
そういう意味ではだからやっぱり、自分が高校生の時って何かやりたい気持ちはたくさんあったんだけれども、どうすればいいかわからなかったし、誰かに教えてほしかったけど、学校の先生と会わなくてもらえない。
学校の中で全然会わない子だったから、学校の外にこういう大人がいて導いてくれる人がいいなと思っていたので、そういう意味では今の高校生とか大学生が憧れるような存在でずっといいよっていうのはあるかな。
なるほどな。憧れる存在である。
そう、憧れる存在でいいよみたいな。
しかもあれですよね、さっきの話で言うと、先生はちょっと自分とは相性が合わなくて、やりたいことを相談できないみたいな。
できなかった、一切。
そういうところを、じゃあそういう時に学校の外に相談できる大人がいたらいいよねみたいなのがちょっとあって、やりたいことを相談できる、自分でやりたい。
だからそれがずっとCODなんだろうなと思ってやってるかな。
確かにそれはすごく僕も大事だなと思っていて、僕も今コミカルっていう学生が集まる居場所づくりを頑張ってやってるんですけど、そこには必ず大人が、いろんな大人がいるのが大事だなと思っていて、学生、どの学生がどの大人にマッチするか全然こっちは判断できない。
俺と会わない高校生とか大学生も絶対いるから、だから僕は僕に会う高校生、大学生に対して憧れていたいなっていうところがいる。それが高校生の時の自分って感じかな。
いろんな大人がいて、そのうちの寺井さんは憧れを背負う大人。
憧れを背負ってます。そこはそうだね。
いいですね。そうやってずっ走っていった5年間で、確かにインスタもバズりにバズって、走る大人として憧れを背負ってますからね。
ずっと走り続けてるよね。
結構走り続ける大人ってイメージあるかもしれないですね。
いや、俺もなんか普段からちょっと走ってるもんね。移動中はちょっと走るさ。なんで走るのって聞かれても、これの言語化不能なんだよね。
逆にみんなに問いたい、なぜ走らないか。
確かに寺井さんに走るって動詞がめっちゃ合いますね。
そうだね。そうだと思う。家でゆっくりとかあんまできないんだよね。
あ、そうなのか。
できない。なんか家でゆっくりしてると、こんなんでいいんだろうかってなっちゃう。
あー、もう走りたくて走りたくて。
走りたくて走りたくて。ずっと衝動があるみたいな。
マグロじゃん。
マグロだよ。ほんとにマグロだよ。寝てるときぐらい。ほんとに。
寝てるときはめっちゃ夢見てるからね。
あー、ずっと動いてるんだ。
ちょっと話しずれるけど、俺ずっと悪夢しか見ないんだよね。
そうなんですか。
悪い夢しか見ない。仕事の夢しか見ないんだって。見ないの。
すごい。
だいたい妻に言われるのは、謝ってるよとか、司会やってたよとか言われる。
司会もやってる。
僕ね、夢の中でいつもね、想定してんの。仕事の想定してて、そこでなんか悪い例をこうなったら嫌だなっていうのを夢でやってるっぽい。
へー。
だからめっちゃ嫌な夢しか見ないんだよ。
夢嫌ですけど現実いいよね、そしたら。
そうそう。だから夢で嫌なこと全部やってるから、想定できてるから。準備できてるっていうのはある。
めちゃくちゃエクセントリックですね。
だからみんなそうじゃないんだってことはちょっと最近聞いてびっくりした。
確かに。夢は面白い夢もある。まあ悲しい夢もあるけど、面白い夢もありやすいからね。
5%ぐらい。毎日見るしね。
そうか。
そろそろ時間が来てるので、最後にインスタで寺井さんに質問したいことを募集したら1個質問が来ていたので、それを紹介して質問を聞いていきたいんですけど、
はい、何でしょう。
寺井さんが1週間の中で自己投資と多個投資の割合を教えてくださいっていう。
はー、自己投資と多個投資か。
まあ多分チャレンジ応援ディレクターとして応援しなきゃいけない自分もいると思いつつ、
さっき背中を見せて憧れを見せてるみたいなところもあって、
自己投資の割合もあるんだろうなというところもあるので、
この割合をちょっとイメージ、感覚でいいので教えてもらえると。
多分、多個投資9割、自己投資1割です。
すげーな。
だってどう考えたって他の人の応援ずっとやってるもん。
なんか仕事もやってたりデスクワークもやってるけど、それも誰かのためにやってるデスクワークばっかりだから、
自己投資と言えるものは何かっていうと、
本読んだりとか情報収集的にインスタ見たりとかTikTok見たりとか、
いやそれも何か多個投資っぽいな。
誰かのための。
うん。
例えばさ、TikTokなんて普通の41歳見ないじゃん。
あー確かに確かに。
だから俺だから今の流行りの曲とか全部言える。TikTokの。
僕言えないっす。
言えないっす。おじさん好文とか今流行ってる。
とか、だからそれも人のためにやってるけど、
なんか自分のために本読んだりとか音楽聞いたりとか、
映画見たりドラマ見たりっていうのが家でやるから、
それが1割とかで、あとは全部誰かのために動いてるんだと思うよ。
すっげー。
うん。
なんかほんとそうだと思う。
あーすごいな。
うん。
1割か。
1割だと思う。
自分のために何かやってるって、