僕ね、今はゲイなんですけど、若い頃はね、バイセクシャルだったと思うんですよ。10代の頃かな。高校の頃はね、女の子が好きだったんですよ。
高校2年生の頃だったかな。すごいね、可愛い女の子好きになって、高校の時に僕ね、告白したんですよ。
でさあ、それをね、たまたまね、見てた友達がいて、僕のね、真横を通って、っていうかね、通学路で告白したのがよくなかったんだけどね、
真横を友達がね、通っててね、後でね、その話をされて恥ずかしい思いをしたっていうのもあるんだけど、
まあその告白はね、振られて、僕はね、高校時代、彼女がいたことはなかったんだけど、そのね、女の子に貸してもらったCDっていうのは、今でも大切に聴いていて、
チャラのね、ジュニアスイートっていうアルバムなんだけど、まあ名盤ですよね。まあね、その後で僕は18歳でゲイだと気づいて、
その頃からはね、できるだけね、自分がゲイですっていうのをね、言うようにしてるんですよ、関わる人とはね。
もうこれカミングアウトっていう感覚じゃなくて、カジュアルな感じで、まあ僕はゲイだからね、みたいな感じで話すんだよね。
特にね、ステレオタイプの男には言うようにしていて、なんていうのかな、やっぱめんどくさいんだよね。
どんな女の子好きなの?とかそういうの話されるのめんどくさいから、もうできるだけ早く僕はゲイだって話をするんだけど、
シスジェンダーの男ってさ、シスジェンダーってあれね、異性愛者ね、女の子が好きな男性ね、に僕ゲイなんだよねって話をすると、
俺、ケツ掘られるんですか?とか、俺やられちゃうの?とか、いや藤田さん、俺は無理だからごめんね?とかね、よく言われてたの、その頃。
まあその頃はさ、そんなこと言われても笑ってごまかしてたんだけど、今考えるとさ、彼らってさ、多数派でさ、常に選ぶ権利があるっていうことが前提で、僕にそれを話してたと思うんだよね。
おそらく無意識だと思うけど、成長の過程でさ、シスジェンダーにはさ、選ぶ権利っていうのがたくさんあるっていうのがさ、もう教育としてさ、埋め込まれてたと思うの。
僕らのようなさ、少数派は選ぶ権利すらないと思われてるんだよね。だってそうでしょ?俺やられるんですか?とかってさ、言われるけどさ、こっちにだってタイプがあるわけで、
いやいやあんたのことなんてタイプじゃないよって心の中で思ってんだよ。ちょっと心の中で笑いながらも、いやいやそんなことないよみたいな感じでね、笑って言ってたんだけど、
僕らにはさ、選ぶ権利すらないと思って、無意識でね、話してたと思うんだよね。でも実際そうだよね。シスジェンダーの人たちに比べたら、僕たちゲイはさ、選ぶ権利っていうのが少ないと思うんですよ。
例えば、結婚ができなかったりするでしょ?他にもいろんなところでね、シスジェンダーの人たちができること、僕たちができないことっていうのはたくさんあると思うんですね。
これってさ、女性もそうじゃないですか?僕はさ、男だから女性のね、気持ちはわからないけど、歴史を見るとさ、男性より選ぶ権利が制限されている気がするんですよね。そうじゃない?
だからさ、僕はね、女性の友達が昔から多かったのかなーって最近思うんですよね。どこかさ、無意識のところでちょっと分かり合えてたっていうのかな。
なんかね、そういうのを考えると、僕らの人権ってほんと何なんだろうなーってね、考えちゃうよね。こういうのってね、考え出したら、うわーってなっちゃうから、僕はもうあのね、詰まったらすぐ寝るようにしちゃうんだけど。
そんなことをね、先週金曜日に参議院で可決されたLGBT法案の内容を見て思い返していました。
僕ね、この法案が可決された前日の夜にLGBT法に抗議する緊急大集会というのにね、参加してきたんですよ。
これさ、新宿駅西口の地下で開催されていて、僕ね、政治的な集会に行くのは初めてだったんですね。
ちょっとワクワクしてね、行ってきたんですけど、LGBT法案に関する内容や集会に関しては番組の最後にお話をしたいと思います。
それでは今週も始めましょう。
アラフォーゲイのおねえじゃないのよー
平日の朝も平面な夜もどんな時もロンリロンリロンリロンおねえじゃないのよ
どうも藤田鉄平です。この番組は水曜日の夕方5時に東京からお届けするパーソナルトークプログラムです。
アゲーイといえばおねえのイメージが強いですが、そうじゃないのもいるんですよー、フフフなノリであららずとコネクトする番組です。
今月のトークテーマ、おしかつについてお便りいただきました。
あららネームクレオさん。
ペイさんこんにちは。私のおしかつはヨモギ虫です。
ヨモギ虫?イントネーションわかんないな。ヨモギ虫かな?
と言っても昨日自宅に届いたばかりです。
あまりに気持ちよくてお便りしちゃいました。いいねー。僕ね、こういう勢い好きですよ。
なんかさ、好きとか楽しいことね、どんどんシェアしていただけると嬉しいです。
ヨモギ虫は素焼きのポットに穴が開いていて、下から蒸されたヨモギの蒸気がもくもく。
ドーム型のサーナスーツを着て、その上に座るとドバーっと汗を吹き出します。
ダイエット効果もあるらしいんですが、私はもともと失神がひどくて頭痛腰痛もあったので、そちらの効能に惹かれて購入してみました。
だいたい40分くらい座ってるんですが、長いね。40分座るんだね。
アラオネを効きながら癒されるので、虫カツをしながらアラオネしています。
コネクトバッグも愛用中です。
クレヨさん、お便りありがとうございます。
ヨモギ虫ね、僕ね、聞いたことはあったんですけど、
ちゃんと見たことなくて、僕ね、好きなドラッグクイーンの方がいて、リル・グランビッチさんという方なんですけど、
その方がね、インスタで時々、今日はヨモギ虫してきますみたいなね、画像をあげていて、
そんなのあるんだーと思ってたんだよね。
でもね、ちゃんと見たことなかったからね、いい機会だと思ってちょっと調べてみたというか、
YouTubeでね、なんかいいのないかなと思ってたら、俳優のね、川口春奈さんがヨモギ虫をしている動画をアップされていたので見てみたんですけど、面白いね。
僕さ、サウナみたいなボックスの中に入ってやるんだと思ったら、結構、なんていうの、リビングとかさ、普通の部屋でこれ全然できる感じっぽいよね。
ポッドの中にヨモギを入れて、その上に座って、自分でケープみたいなのをかぶって、その中に蒸気を溜めていくっていうことだよね。
いや、気持ちよさそうだね。でもさ、これ気になったんだけど、なんていうの、ケツのとこからさ、蒸気が出てくるから、ね、肛門問題大丈夫?なんか。
僕ほら、前も話したけど、二郎を持ってる。あ、でも良さそうだね。なんかそういうのにも良さそうだよね。
ていうか、きっとそこまでは熱くないんだよね。だって40分もやれるって書いてるから、すごいね。
いいね。蒸しカツ、いいですね。まあ温かつとかもそうだよね。汗かいてね、デトックスするっていうのはね、体に良いことだと思いますからね。
僕もね、だいたいサウナね、週3回ぐらいは行ってるんですよ。結構僕ね、苦手だからね、10分とか全然入れなくて、もう5、6分しか入れないんだけど、
まあそれを3回ぐらい繰り返す。それを週3ぐらいはしてるかな。こういうのってさ、冷え性とかにもきっといいんですよね。
僕ね、代謝がすごくいいからね、冷え性っていうの感じたことないんだけど、女性の方はさ、結構ね、冷え性になる方が多いってね、話をよく聞くからさ、
そういう時にもきっといいと思いますよね。あの最後にあったけどさ、アラオネを聞きながら蒸しカツしてますって嬉しいですね。
ご飯作りながら聞いてるとか、通学の時に聞いてるっていうのはほんとよく聞くんだけど、よもぎ蒸ししながら聞いてますっていうのは初めてだったから、
いやほんといろんな聞き方があってね、嬉しいなって思います。コネクトバッグもね、使ってくれているということで、本当にありがとうございます。
蒸しカツってさ、ついついなんかこう、人とかさ、まあアイドルとかさ、そういうのをイメージしがちだけど、このよもぎ蒸しを蒸しカツにしてるっていうの、
かわいいよね。いいよね。まあ何でもいいよ。なんかさ、自分が楽しいと思うこととか、僕にシェアしたいなって思うことをね、どんどんお便りでいただけると嬉しいです。
クレヨさん、お便りありがとうございました。さて次は今週もこのコーナーです。
アラサーゲームをおねえじゃないのよ。
さてさて毎週続いているこの企画ですが、
現在42歳の僕がアラサーの時期を振り返り、その年に何があったかを思い出しながら話すコーナーです。
今回は配信33回目ということで、僕が33歳だった2014年にプレイバック。今から9年前のお話をします。
この年ね、何があったかと言いますと、スタップ細胞の論文に捏造や改ざんがあるとして、
尾形さんが記者会見をした年ですね。この記者会見ね、結構僕も記憶に残ってるのはもう9年前なんですね。
あとはね、世界に目を向けてみるとクリミア危機があった年です。今もさ、ロシアとウクライナがね、戦争を続けているけど、
ロシアがウクライナに対して武力侵略を開始し、軍隊の軍事作戦によりウクライナ領の一部であるクリミア半島をダッシュしたのがこの年ですね。
もうこの頃からね、始まってるんだよね。なんかさ、もう1年3、4ヶ月続いてますよね。
1日も早くね、ウクライナの人たちにね、平和が訪れることを僕は願っております。
他にはですね、東京オリンピックもありました。僕ね、オリンピック好きだからついつい話しちゃうんだけど、
ソチの東京オリンピック、これさ、今思い返すとロシアであったんだよね。今だと考えられないよね。でも結構ね、僕ね、ソチオリンピックは思い出深いオリンピックで、
平野歩夢と出会ったね、オリンピックなんです。懐かしいなぁ、歩夢がまだ、ごめん、もう恋人みたいな感じで言うけど、歩夢がね、まだ15歳の頃だったんですよ。
今みたいにさ、ドレッドヘアじゃなくて、ストレートの髪でね、ちょっとセンターパッツっぽいストレートなのかな。それでさ、まだちょっとニキビとかがあってね、可愛い顔だったんだよね。
もう僕ね、この年の歩夢のね、あのハーフパイプのジャンプを見てさ、もうそれでね、一気に虜になって、そっから推しは平野歩夢ですね。
あとはさ、浅田真央選手の涙ね。いや、真央ちゃんね、あれからもう9年経ってんだ。
その4年前のさ、2010年のバンクーバーからさ、キムヨナとの戦いがあってね、そのね、4年後のソチで、またライバル同士の対決でね、
真央ちゃんさ、ショートプログラムで確かつまずいちゃったんだよね。で、順位が下の方で、そこからさ、
フリーか。フリーで大逆転してさ、6位ぐらいまで行ったんだっけな。あれはね、覚えてますね。涙しましたよね。
音楽の話で言うと、サム・スミスのステイ・ウィズ・ミーが流行った年ですね。これアルバムイン・ザ・ロンリー・アワーの中に入ってるんだけど、
アイム・ノット・ザ・オンリー・ワンとか、レイ・ミー・ダウンとか、この辺ね、僕ね、すごい大好きで、ずっと聴いてましたね。
2014年のね、流行語は、カープ女子、壁ドンなどがありました。僕結構ね、2014年、広島にね、よく行っていたのでね、カープ女子とか結構身近に感じていましたね。
それでね、2014年なんですけど、僕は仕事がね、外に向けて動き始めた年だったんですよ。
前にも話したけど、ペンタっていうね、ブランドをやっていて、2012年からスタートしたブランドなんだけど、これね、今まで僕がずっと一人で作って、自分が作ったものを売るっていうね、販売方法を取ってたんだけど、
2014年にビーズを作るメーカーと出会いまして、広島にあるね、東方ビーズという日本のね、ビーズメーカーなんですけど、そことね、一緒にペンタをやりましょうって声をいただいて、
協業って言えばいいのかな?一緒にブランドをすることになりました。そこからはね、僕ペンタのデザイナーとして仕事をするようになって、
生産とかね、職人さんたちが作って、販売とかも東方ビーズがしていくという形になってね、ちょっとずつペンタっていうブランドの動きが出た年なんですよ。
それでさ、まあ今までは僕がさ、作って売ってたから、作る時間もね、必要だったからさ、他のことができなかったんだけど、
デザイナーになってから、まあもちろんデザインする数とかも増えたから、忙しくはなったんだけど、なんかね、他のこともしてみたいなと思ってね、いろいろ考え始めた年なんですよ。
それでね、僕がやりたいなって思ったことは、自分の仕事を通して社会とつながりたいなってこの頃思い始めたんですね。
僕ってさ、就職もしたことないし、まあ大学も行ってないし、なんとなーく働いてなんとなくものを作って生きてきたから、
まぁ一石二鳥だよね。その物を作って売るっていうことが、生産者の生活を支えるっていうことにもなるし、
売った資金で本を買って、その生産者たちの子供たちに本を届けるって、すごい良い活動でしょ。
そこのね、デザイナーになったんですよ。それをね、2014年から18年まで、5年間したんですけど、
まぁその三角民族、タイとかラオス、カンボジアもいろんな国があるんだけど、
そこの三角民族が手作業で作っている刺繍とか織物とか、そういうのを使ってバッグとかアクセサリーを作って売るんだけど、
それをね、する条件として僕はね、現地に行って、少数民族、三角民族の仕事を見させてくださいってお願いしたんですよ。
見ないとやっぱりこう、なんていうのかな、雰囲気が伝わらないから、彼らの手のぬくもりが伝わらないから、
それを実際に見た上でデザインをさせてくださいってお願いをして、まぁそれでね、承諾を得て年に2回ね、
タイ、ラオス、カンボジア、そういうところにね、出張に行き始めました。これね、1回行くとね、大体3週間ぐらい行くんですよ。
で、それを年に2回かな。このシャンティーの話はね、本当にたくさんあるんですよ。
あの、さっき言ったね、三角民族ってね、いっぱいいるの。びっくりして、まぁね、代表的なの言うと、
赤族、ラフ族、モン、リス、カレン、ミエン族って、まぁ6つぐらいあるんですけど、さらに国で言うと、タイ、ラオス、カンボジア。
で、そこに行って、その三角民族たちの手仕事を見て仕事をするってなると、例えばさ、バンコクに行きました。バンコクで見れるとかじゃないんですよ。
そっから赤族の村に行きましょう。車で片道3時間ですみたいな。で、往復6時間でしょ。
それで現地行って、赤族がどんな手仕事をしているか見て、それをデザインに落とし込むっていう仕事だったんだよね。
これね、生半可な気持ちでね、現地に見に行きたいなんて言ったけど、超大変でした。超大変だけどね、すっごい楽しかったんだよね。
あのさ、例えばさ、タイに赤族とラフ族がいます。ラオスにモン族とリス族がいますとか、そういう感じで見に行けたらわかりやすいんだけど、そうじゃないんですよ。
タイに赤族、ラフ族、モン族、リス族います。ラオスにもラフ族、モン族いますとか、もう国によってね、同じ民族がいるわけですよ。
これってね、確かね、もともと中国にいた三角民族がどんどん南下していって、東南アジアに移動していったんじゃないかな。
だからね、同じ民族だけど、タイにもいるし、ラオスにもいるしっていう感じでね、そこをね、まず把握していくのが大変だったの。
これね、なんで把握していかなきゃいけないっていうと、このシャンティが関わっている生産者とか生産団体がその国にね、いっぱいあるわけですよ。
10個ぐらいあったかな?もっとあったと思うんだけど、でさ、例えばさ、一つの生産者団体に仕事をね、たくさんお願いするっていうのはダメなんですよ。
なんでかっていうと、均等にさ、みんなに仕事をね、お願いしなきゃみんなが潤っていかないでしょ。
Aに対してさ、100万円お願いしました。Bに対しては10万円しかお願いしませんでしたってなると、不公平が生まれてくるじゃないですか。
みんなの生産団体にできるだけ平均的に仕事を振っていかなきゃいけないっていうのがあって、だからさ、一つ一つの団体を回って、そこがね、こう、なんていうの?支援してる三角民族のところに行かせてもらって、デザインを考えるんだけど、
これね、難しかったんだよね。例えばね、僕赤族の仕事って大好きなんですよ。赤族って結構派手で、パッチワークとかを使ってね、模様を作っていくんだけど、これ僕ね、シャンティーと仕事をする前から赤族の手仕事は大好きで、赤族とはね、ぜひ仕事をしたいなって思ってたからさ、赤族のデザインはバンバン思いつくわけよ。
だけどさ、リス族の村に行ったら、リス族はね、なんていうのかな、毛玉、毛糸でボンボンを作ったりとか、生地をね、テープ状にすごーくね、細く切って、それをね、ミシンでガンガン縫い合わせてストライプを作っていくとかね、面白いんだよね。なんでこの人たちこんなの作ってるんだろうっていうかね、まああの伝統的にね、昔からさ、備わってるものなんだけど、そういうのを民族衣装とかで使ってるわけですよ。
で、その民族衣装とかで作っている一部をプロダクトとして落とし込むっていう仕事なんだけど、リス族では全然ひらめかなかったりしてね。でもさ、考えなきゃいけないのよ。赤族でばっかり作っちゃダメだから、リス族の仕事なんだろうなーとかね。
あとね、モン族はね、すごく面白くって、もうなんでも屋さんというか、刺繍もやるし、織りもやるし、なんでもやりますせーみたいな感じでね、かっこいい部族なんだよね。いや本当にね、このね、シャンティの話はね、2時間スペシャルができるぐらい話せるのでね、何を話したらいいかわかんないんだけど、うーん、愚痴みたいなことを言いますとね、日本とは全然違うんですよ。
日本ってさ、物を作るってなった時に、例えばじゃあこの生地とこの生地を使いたいからサンプルをくださいって言って、メーカーからサンプルいただいて、じゃあこれを何ロット何ロットみたいな感じで発注かけて物作るみたいなことができて、で例えばその生地がなくなったら同じ生地をリピートさせてくださいみたいな、そういうのがね、当たり前にできるんだけど、東南アジアではね、そんなことはできないんですよ。
もうマーケットにある生地しか使えません。市場で売ってる生地で、今これがあるからじゃあこれを買ってこれを作りましょう。でそれがなくなったから、もう一度それありますかって言ったら、あ、もうないですとか、もうそんなんばっかりなんだよね。
あとね、タイ人とかね、タイ人、ラウスとかもそうなんだけど、いい加減なのよ。まあていうか日本がしっかりしすぎなんだけど、この日までに作ってねって言ったサンプルを全然作ってこないとか、こっちはさ、みんなをさ応援しようと思って頑張ってんだよ、日本のさタイムスケジュールに合わせてくれよって思うけど、まあ現地はさ、やっぱりこうゆったりした空気が流れてるからね。
でさ、その門族の人とかの刺繍もね、楽しんでやってもらいたいっていうのがまず第一にあるから、なんていうのかな、こう義務としてさ、稼ぐためにガンガン頑張れっていうのもなんかちょっとさ、このプロジェクトの取り組みとは違うなと思っていたから、自分たちのペースでできるだけね、作ってそれをプロダクトにしていきましょうっていうノリだったんだけど、でもさ、僕からしたらさ、それってどうなのって思う気持ちもあるわけですよ。
ビジネスとしてね、やっていくためにはさ、楽しいだけじゃないじゃないですか。だからね、そういうののね、バランスを取っていくっていうのが難しかったですね。もちろん僕はさ、タイ語は喋れないので、ていうかね、三角民族になってくるともうタイ語のレベルじゃなくなるんですよ。
あの、赤族の言葉、民族の言葉、ラフ族の言葉だったりするので、翻訳の翻訳の翻訳みたいな感じでね、コミュニケーションを取るのも結構難しかったですね。
でもね、すごい大変だったんだけど、今思い返すとね、一番楽しい仕事でしたね、僕がこれまでする仕事で。だってさ、そんな村なんて普通に旅行に行ったら行くことなんてできないんですよ。
車で片道さ、3時間かけて。しかもさ、普通の車で行くときもあれば、軽トラみたいなのの荷台に乗せられて3時間揺れることもあって。で、もちろん山道だから、アスファルトの道なんかじゃなくてガッタガタの道なの。ガタガタガタガタみたいなさ、そうやって揺れてね。
でも僕ね、小さい頃鹿児島に住んでてさ、まあ今はダメなんだけど、昔よくさ、おじいちゃんの軽トラの後ろとかにね、乗せてもらってたから、結構ね、そういうのは慣れていて楽しかったんだよね。いや、本当に楽しい仕事でした。で、まあ2014年に、夏だったかな?初めて行って、年末にはね、そのプロジェクトのプロダクトをね、発表し始めたんですね。
2018年でね、この仕事はね、終わったんだけど、今でもね、僕が作ってるデザインの一部は、そこのサイトでね、販売してると思うんだよね。ちょっとチェックしてみて、あの、概要欄とかTwitterでシェアさせていただきます。
それでね、このプロジェクトの一つで、タイのバンコクにあるクロントイスラムっていうね、スラム地域があるんですけど、そこにある現地のNGO、シーカーアジア財団というのと出会って、そこでもね、ひと波乱があるんですよ。それはね、2016年、2017年ぐらいにね、あるんですけど、その時ね、その時また話そう。うん。ちょっと皆さん、シーカーアジア財団とクロントイスラムっていうのは覚えていてください。
あー、もっとたくさん話したいな。チェンマイで出会ったね、子供たちとの話もしたいな。
児童養護施設なんだけど、チェンマイにあるね、施設だったんだけど、そこはね、山岳民族で、さらに、育児放棄?育児放棄だけじゃないけど、まあ、親がいなかったりとか、育てられないという理由で、集まった子供たちの施設だったんですね。
で、まあ、そこにはね、僕ね、できるだけ毎回行こうとしていて、というのがね、やっぱ子供たちってさ、1回行っただけじゃね、コミュニケーション取れないんですよ。
何回か行くことで、信頼関係を作るっていうのが大切で、できるだけね、通って、顔を覚えてもらって、で、行くだけじゃなくて、止まってね、3泊とかしてね、子供たちとさ、一緒に夕飯食べたりしてね、コミュニケーション作っていったんだよね。
うーん、なんかね、今思うと、すごく大切な経験をさせていただきました。
ねえ、僕、2018年からね、そこに行けてないんですよ。仕事が終わってしまって、行けてなくて、まあ、コロナもあって行けてないっていうのもあるんだけど、なんとかしてね、チェンマイに行って、そこの施設行きたいな、ものづくりしたいな、あ、そうそう、そこのね、子供たちともものづくりをして、日本で販売してたんですよ。
まあ、これさ、子供たちにね、ものを作らせるから、ちょっとさ、なんていうの、児童、児童を、なんていうのかな、子供たちに仕事をさせるって、ちょっとさ、良くないことのような感じはするけど、まあ、僕はね、その、自分たちでものを作って、資金をね、稼ぐっていう、そういうこともね、学んでほしいなと思ったし、まあ、もちろん、学業優先でね、休みの日の土曜日とか日曜日は休みだから、その時の高学年のね、子供たちに手伝ってもらってやるっていう、
ものづくりだったんですね。僕は現地にビーズを持って行って、子供たちにワークショップをして、ビーズでペンダントとかピアスを作って、日本で販売するっていうね、活動をそこではしてました。
そのビーズは、さっき話したペンタを一緒にやるっていう東方ビーズがね、全面的に支援してくれたんですね。こうやってさ、僕がやるそのCSRの活動とペンタの活動とかがね、なんかこう繋がっていく感じがしてね、僕はすごく嬉しかったんですよ。
なんかね、仕事をしているなっていうね、充実感もあって、楽しい、本当に楽しい仕事でした。
まあそんな感じで、僕の2014年は、仕事がね、外に向かって動き始めた年でした。
次回はね、2015年を振り返りますので、これまた楽しみにしていてください。
パラオネ、イッツパインデー
先週の木曜日に、新宿駅西口の地下広場で行われた、LGBT法に抗議する緊急大集会に参加しました。
僕は政治の専門家ではなくてね、ニュースや新聞をさ、人並みに読む程度の社会人なので、これはね、僕の考えや思いとして聞いてください。
大きな主語ではなく、主語は僕として、自分として話しています。
アラオネはね、できるだけね、そうやって伝えようといつも考えて、努力するようにしております。
LGBT法ね、正直ね、僕ね、可決の直前までね、あんまり理解してなかったんですよ。
というより、むしろね、喜んでた方なんですね。やっとさ、LGBTを理解するための法案ができるんじゃんと思って、
よかったよかった、早く可決しろぐらいに思ってたんですけど、直前になってね、ツイッターがざわつき始めていたんですよ。
で、なんでかなと思ったら、
さっきさ、LGBT法って言ったけど、これLGBT理解増進法っていう名前なんだけど、
理解のところが車線を引かれて、差別増進法に変わってたの。
だからね、この集会でもLGBT差別増進法に抗議する緊急大集会っていう名前でやっていたんですね。
なんでさ、理解するはずが差別に変わったんだろう?
って疑問に思って、
で、ちょっとこれは調べなきゃいけないなと思って、
ジャーナリストの津田大輔さんがやってるポリタスTVっていうのを見ました。
これね、昔大人パイセンに教えてもらって、
面白いから見てみなって言ってね、時々YouTubeで見ていたんですけど、
専門家を呼んでね、このLGBT法に関してのお話をされていました。
それでね、知ったんだけど、可決に向けて、
いろんなさ、正当に対してさ、配慮するためにどんどん内容が修正されていってたんですよ。
で、その最終的に修正された内容に問題があって、
それでみんなね、理解が差別に変わってたんですね。
で、僕もね、それを見たんだけど、修正された内容の中で2点が気になったので、ちょっとここでお話しします。
学校教育という欄の内容なんだけど、
家庭および地域住民、その他の関係者の協力を得つつ、
教育または啓発、
教育環境の整備、相談の機会の確保などを行うものとする。
こう書かれていて、一見聞くとさ、いいことじゃんって思うんだけど、この頭ね、
要はさ、LGBTとかさ、そういうセクシャリティの教育をする上で、
家庭および地域住民、その他の関係者の協力を得つつっていうのが問題で、
ということは、地域住民とかがその教育をすることに反対をしたら、できなくなる可能性があるって言うんですよ。
それって問題でしょ?
誰に対してもさ、公平にさ、教育されるべきだと思う事項だと僕は思うんだよね。
だってさ、今の子たちってさ、LGBT、まあセクシャリティの考え方に対してすごいさ、
寛容的な考え方じゃないですか。
僕こないだね、大学生になった友達がいるんだけど、
学校でね、レズビアンの友達ができて、一緒に遊んできたよみたいな話をしてて、
その子にさ、抵抗とかないの?って言ったら、いやそんなあるわけないじゃん。だってもう学校で学んでるもん、昔から。
そういうの昔から聞いてるから、何の抵抗もないよって話すのよ。
若い子たちってさ、すごい垣根がないっていうか、すごくフラットでいいなと思ってたの。
それって全部教育のおかげなわけじゃないですか。
僕らの世代はそういう教育なかったでしょ?だからさ、ちょっとこじれてるっていうのもあると思うんだよね。
その機会をさ、奪う可能性がある法案なんだよね。これはやっぱ問題でしょ?
他にもね、留意事項の新説というのがあるんだけど、
ジェンダーアイデンティティに関わらず、
すべての国民が安心して生活できるように、政府は運用に必要な指針を策定する。
これもさ、いいこと言ってることのような気がするんだけど、
ここでさ、大切なのはすべての国民っていうところで、
すべての国民?
これさ、
セクシャルマイノリティ、LGBTを理解するための法案なのに、
すべての国民が安心できる生活のために、
取り組んでいきましょうってさ、要はさ、
すべての国民ってさ、民主主義の日本では多数派ってことでしょ?
シスジェンダーってことですよ。その人たちにさ、
配慮しなきゃいけないの?
配慮して環境を作っていきましょうって。なんかちょっとおかしくない?
マイノリティに寄り添ったはずの対策なのに、
マジョリティから不安の声が出たら実行ができないってわけですよ。
なんかさ、抜け道を作ってさ、マジョリティ寄りの法案に修正されてるんだよね。
これをね、僕ポリタスTVを見てね、知ったというか気がつきました。
でもね、正直ね、僕はちょっと大げさなんじゃないかなともね、思ったんですよ。
言葉遊びというか、
まあさ、そういう不安があるっていう話はしているけど、
まあでもそれ不安なだけなんじゃないかなと思って。
まあでもさ、政治家とかはそういうさ、
ところをつついてさ、自分たちにいいようなことをしていくのも知ってたから、
ちょっと悶々としてわかんないことがたくさんあったから、集会に参加したんですね。
でね、集会に参加していろんな話を聞いて、2時間ぐらいあったんですけど、僕はね、大切なことに改めて気がつきました。
前にも話したけど、僕はゲイで差別を受けたことがないんですよ。
なんていうのかな、ゲイであることで嫌な思いをしたってことがほとんどないんですね。
だからね、自分ごとのように思えない部分が若干あるんですよ、まだ。
でも差別は良くないっていうことはわかっていて、それはさ、
えーとね、シャープ19で話した謝罪っていう回でも話してるんですけど、
まあ同性婚について僕が話した時に、
そのさ、同性婚を認めないっていうことは差別をしていることと同等だから、
だったらそれは良くない。同性婚できるようにならなきゃいけないっていう話をしたんだけど、
なんでね、僕が自分ごとのようにね、思えていなかったかっていうと、
自分はね、ラッキーな育ち方をしたと思うんですよ。
なんていうのかな、差別とかそういうことが自分の身に起こっても、
対処できる心を持ってね、育ったと思うんだよね。
それはね、両親に感謝なんですけど、
でも僕のような人ばかりじゃなくて、苦しんでる人もいるんだよね。
例えばさ、僕はさ、ゲイだからゲイの気持ち、
というかまあ自分の気持ちしかわからないけど、
レズビアンやバイセクシャル、トランスエンダーや他にもたくさんセクシャリティはあって、
困っている人がいるってことを集会に行って改めて知ったんですね。
なんていうのかな、自分の半径が広がったって感じかな。
僕が知っている小さな半径が大きく広がったっていう感じなのかな。
これはね、とても良い経験でした。
それでさ、法案が修正された一つの理由がこれだと思うんだけど、
セクシャリティやジェンダーアイデンティティで困っている人たちに向けて、
当事者じゃない人がSNSで発信してるっていうことがあるじゃないですか。
そういう行為に政府は配慮をして修正をしたんじゃないかなってね、僕は思ったんですよ。
最近よくさ、トイレの話とか、
温泉施設ではどうするかとかそういう話題が出てるじゃないですか。
そういう話ってね、SNSってさ、
自由に発言していい場所だと思うけど、
それを見てね、傷つく人もいるってことをね、忘れてはいけないと僕は思います。
まあこれね、難しい話だよ。とても難しい話。
誰にでもさ、自由に発言できる場所だからね。
でもさ、それを見て傷つく人がいるかもなって、ちょっと思い留まるっていうこともね、大切だと思ってるんだよね。
困ってるさ、誰かのためにね、何かをしようという話になったときに、
それをさ、することによって支障が生まれることってあるじゃないですか。
極端なことを言えばさ、犯罪とかが生まれることもあるかもしれないよね。
その時にさ、じゃあ今まで通りで我慢してもらおうよっていうのは、僕は間違いだと思うんですよね。
何にも変わらないじゃん。
すごくさ、強烈な言い方をすると、
敵は誰かっていうのをちゃんと見極めることが大切だと思っていて、
それを利用してさ、犯罪を犯してしまう人が敵でしょ。
そういう人が生まれないような法律や取り組みを作るのが、政治家の仕事ではないかなって僕は思うんですよね。
何かさ、悪いことが起こるかもしれないから、
じゃあその仕組みすらなかったことにしましょうっていうのは間違いだと思うんですよ。
それってさ、何?
少数派に寄り添ってないじゃん。
多数派がさ、
今までの生活と変わらない幸せな生活をするために、
少数派には我慢してもらいましょうって、何かちょっとおかしいんだよね。
完璧に作るのはもちろん難しいとは思うけどね、寄り添って考えるってことが大切だなって思うんですよ。
あの、銭湯の問題とかもさ、あんまり僕この話したくないんだけど、これもさ、
時間によってさ、入れるセクシャリティの人をさ、区分していったらいいだけの話な気がするんですよね。
この時間はシスジェンダーの人ですとかね。
まあさ、そうやっていくとさ、
どんどん複雑化していってさ、難しいかもしれないし、
これまでさ、いつでも入れてたのにこの時間しか入れないのかよってね、文句を言う人もいるかもしれないけど、
そこが大切だと思うんですよ。寄り添うことが。
なんかさ、多数派がさ、今までどおりの生活をするためにさ、寄り添わないっていうのは僕はちょっとね、
間違ってるんじゃないかなって思うんですよね。
このLGBT法ってさ、誰のための法案か?
そこをね、ちゃんと考えるべきだと思います。
困ってる人たちのための法案でしょ?セクシャリティに困ってる人たちね。
多数派、シスジェンダーの人たちのための法案ではないでしょ?
なんかね、そこがずれ始めてるのが問題だと思うんだよね。
まあなんかほんとね、いろんなことを考えました。
集会に行ってね、良かったなってすごい思うんですよ。
とにかくさ、初めての集会に参加したからすごいドキドキして、
いろんなね、政治家の方だったりとか、
まあ代表の方だったりとか、そういう活動している方ね、が演説をしてくださるんですけど、
その合間にね、コールがあるんですよ。
差別はやめろ、差別はやめろ、とか、
なんとかかんとか、ちょっと忘れちゃったんだけど、まあそういうさ、コールがあるんだけどね、
僕ね、恥ずかしくてね、できなかったんですよ。
なんかね、恥ずかしかったの。だから僕はその場にいてね、みんなのさ、コールを聞くことしかできなかったんだけど、
思うと僕ね、ライブとかに行ってもね、
みんなでさ、手を横に振ったりする時とかあるじゃないですか、
やっぱり、ドリカムとか行くとよくあるんだけど、そういうのもね、手を振ったり僕できないんですよ。
なんか恥ずかしくて、誰か見てんじゃないかなと、なんか恥ずかしい気持ちになっちゃって、
多分本当にね、自意識過剰だと思うんだけど、
うーん、こんな自分嫌だなぁと思いながらね、みんなの声を聞いてたんだけど、
北丸裕司さんね、ジャーナリストの北丸裕司さんがツイッターでつぶやいていて、
そこにね、行くだけでも、ただそこにいるだけでも、意見になるからいいんですよって書かれていて、
行くだけでね、抗議や怒り、悲しみ、抵抗になるから、
行くだけでもいいって書かれてたんですよ。
なんかね、それを見て僕は勇気をもらってね、
行くことができたんですね。北丸さんからはね、ほんといろんなことを教わるなぁ。
ね、これもね、シャープ19で話してるんですね。北丸さんの本を読んだきっかけで、僕は同性婚に対して理解をしよう
っていう話をしてるんですけど、
そのツイッターを見たからね、コールはできなくても、そこに行くだけでも意味があるんだなぁと思って行きました。
あとね、
アーティストのビリー・アイリッシュがアメリカで起きた
ブラック・リーブス・マター、オール・リーブス・マターの時の記事を、
今回のね、LGBT法に当てはめて読んでみると、すごい心に突き刺さったんですよ。
これはさ、黒人差別の時に起きた運動に対するビリーの言葉だよね。
今回僕がね、この集会に行くきっかけにもなった、すごくね、いい記事だったので、
これも概要欄に貼っておきます。ツイッターとかでもシェアするので、ぜひ読んでみてください。
最後に、この番組ではあららずからのお便りを募集しています。番組への感想、僕への質問、
また6月のトークテーマ、みんなのおしかつ、テルミー、教えてに対する話、
くだらないけど誰かに伝えたいことなど、なんでも構いません。
宛先は概要欄にある応募フォームからお願いします。
来週はですね、ついに、ついにこのあらおねにゲストが来ます。
初めてのゲストです。
来週のゲストはですね、僕と同じ歯医者に通う20年来の友人です。
今日出てこないと思ったでしょ、歯医者の話。ここで出てくるんですよ。
最初のゲストに、僕と同じ歯医者に行っている友人を呼んで、
歯医者トークを繰り広げたいと思います。
まあね、あの大学病院編のシーズン2が今後始まりますが、そのね、合間のトークという感じでね、
みなさんに楽しんでいただければいいなと思っております。
誰が来るのか、詳細は後日改めてSNSで発表しようと思いますので、みなさん楽しみに待っていてください。
今週もありがとうございました。来週もあらおねにコネクトしてください。藤田鉄平でした。じゃあねー。