00:05
はいどうも、田代ゆうとです。いつも聞いていただいてありがとうございます。今回は、疫学というようなホットトピック的な内容かもしれないですけども、感染症の対策とかですね、こういうのを考える学問について話してみようかなと思います。
ただですね、今感染拡大しているコロナではなくて、昔というか今もちょっと広がっているところはあるみたいですけど、コレラというやつですね、これについて話してみようかなと思います。
時代としてはですね、18世紀、19世紀ぐらいの産業革命とかが行われていたあたりの話になるんですけども、イギリスのロンドンあたりの話ですね。
この産業革命というのが行われてた時代は、人の往来とか激しくて、かなり人も密集したところに住んでたりして、このコレラっていうのがイギリスのロンドンあたりで広がったって言われてますけども、結構死者とかもたくさん出てかなり大変だったみたいですね。
ここでそういうコレラをどう対策したらいいのかとかっていうのが、結構いろんな研究者とか医者とかも考えられたみたいなんですけども、説としてはですね、空気感染するんじゃないかとか、なんか細菌が原因なんじゃないかとか、いろいろあったんですけども、そこでですね、ジョン・スノーっていう有名な、疫学っていうのをとして有名になった方がいるんですけども、
その方がですね、コレラっていうのに感染した人とそうじゃない人とか、その街のイギリスのロンドンの街の状態とかをかなり詳細に調べたりして、そこで一つの仮説を立てたんですよね。
それが水が原因なんじゃないかというので、その頃のまだイギリスのロンドンっていうのは、上下水道とかがかなりまだ整備が甘くてというか、ちゃんと整備されてないところもあったりして、隣の家だったとしても違う水道を使ってたりっていうのもあったみたいですね。
それで水道の会社としてA社とB社とかっていうのがあった時に、コレラに感染している人が多いのは、そのB社を使っているんじゃないかっていうのをこの詳細な疫学的な調査で分かってきて、その頃にはですね、まだコレラの菌というか原因の治療法とかワクチンとかも開発されてなかったんですけど、
そういう街の様子とかですね、感染者の状況とかを見てた時に、そこが原因なんじゃないかというのを突き止めて、実際にその水道を使わなくなったら、良くなってきたと。こういうような状況があるんですよね。
実際にこの水道のところで、テムズ川っていうのがあって、そこの上流から取っているところと下流から取っているところで水道会社が分かれていて、結構ですね、まだ上下水道の整備が甘かったんで、その下流の方には結構いろいろ流れちゃってて、そこにそのコレラの菌とかがあって、実際には感染拡大してたっていうような状況だったみたいですけども、そういう菌が見つかってなくても正しい対策を受ければ、そういう感染を広げられる可能性があると。
こういうのが疫学とか公衆衛生とかって言われますけど、そういうことを学んでいくとわかる可能性があるという感じですね。なので、今も新型コロナウイルス感染拡大してますけども、ワクチンとかもまだ広く行き渡ってないですし、完全な治療も確立してない状態かもしれないですけど、3密を避けるとか、手洗い、うがいするとか、マスクするとかですね、こういう対策をすれば、ある程度リスクが抑えられるというのも広がってきてますし、
03:26
これもある程度、疫学とか公衆衛生的な考え方で広がっている内容になるので、ぜひですね、気をつけてもらって、経済活動とかも大事かもしれないですけど、まずやっぱり人の命大事だと思うんで、注意して生活してもらえたらなと思います。はい、じゃあ今回以上です。ありがとうございます。