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はいどうも、私のゆうとです。今回33本目ですね。 いつも聞いていただいてありがとうございます。
今回はですね、「しゅはり」っていう話をしようかなと思うんですけども、聞いたことありますかね?
「しゅはり」っていうのは、「守る」っていう字と、「破る」っていう字と、「離れる」っていうね。
これを3つ組み合わせて、「しゅはり」っていう言葉があるんですけど、
もともと日本の伝統芸能とか武道とかですね、そういうので師匠と弟子みたいなのがいて、
その指定関係で技術を継承するとか、そういう時の考え方として、「しゅはり」っていうのがあったんですけど、
私は理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、
一般の方とかスポーツ選手とか障害のある方とかのコンディショニングに関わる機会が多いんですけど、
今ではですね、もともと大学でボート競技に関わっていて、日本代表の選手とかまでちょっと関わらせてもらう機会ができてきたんですけど、
ここまで来るのに結構その過程の中でですね、恩師と呼べるような方がいてですね、
そういう方に一緒について仕事をしたりとか、今ではその方とはちょっと違う方向も見据えて活動をしたりして、
時には一緒に活動したりというのもあるんですけど、そういう中でですね、
この「しゅはり」っていうような過程がやっぱりあったんですよね。
しゅはりっていうのは守ると破ると離れるということなんで、指定関係とかであってもまずはやっぱり守るんですよね。
言われたこととかその師匠の教えみたいなものを守る時期っていうのがあるんですけど、
どこかでですね、その師匠でもやっぱりできないこととか知らないことがあったりして、そこで破る時期が来るんですよね。
ちょっと考え方が違うような時期とかで最終的には離れるというような過程を取るんですけど、
やっぱり最初に守るっていうのはすごい大事かなと思うんですよね。
もう完全に一匹狼で最初から自分一人でやるんだっていうのはなかなか厳しいこともあるんじゃないかなと思っていて、
最近ですね、逆に自分を慕ってくれて働き方とか技術的なこととか教えるような後輩もできてきてるんですけど、
そういう方にもこういう話をしていて、まず守ることって大事ですよっていう話ですね。
これは何でかっていうと、自分の専門職であるセラピスト系の仕事とかって、
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学校で国家試験を取るとかっていうので、それなりに勉強はするんですよね。
頭が先に出来上がってくるんで、気上の空論じゃないですけど、頭だけで考えてしまって行動したりっていうことがあるんですけど、
やっぱり世の中、こういう医療系とかセラピスト系の仕事って言っても本当に人それぞれですし、
相手が人間なんで、人間関係とか好き嫌いとかもあるので、
その時々立ち振る舞いとかコミュニケーションとかってすごい大事で、
そういうとこって今既に活動されている自分の恩師の方とかはすごく優れていて、
いろんな人に信頼を得られてですね、
自分を出し過ぎずに、相手が求めていることを感じ取って、
事前に準備をして、それをしっかり期待に応えていくっていうところがすごい優れているなと思っていて、
そこってやっぱり現場の空気感とか人とか具体的な事例がないとなかなか分からないですし、
同じ現象を感じて、こういう時にはこうした方がいいっていうのを、
背中を見たりとか実際に言葉もいただいて学ぶっていうのがすごい良くてですね。
なのでこの手張りっていうのは、昔の伝統芸能とか武道とかから始まっている言葉ではあるんですけど、
自分の専門職としてのセラピストとかっていう領域であっても大事なことかなと思うので、
今回ちょっとお話をさせてもらいました。
おそらく本当に職人的な仕事というか、手に職というかですね、
そういうものを身につける過程で、いろんな職種でも手張りっていう概念が当てはまることもあるでしょうし、
今後新しく学んでいくような方は、自分の師匠と言えるような感じの人が近くにいると、
それは自分の成長を早めることになると思いますし、
逆に自分がもう経験とかを持っていて、人に教えていくっていう立場になったとしても、
手張りっていう感じですね。
いつか破って離れるっていうことも意識して、本質的なことを教えていくと、
その人にとって一番いいんじゃないかなと思うので、参考にしてもらえたらなと思います。
はい、じゃあ今回はちょっと手張りっていう話をしてみました。
今後もですね、健康とか働き方とか、そういうことに関する話をしていけたらなと思いますので、よろしくお願いします。
ありがとうございます。