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2022-03-09 04:34

一般的な医学研究はどのような流れで行われるのか?


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はいどうもゆうとです。前回ですね、ディサイという分散型科学っていうのに最近注目してますみたいな話をしたんですけども
そもそもですね、やっぱ科学とか研究とかっていうのについて知らないと、こういうディサイっていうのがどういう新しさがあるのかとか
何か可能性があるのかっていうのはなかなかわかんないと思うので、今回ですねちょっと研究関連の話をしてみようかなと思いますね
最初なので、とりあえず何か一般的な医学研究とかどういうふうに行われるのかみたいな話をしてみようかなと思います。
自分はですね、理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、いろんな方の体のコンディショニングに関わる仕事をしているわけですけども
一応大学院で、修士と博士とそれぞれ行ってて、今では一応博士号っていうのも取ってて、大学院では一応メインは腰痛の研究をしてたので
速攻でですね、一通り医学的な研究っていうのも実際に自分も実践してきましたし、周りの同じ大学院生だとか
先生の研究とかを見てきたので、一通りはある程度理解できてるかなと思いますし、知ってもらえたらいいかなと思いますけども
まずですね、研究デザインというのを考えますね。自分が明らかにしたいような
何か問いですね。こういう人に対してこういう治療が効くのかどうかとか、こういう特性を持っている人は何かの病気になりやすいとかですね
リサーチクエスチョンというのを設定して、そこでそれを研究して明らかにするための方法みたいなことをまとめますね
これが研究デザインという段階ですけども、それがある程度できたらですね、今度は倫理委員会というのに通しますね
各大学とか研究機関とかで倫理委員会みたいなのが設置されていて、やっぱり医学的な研究だと何か内容によってはですね
ちょっと人によって悪化してしまったりとか、ちょっと倫理的に良くないような実験のモデルっていうのがやっぱり可能性としてあるので
それを審査するために倫理委員会というところに通すような形になってますね
そこがクリアすれば実際に実験を行っていく段階とか、研究を行っていく段階になりますけども
アンケートの調査をするとか、過去のデータを解析していくとか
何かですね、片方の群には片方の治療をして、もう片方には違う治療をして、その結果を比較するとかですね
こういう形で実験とか研究をしてデータを取って、それをまとめていきますね
データのまとめ方っていうのは、一応IMLATという一般的な型があってですね、略語になってるんですけども
IとMとR&Dということで、イントロダクション、メソッド、リザルト&ディスカッションということで
イントロダクションというのはですね、今の世の中の状況とか過去行われた研究の説明というので導入の部分ですね
イントロダクションということなので、次にMはメソッドということで方法ですね
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最初に組んだ研究デザインとかの方法ですね
どういう対象に対してどういう評価をしたりとか、どういう治療とか介入とかをして、そこでどういう統計の解析を行いますみたいな
こういうところが方法になってきますね
R&Dということでリザルト&ディスカッションということですけれども
そういう導入と方法を決めて実際に研究をした結果がこういう形になっているというのがリザルトで
そういう結果になった理由ですね
こういうのがディスカッションという形、考察っていうのをまとめる
こういうのがIMLATという形式で論文とか学会発表とかっていうのでまとめる形式になってますね
ここまでできたらあとは学会の発表だとか国内でも国外でもありますし
あと雑誌に書く、論文として書いて投稿するっていうのも国内とか国外とかいろんな雑誌とかがあるわけですけれども
そういうところに出して研究を発表して一通り終わりですと
こういうのが一般的な研究の流れという感じですね
これがですね先ほど言ったDISAIというところだと結構大きく違ってくるわけですが
また具体的な話はですねちょっと自分も一つDISAIのプロジェクトに入ったりして具体的に流れを見たりしていってるので
今後多い多い話していこうかなと思いますけれども
今回はですね一通りこう一般的な医学研究がどういう形で行われるかみたいな話をしてみました
以上ですありがとうございます
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