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2022-03-08 06:29

DeSci(分散型科学)がアツい


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最近Web3関係の情報をいろいろ集めていて、その中でディサイというワードがあるんですけども、今後自分のようなセラピストとか医療系の人とかは、結構関係してくる可能性もあるんじゃないかなと思っているので、その話をしてみようかなと思います。
まずディサイというのは何の略語かというと、ディセントラライズドサイエンスですね。
分散型の科学ということで、科学的な論文だとかそういう知見ですよね。
こういうのを分散型に共有していきましょうよというようなムーブメントというか取り組みという感じですかね。
これまでですね、科学的な知見とかっていうのは知的財産も関わるようなところで、どこか出版社の雑誌だとかそういうところを管理していたりとか、
研究者もなかなかですね、完全に他の研究者と共有するのは結構難しいようなところもあったわけですよね。
そこでですね、ディサイということで分散型でそういう知見を共有して早めに社会実装するとかっていうのが結構重要性が言われていて、実際に動き始めているという感じですよね。
この辺がやっぱりWEB3関係の考え方と結構近いところがあって、WEB3ってやっぱブロックチェーンという技術を使って分散型で情報共有をしたりだとか取引をしたりだとかっていうのが結構優れものなところなので、
そこもですね、科学的なところをうまく活用すればちょっと新しいことが見えてくるんじゃないかなという感じがしますね。
先ほども言った通り結構科学者と出版社のつながりっていうのも結構なんか闇があるというか、なんか深い、なんかちょっとブラックさを感じるようなところもあって、
やっぱり研究者がですね、国のお金とか助成金を取ってきたりして、それで研究をして何か論文を書いたときに、やっぱりどっかの雑誌に載せるわけですよね。
雑誌のその雑誌社みたいなところもいっぱいあって、国際的なところで、特に引用数っていうのが指標になったりするんですけれども、インパクトファクターっていう指標があってですね、
やっぱり有名な雑誌で引用がたくさんされるようなところだと権力が強くなっているというか、やっぱりそういう中央集権的なところがあって、
例えばビジネス的なところで言えば、GAFAみたいなところが、科学的なところだとランセットとかサイエンスとかネイチャーとかですね、
こういう結構有名な雑誌社が牛耳ってるというか、本当にそこの権力が強くて、そこに掲載するためには結構お金が必要だったりとかね、
そういうこともあったりして、やっぱり本当に良い研究っていうのがあったとしても、雑誌社の方が載せるって認めないとなかなか世に出ないとか、
そういうところもあったりして、やっぱり評価がですね、フラットじゃないなっていう感じはするわけですよね。
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そこがDECIっていうものだと、ブロックチェーンのシステム上で、誰かがこういう論文書きましたって言ったときに、評価がフラットにできるわけですよね。
NFTとかにするような形も多分考えられてると思いますけども、そういう形でこの論文とか研究をしたのは誰ですみたいなことがちゃんとつくとですね、
それがちゃんと評価される世の中になっていくじゃないかなっていう感じもしますし、そこに対してですね、こういう重要な研究をしている人には、
何か誰かから資金提供を受けるとかっていうのも多分フラットにやりやすくなるかなと思いますし、この辺がいいなと思いますね。
今まさにですね、医療系のところだと、自分が見てる中ではVITADAOっていうね、VITAのDAOっていう取り組みがあって、
そこはですね、主に長生きするための研究の知見とかっていうのを集めていて、そこの情報をもとにですね、
良い情報が集まってくればすぐ製薬、薬を作るとか、こういうのを結構やってるところで、
自分も最近入り始めたばっかりなんでね、まだあんまり詳しいところはわかんないですけども、
多分こういう感じでいろんなトピックに分かれて、こういうDAOみたいなのができて、そこでですね、科学的な知見も共有されていて、
みんなで検証しながら共有して社会実装していくみたいな感じができてきてますね。
ここに最初関わる人もやっぱり限定的かなと思いますけども、特に若手の人だとか、まだあんまり評価を受けてない人とかっていうのは、
こういうところで早めに評価されるような世の中に出てくるかもしれないですし、
どうしてもね、今まで力を持ってた研究者とか雑誌社とかとしては、結構こういうところが増えてくると、
逆にやりづらくなってきたりするかもしれないので、若干否定的な人もいるかもしれないですけども、
自分も今大学院の博士号とか取って、どっか研究機関続してるとか、めちゃめちゃ今研究やってるわけじゃないので、
そういう雑誌に載せるみたいな評価を受けなくてもいい立場なので、
結構フラットに見た中で、こういう理財みたいな考え方で研究がされていくとかっていうのは結構いいんじゃないかなと思ってるので、
今回ちょっと取り上げてみました。
今後もですね、たぶんどんどんこういう知見って増えてくるかなと思いますし、
まだ知らないこともたくさんあるので、
まあやっぱりね、その知的財産みたいなところで、
Web3だとCC0とかって言って、
クリエイティブコモンズゼロってやつですね。
その知的財産の保有を誰かに認めずに、
もう全員でフラットに共有しましょうよみたいなところが結構あったりするんですけども、
あんまりここまで行きすぎるとですね、
逆にその研究者としても評価されなくなったりするので、
ある程度そのCC0みたいなところはちょっと違うかもしれないんですけども、
その研究した人の評価も得られつつ、
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科学的な知見とかが早く共有される形になっていくといいなと思ってるので、
ちょっと世の中の動き見ながらね、またちょこちょこ発信しようかなと思います。
結構難しい話なので、
なかなかその興味持ってくれる人も少ないかなと思いますけども、
結構自分はここに注目してて、
ここも見ていきますというような感じなので、
またたまに話していこうかなと思いますね。
以上です。ありがとうございます。
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