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今回はですね、ちょっと精神論的な話をしてみようかなと思うんですけども、人生は積み重ねていくよりも、積み減らした方がワクワクして面白いんじゃないかなみたいな話をしてみようかなと思いますね。
一般的にですね、人生って積み重ねていくものみたいなイメージがあるような気がするんですけども、芸術家の岡本太郎さんですね。
太陽の塔を作った、この方が書かれた本で、自分の中に毒を持てっていう本があるんですけども、そこの一節でですね、
自分はこう人生は積み重ねだと誰もが思っているようだけども、僕は逆に積み減らすべきだと思うみたいな言葉があってですね、
結構自分もそこからなんか衝撃を受けたというか、確かにそうだなと今本当に思ってるんですけども、
それによって人生が色々変わっていったような感じがするんですよね。
具体的にどんなことが積み重ねかっていうと、人それぞれ捉え方はあるかなと思いますけども、
例えば学歴的なキャリアみたいなものとか、仕事もそうですよね。
同じ会社で勤めて昇進していくとかっていうのも、どんどん着実にステップ上がっていくみたいな感じもあるかもしれないですし、
あとお金が溜まっていくとかですね、こういうのも着実に積み上げていくみたいな感じだと思うんですけども、
だんだんこういうのもずっとそれを繰り返していくとですね、逆に動きづらくなっちゃうみたいなことってあるような気はするんですよね。
人間関係とかもそうかもしれないですけども、そこをあえて今まで積み重ねてきたものをゼロにしてですね、
一から新しいものを始めるみたいなことって結構怖さはあると思うんですけども、そういうことによって逆に結構エネルギーが出てくるっていうのはやっぱり自分でも感じてますし、
特に今3月とかで、4月から春から新しく何か始めたいなぁ、でもなんかちょっと不安だなぁみたいなことを思っている人もいるかもしれないですけども、
それってやっぱり今まで積み重ねたものを失うのが怖かったりとか、今までやったことないことをやるときにちょっと不安を感じるみたいなところだと思うんですが、
心のどこかで何かやりたいと思っているんだったら、個人的にはやっちゃった方がいいんじゃないかなっていう感じはするんですよね。
やっぱり後でやらずに後悔することってずっと残りますけども、やって失敗したとしても後悔ってそんなに残らないと思いますし、
逆にそこから新しいことが見つかってきたりもする可能性はあるわけなので、ぜひ一歩踏み出してほしいなと思うわけですけども、
自分自身もですね、結構今まで積み上げてきたものをゼロに戻してみたいなことも結構あって、
その時々ではですね、結構悩んだりしたんですけども、こういう本を読んで一歩踏み出せたっていうのもありますが、
具体的にはですね、大学生入ってからが結構そういうところが多かったかなと思うんですけども、
大学でボート競技っていうのをスポーツやってたわけですけども、結構自分的には本気で取り組んでですね、
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日本で一番なりたいなみたいなところで、実際に全国5位ぐらいまでには全国大会規模でなったことはあるんですけども、
それもですね、大学の3年目の時にですね、結構学部の同じ同級生の人たちが強かったりして、
ボート競技って団体スポーツなので、8人乗りの競技が一番花形なわけですよね。
そこで自分は理学療法っていう学科に通ってたわけですが、
大体4年目にですね、病院の実習とかがあって、結構長いわけですよ、半年ぐらいとかあって、
それでですね、結構本気でボート競技とか取り組んでたので、
自分の理学療法士っていうキャリアを着実に歩もうと思ったら、
その4年目で普通に高科試験とか受けて、病院実習とか行ってっていうのが普通なわけですけども、
何回ですね、ボートやっぱり本気で取り組みたいなって結構思っちゃったわけで、
そこで留年することにしました。積極的留年みたいな感じですね。
なので1年も大学に行きませんというか、途中で単位捨ててっていうわけですけど、
ここまで単位取って、ここから1年はちょっとボートに専念するんでみたいな感じで、
結構学校の教員とかに相談したりして決めたんですよね。
それまで自分も普通に公立の小中とか行って、高校も公立でしたね。
大学も一応現役で入って、特に足踏みっていうのは今まであんまなかったわけですけども、
そこで積極的に留年するっていう感じで、自分のやりたいことを中心にしてですね、
世の中のちょっと一般的なルートから外れるような道を取ったんで、
かなりここはですね、迷ったりしたわけですけども、
学校の教員の先生もですね、そういうのを推奨してくれるような、
推奨というかですね、認めてくれるというか、どうやったらそれをしたとしても、
今後キャリアを歩んでいけるかみたいな、
具体的に相談に乗ってくれたりもするぐらいの人だったので、
やっぱりいい人に恵まれたのもありますし、
家族としてもですね、理解はしてくれたので良かったかなと思いますけど、
多分誰かから反対しててもやったとは思いますけどね、
そこが多分まず第一の別れ目って感じでしたかね。
ここで一つ決断したことによって、
一般的なルートから外れるっていうのは、
怖さがだいぶなくなったかなという感じがしますけども、
それで学分だから5年行って、
理学療法士という資格をまず取ったわけですね。
そこから大学院に進学して、2年修士で3年間博士というところに行くわけですけども、
それと合わせてですね、大学でやっぱりスポーツ、結構真剣にやってたっていうのもあったので、
将来的にスポーツに関わる仕事はしたいなというところで、
アスレティックトレーナーという資格を目指すわけですけども、
これもですね、結構推薦をもらって受ける必要性とかが自分はあって、
推薦をもらうまでに3年ぐらいかかるわけですけども、
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これは待つというか着実にやればいいわけなんで、
そんなに大きな決断というわけではなかったですが、
大学院の博士と並行して、研究活動とこういうまたトレーナーの資格を取るみたいなところは結構大変なところでしたし、
いろんなことを結構両立してやらないといけないような状態になってきたので、
その博士課程の途中はかなり苦労しましたけども、
そこからですね、実際に卒業した後で言えば、
博士号とか取ればですね、やっぱり大学の教員になるとか、
研究職に就くとかっていうのが結構一般的なルートではありますけども、
博士号というのを取っても教員にはなりませんという感じにはしたんですよね。
教員になりませんというか、フルタイムでどっかの学校に就職するとかっていうのはしませんという感じでしたね。
これもある程度一種の決断は決断ですよね。
まだ働き方っていうのも確実に固まってないですし、
その頃もまだフリーランスっていう言葉もそんなになくて、
実際に理学療法士という国家資格も取って、
また博士号も取ってフリーランスで活動するみたいな人って全然いなかったわけですし、
結構そこもチャレンジングではありましたけども、
そこも一歩踏み出した感じですね。
またその博士号を取って、取ってというか博士課程を出た時はまだ博士号を取れてなかったわけですけども、
その次の年にはですね、株式会社も自分で作ったりして、
個人の事業と並行しながらやっていくということで、
これもですね、うちの親とかからしたら結構心配をしてたみたいですけども、
着実にちょっとずつちょっとずつこう仕事を積み重ねていって、
今はある程度フリーランスとしては自立していけるぐらいにはなってきたという感じですかね。
これもですね、自分の今後で言えば、
フリーランス的な自分の働き方で言えばもうある程度のところまでは行ったかなと思うんで、
これもそろそろ積み減らすべきじゃないかなという感じはしてますね。
今後こういうフリーランスのセラピストをトレーナーで活動しようと思っている人の支援とかはしていこうかなと思いますけども、
自分個人の動き方としては一旦ですね、
この自分がセラピストとして動くというところからちょっと外れて、
やっぱり作った株式会社の経営みたいなところとか、
あと最近なんかベンチャーキャピタルの方の発信とかよく見てますけども、
自分がやるだけじゃなくて、いろんな人に動いてもらってというか、
やっぱり強い理念とか行動力ある人もたくさんいますし、
そういう人を支援するとか、ちょっと投資的な感じで関わるとか、
こういう動きもしていくとですね、
やっぱり自分はセラピスト的な仕事というか専門性なので、
より多くの人に健康になってもらいたいというのはありますし、
フリーランスの個人としてできることっていうのは限られてくるわけなんで、
ちょっとまたですね、この春とかからは動き方を変えていこうかなと思ってますね。
なのでたぶん一旦また収入とかはちょっと減ると思うんで、
そこからですね、またちょっと見え切らない状態ではありますけども、
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結構自分としてはワクワクしてるというか、
そういうなんか新しい道切り開いていくの結構好きなタイプなんでね、
ちょっとこれからも頑張っていこうかなと思いますけども、
こんな感じでですね、自分の事例といえば、
そうやってスポーツの選手としてのキャリアだとか、
理学療法士という専門性のキャリアだとか、
学歴とかその人の仕事のキャリアとかですね、
こういうのをある程度積み重ねていったところで、
一旦白紙に戻してまた別の道に歩むみたいなことは、
結構やってきた結果、今みたいな感じがあるっていうところで、
たぶんですね、これ聞いていただいてる方も、
いろんな立場の人がいるかもしれないですけども、
今学校で勉強してるとか、会社で勤めてるとか、
フリーランスとしての活動を考えてるとかですね、
いろんな立場の人があると思いますが、
ちょうどこういう春とかでね、
眼鏡も変わるきっかけになるかなと思うんで、
今までの積み重ねたものを一回ゼロに戻して、
積み減らしちゃってゼロから始めるみたいなことを、
ちょっとチャレンジするいい機会じゃないかなと思うので、
今回はそういう話をしてみました。
ちょっとでも刺激になればいいかなと思ってます。
以上です。ありがとうございます。