デザインにおける色選びの落とし穴
こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、色をテーマにして、色っていうのは言葉より先に空気感を伝えるっていうお話をしたいと思います。
テーマとしては色選びがテーマなんですけど、デザインで色を選ぶっていう時に、つい自分が好きな色から選ぶみたいな傾向ってありませんか?
私自身実際よくやってたんですけど、例えばその自分が青が好きだから青をベースにデザイン作ってみようとか、
可愛いものといえばピンクだから可愛いデザインにしようみたいな、なんかそういう主観で、これが好きだからこれ、これが可愛いからこの色にしようみたいな、そういう決め方でデザインを作っちゃうっていうこと。
多分誰しもあるんじゃないかなと思います。
もちろんこの好きな色を使うっていうこと自体が悪いわけではないんですけど、
もちろんその自分の好きな色でデザインとか、自分の目にその好きな色がよく目に入るっていうのはすごく作っていて気分も上がるし、
そのバナーとかデザインを使っている自分自身もテンション上がったり、自分らしさがそれによって出せるっていうこともあるので、
全然好きな色だからっていうのを基準にして色を選ぶことは間違いではないんですけど、
ただ仕事でその他の人のデザイン作ったり、自分で発信する、仕事につなげるための発信でやっているデザインの中では、
好きな色だからっていう基準での色選びはもしかすると最適じゃないかもしれません。
「好き」から「どう見られたいか」への転換
じゃあどうしたらいいのっていうところなんですけど、今日はその色選びについて好きっていう基準で選ぶよりもどう見られたいかで選ぶといいですよっていうお話をしたいと思います。
好きで選ぶよりどう見られたいかで選ぶっていうお話です。
この好きっていう基準で選ぶのとどう見られたいかっていう基準で選ぶ、この2つの基準の大きな差って何か思い浮かびますか?
ここには決定的な違いがありまして、
というのも、好きっていうのはあくまで自分本位、自分が基準なんですよね。
起点っていうのかな。
自分スタートで自分が好きだからこうしよう、自分が可愛いからも可愛いと思うからこの色にしようみたいな自分本位なんですけど、
どう見られたいかっていう基準の方は相手、自分じゃない他人、それを見る人っていう第三者が起点になっているっていうこの起点が大きく違います。
デザインする上ではこの色選びに限らず基本的には相手目線、第三者のその見る人ですね、実際にデザインを見る人、
作っている自分じゃなくて見る人がどう感じるか、見る人に何が伝えられるかみたいな、常に見る人の視点で考えた方がちゃんと相手に伝わる分かりやすいデザインっていうのが作れます。
で、なんでその好きな色じゃなくてどう見られたいかっていうその相手目線で選ぶといいのかっていう理由が2つあります。
色が先に印象を伝える理由
一つ目が、色は言葉より先に印象を伝えるから。
これがタイトルにある内容なんですけど、言葉より先に空気感とかその印象っていうのを色がもう第一印象として伝えて、伝えちゃうんですよねっていうのが一つと、
もう一つ2つ目の理由は好きな色、自分の好きな色が相手に残したい印象と一致するとは限らないから。
この2つが理由で好きよりもどう見られたいかで選んだ方がいいよっていう風になってます。
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
まず一つ目の色は言葉より先に印象を伝えるからっていうのがどういうことかというと、
人ってデザインを見る時に必ずしも、必ずしもそのいきなり細かい文章を読むわけじゃないんですよね。
まずはほんとパッと見の印象、全体の雰囲気をパッと受け取る、一瞬で受け取る。
その印象っていうのはなんとなく明るいなとか落ち着いてるなとか、優しそうだな楽しそうだなとか、ちょっと高級感ありそうだなとか、
そういう雰囲気、こういう形容詞的な第一印象が最初に入ってくるんですよ。
例えば同じ無料相談受付中っていう文言があったとして、
言葉の内容は全部無料相談受付中っていう文字なんですけど、
それを表示している色、ボタンだったりの色によって印象って変わるんですよね。
例えば落ち着いた青とか紺色を使ってるならパッと見で、
なんか信頼感あるなとかきちんとして真面目そうとか、安心して相談できそうだなとか、
そういう印象がパッと文字で別に信頼の実績とかを書いてなくても、
雰囲気でそういう印象を受けるっていうのがあります。
例えば違う色で明るいオレンジとかならパッと見の印象は親しみやすそうとか、
気軽に相談できそうだなとか、なんか元気で前向きな回答してくれそうとかですね。
まあそこまで細かい印象パッと見では出ないかもしれないんですけど、
同じ無料相談受付中っていう文言でも配色によってそこまで本当パッと見の、
なんとなくの印象が変わってくるっていうことですね。
なので色っていうのは文章の内容より先に空気感を伝えてくれるので、
なんとなく色選びっていうのをなんとなくやってしまうと、
自分が意図していない印象を与えてしまうことがあるんですよ。
本当は親しみやすく見せたいのに、うっかりちょっと高級感のある色の高い印象を与えてしまったとか、
初心者向けにしたいのにちょっとおしゃれに格好良くしすぎてプロ向けに見えちゃったとか、
そういうチグハグ、本来の意図とは違う印象を与えてしまう可能性があるので、
色選びっていうのも第一印象、デザインの第一印象に大きく関わる部分なので、
しっかり意図を持って、ちゃんとこれはどういう印象を与えるかなっていう視点で選んだ方がいいよねというのが理由の1点目です。
好みの色と与えたい印象の不一致
続いて2点目が好きな色が、その自分が好きな色っていうのが相手に残したい印象と一致するとは限らないから、
ちょっと長くてわかりにくいかもしれないんですけど、
要はその1点目で言ったようなその意図しない自分が本来相手に残したい印象っていうのが、
自分が好きな色っていうのと一緒とは限らないからですね。
なんか自分で言っていて1点目の理由と同じこと言ってるなぁという気もするんですが、
結局は相手に残したい印象と印象通りの色が使えていれば、自分が好きな色を選んでいても問題はないんですよ。
ただその好きな色からスタートしてそれを起点に選んじゃうと、
その与えたい印象と違う印象が、違う印象を与えてしまいかねないっていうところで、
好きな色をベースに選ぶのはちょっとリスクあるよねっていうお話ですね。
なので色を選び、この色を使いたいって思った時に、それが好きな色っていう基準でもいいんですけど、
チェックして改めて確認してほしい視点として、この色は相手から見たらどんな印象、どういうふうに見られるかなっていう視点と、
果たしてそれは自分が与えたい印象と合っているのかなっていうこの2つの方向、
自分視点と相手視点で作りたい印象、見られたい印象っていうのが合ってるかを確認できると、
色選びでは失敗しないんじゃないかなと思います。
まとめとリスナーへのメッセージ
ということで今日は色は言葉より先に空気感を伝えるっていうことで、
色選びではちゃんと相手目線でどう見られたいかっていう視点から印象を考えていくといいですよというお話でした。
聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやっている方もそうじゃない方も何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。