手に職をつける価値
はい、こんにちは。土曜日は日本の地方かけるフリーランス、個人授業にしておくことで、私、瀬戸内海の島で漁師をしている坂井でお届けしてまいります。
ということで、今日のテーマは、希少価値があがる手に職系ワークというテーマでお話をしていこうかなと思います。
誰にでもできないことの価値であったり、応用可能性がないからこそ差別化ができるものっていうのに、
これから私たちは、別途していったほうがいいなというふうに個人的には思っていてですね。
具体的に言うと、手に職をつけるであったり、現場で働く系ですね。ホワイトワークとはデスクワークですね。
デスクワークとかちょっと真逆の概念かなというふうに思っているんですけど、いわゆるブルーワーカーですね。
職人であったり、それから農業従事者であったり、林業の漁師ですね。
そういったものの価値が非常に上がっていく未来っていうのが、割と現場地方の田舎暮らしをしながら現場で動きつつ、
そしてデータも見つつで、両方の側面からすごくこれから現実に起きていく未来だなというふうに思っているので、
そのあたりの話をしていこうかなというふうに思います。
例えばね、生産者、農業、あるいは漁業でいうと生産者数が激減してやばいみたいな話ってあると思うんですけど、
東京上見てみると生産金額って横ばいなんですね。
何が言いたいかというと、もちろんこれから需要が減るんだけれども、それ以上に生産者であったり、担い手が減っていくので、
担い手1人あたりの売り上げって上がっていくんですよ。
なのでそういう未来がもう見えているので、やっぱりそこに飛び込んでみることでやっぱりものすごい経済的なメリットであったり、
経済的なメリット以外に、それこそ農家、漁師のライバルがたくさんいた頃には教えてもらえなかったノウハウっていうのが、
すごく応援してもらいながら手に入る。
農業・漁業・林業の価値
例えば釣り場の情報なんてね、それこそ周りに漁師がたくさんいた時代に自分の足のなんて当然教えてもらえなかったわけなんですね。
なんですけど今はそれこそ30代の漁師が自分だけみたいな話になってきたりすると、
なんか頑張ってるからちょっと教えてやるかみたいな感じになっていくわけですね。
農業についても同じ、漁師についても同じ、林業についてもおそらく同じなんじゃないかなというふうに思ったりしています。
もちろん農業といっても果樹なのか、それこそ老人野菜なのか、芋なのか、それともトマトなのかによって全然違うと思うんですけど、
全般的な傾向としてやっぱりですね、担い手がやっぱりすごく減っているので、そういう傾向にあるなというふうには思っています。
加えてですね、職人系ですね、例えばうちの島で身近なところで言うと、
建具ですね、建具職人、いわゆるその家の中でドアですね、ドアの部分にあたるものを作る職人さんであったり、あと家具職人の方であったりっていうのも減ってるんですよ。
自分の手に職をつけてというか、手先の器用さであったり、設計能力であったり、自分の腕で食っていくって、
自分の腕で食っていくためにスキルをつけていく、現場で汗をかいていくっていう人の相対的なバリアリティっていうのがものすごく下がっている。
今はやっぱりAIであったり、デスクワークがどんどんどんどんいろんなツールであったりっていうもので効率化されていっている世の中だからこそ、
あえてやっぱり物を触る、物を作る、物作りに関わるっていうことであったり、現場で汗を流すっていうことに相対的な価値がものすごく生まれているよなっていうところがあります。
これが多分どこかでまたその良さに気づいて、多分人が殺到する時代っていうのがもうちょい来ると思うんですね。
その前にやっぱり飛び込んでおくことで、そういったところのメリットっていうのを享受していくことができるんじゃないかなというふうに思っているという今日この頃でございますという感じですね。
そういうところのご縁を引き寄せていくためにはどうすればいいのかっていうと、これをちょっと以前1ヶ月前ぐらいの放送かな、そういう職人系のつながりを作るにはもう飛び込むしかないよねっていうことっていうのを話したことがあるんですけど、
まさに飛び込んで実際にやりながら意欲を見せていくということしかないんですよね。やりたいですっていう言葉っていうのはやっぱり現場だと信用されなくて、どこまで行ってもそいつがどういう行動をとっているか、
実際にやりたいですって言ってきちゃっているとか、やりたいですって言っているだけではなくて、もう目の前にいて分かりやすく頑張っているみたいな行動っていうのがやっぱり必要なわけなんですね。
なので、例えばお試し暮らしをして実際に現場に行ってみたり、まずはアルバイトでいいので働かせてくださいってあったり、本当にこの話をすると千と千尋の神隠し形式だねって言われることが多いんですけど、まさに千と千尋の神隠しの世界なんですよ。
ここで働かせてくださいみたいなね。そういう前のめりさっていうのがやっぱりすごく必要であって、今っていうのは職というものは募集がかかっていて、どこかに求人票があって、誰かから言ってもらって初めて何か縁が生まれるものだとなんだか人類は勘違いしてしまっているけれども、何か縁が生まれる時っていうのはもう千と千尋の神隠し形式なんですよ。
ここで働かせてくださいって言って、門の前に仁王立ちするっていうね。あのスタイルがやっぱり今こそ必要であって、そういうことに気づいていち早く動けた人がすごく次の時代を作っていくと思うし、すごく大事な観点になってくるんじゃないかなというふうに思っていますというところですね。
だからですね、千と千尋の神隠しがキーワードでございますという話でございました。ここまでは結構気づいて動いている人っていうのは結構いると思うんですけど、その先に何があっているのかなっていうのを今坂井自身は山口県の須豪島の人が少ない集落で、漁業者もものすごく減っていて農業者もほとんどいない。そんなところで日々もがいているんですが、やっぱりライバルが少ないと、
経済的にはやっぱり豊かになりやすい。これはマジでそうだなということは思い出しています。一方でそれを継続的にずっと続けていけるかという観点に立つと、そのね、やっぱりね、都当を組む必要があるなっていうふうにもう一度一周回ってくるんですね。
やっぱりライバルが少ないことっていいことだよねってなるんだけど、とはいえライバルある程度いないと、例えば農業者であったり漁業者であったり職人であったりっていうふうにすると、やっぱり一人でできることでたかが知れてたりするんですね。例えば農家で言えば、そうだな、やっぱり農地を維持していくっていうことって結構大変で、例えば水路の維持だったりだとか里山の維持だったりとかっていうのはなかなか一事業者だけでは難しかったりするんですね。
それがやっぱり霊災事業者がたくさんいること、稼げている人がばっかりじゃなかったとしても、たくさんのやっぱり人がそこの産業にいることっていうのがすごく、そうですね、生活環境であったり生産環境であったりっていうのを維持していく上ではやっぱりすごく大事だなと思ってきてます。
それから金融ですね。金融、何をやるにもやっぱり資金調達って必要なんですよ。生きてくれるお金は必要だし、事業を運営していく上で何かを買わなければいけないことっていうのはやっぱりたくさんあるんですね。そういう時に、そうだな、例えばたくさんの人が職人になっていたら、そのたくさんの人に対して、例えばお金を貸したり物を貸したり、あるいは保険みたいなものっていうのが適用できたりするんですけど、
そうではなくなりつつあるわけですね。例えば、昨回のひじき料、ひじきの料で世間立ててるんですけど、そうだな、漁協の協裁でね、ひじきに対する協裁ってないんですよ。これがね、魚の網で魚を捕るとかになると割とその収入保障とかがあったりするんですけど、ひじき料をやってる人少なすぎて協裁が効かないみたいなのがやっぱりあったりするんですね。金融が効く程度のやっぱりその渡頭の組み方ができるっていうことっていうのがやっぱりその産業であったり、
今後自分たちが生きながられていく上ではやっぱり大事だなというふうに思っているので、そういう意味でやっぱり生産者数は減るんだけど、もう一度やっぱり増やしていく。自分たちだけではなくて、もっとおいしい思いをしていく人っていうのの総数を増やしていくっていうことがやっぱり大事だなというふうに思っていて、この辺りのことをPRしておかないといけないなっていうのを最近思い始めたという教訓でございますという感じですね。
なのでその辺りの現場でどんな仕事があるかとか、どんな職人の仕事が今求められているかとか、具体的な引き合いとかっていうのをこれもネットで募集みたいな感じじゃないんですよね。
この人ちょっとこの人につなぎ合わせてみたいなとか、この人だったら紹介しても後で取り出し付けられないなとかね。その辺の生々しい人と人とつながるときの日々みたいなものがあるので、ぜひですね。
大阪のふるさと回帰フェアですね。移住フェアがあるので、そこでちょっと実はね、そこに行きますので、ぜひですね。ちょっとそういうこう手に食ってたいであったり、ちょっと田舎暮らし、それから地方で自分の暮らしを見据え直していきたい。そんな人がいたらぜひ訪れてみてください。
まあ、もしよかったらDMいただけたら時間確保しておきます。はい、ということで。