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2023-10-28 10:00

弱者のブランディングで大切なのは「やらないこと」

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はい、おはようございます。土曜日の朝は日本の地方×フリーランス個人授業主ということで、私と内海の島で漁師をしている坂えるが、
ちょっと鳥小屋からお届けします。ちょっと鶏の声が入るかもしれません、ということですね。
そして、ちょっと朝寝坊して急いで沖に出たら、あ、そうだ、ボイシー収録するの忘れてたということでですね、ちょっと収録が遅くなってしまってすいません。
今日のテーマはですね、ブランディングについてお話をしていこうかなというふうに思います。
商品を高く売りたい。自分の付加価値を高めていきたい。自分の提供するサービスの価格を上げていきたい。
どうやったってやっぱり人が減る中で、やっぱり自分のサービスの高単価化っていうのはやっぱりしていかないと、なかなかちょっと厳しいなという世の中になって久しいですが、
坂井自身、煮付けにせずサラダで食べてほしい最高級ヒジキということで、
島内で売られているヒジキのグラム単価の大体10倍ぐらいの値段で今ヒジキを通販で売っています。
オキカムロヒジキという名前で、キャッチコピーが先ほど言った煮付けにせずサラダで食べてほしい最高級ヒジキと。
ヒジキって文字通り新芽の植物と一緒というか海藻なんですけど、植物と同じだと思ってもらえるとわかりやすいんですが、新芽の時ってすごく柔らかくてきめ細やかで美味しいんですね。
大体12月から4月までの間に5ヶ月間漁期があるんですけど、その間で採れる1日分まで終了というのを厳選して直売している。
それ以外は漁協に卸していたりするんですけど、1日分以上は売りませんという形で直売をしているんです。
それだけ厳選しているので非常に美味しいです。
ここからいろんな商品をどう販売していくかという話につながってくるんですが、何をやるかよりも結論から言うと何をやらないかということを大事にしていくことが
長い目で見るとブランディングにつながっていくのではないかというふうに思っています。
具体的にはサカエルの場合はヒジキについては売れるからといって無人像に売らないということを決めました。
売り上げで言うと大体これぐらい。数量で言うと1日分ですね。
1日分と言っても大体数百キロ、800キロ台後半から1.5トンぐらい良いですね。
よく採れる日だと、よく引く日に採りに行くと1.5トンぐらい採れるので、大体それぐらいの数量を加工して販売するという感じなんですよね。
数量って別に制限しなければ売れれば売れるだけ売れるっていう感じかもしれないんですけど、
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でもそこであえてやっぱりこれ以上は売りませんということを制限することで、そこでやっぱり希少価値というのが生まれるんですよね。
加えてあとはですね、やっぱり価格を高くした時に当然高すぎてこれはちょっとっていう反応っていうのもあり得るんですね。
そういう時にやっぱり価格をグラム単価を10倍にしたとするとお客さんの数も当然10分の1になるよねっていう、
誰から構わず売らないっていうその選択肢っていうのも要はやらないことの一つにしたりしておりました。
なのでお客さんの数というのは10分の1、想定している平均的な非時期の値段にした場合のお客さんの数っていうのが10分の1になったとしても、
一応単価が10倍なので、より高い値段でも許容してくれるいいものをきちんとした適正価格で買いたいというお客さんとだけ付き合うと。
逆に言うと安さ第一、お得第一っていうお客さんと付き合わない。これを決めたんですね。結構勇気がいることだったし、
そんなことをやって場合によっては全く売れないみたいなことっていうのも場合によってはあり得るじゃないですか。
だから最初の本当に数ヶ月はすごく怖かったですし、今でも怖いですね。
おかげさまでもう3年目ぐらいにブランドを作ってから3年目ぐらいに突入して、ありがたいことに何十人ものリピーターさん、
もっと2回3回買ってくれてる規模の人になると、本当数百人のリピーターの方々に支えていただいて、
毎月2家族が飯食ってくるぐらいですね。うちの師匠の家とうちさかえる家が食ってくるぐらいは販売ができるようになってきたので、
やらないことを貫いてよかったなっていうのが今の心境だったりします。
それからもう一つがやらないことで大事にすることっていうのがやっぱりね、いろいろやっぱりありまして、
これまた表現がちょっと難しいんですけど、どこでもいいから販路が広がればいいっていう考えはしない。
これもすごい大事にしてよかったなというふうに思っているところで、やっぱり自分自身が信頼する人あるいはお店を経由してしか販売しない。
ほとんどはもう自分たちでしか直売しないんですけど、でも仮に卸売っていう形でお店に預けたり、
友達に預けたり、これをちょっと売り、他の人に販売してるんだよねって人に預ける時というのは、
もう誰からかまずそれもいいですよっていうことは言わない。
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やっぱり販路を広げてしまうことのメリットは当然売り上げは上がるんですけど、一方でやっぱりきちんとお客さんへの説明ができるかっていうところであったり、
価値を適切に表現できるかっていうところであったり、その価値に見合うだけのやりとりっていうのはできるのかっていうところも含めてやっぱり考えないといけないところなので、
とりあえず売り上げが上がるからといって、どこのお店にも置いてくださいっていう感じの営業みたいなものは今までしてこなかったんですね。
むしろモキカモのヒジキっていうブランドのヒジキをぜひ扱いたいって言ってくださる方に喜んで提供する。
それをすると何が起きるかというと、卸売も場合によっては例えば大手のスーパーとかなんかすると、
売り上げの4割、場によって5割ぐらい取られたりするんですね。
なんですけど基本的にはやっぱりそうやっていくとどんどん利益率下がってしまうので、
もちろん販売してくれるお店側には適正な利益っていうのを確保してもらうっていうのはすごくすごく大事なことではあるんですけど、
でも一方できちんと自分たちの商品の価値っていうのを最大化して、
下手に値引きをしない、利益率を低くしないっていうこともすごく大事なんじゃないかなというふうに思っているという感じです。
そういうことをやっていて、今くしくんも言ってしまったんだけど値引きをしないですね。値引きを絶対にしない。
もし何かサービスしたいなっていうことはさらに何かちょっと追加するみたいなことですね。値引きしないみたいなことっていうのも決めました。
あとは送料を無料と表現しないみたいな。送料っていうのも当然かかる経費で、送料無料っていうのはいろんな事業者でやってると思うんですけど、
誰かが負担してることなんですね。誰かが負担してるからこそ大和運輸だったり日本郵便だったり佐川さんだったりっていうのが荷物を運べると。
そういうやっぱりポリシーっていうのを大切にしないとやっていけないよねっていうことだったりっていうのをきちんと意識してやっていたりすると。
そうして自分たちの色が際立つ瞬間っていうのは何をやるのかっていうよりもやっぱり何をやらないかっていうことを決めて、
それを歯を食いしばりながら守った時、守って何とかかんとかそれを理解してくれるお客さんたちが集まってくれた時っていうそういう感じなんじゃないかなというふうに思っています。
なので、価値をつけていきたい、ブランディングしていきたいっていう時には何をしないか、何をするかよりも何をしないか。
勇気を持ってこれはやらないぞっていうことっていうのをやっぱりきちんといくつもいくつもいろんな段階で決めていくっていうことをやっていくのがやっぱり必要なんじゃないかという話でございました。
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なんでまあこれはね、ひじきの販売とか商品の販売だけじゃなくてサービスの販売であったり、あとは人との付き合い方みたいなところでも、要は自分自身のブランディングみたいなところにもつながるんじゃないかなというふうに思っております。ということで、今日はこんなところで終わりにしようと思います。
最後にちょっとだけ宣伝なんですが、その今日話した煮付けにせずサラダ食べてほしい最高級ひじき、オキカムロひじきですね。
さかるが頑張って収穫して師匠たちのねあのもう技をやっぱり受け継いだからこそすごくやっぱりそもそもやっぱり物がいいんですよ。物がいいし美味しいひじきです。
でちょっとまあ自宅用にするには確かに高いです。高いですが送り物にするにはぜひ最適でございますみたいな感じで。
自家用じゃなくて送り物として使ってほしいみたいなことっていうのもありますのでチャプターにリンク貼っておきます。
ぜひちょっと内容を見ていただいて、こんな感じでブランディングしてるのねというのを確認しつつ、ぜひ送り物でご活用ください。
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