1. FREE AGENDA by hikaru & yamotty
  2. #97 マイクロソフトについて
2020-10-02 30:36

#97 マイクロソフトについて

先日公開した「#93 GAFAで一番すごい会社はどこか」の続編として、
マイクロソフトについて話しました。

【話のハイライト】

・マイクロソフトの何がすごいかってあれよ
・スペースXの何がすごいかってあれよ
・エクセルとの思い出

【関連URL】
バトル・オブ・シリコンバレー 

▼このチャンネルについて

メルカリでグロースを務めてきたヒカルと株式会社10Xの創業者&代表であるYamottyがビジネスやテクノロジー、スタートアップなどをトピックに話すYouTube/Podcast「FREE AGENDA」の公式アカウントです。

▼Twitter

FREE AGENDA / Yamotty  / Hikaru

▼配信アカウント

YouTube / Spotify / Anchor / note

00:00
はい、おはようございまーす。おはようございまーす。
えー、FREE AGENDAでございます。はい。
ということで、今日はマイクロソフトの話を、あの前回、全然、いやいつだっけ、ちょっと前にガーファーの話をしたんで、
ガーファーMの話をしましょうと。確かに、最近はあまりそういうふうにして、
最大手の一角から外されつつあるマイクロソフトだけど、うん。
そんなに詳しくないっていうね、僕ら。全然詳しくないですね。
多分、世間一般の人よりは詳しい。僕の父親よりは詳しいと思うんだけど、マイクロソフトについて。
確かに、確かに。
でもさ、今見た?ビル・ゲイツ。今ビル・ゲイツのウィキ見てるけど、
この人さ、ビルじゃないんだ。ウィリアムなんだ。
ウィリアム・ヘンリー・ビル・ゲイツ、3世ですよ。
ウィリアムが確かに、転じてビルみたいなことなのか。
3世、へー。
ああ、なるほど。ウィリアム・ウィル・ビルかな。
ビルみたいな。
まあでも、ベースとしてはマイクロソフトはやっぱすごいんじゃないですかね。
いやー、ね。
特にビル・ゲイツ。ビル・ゲイツってこう、競争のプロだみたいなのをよく話されてて、
競争になったら絶対に叩きのめす、勝ったみたいな。
ああ、そうだね。
そういうファイティングな姿勢と、エンジニアとしてのハッキング能力が曲がったりしたみたいな。
そういう曲がったりしたことがよくあるなと思います。
確かに。なんか趣味のカードゲームとかしてても、
なんか自分が勝つまで絶対にやめないみたいな。
そうですね。
負けたらキレるみたいな。結構子供っぽいところが、やっぱ逆に強みだみたいな、言うよね。
ね。
確かに。
あ、でも僕ヤマトさんにすごい前に映画を勧めたことがあるんですけど、覚えてますかね。
何でしたっけ。あれか。
バトル・オブ・シリコンパレー。
ああ、あるあるある。半分ぐらい見たよ。
見た?
半分ぐらい見てね。僕飽きちゃったんだよ。
俺もあの時にヤマティに普通にシリコンパレーってネットフリックスのドラマかなんか勧められて、
僕もあれ2話だけ見て飽きたんだけど。
飽きちゃった?
いや、分かんない。ちゃんと見てないけど。
でもあのバトル・オブ・シリコンパレーすごい僕は面白かったんですよ。
見たことない人結構いるかもしれないですけど、バトル・オブ・シリコンパレーはすごいおすすめで、
いわゆる若い頃のビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスの争いの話なんですよね。
基本的にはスティーブ・ジョブスの方が最初にマッキン都市とかでいわゆるGUIベースのOS、コンピューター作って、
すごい一世を風靡していたと。それをマイクロソフトがパクるって話なんですよね。結局は。
パクって結局マイクロソフトがNECとかと組んで勝つんだけど、
実はこの収録をする前にヤモンキーと話してたのが、マイクロソフトそのいわゆるビジネスとか競争って意味では確かに勝ってて素晴らしいけど、
製品の使いづらさは半端じゃないと。
いや、折り紙付きですよね。
03:01
折り紙付き誰の?
折り紙付きですよ。UXの悪さは本当に。
それが面白かったのが、バトルオブシーコンパレーション何が好きかって、
まさにビル・ゲイツのそういうところがめっちゃ出てて、最後にめちゃくちゃ面白いシーンがあるんですよ。
だからマッキン都市を作ったスティーブ・ジョブスが、その後にビル・ゲイツにパクったパソコン、Windowsを作って、
Windowsで自分たちの製品をパクられたことに気づいて、呼び出してぶち切れるんですよね。
マウスとかああいうところですよね。
そうそう、マウスとかWindowsとか、いわゆるGUIのやつをパクってぶち切れるんですけど、
ビルはいやそんなの知らんしみたいな、どうせお前らそもそもXeroxからパクっとるやんみたいな感じで、全然相手にしないっていう。
最後にスティーブが負けゼリフっていうのが、何ゼリフ?捨てゼリフを吐くんですよね。
We are better than you. We have better stuff. 俺らが優れてるからみたいなことを言うんですよ。
ビルが言ったのが、You don't get it, Steve. That doesn't matter.
バカじゃないよ、そんなの。いい製品とか関係ねえよって言うっていう。
その後にマイクロソフトはすごい成長していったって話で、
結局なんか製品の良さとか、ビル技術はそこに対してよりは、もっと別のファクターでビジネスが勝つって思ってたんじゃないかなっていう。
確かに。 象徴的な。
ちなみにマイクロソフトってAzureでしたっけ?
Azure。モバイルとかクラウドの世の中に、2010年代はそっち側に競争がシフトして、そこでのハードウェアの勝者は
ソフトウェアレイヤーだとiOSとAndroidだし、ハードウェアレイヤーとAppleと、どこなんだろうね、中国系の会社かな。
HTCとか。 ネクサスの後ろとかはHTCじゃなかったかな。
だから、そうなった時のマイクロソフトってどうなったんだろうって、僕はあんま詳しくなくて、その辺は描かれてるんですか?
パトローブシーブの。 そこら辺も全然描かれてなくて、基本的にマイクロソフトがWindowsでパクったっていうところで終わって、
最後にエピローグ的に、その後Windowsが結構シェアを伸ばして、オフィスとかもMacがオフィスフォーマックみたいなのを
提供して和解したみたいな感じの終わり方でしたね。 なるほど、でもオフィスフォーマックも今はないですからね。
そうだね、確かに。まあ別にいらんからな。 いらんっすね。Mac使ってる人がオフィス使ってるってなんかすごい矛盾がすごいというか。
そうですね、でもさ、もう仕方なくて、ExcelとかPowerPoint送られまくるから、どうやって見てるかっていうと、Googleドライブに突っ込んで
06:09
変換してみるんですけど、まあ未だに文字分けとかひどいわけですよ。 オープンウィズ。
そう、オープンウィズなんとかで、Googleスプリットシートみたいな。 なんで最近オフィス365のアカウントを開けて、
オフィス365に突っ込んでクラウドで見るみたいな。 なるほどね。
この送られてきたファイル見るのに、僕はなんか15クリックしぐらいしなきゃいけないわけですよ。 はいはいはい。
クソだなみたいな。 この世界線どうにかなってほしいっていう。
まあでもなんかその、結局手書きからこっちに転じたっていうことの大きさみたいなやつが、その後のユーザビリティの云々よりはやっぱりでかかったってことなんじゃないですか。
いや本当ですね。 だから確かにGoogle Docsとか半端じゃなくすごいと思うんだよね。
本当にそのマイクロソフトにあった多くのペインっていうのを取り付いてくれたと思うんだけど、
やっぱり世界の変化っていう意味で言うと、オフィス以前っていう、全てをわけわからない手で書いたりとか、
ノラのワードソフトみたいな感じをみんながバラバラ、市太郎とか使って世界線から割と標準だったっていう変化の方が、
世界にもっと出したものが大きかったっていうことなんじゃないのかな。
ちなみにさっきの話で言うと、そのクラウドの方に、いわゆるビジネスユースの方に世界が動いた時も、
マイクロソフトはかなりB側の事業にものすごく手を入れて、
だからサーバーとかクラウドもその後やってきたけど、その方にかなり手を振って、
オフィスとかって僕らが考えている以上に実は結構B分野みたいなのを、
2000年から2010年の間にはものすごく開拓してて、そこの先導したのがスティーブバルマーだった。
スティーブバルマーは営業出身なんで。
でもこれ今見えてると思うんですけど、各社のクラウドのサービスの売上高で、
いわゆるAzure含むオフィス365とか含む法人向けのクラウドがマイクロソフトは125億ドルで、
AWSがおよそ100億ドルで、アルファベットのGoogleクラウド、
多分GoogleクラウドにGスーツも入ってると思うんですけど、
これが26億ドルでマイクロソフトの5分の1ぐらいのサイズなんで、
やっぱこのB2Bを制した後のプレイでもマイクロソフトが圧勝してるっていうのは半端ないですよね。
そうなんだよね。
これもうどういう風にしてこうやって買ってるかってあんまり詳しくないんだけど、
やっぱもうその販路とかコネクションみたいなやつがそもそも結構あるんだろうね。
あと信頼性みたいな。
結局これは想像になっちゃうんだけど、
いわゆる社内のITとかの最終決定権を持っているおじさまが、
Amazonって最近できた会社でしょ?みたいな。
09:03
セキュリティ大丈夫だよな?とか言って。
マイクロソフトってだってWindowsの会社でしょ?
信頼できるよね?って決めてるんじゃないか知らんけど。
でもマジでそうですよ。
大手に一度入ったもののスイッチングコストの高さとは、
もうかかり知れないものがある。
それはなんか一番身に染みてそうな顔してますね。
大変だし、大変だけど僕らも入ったからには、
やっぱちゃんとそういうモートを築きたいなと思ってるんですけど、
ちょっと今次のこのテーブル見てて思うけど、
Appleの売上高と純利益がアルファベットのそれの2倍になってるっていうのは、
モバイルを制したAppleっていうのはその後の成長率では、
もしかしたらマイクロソフトはしのいでるのかもしれないですね。
これはヤバいですね。
ヤバいね。
ヤバったんですね。
バトルオブシリコンバレー2が描かれるとしたら、
今度はAppleの逆襲の物語が描けるじゃん。
これでも実際にどうなんだろうな。
Appleって買収とか細っとしてるけど、
そんなにデカい買収しないみたいな感じ。
Amazonとかアルファベットって結構そこに対して投資するじゃないですか。
Appleは結構余った利益とかを全部法的な意味で節税するためには、
わけわからん投資みたいなのに回してるんですね。
Appleって実は100兆円くらいのフェッチハンドを裏で持ってて、
あんまりオープンにされてないけど、
そこで結構回したりとかして、
お金の運用してるみたいな。
あまり現金がありすぎて。
そういうところも関係してるんじゃないかな。
意外に実は事業に対しても使うほどの金があまりすぎてないみたいな。
これでもすごいね。
でも結構あれだよね。
IT業界に言うとさっきの上のやつ、見えないというか、
Azureが一番勝ってるとか、
GCPって実はAWSの4分の1くらいしかない。
ない。
これ結構業界人にとっては意外な気がするんだよね。
そうですね。
エンドユーザーとしては。
GCPとは2014、15年ぐらいにやっと使われ始めたかなみたいな印象があって、
今だと割とモダンなスタックの会社とかはGCPを選択しがちだと思うんですけど、
AWSの方がはるか先を行ってるなっていう感覚はあるんですけど、
その先に行ってるっていう感覚は全然なかったですよね。
すごいよね。
GoogleはGCPすごい血まなこになって手を入れしようとしている。
結構日本法人とかの人数の拡張ぶりとかもやばいらしいし。
あと僕がGoogleのJPの方でオフィスもらって働いてた時に、
一緒に仕事してた人たちってジオチームって言われるマップやってる人、
12:04
プラスチームって言ってGoogleプラスやってた人、
Googleプラス。
そう、グラスみたいなニューアーキテクチャのプロダクトをやってた人、
みたいなこんな色んなチームの割とエースの人と、
あとあれかAdWordsとかやってた人たちが一緒に仕事してたんですよ。
で、このうちの何人かはもう辞めてスタートアップ行ったりしてるんですけど、
残ってる人、今全員GCPのチームにいるんですよ。
えー。
っていうぐらいバリッと。
エースクラスをぶち込んだ。
張ってるんですごいなと思って。
うん。
うん。
まあね、ここだって無限に成長していけるっていう感覚があるし、負けてるっていう。
うん。
一時期Googleのセールスフォース買収の噂みたいなのはあった気がしたんだけどね。
あったと思います。
それは確かに逆転の一手というか。
うん。
セールスフォースはやっぱりまあまあ普及してるんじゃないですか。
確かに。
なんかさっきのマイクロソフトのウィキカルの中にも書いてましたけど、
マイクロソフトはあらゆるところに敵がいるっていう。
ほう。
ほとんど全てのならたる企業が敵になってしまうっていう。
まあそうか。
うん。
そうか?
日本オラクル、サップジャパン、セールスフォース、AWS、Google、日本IBM、
Apple、Samsungなどの外資系だけじゃなく、富士通、ひたち、NEC、ソニーラン、全部が競合ですみたいな。
へえ。
そうなんだ。
面白いですね、こういうの。
面白いっすね。
うん。
そんなにSI、あ、まあそうか、SI事業もやってるかな。
うん。
でも敵が多いっていうのは要は王道というか王通りだけやってるみたいな話でもあるのかなと思って。
いやあ、すごいですよね。
そこで勝てるっていう会社はすごいですね。
そうっすね、すごいと思いますね。
ちょっとスカイプとか何とかして欲しいですけど。
いや本当に。
日本法人だけ6千億円の売り上げあって、営業利益で300億ぐらい出てますね。
6千億か。
日本法人にも株価がついてて1.4兆ぐらいついてるのかな。
日本法人に株価がついている?
さっき見たらそんな感じでしたよ。
なぜ?
それ面白いね。
でもこれNASDAQか。違うわ、ごめんなさい。
勘違いでした。
1.5兆、1.6兆ドルかこれ。
ドルじゃない?
ドルか。やばいな。
やばいです。
160兆円。
すごいよね、160兆円っていう数字が。
なんかね、10年くらい前に孫さんソフトバンクのが、
2100年を迎えるまでにはソフトバンクは確か世界10位の会社に入りたい。
地価総額みたいな。
その頃10位に入っているためには300兆くらいの地価総額は余裕で必要だみたいなことを言ってて、
当時なんか別にまだAppleとかも3桁兆円いってなくて、
15:01
何言ってんだこのおっさんみたいな感じの風潮があったんだけど、
マジそういう世界観になっていくんだなって。
やっぱこの辺の伸びっていうのはクラウドシフトっぽいですね。
2010年からのグワー伸びてずっと横ばいだったじゃないですか。
これやばいね。
やばいですね。そこが3倍に上がってるわけなんですけど、3、4倍。
マイクロソフトとかで経営するのは大変だろうな。
したくね。
めちゃ大変だろうな。
創業者のバトンタッチ終わってる会社ですからね。
確かに。
Appleもそうですけど。
経営って2回変わってるのかマイクロソフト。
確かスティーブバルマーはジョブスじゃないや。
ゲイツの大学時代の友達とかなんですよ。
そうなんですね。
ハーバードだった気がする。
ちょっと異次元すぎるな。
創業者いなくなっても成長力が止まらないというか。
これちょっとやばいな。
そうなんだ。
サティアナデラ。インド人ですもんね。
そういうのを見ると自分のちっぽけさを思い知りますね。
その感覚があることは結構すごいんじゃない。
みんなマイクロソフトと競争しようと思ってないから。
競争しようとは思わないけどさ。
でも言うのに人間でしょ。
でも言うって40年とか50年くらい前にできただけの会社なんだよね。
本当ですよ。えぐいよ。
やばいよな。
将来こうなるみたいな会社が今現存してるのかな。
日本にはないでしょうね。
世界にもあるのかな。
世界だとあれじゃないですか。スペースX。
NASAに勤めてる大学の後輩がいるんですけど。
ダイマル君っていう。
アメフト部の後輩でノートとかもすごいバズってたんですけど。
彼NASAのJPLっていう部門のエンジニアとして入ってて。
この前ツイートしてたんですけど
スペースXやばいのはNASAよりも開発速度早いみたいな。
早いだろうね。
圧倒的にビルディングして出すっていうのは早くて。
本当に宇宙が産業になっていくとしたらそこのアジリティが高い。
スペースXみたいな会社の時間総額って半端ないことになりそうだなっていう印象をいただきました。
スペースXがつく会社に対して甘い山本さん。
テスラはちょっとよくわかんないです。
Xがついてない?
ついてないんで。
ストックXとかも好きなんですか?
ストックX使ったんですけどいいサービスでしたね。
そうなんだ。
買ってみたんですよ。
確かにでもスニーカーとかよく履いてるから。
日本語対応してて最近。
そうなんだ。
アプリケーションとかもほぼちょっと不自然とかあるけど
完全にネイティブに日本人が使えるプロダクトになってて。
配送とかはやっぱり靴を本部に届けて鑑定してそこから国際便で送られてくるんで
18:08
3週間とかかかるんですけど。
なるほど。
でも誰も靴に速度求めてないんで。
靴に速度、それは分からんが。
だからあれめちゃくちゃいいサービスだったからモノ株も来てるなっていうのも思いましたね。
類似サービスだと。
なるほどな。
でもすげえ今懐かしい話戻るんだけど
昔Excelって6万5000行までしか開けなかったんで縛りがあったんですよね。
今はたぶん全然そんなことないですよね。
そうなのかな。使ったことない。
使ってないけど使っても100万行とかは全然開けた記憶があるんだけど。
そうなんですね。
そうなると本当に別に下手なデータベースいらないなっていうレベルな気はしてて。
でもなんかあれJSONみたいな概念とか入れれないじゃないですか。
入れれない。
エアテーブルの話をしようとしてますね。
いやいやいや。
エアテーブルも微妙でやっぱ普通の中データベース扱うのはあれはあれで軽くてすごいいいなと思って。
なるほどね。
普通のRDBも別にJSONに向いてるわけではないけど。
まあね。
まあそんな感じかな。そこまでマイクロソフトの話にならなかったっていう説もあるね。
じゃあExcelとの思い出を最後に話そう。
Excelとの思い出はめちゃくちゃありますよ。あるんですか?
僕はまずExcelなんかほとんど使ったことなくて、マルベに入社してすぐにExcel作らされたんですよ。
かとぶの係数管理を統合して決算を早くできるようにしたいみたいな。
はいはいはい。
マルベに行って会社ちょっとあれえぐくて、上場経営はみんなそうなのかわからないですけど、
部とか課の中に経理があるし、営業経理っていう各営業部隊用の経理があって、
あとアドミンの経理があって。
経理の支部がいっぱいあるんだ。
そうなんですよ。
そうなんだ。
知らねえ。
しかも予算、見通し、決算っていうので、1ヶ月に1回締めるんですよ。
わからない。
俺の仕事は経理ですか?みたいな。
ふざけんなファックみたいな感じで、まずはスタートしたんですよ。
その時に上がってきたExcelで、お前まずこれ綺麗にしろって言われて、
一般職の女性の方が作ったExcel来て、ぐちゃぐちゃしてるんですけど、
僕もExcelのことよくわかんないから、本当にただ色変えたりして綺麗にしたんですよ。
で、めちゃくちゃどんまられるっていう。
なんだ。
構造化をしろって意味だみたいな。
それでもまともな上司でしたね。
まともな上司。
僕は今色を付けたらめちゃくちゃ見やすくなったんじゃないかみたいな。
21:00
違う違う。
ウィルダンみたいな感じのオチかなって思った。
違う違う。さすがにそうはいかず。
本当にしっかりした人で、まず変数を切り出せるみたいな。
めちゃまともじゃん。
変数切り出すとか、あとセルの差、何だっけある?区画?
まず全部オフにしろみたいな。
白塗りにして、係数切り出して、変数化して、
あとは計算式は全部横に入れといて、誰が後でも参考できるようにしろみたいな。
その人元エンジニアとか?
ケイリーのプロです。
結構珍しいね。それすごいと思う。
そういう人いっぱいいました、会社に。
エクセルのプロみたいな人が。
それやってたら結構、この人が言う通りやってたらめっちゃいいみたいになって、
エクセル結構好きになって、
好きになったんかい。
割と仕事できるからこういう研修も受けてみないみたいな感じで、
クリスタルボールってツール知ってます?
知らない。
エクセルにバンドルして、ボラティティ分析とかするツールがあるんですよ。
クリスタルボール知らない。
その研修行ってこいみたいな感じ。
僕のやってた授業だと、投資の収益性のボラティティをどうやって吸収するかっていうのはすごい重要な演算だったんですよ。
市場価値がどうなった時に、どこで売ってどうするかみたいなのを、
常に会社としての基準を定めておくのが必要な授業だったんで、
だからお前それやれみたいな。
エクセルで?
エクセルで。
それがすごいんだよ、だから。
やろうってなった時にエクセルで何とかしようっていう。
その時僕にはコードを書くみたいな選択肢がないというか、分からなかったんで、
じゃあエクセル極めるっすみたいな感じで。
分かる分かる。
本当に1年目の初めの半年くらいはエクセルずっとやってました。
っていうのが僕の思い出です。
エクセルは今のApp Storeみたいに、いわゆる拡張機能みたいなやつが
ものすごくマーケットプレイスとして存在していたら、
もっと面白い反映の仕方をした可能性はあるな。
ありますね。
結構野良のアドオンいっぱいあったじゃん。
10階級分析ができるやつとか。
あったあった。
山本家が言ってたやつとかも。
でもそれって公式のマーケットプレイスみたいな感じで流通してなかったから。
そうそう、ブログググってマクロコピをしてきて。
ファンクション作ってやるみたいな感じでしたよね。
だからあれが、そこに開発者みたいなのがあまり向かなかったんだろうな。
要はGoogleのための、エクセルのためのアドオンをいっぱい開発するみたいな
OSS作ろうみたいな急別に絶対生まれないじゃん。
そうなんですよ。
根本的にエンジニアが拡張していくっていう風潮になりづらいんだろうな、エクセルは。
そう、それがやっぱりプロダクトが弱い会社だったからっていうのはあるんでしょうね。
G-HEATはその辺が発展してましたもんね、初めから。
そうね、やっぱり結局2000年以降に生まれた会社ってオープン化してプラットフォーム化する?
24:06
Facebookでさえそうだったわけじゃない。
結構一時期やっぱりいかにオープン化して周りの開発者に巻き込むかみたいなのにかなり力を入れた気がするし。
F8とかも結構そういう話ばっかりしてたイメージがあった。
Shopifyも他のカートシステムと何が違うかというとサードパーティーのアプリの充実度。
そうなんだ。
Slackとかも何があんなにもてはやされてるかって言われてるか、インテグレーションみたいなところがあると言われてて、
そういう概念がエクセルの頃はなかったんだろうね。
そう。Teams使ったことあります?
ない。
Teamsもめちゃくちゃインテグレーション弱いんですよ、クラウドサービスだけで。
そうなんだ。
やっぱりパクって独占したいんだ、あの会社は。
そうなんですよ。だからその域を超えれないっていう。
そこがダメなんですわ。
そうなんですよ。そこはUXとかには全然ダメだなって思う。
そうね。オープン化みたいに結構弱いのかもね。
うん。
まあ、そうね。
それはね、もったいないっていうか。
プラットフォームはなくて不思議な。
じゃあヤモチがすごいちゃんとした話したから、僕マジどうでもいい思い出の話するわ。
まずそのバージョン管理みたいな概念がすごいあって、Excelって。
あった。
スプレッドシートって勝手に上書きされるし、全部ログも残ってるからあんま気にしないじゃないですか。
でもExcelってバージョン1、バージョン1.1、バージョン2オブヒカルみたいなの出て、
最終的にバージョンファイナルみたいなやつが出るんですよ。
ネーミングルールミスると殺されるんですよ。
やばい、やばい。でもバージョンファイナルがファイナルじゃなかったんですよ。
バージョンファイナルモディファイナルとかって。
ファイナルオブファイナルみたいなやつ。
結局ネーミングルールミスるとわかんないから、更新が一番新しいやつを見つけて、
これが最新版なんだってやる。
でも開くと他の人が開いてて、上書きされて更新が全部消えるとかね。
本当悪魔のようなツールでしたね。
本当悪魔ツールですよ。
バージョン名めちゃ面白くない?
バージョン名めちゃくちゃ面白いし、
なぜなら赤鬼くんってVizDevの三菱社会に入社した時に、
初めにホワイトペーパーっていうパワポを作ってもらったんですけど、
同じようなネーミングルールで量産してて、
おいお前やめろって言って。
とかありましたね。
確かに。
要はGoogleスライズとか見たく、
検索をして見つけるみたいな概念がそんなになかったから、
そのディレクトリ階層の作り方とファイル名の付け方が、
全ての規模みたいな感じになってた。
しかもイメージ湧くと思うんですけど、
ほとんどの会社って内部のイントラの中にローカルサーバーみたいなの持ってて、
27:02
そこにこのカワー、ここにディレクトリ机みたいな。
あった。
でも与えられてるスペースがすごい狭いから、
親フォルダの下の分岐が半端ないことになるんですよ。
確かに。
多分その原体験がマルベリーの時にあったから、
よし、自分が作る会社では、
どんな情報にも簡単にアプローチできるオープンな会社を作るぞっていう、
執念が芽生えたのかもしれない。
なんかその親ディレクトリの下って、
もちろん一番重要なものがいっぱい並んでるじゃん。
でもさ、そこに自分が一番よく使うフォルダの、
ブックマークみたいなやつを入れてくる偉い人とかいたよね。
いや、なんかね、気づいたらエイリアスとかできてるのよ。
なんとかのコピーみたいな。
そう、なんとかのコピー。
なんとかのコピー。
大体これ誰ですか?
親階層にこれ送るの誰ですか?
大体偉い人とかね。
そう、分かってない。
でもそれはやっぱりExcelとかPowerPointのインフォメーションシステム、
システム、これをどう扱っていくかっていうシステムの設計が悪かったからそうなったんだと思います。
はいはいはい。
まあでもやっぱね、ディレクトリ構造、人間好きなんだよね。
日本人とかヤフーが好きなのって結構ディレクトリ回想になってるからとか言われてるけど、
検索ってすごくリテラシーが高い人の道具だったと思うんですよね、もともと。
今は普通ですけど、
今は普通ですけど、
グーグルってことをしなきゃいけないからね。
グーグルがすごすぎて。
普通の人は検索そんなする?
普通の人は検索するか?
しねーよ。ほとんどの人はしないよ。
うちの人はぼやいてますもん。
何が?
会社でなんとかさんになんとかって話したんだよ。
言ったら全然何も調べてくれなくて。
ああ、そうなんだ。
知りたいことを調べる前はそっか。
でも少なくとも普通の人は
とりあえず何かぶち込むんじゃないの?
それはやらない。
ほとんどの人はやらない。
いや、俺はそれはヤモリが考えてる検索すべきことのレイヤーと一般人が違うだけな気がする。
何々ホテルってすごくいいって聞いてよって言ったらみんなインスタグラムで調べるよ。
関心のどあいか。幅か。
でも昔の人はそういう検索してみるっていうよりは
本を見つけるとか回想をたどるみたいな行動だった気がする。
実際にフォルダで検索ってあんまりしないと思うんでね。
俺はMacは完全にスポットライトに全て委ねてる派なんだけど。
こんな感じかな。マイクロソフトの話ばっかりしたなやっぱり。
何の話なんだ?
Excelの愛ですね。
Excelの愛。でもこれはちょっと面白かった。
たまにこういう昔話は面白い。
30:00
そうっすね。じゃあ今度またExcelについて語りましょう。
そうですね。僕はパワポについてもあるんで。
パワポね。僕ねパワポは実は使ったことほとんどないですよ。
勝者ってパワポばっか作ってんじゃないんだ。
僕はねパワポを作る役職になかったんで。
パワポを作る役職。パワワーズね。
Excelタンでした。
なんてリミテッドな。
Excelとワードタンでした。
Excelとワードタン。
はい、じゃあ今回もいっぱい喋りましたね。
はい、じゃあそんなところで。
はい、皆さんまたお会いしましょう。
はい、バイバイ。
30:36

コメント

スクロール