群馬県の重要ニュース
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)「ヤード条例」、群馬県は見送りを決めました。
プラスチックや使用済み金属などの再生資源を集めて保管をする屋外事業所「ヤード」に関し、
県は10日、設置などを規制する「再生資源物ヤード条例」の制定を見送る意向を明らかにしました。
環境への影響調査ですぐに除去が必要な実態は確認されなかったとしています。
県によると、市町村が把握しているヤード150ヵ所のうち、住民から苦情を寄せられなどした26ヵ所で
騒音や土壌汚染といった環境調査を実施。その結果、3ヵ所で油を含む水を確認、
7ヵ所で金属スクラップを高積みするなど崩落の危険があったため、いずれも事業者を指導しました。
ヤードを巡っては盗難者が取り扱われるなど各地で犯罪の温床にもなっています。
(2)大泉町で自転車に乗った女性が車にはねられ死亡しました。
10日午前7時40分ごろ、大泉町の県道綿貫篠塚線の歩道を自転車で走っていた32歳女性が、
後ろから来て左折しようとした大型トラックにはねられました。
この事故により、女性は太田市内の病院に搬送されましたが、頭を強く打ち、死亡が確認されました。
大泉署は、トラックを運転していた36歳会社員の男を現行犯逮捕しています。
(3)電動キックボード、改正後群馬県内で初めて摘発されました。
2023年7月施行の改正道路交通法で新たなルールが設けられた電動キックボードについて、
県警が11月に運転手に反則切符を交付していたことが10日、分かりました。
改正後の電動キックボードを含む摘発は、県内で初となります。
改正道路交通法では、電動キックボードが歩道を走行する際、設定を最高時速6キロに変更し、車体の最高速度表示灯を点滅させなければならないと示されています。
地域の特産物と行事
県警によると、運転手はこの設定を変更せず、前橋内の歩道を走行したとされています。
(4)ザスパ群馬の監督にJ1札幌のコーチ沖田氏が就任します。
サッカーJ2ザスパ群馬は10日、J3からの復帰を目指す来季トップチーム監督にJ1札幌の沖田優コーチが就任すると発表しました。
沖田氏は攻撃的なスタイルで復帰を目指すクラブの方針を説明し、「期待に結果と成果を出していくことと、攻撃的なマインドを根付かせることを約束します」とコメントしました。
ザスパは今季、「勝ち点51以上、10位以内」を目標に掲げ発進をしましたが、リーグ戦序盤から不振に陥りJ3降格圏に低迷。
最終成績は3勝9分け26敗の最下位委となり、7年ぶり2度目の降格が確定しました。
(5)「成人の日」行事対象者が1万9578人と過去最少を更新しました。
県内で来年1月13日の「成人の日」記念行事の対象となる20歳は、前の年に比べ556人減り1万9578人と、2年ぶりに2万人を下回り、過去最少を更新したことが10日、県のまとめで明らかになりました。
市町村別で最も多いのは、高崎市の3821人で、前橋市、太田市と続いています。
(6)伊勢崎市の中学校で、ブランドゴボウ「甘久郎」を使ったチップスを作りました。
伊勢崎市の境南中で10日、2年生が地元で生産されるブランドゴボウ「甘久郎」を使った調理実習に取り組みました。
生徒は「甘久郎」の解説を生産者から聞き、チップスにして、味わって地域の特差について学びました。
境平塚の生産者の方が食材を提供し、収穫後1か月熟成させ、糖度が18度以上にもなることなどを説明しました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。