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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)今年上半期、県内山岳遭難は47件と4年ぶりに減少しました。
一方死者は2人増加しています。 今年1月から6月にかけての上半期、群馬県内で起きた山岳遭難は47件と4年ぶりに減少したことが、県警のまとめで分かりました。
統計を取り始めた1986年以降で最多だった前の年より、19件少なく遭難者も26人減り49人でしたが、死者は2人増えて7人となりました。
県警は、啓発やパトロールにより、登山者の意識が向上した結果と受け止めつつ、一歩間違えば命を落とす危険は常にあるとして、
綿密な準備を呼びかけています。 (2)15日午前、群馬県沼田市にある観光地の「吹割の滝」で川が増水し、近くの遊歩道が浸水。
子どもを含む観光客ら22人が一時取り残されました。 15日午前10時半過ぎ、群馬県沼田市の「吹割の滝」で滝がある片階川が増水し、
近くの遊歩道の一部が浸水。子ども2人を含む観光客ら22人が取り残されました。
通報を受けた警察と消防が救助に当たり、およそ1時間後に全員が救助されました。 「吹割の滝」は、周囲には全長2キロほどの遊歩道があり、滝の近くまで行くことができますが、
地元観光協会によりますと、15日は川の水かさが増していたため、市が午前10時ごろに遊歩道を通行止めにしたということです。
通行止めになると観光客を安全な場所に誘導することになっていますが、川が急に増水したため、誘導が間に合わなかった可能性があるということです。
(3)気象情報会社ウェザーニュースの予想では、7月から9月の群馬県内は、ゲリラ豪雨が過去5年の平均から3割増しになると予測されています。
気象情報会社ウェザーニュースは、群馬県内の7月から9月のギリラ豪雨が合わせて1840回発生し、過去5年の平均より34%増えるとの予想を発表しました。
全国的にも過去5年に比べ27%増える見込みです。発生時期は群馬県など東日本で8月中旬をピークと見込んでいます。
8月は太平洋高気圧とチベット高気圧において気温が上がりやすくなると分析、中旬に一時的に高気圧が弱まり雨雲が発達しやすくなるということです。
ウェザーニュースは「一度のゲリラ豪雨でも冠水や浸水、氷の被害が懸念される。最新の天気予報に注意してほしい」としています。
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(4)前橋の商業施設に70代男性が運転する車が突っ込みました。
15日午後1時35分ごろ群馬県前橋下大島町の商業施設で70代男性が運転する乗用車が外壁に衝突をしました。
県警によると男性は買い物に訪れ、バッグで駐車をしようとしたところ、店舗前に設置されていた鉄柵と自動販売機を押し込みながらガラス張りの店舗の壁に車体の半分ほど突っ込みました。
男性によるとブレーキとアクセルを踏み間違えたということです。目撃者の男性が110番通報したもので警察が詳しい状況を調べています。
(5)群馬県太田市で草刈り作業を手伝っていた男性が草刈り機に右指を巻き込まれ重傷となっています。
15日午前8時35分ごろ群馬県太田市小戸町の県道新堀大島線で除草作業の交通整理をしていた警備会社社員の男性が草刈り機の該店場に右手、小指を巻き込まれました。
病院に搬送され、開放骨折など全治1ヶ月の重傷となっています。
県警によると男性は草刈りをしていた土木会社の作業員から、「草刈り機の回転刃に草が絡まってしまったので取るのを手伝ってほしい」と頼まれ、絡まった草に手をかけたところ、何らかの原因で歯が回転し負傷しました。
現場責任者の男性から作業員が草刈り作業地に右手の指を切ったと119番通報がありました。
以上県内のニュースお伝えしました。