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2023-12-22 05:00

2023年12月22日 いせさきFMニュース

12月22日 いせさきFMニュース

(1)広報誌の発行回数や形式を見直す動き 来年高崎・伊勢崎月1回
(2)尾瀬国立公園の入山者数を16万3499人に訂正
(3)みどり市の強盗殺人結審、来年1月11日判決
(4)高崎市新町で住宅火災 焼け跡から遺体発見
(5)原因はタンクに異物。玉村の超軽量飛行機不時着

サマリー

行政情報や施策を周知する市の広報誌の発行回数や形式を見直している動きが相次いでおり、群馬県内の多くの市では発行回数を減らす方向に移行しています。

広報誌の改革
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)行政情報や施策を周知する市の広報誌の発行回数や形式を見直す動きが相次いでいます。
2020年度以降に前橋、大田、館林の3市が回数を減らしたほか、
伊勢崎市も現在の月2回の発行を来年度から1回にすることを決めました。
月1回の発行は、県内12の市のうち7つの市に広がります。
高崎市は2回の発行を維持しながら、1回分をデジタル版に変更する予定です。
背景には、全国配布を担う自治会関係者の負担軽減や、
スマートフォンの普及に伴う情報収集手段の多様化、経費節減などがあります。
(2)環境省関東地方環境事務所は、
12月21日、今年5月から10月の尾瀬国立公園の入山者数を、
11月公表の17万3479人から16万3499人に訂正しました。
主要入山口9カ所の1つ、鳩待口について、
入山者数ではなく下山者数を集計するミスがあったということです。
下山者数は、他の登山口から入山した人を含むため、
集計に重複が生じ、実際の入山者数より多くなってしまっていました。
2022年の入山者数についても、同じ集計ミスがあったとして、
再発防止に向け、データの取扱いに最新の注意を払うとともに、
確認作業を徹底したいとしています。
(3)緑市笠懸町鹿の住宅で、昨年3月、
住人の男性を暴行して殺害し、
現金などを奪って放火したとして、
強盗殺人や非現住建造物等放火などの罪に問われた、
フィリピン国籍の男で、
緑市の工場作業員、
メンドーザ・パウロ・ネポムセノ被告40歳の裁判員裁判の論告求刑公判が、
12月21日、前橋地裁でありました。
検察側は、
卑劣極まりない犯行として、
無期懲役を求刑、
弁護側は懲役12年が相当と主張し、
結審しました。
判決は来年1月11日の予定です。
(4)12月21日午後7時55分ごろ、
高崎市新町の住宅で火災があったと119番通報がありました。
高崎市等広域消防局などによりますと、
焼け跡から性別不明の遺体1体が発見されました。
現場はJR新町駅から北におよそ400メートルの住宅地帯です。
近くに住む60歳代の男性は、
パンパンと音がしたので外へ出てみたら、
すごい勢いで火が出ていた。
恐ろしいと驚いた様子で話していました。
(5)玉村町で3月に発生した超軽量飛行機ウルトラライトプレーンの不時着について、
運輸安全委員会は12月21日、
調査報告書を公表しました。
異物がタンクに混入し、エンジンへの燃料の供給が妨げられて、
断続的に出力が失われたことが原因だったと推定しました。
報告書によりますと、タンクにはおよそ半分の燃料が残っていましたが、
タンクの底と筒型の燃料フィルターに異物が付いていました。
給油の時に異物を防ぐ作業が不十分だったことや、
飛行前の点検でフィルターの使用が不十分だったことや、
飛行機の下側を確認していなかったことを指摘、
再発防止策としてマニュアルに従った点検整備を挙げました。
機体は3月12日午前9時15分ごろ、
伊勢崎市内の離着陸上を離陸、
玉村町の利根川上空などを飛び、
およそ15分後、離着陸上に戻る途中で、
河川敷に不時着したとされています。
78歳の操縦者が一人で乗り、怪我人はいませんでした。
また、航空事故になる恐れがあった航空重大インシデントとして、
運輸安全委員会が原因を調べていました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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