群馬県のニュース
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)介護福祉士、養成機関の入学者、外国人が半数となりました。
介護福祉士を養成する県内教育機関の本年度入学者は、前年度比68人増しの197人で、
このうち外国人が過去最多の100人となったことが4日、県のまとめで分かりました。
日本人の入学者が年々減る中、新型コロナウイルスが落ち着いたことや、
海外からの留学希望者と県内の介護施設をマッチングする取り組みなどを背景に、
外国人が増え、半数を占めました。
国内の人手不足を受け、国は2017年、在留資格に介護を創設。
県内の外国人の入学者は、県に記録が残る2017年度の25人から、
2020年度には75人まで増えたということです。
(2)高崎市、クマ緊急対策で活動費や捕獲処分費も増額することが分かりました。
クマによる人身被害が全国的に相次いでいる状況を受け、高崎市は4日、
クマの出没や目撃情報を基に現場に出動する猟友会員への出動費の支援をはじめとする緊急対策を始めたと発表しました。
猟友会員でつくる鳥獣被害対策実施隊の隊員が出動した際に、
1日当たり3700円を支給するほか、クマの捕獲処分費を1頭当たり15000円から25000円に増額、
また出没場所周辺の住民にクマが嫌がる刺激臭を発する薬剤を配布するということです。
活動費は200人分、薬剤は40セット、捕獲処分費の上乗せは20頭分と見積もりを検討しているということです。
(3)伊勢崎市市長選、臂氏再選出馬へとなりました。
任期満了に伴う来年1月の伊勢崎市市長選で現職の臂泰雄氏71歳が再選を目指して出馬する意向を固めたことが分かりました。
後援会幹部らに伝えており、市議会6月定例会で正式に発表するとみられています。
臂氏は2021年の1月、市長選に出馬、初当選しています。
前橋市ブックフェスと桐生市八木節まつり
(4)前橋市ブックフェス、2年ぶりの開催となりました。
10月19日、20日の両日に前橋市中心街で開かれる前橋ブックフェス2024について、
主催のフェス実行委員会は4日、前橋市中央イベント広場で開催発表会を開きました。
「タッチ」 「H2」などの代表作で知られる伊勢崎市出身の漫画家あだち充さんの参加や、
キャンプサイトの設置など新たな取り組みを発表、「眠る本を旅させて」と多くの人の参加を呼び掛けています。
キャッチコピーは群馬県出身の糸井重里さんが手掛けた
「朋あり、遠方より来る。本あり、縁方より来る。」です。
前回は、2日間でおよそ4万8000人が来場し、2万537冊が新たな人の手に渡ったということです。
(5)8月、桐生市八木節まつり、13年ぶりに阿波踊りの復活となりました。
桐生市中心街で8月2日から4日に開かれる八木節まつりに、
親善都市の徳島県から阿波踊りチームが13年ぶりに参加する見通しであることが分かりました。
阿波踊りは8月3日夕方以降に中心街の数カ所で披露される予定です。
設置されたやぐらに踊り手が集う八木節踊りは3日間行われますが、
猛暑を考慮して、昼間は中止する予定です。ニュースをお伝えしました。