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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県内の暖房器具の事故、5年間で11件発生したことが分かりました。
群馬県内で、2019年から2023年度の5年間に、灯油や電気を使った暖房器具を巡る事故の情報が11件あり、このうち4件は火災となって死者が出ていたことが分かりました。
製品評価技術基盤機構によりますと、暖房器具の事故11件のうち10件が灯油、1件は電気を使う機器、合わせて10件で火災が起き、4件で死者、1件で重傷者が発生しました。
担当者は可燃物や壁から離して設置し、こまめに掃除するよう進めています。 (2)藤岡市で軽トラックが住宅の塀に衝突し、70代男性2人が死亡しました。
15日午前9時半過ぎに藤岡市の県道で軽トラックが道路脇の畑を突っ切って、その先にある住宅のブロック塀に衝突しました。
畑には軽トラックのものとみられるタイヤの跡が残り、ブロック塀は一部が壊れて穴が開いた状態となりました。
この事故で軽トラックを運転していた、いずれも玉村町に住む71歳の男性と75歳の男性が病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
住宅に住む人に怪我はありませんでした。 現場は制限速度は40キロで片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察は事故の詳しい原因を調べています。
(3)2023年の電動アシスト自転車の事故が県内で58件発生し、過去5年間で最多になりました。
電動アシスト自転車が絡んだ2023年の県内での事故件数は58件で、過去5年で最多となったことが15日、警察庁のまとめで分かりました。
一方、全国は5,712件で、警察庁に記録が残る2004年以降で過去最多となり、今年は10月末までにすでに4,951件に達し、2023年を上回る可能性があります。
電動自転車は坂道でも楽に走行できるため、高齢者や若者を中心に利用が拡大。
一方で電動キックボードや「モペット」と呼ばれるペダル付き電動バイクといった新しい乗り物も続々登場しており、安全な交通環境の整備が急務となっています。
(4)山本一太知事は、映像やアニメなどで使うデジタル技術を学ぶデジタルクリエイティブスクールを設置する考えを明らかにしました。
山本一太知事は15日、草津町で開いた「湯けむりフォーラム」」で、大学生以上が映像やアニメなどで使うデジタル技術を学ぶ「デジタルクリエイティブスクール」を設置する考えを明らかにしました。
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国内外の大学や専門学校などの教育機関、エンターテイメント企業と連携してカリキュラムを充実させていく考えです。
また設置に向けた組織を立ち上げ、立地や構造内容などは今後検討していく予定です。
スクールで学ぶ内容は、映画、ドラマとアニメ、ゲームの3つの分野を想定しており、これらで使われるCGやVFX、人工知能AI、プログラミングなどのデジタル技術を学べるようにし、経営学や組織論など、学術的な知識、プロデュース力、シナリオ作りといった技術も身につけられることを目指します。
(5)SNS型ロマンス詐欺の手口で、伊勢崎市の男性が820万円分の暗号資産を騙し取られました。
伊勢崎市署は14日までにSNSを通じて親近感を抱かせ、金銭などを騙し取る「SNS型ロマンス詐欺」の手口で、伊勢崎市に住む72歳の男性が820万円分の暗号資産を騙し取られたと発表しました。
警察によりますと、男性は昨年10月から12月までの間、SNSで知り合った日本人女性を装う人物から嘘の通し話を持ちかけられ、その後、17回にわたって合わせて820万円分の暗号資産を購入して送付し、騙し取られたとのことです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。