心理職と予言の関係
えりむすラジオ
こんにちは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
さて、先日ですね、都内にめちゃくちゃおしゃれなシェアキッチンがあるんですけど、
私、昔ですね、ちょうど10年前くらいに東京で営業職をしてたんですね。
その時のクライアントさんの会社がですね、そのシェアキッチンを管理されていて、
今回、上京してきたタイミングで、当時のクライアントさんとまた交流する機会とかがあってですね、
そのシェアキッチンを使って、なんか食べたり飲んだりするイベントをしたいっていうのを言われていて、
手伝いますよということで、そういうイベントを開きました。
で、私は当日ですね、そのキッチンのカウンターに立って、
ドリンクを作ったりとか、簡単な料理を作ったりっていうのをしていたんですけれども、
そこにやってくるお客さんっていうのは、クライアントさんが集客された方たちで、
私は全然知らない人たちばっかりだったので、本当に初めましてみたいな感じでお話しさせていただいてたんですけど、
接客をしているときにですね、
普段何の仕事をされているんですか?とか聞いたりしている中で、
そういうのを聞かれて、心理職をしていますみたいな話をするんですけど、
だいたいね、それどんな仕事なの?みたいな感じになるんですけど、
ある人がですね、職業を聞いてきたときに、心理の仕事をしてますっていう話をしたら、
てことはさ、7月5日の予言ってどう思う?って聞いてきたんですよ。
で、その時に思ったのが、てことはってどういうことだと思ったんですけど、
心理職の立場からして、それに何か回答するってなると、
そういう陰謀論とかデマとかを信じてしまう人ってどんな心理的な傾向があるのかとか、
そういうことを信じる人間の心理についての研究ってたくさんあるんですね。
たぶんそういう話になったり、
そういうのを信じて不安を感じている人の不安をどうやって取り除く、
そこにどんなアプローチができるかみたいなことを考えるんですけど、
おそらくこの目の前の人が言ってる、私が心理師ですって言って、
てことは7月5日の予言ってどう思う?っていう質問は、
なんかその、心理職っていうものに対して、
そういう予知とか予言とかがわかる人みたいなイメージを抱いてらっしゃるんじゃないかなと思って、
なので、ここでそういうね、
ことを信じてしまう人の傾向とか話しても、たぶんしらけるだけだなと思って、
なんて返答しようと思って、
いやーちょっと特に思うことはないですって、
一番面白くない返答をしてしまったってことがあったんですね。
皆さん知ってますか?7月5日の予言みたいな。
私全然知らなかったんですけど、
たまたま記事で読んだか誰かから聞いたのか忘れましたけど、
とにかく7月5日に日本で大地震が起きるみたいなのがどうやらあるらしくて、
観光業界とか旅行業界がすごい大打撃を受けているそうなんですね。
特に台湾とか中国とかそのあたりで予言みたいなのが信じられているらしくて、
ポジティブな体験の促進
香港からの観光客が前年比83%減少みたいな、
この6月中旬から7月中旬にかけての予約がですね。
いやーそれすごいなと思って、
それだけこうなんというか認識的なバイアスって強いんだなーっていうふうに感じたりしていました。
今回の話はだから上手いこと返せなかったっていうことと、
心理師っていう仕事ってなんというかその、
世の中でイメージされているものってスピリチュアルな感じに捉えられたりもするんだなーっていうふうに感じて、
何というか割と若い世代の方とかだったらピンときてない感じだったら、
例えばスクールカウンセラーとかみたいな話をすると、
ああーみたいな感じで理解してもらえるんですけど、
割と年齢いかれている方だとスクールカウンセラーの例を出してもあまりピンときてない感じがするんですね。
どうやって説明したらいいんだろうっていつも思います。
7月5日の予言の話ですけれども、
その話をしている時に隣の女性がその話に入ってきて、
その女性の考え方がすごくいいなって思ったんですけど、
その人は7月5日で世界が終わるっていう予言を聞いて、
だから7月4日の金曜日に、
もう今までずっと行きたかったけど行けてない高級レストラン、
自分が一回は行ってみたかったって思っているお店を予約したんですみたいな話をしてて、
ああーなんかそういうのはいいなって思いました。
なんかそういう普段何かきっかけがないと体験しないようなことを、
なんかこうイベント的に7月5日で終わるんだったら、
もうその前になんかやりたいことやろうみたいな感じで、
そうやってなんかおいしいものを予約したりとか、
今まで行きたかったけどずっと行ってこなかった場所に行くとか、
やってみたかったけどやってこなかったことをやってみるとか、
そういうきっかけっていうポジティブな側面に消化している感じは、
すごいいいなと思って。
私自身はあんまりデマとか陰謀論みたいなのは信じないというか、
それでこうそういうことに囚われて苦しいとかっていう人に対して
どういうアプローチができるのかとか結局そういうことを考えてしまうので、
あんまり何かそれに対して思うことはないんですけど、
なんかそういうきっかけにするっていうのはすごいいいなと思って、
なんかちょっと見習いたいなって思いました。
皆さんも7月4日、今まで行ってみたかったけど行けてないあのお店とか、
最後の晩餐にするならこれを食べたいっていうものを食べるとか、
今までちょっとお高くて手を出せてないけど一度は食べてみたかったデパ地下のスイーツとか、
なんでもいいので日常とは少し違う何か取り入れてみるのはいいんじゃないでしょうか。
勝手にお祭りの日にしてしまいましょう。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。