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エンジニアリングマネージャーの問題集。
株式会社株区スタイルの後藤英則です。
この番組では、エンジニアリングチームで起きている問題について、
技術、組織、ビジネスといった複数の観点で深掘りし、問題の正体へアプローチしていきます。
今回のテーマは、マネージャーはどれだけ事業と向き合うのか問題です。
特にエンジニアリングマネージャーだとしても、
会社で行っている事業について一定理解し、それがどうなっているのか、
そういった理解をもとにエンジニアリングチームを目標設定だとか、
何をやるのかやらないのかというのを決めていくということは必要だと思っております。
なのでやっぱり事業ときちんと向き合っていかなければいけないなと思っております。
本日のゲストには、株式会社ZENKIGENプロダクトマネージャーの佐藤宏紀さんにお越しいただきます。
佐藤さんはプロダクトマネージャーなんですけれども、
もちろんエンジニアの経験、エンジニアリングマネージャーのご経験というところもお持ちで、
今のお仕事でもプロダクトマネージャーと名乗っておりますが、
エンジニアリングマネージャーというか、汎用的なマネージャーとして動かれているような側面もありますので、
そういった肩書きにとらわれない働き方というところでもいろいろお話を伺いたいなと思っています。
それからもう一つ私的に気になるのが、今佐藤さんが担当されているのが、
ワンオンワンを改善するようなプロダクトを作っていらっしゃるというところで、
フラクタル的にもなるんですけれども、そのプロダクトがどのように効くのかといった視点で、
皆さんへのヒントにもなるのかなとも思っております。
本日のゲストをご紹介します。株式会社ZENKIGENプロダクトマネージャーの佐藤宏紀さんです。
一言、自己紹介をお願いできますか。
ありがとうございます。株式会社ZENKIGENから来ましたプロダクトマネージャーの佐藤宏紀と申します。
本日はEM打談会というところで、後藤さんと知り合ってこういう場をいただけて本当にありがとうございます。
いろいろお話しできればなと思っています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。佐藤さんからいろいろ聞いていきたいと思っておりますが、
まず最初に佐藤さんの会社ZENKIGENさんですとか、あとプロダクトのこととか、
ちょっとそういった概要から聞いていきたいなと思っております。
ZENKIGENさんのMVとか、あと今担当されているREVIEWとか、
軽くここをお願いできますでしょうか。
はい。まずZENKIGENに関してなんですけれども、
まずビジョンとしてはテクノロジーを通じて人と企業がZENKIGENできる社会の創出に貢献するという
ビジョンを持ってですね、今事業の方を推進しておりますと。
我々やっぱり注力しているところとしてはやっぱりテクノロジーというところで、
やはり日本だけではなくてですね、世界に広がるいいプロダクトを作っていきたいというところと、
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やはり人というところが入っているのが肝でですね、
フィロソフィーとして入っているのが、For Our Next Generation ずってあるんですけども、
次世代に続くようなプロダクトになることを期待して、今そういうようなのを意識して開発しております。
はい。今担当されているのがREVIEWというプロダクト。
これは僕、マネージャーとしてすごく気になっているプロダクトでして、
ワンオンワンをいい感じにしてくれるというプロダクトと今見ておるんですけれども、
ここについても軽くご紹介をお願いできますか。
ありがとうございます。
このプロダクトに関してはですね、ZoomだとかMeetsだとかと同じようにライブでワンオンをしてですね、
そこで取得された動画データを元にAIの解析をかけていくというものになっています。
その解析結果をですね、元にこれまでブラックボックス化されてたワンオンというところを
マネージャーの方々が振り返れたりだとか、メンバーの方々もですね、
それを見て次のチャレンジに向けての自己成長につなげてもらったりというプロダクトになってまして、
ミッションとしては、つながりをエンパワーメントするという、やはり一対一の関係をエンパワーメントして、
ビジョンとして全てのチームを最高のチームにというところで、最終的にはチームを良くしていくプロダクトとして、
今開発に全力を投じている形です。
ありがとうございます。繰り返しになっちゃいますけれども、すごく気になっているプロダクトです。
そのあたり、プロダクトそのものですとか、事業ですとか、そのあたりのお話を聞いていきたいんですが、
その前に、今のプロダクト組織のサイズだったり、それからどんなメンバーが何人ぐらいいるのかとか、
佐藤さんのチームについて教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。今ですね、全期限全体で言うとですね、正社員で70名近くの方々がいて、
業務委託の方を合わせるとですね、100名以上の組織になっているかなと思っております。
私のチームですと、今は10名前後で開発の方を進めておりまして、
大きくは開発チームとビジネスチームみたいな感じで分かれているところで、
僕が見ているところが主に開発組織というところで、バックエンド、フロントエンドのエンジニアだとか、
あとはUXデザイナーの方だとかがいらっしゃるチームになっています。
事業責任者と一緒にPDMとしてやってましてですね、
エンジニア側がCSだとか、セールスだとか、マーケだとかというところをいろいろ見て推進をしているという感じになっています。
ありがとうございます。佐藤さんはプロダクトマネージャーとして今動かれていると思うんですけれども、
チームのエンジニアマネージャーもいらっしゃるのではないかなと思っているので、
そこの役割分担みたいなところもちょっと教えていただけますか。
ありがとうございます。まず全体像からお話しするとですね、
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我々が作っているプロダクトとしては、一つは採用サービスの先ほど言ったハルタ化というものと、
あとはですね、ワンオンサービスのリービ、僕が関わっているところと、
あとは新規で開発しているインキュベーションというところ、大きく3つの事業があると思っていただければと思っています。
これまでなんですけども、そこの3つの事業に横断する形で、
エンジニア組織というものがあったんですけども、直近はですね、
ハルタ化もリービもそうなんですけれども、やはりそれぞれの事業スピードというところも変わってきているので、
それぞれの事業部に開発組織を持つという形になっておりますと。
なのでこれまで横断で見ていた方に関しては、ハルタ化の方に寄っていただいて、
僕の方はですね、エンジニアメンバー含めて開発チーム、プロダクトチームという形で、
マネジメントも含めてやっておりますという形です。
なるほど、ありがとうございます。
佐藤さん、エンジニアのご経験も、それからEMのご経験も終わりなので、
その辺り特にPDMだからというふうに役割を縛らずに、
普通にチームと接しているという感じですよね。
ありがとうございます。
ではここからは、少し個別のお話に踏み込んでいきたくて、
このポッドキャストでは事業観点、それからエンジニアル観点、
あと組織観点というふうに観点を分けて、いろいろお話を聞こうとしておりまして、
まずその事業のところに僕がすごく興味を持っているので、
まず事業のところ、特に今佐藤さんが担当されているLevyというプロダクト、
それから事業について、ここを深掘って伺いたいなと思っております。
まずこのLevyというプロダクト、誕生までの流れみたいなところがあるのかなと思っておりますので、
そちらを教えていただけますか。
はい、ありがとうございます。
こちらリリースとしては2021年の11月にリリースしておりますと、
ただこちら3年ほど前から仕込みとしてはしているものになっておりまして、
ちょうど僕が前期限に入社したのが2019年の7月頃になるんですけれども、
その当時、はるたかの方で取得させていただいている動画データに対して、
表情解析だとかというものを加えたAIでの解析というものをやっておりました。
当時、次元エンジンと呼ばれるAIエンジンを開発しておりまして、
それを3年間いろいろなところでPOC含めてやっている中で、
はるたかの方もそうなんですけれども、
職場領域における番話というところにも使えるのではないかというところで、
2021年の4月から開発に着手して、11月にリリースを迎えたという形になっております。
なるほど。
もともとAIエンジンの技術みたいなものが最初のプロダクトの方で作られてきていて、
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その技術自体を応用して、これまでとは違うプロダクトサービスを作ろうという形で、
会社のコア技術みたいなところとシナジーがある形でビジネスを展開していこうというところで、
すごく王道なやり方だなというところで参考になるなと思っております。
そうですね。
このリービィのチームに佐藤さん、かなり前期限自体に昔から、
そうですね、2018年からいらっしゃるということなんですけれども、
このリービィのチームに入った時のチームの状況だったり事業の状況だったりというのはどんな感じだったんですか?
はい。
リービィのチームで正式に上院したのは2022年の1月。
リリースしてから2ヶ月後というところにはなるんですけれども、
ちょうどリリースしたタイミング頃からですね、徐々に移動を開始しておりまして、
12月末に遥高側のPDM業務を全て引き渡すという形になっての上院になってましたと。
ちょうどその時ですね、もうリリースしているので各お客さんに使っていただこうというタイミングでもあったので、
加速をさせるという形で、組織としても1回大きくして営業の部分もお客さんにどんどんどんどんアピールしていきましょうというところと、
システムの部分に関してもまだまだやりたいことはあったので、そこに力を注ぎましょうというフェーズで、
再生作りだとか、組織のカルチャー作り含めて上院したという形になっております。
なるほどなるほど。PDMという役割だったとは思うんですけれども、
開発のところまで含めて全部リードしていくような立場という感じで入られたんだろうなと思っておりまして、
すごくやることがたくさんあるフェーズのようにも思えるんですけれども、
その時のやることやらないことみたいなのって、どんな風に優先順位付けとかされていったのかってお伺うことできますか?
ありがとうございます。まず全体として、プロダクトとサービスというところで、
2つ大きく切り分けながら話を進めておりました。
プロダクトというと、やはりワンワンを実際に実施するマネージャーの方、メンバーの方が心地よく使える状態であるかという観点で、
ものづくりの方を進めておりました。一方でサービスというところですと、
経営の方であるだとか人事の方が主に使う形でワンワン導入したいよだとか、
OKRとワンワンを浸透させていきたいよというニーズの中で導入されることがあるので、
そこに関してはデータをレポート形式でお渡ししていくというところで、
その業務に関しては、それこそビッグクエリーだとかにデータを貯めて、
それをLooker Studioで見れる状態にして、そこで報告させていただくみたいなことをやってたので、
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そこの部分はCS側でMySQLをかける方に連携しながらそちらを作りつつ、
プロダクトはプロダクトでしっかりワンワンがいい空間になるというところをフォーカスして、
開発の方を推進していきました。
なるほど。サービスとプロダクトという二軸で物事を見るというのが、
ちょっと今面白いなと思いまして、確かにプロダクト一本でやっていけるようなものもあるでしょうけれども、
今回のLibbyの場合はプロダクトだけでやるべきことと、
それからプロダクトの外側で事業としてやっていくべきこと、
会社として売り上げを作るためにやっていくべきことみたいなのはきっとあるんだろうなと思ってまして、
その両方で考えて、どちらも整理して進めていくといったようなことをやられたということですよね。
そうですね。プロダクトとして作っていくときにですね、やはりペルソナというところをどこに置くかというところを、
一番初めの時に事業責任者とも話したところではあってですね、
それは人事の方に置くのか、それとも実際に利用されるマネージャーの方に置くのかによって、
体験設計が全く異なってくるというところも理解してたので、
まずどっちに注力するんだっけというのをしっかり握った上で、
プロダクト側ではマネージャーに注力してペルソナ特定をしていったってことですね。
なるほど。そこもすごくいい切り分けですよね。
お金をいただくのはあくまでマネージャーではなくて、
人事だったり経営層だったりするかもしれないけれども、
プロダクトとしてはそこをペルソナとはせずに、
プロダクトはあくまでマネージャー向けだよ。
でもサービスとしてはきちんと人事だとか経営に分かってもらわないといけないので、
そこ向けのレポーティングだとかをしていくということですよね。
はい、そうです。
これはすごくスッキリしますね。上手いなと思いました。
ありがとうございます。
もう少しこのLibby自体のことを伺いたいなと思っていて、
プロダクトそのものももちろん聞きたいんですが、
やっぱり今回事業という観点で伺っているので、
この事業がどう成り立つのかみたいなところを、
いつもよりもたくさん聞きたいなと思っていまして、
例えば基本的にはSaaSで提供していくプロダクト、
ある程度ソフトウェアで完結する部分が大きいプロダクトかなとも考えているんですけれども、
とはいえこのプロダクト独自のコストの特性というか、
1契約ごとにどんな感じに利益が増えていくのかとか、
その辺りも踏み込んで聞いてみたいなと思っていまして、
簡単にご説明いただけますか。
基本的に事業モデルとしてはやはりSaaS型という形にはなっているので、
1アカウントいくらという形で販売をさせていただいているという形です。
コストの観点でいうと、結構動画の解析というところが一番コストがかかる部分ではあるので、
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そこのコストがどれぐらいなのかというところを見積もりながら、
1アカウントあたりの単価というのを決めさせていただきながら、
一方でやはり利益構造を高めていくというところでは、
解析コストを下げていくというところも非常に重要なポイントではあるので、
その辺りもエンジニアのメンバーと話しながら解析コストを下げて、
しっかりと利益として出る構造を作っていますという形になっています。
なるほど。ありがとうございます。
そうですね。やっぱり動画データという、まずそもそも大きなデータを扱っていて、
最近ストレージコストとかかなり安くなってきているので、
保存自体はそこまでではなくなってきていると。
だとしても、じゃあそれを今度AIで解析して、そこから価値ある情報を引っ張ってくるというところで、
その解析にかかるコンピューティングコストみたいなところが、
ちょっと僕も直接こういったプロダクトに関わったことがないので、
感覚値でしかないんですけれども、
結構そこのコンピューティングはリソースかかるんだろうなみたいなふうに思っているので、
じゃあやっぱりそこをいかに下げていくのかというのが、
エンジニアリング側としては、
割とビジネスにインパクトもあるような仕事になったりするって感じなんですかね。
そうですね。
本当にリリース当初はですね、
1時間あたりの解析コストもそこそこかかる状態ではあったので、
やはりその1アカウントあたりの単価というところも高く設定しなければいけなくてですね、
結構そのコスト見合いで単価を決めてたところがあるんですけれども、
直近はですね、解析のところに関してもいろいろ圧縮したことによって、
1時間あたりの単価を下げることで、
価格に対しても柔軟性を持たせられる状態にもなりましたし、
また価値に対しての価格設定ができるようになってきてはいるので、
そこでのエンジニアとのコミュニケーションというのは、
すごく良い側面だったかなと思っています。
なるほど、なるほど。
なんか結構エンジニアとしても、
何ですかね、解析コストが下がったっていうのが、
ビジネスに大きいインパクトを与えそうなので、
結構やりがいがあるんだろうなというふうにも思ったりしました。
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で、ちょっと話が戻るんですけれども、
プロダクトとサービスと分けて取り組まれているというところで、
プロダクトとして普段見ている指標みたいなものと、
それからサービスとして見ていく指標っていうんですかね。
運営方針が少し違うような気もするので、
そのあたりで佐藤さんがどういった数字やKPIみたいなのを使いながら、
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プロダクトとサービスというところをうまく振り分けて
活動されているのかというところも聞いてみたいんですけれども。
そうですね。まずそのワンオンっていう場面においてですね、
よくDX化という話は各所でされていると思うんですけれども、
まずオンライン化というところから入らなければいけないというのが
一つサービスとしての肝かなと思っています。
基本的にはオンライン化が行われてデータが集まってきてデジタル化がされて、
さらにそのデジタルを課題に解決に向けてDXが進んでいくというプロセスの中でですね、
やはり僕らが一番初めにやってたのはいきなりDXしましょうという形でですね、
簡単に言うと経帳指標であるだとか、承認指標であるだとか、
マネージャーに必要な指標というところを提示してですね、
これで振り返りしましょうって言ったんですけれども、
やはりそれを解釈するのが難しかったりするので、
まずはしっかりワンオワンが定着するというところにフォーカスしながら
サービスの展開をしていきました形ですと。
その中で従来ですね、人事の方って研修であるだとか、
あとはサービスであるだとかという手段しかなかなか取りづらいところに対してですね、
ワンオワンだとかマネージャーの研修をした後にですね、
それがうまく機能しているのかというところで、
我々のLibbyのサポートを入れていただいて、
しっかり定着しているよだとか、
どれぐらいの周期でワンオワンしてるんだっけだとか、
っていうところをまずKPIとして、
しっかりとワンオワンが定着して、
メンバーとコミュニケーションができてるんだよっていうところを
KPIとしてまず追うっていうところを重要視してましたという形です。
なるほどありがとうございます。
そうですよね。
まずオンライン化するとかね、
いきなりDXに行かないっていうのは結構大事ですよね。
自分たちはもうDX、DXと普段やってることが当たり前の基準になっちゃってるから、
ここからスタートでいいよねと思うんですけれども、
お客さんの方を見たらまだまだその前の段階にいらっしゃるところだと思うので、
まずそこを最初に乗り越えていただかないとというところが、
サービス事業としては必要というところもあったりするわけですもんね。
そこを含めて価値を提示していって、
少しずつお客様にも変わっていっていただくというような形で売ってるっていうことですね。
そうですね、そういったやり方をして、
少しずつ導入もされていってるんだと思うんですが、
お客様の側で実際にこのLibbyを使って、
良くなった具体例みたいなものとかも、
PDCA回しながらいろいろフィードバックをいただいている部分とかもあると思うんですが、
お話しできる範囲でこういう効果があったんだよとか、
聞けたらすごく参考になるなと思っているんですけれども。
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そうですね、こちらLibbyのリリースが、
昨年の11月というお話をしたんですけれども、
その前からPOCという形で、
複数社の企業さんにご利用いただいてましたよという形で、
そこで検証結果といいますか、
改善が見えたところというところもありますというところで、
そこの話を少しさせていただければと思っています。
11の導入というのは、今各社さんで進んでいると思うんですけれども、
やはり経営から落ちてきてですね、
人事の方が推進するというケースがある中で、
経営の課題としては、よくあるのが離職率であるだとか、
生産性の向上であるだとか、
やはりそういうポイントが非常に重要視されるところではあります。
そこの中でですね、先ほども言ったみたいにですね、
研修とLibbyの抱き合わせみたいな形でご利用いただくと、
すごくしっかりと研修で学んだことが実践できているのかという振り返りができるようになってですね、
それによって11がしっかり定着しましたよであるだとか、
しっかり定着したマネージャーに関しては、
メンバーの活発度が上がってますよというデータも出てきたりはしているので、
非常にそういうところで生産性が見えてたりですとか、
純粋にやっぱりマネージャーが自分に向かって、
ちゃんと話してくれる場を設けているだけでなんですよね。
離職率の低下にもつながってたりするので、
やはりその11定着させるというところだけでもですね、
いろんなものとKPIがつながっているなというのが見えてきているところになってます。
なるほど。
そうですね。
1つKPI見ながら11するというだけでも効果があるというのは、
結構勇気づけられる結果だったりしますね。
マネージャーとしても日々11やってて効果があるのかなと思っていらっしゃる方も
リスナーの中でいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、
まずやることが大事というのが分かっているというのはとてもいい結果ですね。
他にも何ですかね、このLevyを応用した使い方とかって何かあったりするんですか。
そうですね。
今はその11というところのつながりを強くしていきましょうという延長上に、
やはりチームとして強くしていきましょうという話もしてたりはしてましてですね、
組織図であるだとかネットワーク図にメンバーの状態というところをマッピングすることで
より俯瞰的にチームの状態を捉えるということも新機能として計画してますので、
そういうところでより上位のレイヤーの方であるだとか人事の方だとかというのが
このチームすごくいい感じだねであるだとかこの辺りに課題がありそうだねというのを
ブラックボックスがより明確になることで議論が活発するようなところも検討している感じです。
なるほどなるほど。確かに同じ会社の中でもいろんなマネージャーがいて、
そのマネージャーがいろんなチームをマネージしていて、
ある程度その会社の中でマネージメントのやり方って何らかの基準があるとしても、
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やっぱり俗人的な部分も結構多いのがマネージメントだと思うので、
それによってチームの状態の違いみたいなのも出てきていて、
そういったものがこのLevyっていうので別の客観的な尺度で
そのチームの状態っていうのが何か可視化されそうな雰囲気があるので、
何かそういう使い方ができたらすごく何かもう僕が使いたいなと思うぐらいの
プロダクトだなというふうにも思ったりもしました。
はい、いいですねこれは。
ありがとうございます。
そうですね、そういう意味だとですね、今言ったみたいにブラックボックスな
1.1がですね、同一のAIのモデルで解析されているというところは、
すごくお客さんにも反響があってですね、
これまであなたの1.1どういう風にやってるのみたいな話って
あんまりできなかったと思うんですよね。
結構内容的にもプライシーに関わるところも多かったりする中で、
今我々が出している先ほど言った傾聴指標、承認指標みたいなところで、
自分がちょっと傾聴指標上がらないんだけど、
高い人に聞いてみてあなたどうやってるっていうことを聞けるようになったり、
なんかうまく承認できないんだけどどういう言葉使って承認してるみたいなことを議論できるみたいな
マネージャー同士の会話の量も増えてくるので、
その辺のマネージャーコミュニティみたいなところも作ってですね、
しっかりデータをもとに会話ができる空間というのも設計してたりしてます。
なるほど、なるほど。
なんかもう今のお話だけでも、
マネージャーのある1つのコミュニケーションスキルというか、
いうところの伸ばすためのフレームワークみたいな形にも思えていて、
なんかそれがなんていうのかな、
えてしてマネージャーの仕事って、
本当に個別具体の人の問題みたいなところに
終始しがちな場面もあったりすると思うんですけれども、
そういうことではなくて、
もうちょっと共通項として存在するようなスキルというか、
そもそも計帳の仕方だったりだとかいうところにフォーカスして、
それを改善することで、
個別具体の問題も解決するかもしれないというような見方もできるのかなと思うので、
すごくいいですよね。
ありがとうございます。
リービーのことをいろいろ伺えて、
本当に僕は興味がつきないんですけれども、
いったん話を戻して、
こういった事業を今されているというところで、
その後チームの状態とかもどんどんスケールしていくのかとかって、
今々どんな感じなのかっていうのはあるんですかね。
そうですね。
少し足元、まだまだ展開するのは難しいなというのは、
新規事業を立ち上げるという上で、
やはり難しさはあるなというところを痛感しているところになっています。
なので改めて足場を固めるというところも含めて、
開発組織を少し縮小させる方向に、
ちょうど9月になりましたというのが現状になっています。
そうなんですね。
割とそれはある種のハードシングスというか、
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辛い決断だったなというところもあると思うんですが、
チーム縮小させるみたいな時って、
結構マネージャーとしては、
どんなふうにメンバーとコミュニケーションしていくのかとか、
問題になりそうな、頭を悩ませそうな課題ではあると思うんですが、
その辺り、佐藤さんが実際にやられたと思うんですけれども、
うまいテクニックというか、
こういうふうにやってうまくいったみたいなことがあれば、
教えていただけないでしょうか。
そうですね。
今回チーム縮小に向けてやったこととしては、
業務委託で関わっていただいていた方々の契約終了というところと、
あとは一部メンバーの春高事業部側への移動というところを、
大きく2つやりましたというところです。
やはりそこの部分は、
メンバーに対して特に非があるわけではなくて、
事業推進というところで、
少し難しさがあるというところに対して、
正しくお伝えしていくことが重要ではあって、
そこに関しての責任はやはり、
僕であるだとか事業責任者になって、
やはりそこの拡大をこの半年ぐらいでしきれなかったというところが、
問題にはなってくるので、
そこをまず誠実にお伝えしていくというのが、
一つ重要かなというのと、
やはり早め早めにコミュニケーションを取っていくというところには、
なってきますので、
やはり業務委託の方とか、
契約終了すると、
次のお仕事に就かなければいけなかったりもするので、
そこをやはり急がせてしまうと、
やはり不安にもなってしまうので、
決まったタイミングで2ヶ月前ぐらいにお伝えした上で、
ゆっくりと職場を考えていただける期間も準備して、
そこのところは早めにコミュニケーションをするというのと、
誠実に今の状況をお伝えするというところを徹底したという形にはなっております。
なるほど、そうですよね。
やっぱりそういった情報というのは、
早めにお伝えするというのは大事なところでしょうし、
それから誰にどのような責任があるのか、
これをきちんと誠実にお話ししていくというところも大事な、
基本的なところかなと思うので、
その辺を忠実にやられたということですよね。
そうですね、はい。
はい、ありがとうございます。
でもそういうふうにしながらも、
今後に備えて今足場を固めていらっしゃるという感じなんですね。
非常に今後が楽しみなプロダクトの一つだと思っておりますので、
そうですね、また別のタイミングとかで、
これがどういうふうに成長していったのかというところも、
楽しみにしておりますという感じです。
じゃあ一旦事業について伺うのは、
この辺りで区切らせていただこうかなと思っております。
佐藤さん、いろいろ教えていただいてありがとうございました。
また次回、もう少し違う観点、組織の観点だとか、
チームとどういうふうに接しているのかというところを
伺いたいなと思っております。
はい。
佐藤さんありがとうございました。
次回は佐藤さんの会社での組織の問題についてお話ししていきます。
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今回は事業というところについていろいろお伺いしました。
私的に特に面白いなと思ったのが、
プロダクトを作っている組織、会社でありながら、
このプロダクトで成し得るものとサービスとして、
プロダクトの外側で成し得るもの、
この2つっていうのをきちんと区別して、
かつそれぞれプロダクトとしてのペルソナと、
サービスとしてのペルソナと分けてアプローチされているというあたりが
非常に体系立てて、
物事をシンプルにするような考え方で取り組んでいらっしゃるなと
思ったところが非常に印象的でした。
ここはエンジニアリングマネージャーとしても、
サービスとプロダクトが一体化していると
ごちゃっとなっちゃう場面もあるかと思うので、
何か1つチップスとして役に立つのではないのかなと思いました。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
TwitterではハッシュタグEM問題集をつけてツイートしてください。
EMはアルファベット、問題集は漢字でお願いします。
そしてApple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできますので、
こちらにも感想を書いてもらえると嬉しいです。
お相手は株式会社株区スタイルCOO兼CTOの後藤秀典でした。