1. 営農とサブカル
  2. 「帰ってくれ!タローマン」放..

今回は、営農とサブカル回。

営農のことはさておいて、ひたすら、タローマンについて喋っています。8月5日はみんなで「帰ってくれ!タローマン」を見ましょうね。

ご感想や、タローマンの思い出については #営サブ でお寄せください。


参考Youtube TAROMAN


参考文献 タローマンクロニクル


キーワード

タローマン / 岡本太郎 / 新世紀エヴァンゲリオン / 家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ / デビルマン / 平成ガメラ / ガメラ3イリス覚醒

サマリー

今回、営農とサブカル回復について話されます。タローマンについても触れられます。タローマンは、はっとりたくさん発掘され、youtubeでご覧いただけるようになりました。また、放送予定の特別版もありますので、ぜひご覧ください。タローマンは岡本太郎の思想を体現した作品であり、ヒーローとしては異例の行動をとる存在として知られています。最終回では、タローマンが地球を滅ぼす絶望的なエンディングが描かれ、このような終わり方は他の作品にも影響を与えました。本エピソードでは、太陽仮面サンタワーと新仮面ライダーのポスタービジュアルの類似性や、太郎マンが平成ガメラシリーズに与えた影響について語られます。また、太郎マンの思い出やフィルムの公開に関しても言及される予定です。

営農とサブカル回復帰
皆さん、ご無沙汰しております。この番組を配信しております、北海道在住の米農家にして、個々のポッドキャスター、ジョンと申します。よろしくお願いします。
今回から、当番組のタイトルを冠しております、営農とサブカル回を復帰させていこうと思います。
こちらの営農とサブカル回、今までは前月にあった農業の状況と、あとその月に触れたサブカル作品について、雑多にご紹介するというふうな雑談会をね、毎回毎回やっていたんですけれども、
皆さんもご承知の通り、当番組は各種配信スタイルに変更に伴いまして、前もってたくさん収録しているという風なスタイルになっているんですよね。
その結果ですね、ちょっとこのやり方を同じようにするっていうのができなくなるかなと思っておりまして、今回からちょっとその内容をね、変えていかざるを得ないかなと思っております。
その内容の説明で、オープニングがまた長くなるとは思いますけれども、あらかじめご承知の上、お付き合いいただけるとありがたいです。
大きく何が異なっているかというとですね、農業の状況と、あと最近触れたサブカルの紹介っていう風なのが難しくなるかなって思っています。
なので、ある程度配信がされていて見やすいようなものとか、あとはすでに発売されていて買おうかなって風になるようなマイナーなものを中心に紹介するっていう風なことをこれからはやっていこうかなと思っております。
で、あと大きく異なるのがですね、農業についてのお話をこれからはどんどんしなくなっていこうかなと思っております。
っていう風なのも、結構時期が離れちゃって何やってたかっていうのが本当に記憶に残っていないという風なこともありますし、あとここ最近ですね、私を取り巻く農業の状況という風なのが大変厳しくなってきております。
で、厳しくて、そして話せないことが多くなってきてるんですよね。
でね、あの、ポッドキャストごときで話したところで、てめーの影響力なんてたかが知れてるじゃねーかよという風に思われる方っていう風なのがですね、私の中にたくさんいたりするわけなんですけどね。
まあ主に私の脳内のリスナーですとか、まあ聞いてくださってる皆さんもそうだとは思うんですけども、まあポッドキャスト、大した影響なんてねーっていうのはわかっちゃいるんですけどね。
その影響がないっていう風なところもですね、一本摺りで何かの過失になるようなこともあるかもしれないなっていう風なことがですね、ここ最近起こっておりますという風な状況になっております。
まあなんでね、えーとちょっと話したいことも話せないなっていう風な状況になっておりますので、えーまあおかみにたてつくようなこととかがそういう風なものがね、ものを言えなくなってくるし、
あと基本的に喋りたいことといえばそのことばっかりになっちゃってるっていうのもありますね。
まあなんですけどね、にじみ出る部分っていう風なのがたくさんあるかなとは思いますのでね、あのそういう風なものを楽しみに聞いていただくのはまあいいかなとは思いますけれど。
けれどもね、そんなような状況となっておりますというのだけあらかじめご承知をいただけるとありがたいです。
というわけで、えーと今回何話すのおめえっていう風な話ではございますけれども、今回はですね、私が子供の頃に見ていて、それであのここ最近復刻されたものが発見されて、NHKでYouTubeの方でも配信されたとかもされております。
タローマンという特撮作品についてひたすら喋っていこうかなという風に思っております。
そしてこのタローマンという風な作品、子供の頃に見てすごく影響を受けている作品でもあったりしますので、タローマンをご存知ないという風な方もね、今現在はいらっしゃるなと思いますから。
その辺の説明とかも踏まえて、いろいろとちょっとお話をしていこうかなと思っております。
あとこの配信が流れている2週間後ぐらいにですね、一応あの2023年8月5日NHK総合の方で、今現在放送予定となっております。
帰ってくれタローマンという風なね、未発表の映像とかが出てくるよという風な、タローマンの復刻版の特版という風なのがNHKで予定されておりますので、
それをね、まあ見るための予習の回としてもちょっと当番組を使っていただけたらありがたいなという風に思っておりますので、
まあそんなようなのもありますので、ぜひぜひちょっと聞いていただけるとありがたいかなという風に思っております。
というわけで今回も参りましょう。
えいのとサブカル
この番組は北海道在住の米農家にして、高校のポッドキャスタージョンがお送りするオーディオSA番組です。
タローマンの復刻版
毎回農業を紐づけつつ、映画、漫画、ゲーム、ポッドキャストといったサブカルちゃんについて深掘りしていろいろとお話をしていきます。
今回お話をいたしますのは1972年に放送されておりました特撮ヒーロー作品タローマンについていろいろと話をしていこうと思います。
皆さんタローマンどのぐらいご存知の方がいらっしゃるんでしょうかね。
話をしていて若干不安な部分ではなったりするんですけども、一応昨年だったかな一昨年だったかちょっと自分の記憶が定かではないんですけれども、
岡本太郎展という風なのが日本全国各地で行われておりました。
この岡本太郎展に紐づけてですね、この岡本太郎の思想を体現したヒーローであるタローマンのフィルムっていう風なのがですね、
たくさん発掘されてその発掘されたものをNHKが再放送するっていう風なことをですねやられていたんですよね。
その結果このタローマンに紐づけて岡本太郎展を知ったりそういう風なことを見ていたっていう風な方も結構いらっしゃるんじゃないかなとは思っております。
でこのタローマンという風な特撮作品1972年に愛知県の一部地域でだけ放送されていたすっごくローカルなヒーロー特撮作品ではあるんですけどもね。
まあこれがどのような形で北海道に住んでいる私とか、あとあのタローマンマニアで有名でありますサカナクションの山口一郎さんも北海道ご出身の方だったりするんですけども、
それがどういう風な形に見られていたのかとかっていう風なのをですね、今回ちょっと説明をしながらいろいろとお話をしていこうと思っております。
今現在こちらのタローマンについてはですね、NHKのYouTubeチャンネルで全話ではないんですけどね、
発掘されたフィルムがですね全部で10本ありまして、それで全10話という風な形で放送されております。
まあ本当はの話数のナンバリングは違うんですけどね、
これあのYouTubeで見られるような形で再編される際にですね、ちょっとあの話数のナンバリングっていうのが異なる形に変えられてたりするわけなんですけども、
まあ元々はタローマン全部で30話あるような形になっております。
で、その全30話のうち10話だけYouTubeで公開されているような状況となっておりますのでね、
まあ皆さんも見られるというか、大体主要なエピソードは抑えている作りとなっておりますのでね、
よかったらその辺を見ていただけるといいかなと思っております。
ただ残念ながらこのタローマンの中に出てくるかっこいいサブキャラクターでいる水指斬釈ですとか、
あと風雷簿のエピソードっていうのがほとんど入ってないエピソードなんですよね。
まあだからちょっとあのもったいないなーっていう風な感じはするんですけども、
まあ大体あのこういう風な作品だよねっていう風な流れは掴めるようになっておりますのでね、
まあよかったら今からでもYouTubeの方で見られるといいのかなと思っておりますね。
で、あと今年の8月5日に放送予定となっております帰ってくれタトゥーローマンの方にですね、
一応あのまああまり表に出ていないフィルムが発掘されたという風な体で30分の特撮番組という風なのがやられるそうなので、
もしかしたらそっちの方にね、水指斬釈と風雷簿の活躍が見られる回が含まれているといいなーっていう風なことを思いながら、
今現在ちょっと話しているような状況となっております。
タローマンの制作
で、このタローマンという作品、どんな風に作られているようなものなのかっていう風なところを話すといいですね。
一応この作られた来歴みたいなものをちょっと話をしていこうと思います。
で、このタローマンについてはですね、この岡本太郎展に紐付けてタローマンもついでに復刻されていろいろと本が出てたりするんですね。
今私の手元にあるのがタローマンクロニクルという風な小冊子がございまして、これを元にちょっといろいろと話をしていこうと思います。
で、タローマンが元々作られたのはですね、合成スタジオという風に呼ばれております。
このタローマンの思想を体現するような、元々はアニメーションとかそういう風なのを作っていたような撮影スタジオというか、だったりはするわけなんですけども、
ここがですね、ワシのグループという風なところに出資を受けまして、それでタローマンが作られるようになったという風になってるんですよ。
このワシのグループの社長さんという風なのはですね、タローマンの中にも出てくるワシのビルガーでおなじみのあの人が、この社長さんをされてたりするんですね。
この方、岡本太郎の思想にすっごく影響を受けている方となっておりまして、
それで出資をする際に、岡本太郎の思想を体現したようなヒーローを作ってくれという風な発注を掛けたところですね、
岡本太郎作品とかそういう風なものをですね、ほぼ無許可に近い形で、怪獣として作品の中に出したりとか、
あとはタローマンのヒーローデザインをしたりとかという風なことをやってたそうですね。
それでその辺の部分で権利関係で一時期揉めてた時期もあったりするそうなんですけれども、
このタローマン、愛知県の一部地域では結構人気大になったらしくてですね、
後にタローマンランドという風な小さな遊園地みたいなものを作られてたりしてたそうなんですけどね、
これもあっという間になくなってしまったよという風なのが、ちょっとタローマンクロニクルの中には書かれてたりしておりました。
そういえば、タローマンについて話をしてないな。
このタローマンという風な作品はですね、話をしている通り、岡本太郎の思想を体現したヒーローとなっております。
だから他のヒーロー特撮と比べると、ずいぶんヒーローとしての振る舞いがめちゃくちゃだったりするんですね。
作中ではベラボーの巨人なんていう風に言われておりますけれども、行動の仕方とかその辺の部分がベラボーです。
一応ヒーローという風に言われてるけれど、ヒーローなのかなっていう風なのが不安になるような行動っていうのは結構撮ったりするような、そんなようなキャラクターだったりするんですよね。
どういう風なヒーローなのかっていうのはちょっとおいおい話すとして。
この作品はですね、こんな感じで1972年から1973年にかけて全30話放送されておりまして。
それの後で再放送という風なのがですね、日本各地であちこち行われておりまして、私も再放送で見た組となっております。
この愛知県一部地域で放送されてたところが、なんで北海道で見れてたのかというとですね。
なんでなんでしょうね。私は当時のテレビ状況とかっていうのは全然わかんないんですけども。
90年代、それこそ私が小学校の高学年ぐらいにですね、テレビ北海道で放送されていたものがですね、あったので、それを私はずっと見てたりしてたんですね。
このテレビ北海道で放送される再放送という風なのはですね、夏休みのティーンのキッズに向けて再放送のアニメとかそういう風なものを雑然と流しておく時間というのがありまして。
それの一枠の方でこのタローマンという風なのが行われておりました。
おそらくタローマンの代表的なコレクターであります、サカナクションの山口一郎さんもですね、私とほぼ同年代だったりするんですよね。
一応山口一郎さんの方が出身年が1980年だったりするそうなので、それを考えると多分山口一郎さん、小学校、高学年から中学生入ったぐらいにタローマンを見ていたんじゃないかなと思います。
見ていたとしたら多分あの夏休みの放送だったかなと思っております。
どんな感じで放送されてたかというと、タローマン、皆さんYouTube見られた方とか出したらわかると思うんですけども、すっげー短いんですね。
それこそ特撮作品で一時期ニコニコ動画で話題になったレッドマンって皆さんわかりますかね。
一瞬で怪獣が出てきて一瞬で倒すっていう風なことをですね、5分間でやってのけるというヒーロー作品があったんです。
怪獣が罰せられるためだけの地獄なんかなのかなっていうふうな世界観の作品だったりするんですけども。
タローマンも同じくらいにですね、前編2分半、後編2分半というふうな感じで、すげー短い時間となっておりました。
私が見ていた再放送版ではですね、毎回2話配信というか、2話放送されるというふうな感じなんですね。
組み合わせとしてはですね、まず最初に世界名作劇場、家族ロビンソン漂流記、不思議な島のフローネが1話放送されまして、その後でタローマンが2話放送されて、最後の10分間の方で天気予報が入るっていう風な構成だったんですね。
それを多分当時の記憶で言うと朝の9時から10時という、要は日朝の時間帯を平日にやっていたっていう風な感じになってたんですね。
私は毎年毎年この家族ロビンソン漂流記、不思議な島のフローネとタローマンというふうなのを見てたりするというふうな日課というか、毎年の恒例行事となっておりましてね。
面白いのがこれ、たぶん私が一番古く見てたのは小学校4年生だったと思うんですけども、小学校4年生の夏休みになる度に第1話から始まりまして、それで最終回に行くまでに学校が始まっちゃって見れなくなるというふうなパターンだったんですよね。
という風なのが毎年繰り返されておりまして、当時ビデオ屋さんでビデオになっていた不思議の島のフローネに関してはですね、
あまりにも何年も何年も第1話から始まって家族が漂流して無人島に着いて、無人島生活が軌道に乗ってイカダを作ってそろそろ脱出するぞっていう風なところで話が終わっちゃって見れなくなっちゃってたりしてたので、
ビデオ屋さんでこの不思議の島のフローネの後半の方を借りてみるなんていうふうなことをやるぐらいには、結構長らくずっと同じようなことを繰り返しやってたっていうふうなのが記憶として残っておりますね。
タローマンも同じような感じでやりたかったんですけども、タローマンは結構最終話の良いところまで行くんです。
それこそ第28話とか29話ぐらいに出てくる、タローマンの味方とか風雷簿とかが壮絶に倒れていく回っていうふうなのがあるんですよね。
水差し断食も確かその回でやられてたりするんですけども、そういうふうな回とかまではやれたりするんですよ。
なんですけれども、最終話が時々見れるか見れないかっていうふうな状況になってたんですね。
あと、これね、ビデオ屋さんの方でタローマンのビデオっていうのが当時流通してなかったんですよね。
なんかね、タローマンのアニメーションのフィルムみたいなものがあって、当時借りて見た記憶があるんですけれども、
なんか見なければよかったなっていうか、見ちゃダメなものを見たなっていうふうな感じの下ネタオンパレードのアニメーション作品だったりしてたんですね。
そうそう、当時オリジナルビデオアニメで変なビデオみたいなのが結構ありましてね。
それの一本でタローマンがあったんですけども、肝心のタローマンのVHSっていうのがなかなか出回ってなくてですね、
タローマンに関しては本当に毎年楽しみにして見るっていうふうなことぐらいしかできなかったような作品となっておりました。
これね、今の子たちに説明するのが難しいかなと思ってたんですけども、
ほら、今ってテレビをつけたらいくらでもYouTubeが見れるし、配信とかがいっぱいあるしっていうふうなので、
テレビのチャンネルで流れているものを雑然と見るっていうふうな経験ってほとんどないかなとは思うんですけどね。
けれどもね、当時の小学生にしてみたらですね、そういうふうなものもなく、テレビで流れているものをやむなく見る時間っていうのが結構あったりしてたんですね。
なので、同じようにですね、同年代の小学生の男の子とかですね、結構タローマンとかを見ている子とかがおりまして、
一応、夏休み明けの方でですね、少しタローマンの話とかをすることっていうのはあったりはするんですけどもね。
けれども、1個ちょっとエピソードとして話せそうなのが、私の同級生に横山君というふうな男の子がいたんです。
彼はですね、結構特撮ヒーローとかそういうふうなものがお好きな子でしてね、当然のことながらタローマンも当時チェックしていたんですね。
それで、夏休みの宿題として作ってきた工作でですね、ジオラマを作って、そのジオラマを一応紙かなんかで作ってあるんですよね。
紙に書いたものがいっぱい木の板の上にペラペラってふうな感じで作ってありまして、
そして真ん中にタローマンがいて、そのタローマンを模した人形を倒したりなんだりするとビルが倒れるという。
このビルが倒れた時の状況に向かって、私のビルが社長っていうタローマンの中でよく出てくるやり取りっていうふうなのをやるというふうな工作を作っておりまして。
それが結構周りの小学生男子にウケる程度には、我々は北海道の小学生っていうのを見てたんじゃないかなと思いますね。
もしかしたら私の小学校だけだったかもしれないんですけれども。
けれども、たぶん北海道の小学生でこんな感じでタローマンを触れてたっていうふうな方はいらっしゃるんじゃないかなとは思いますね。
そんな感じでですね、私はタローマンについてはいろいろと見てたりはしてたんですけれども。
タローマンの特異な存在
このね、タローマンというふうな作品って、結構他の特撮作品と大きく異なるところがですね、岡本太郎の思想を体現しているっていうふうなところで、
タローマンは芸術の巨人であって、人類の守護者でも人類の優しい隣人でもなければ地球の守護者でもないっていうふうなところがですね、結構当時衝撃を受けてた部分かなと思っております。
一応YouTubeでも公開されている話数ではですね、一応YouTubeでは第4話ってなっております。
実際は第12話なんですけれども、同じことを繰り返すくらいなら死んでしまえというふうな回があります。
この回が、私はすごくトラウマに怒っているというか、ショックを受けた回となっておりますね。
この回ね、どんなようなお話なのかというと、タローマンが怪獣と戦うのが嫌になっちゃう回だったりするんですね。
タローマンの作品の中では怪獣のことを機獣というふうに呼ぶんですけども、この時に出てきた機獣はダダッコっていう子供みたいな姿をした怪獣だったりするんですよね。
この回でタローマンはどんな感じになるかというと、怪獣が出るたびにタローマンがやっつけてくれるっていうふうなのをですね、地球の人類の皆さんが普通に思うようになっちゃっておりまして、
タローマンが、「あ、またタローマン来てくれた。またタローマンがやっつけてくれるね。やった!」って言われることで、タローマンが自分の行動がまんねり化して、それを繰り返してしまうっていうふうなことに嫌になってしまうっていうふうな回なんですね。
それで嫌になってしまった結果、何をするかというと、タローマンは自分自身を攻撃し始めるっていう。そして怪獣の前に体を投げ出して、「さあ、やっつけてくれ!」っていうふうなポーズを取るようになって、タローマンがやられちゃうっていうふうな回になってたんですね。
ここまでは、ヒーローがピンチになる回とかっていうのは、特撮ではよくあるような部分になったりするんですよね。ヒーローがやる気をなくしちゃうっていうふうなのは、なかなかないかなとは思うんですけどね。
そうやって、やる気をなくしているタローマンの元に、タローマン2号という、タローマンと本当にそっくりな、タローマンの顔を銀色にしただけのような、そんな姿のヤツが現れまして、タローマンのピンチだからというふうなところでタローマンを助けに来て。
それで、いざ怪獣と戦うと思って背を向けた時に、タローマンは怪獣とタローマン2号ごと、ゲロッパという必殺技で爆発させてしまうんですよね。味方で来たようなヤツごと怪獣を倒してしまうっていうふうなのが、この話の中で描かれております。
なんでそんなことするのっていう話なんですけれども、同じことを繰り返すぐらいだったら、本当にそんなことはやめてしまう方がいいし、なおかつ自分のことを真似するようなヤツが出てきたら、そいつのことは本当に倒してしまった方がいいというふうな、まあ、岡本太郎の思想を体現したんですけれども。
タローマンの悲劇的な最終回
けれども、味方として来たヤツをそのまま倒しちゃうっていうふうな描写がですね、結構怖い話だなっていうふうに思ってたんですね。
一応、タローマンもですね、ウルトラ兄弟と似たような感じで、タローマンも2号以外にも3号、4号、5号というふうな活躍者がいるんですけども、基本的に他のヤツはフリーダムだったりしております。
一番話の通じそうな2号がやってきたところをですね、タローマンがやっつけてしまって、「あああ!」って思ったっていうふうなのがね、当時はいい思い出だったかなと思っております。
そんな感じで、タローマンはその回ではですね、タローマン2号ごとうっかり怪獣を倒してしまったっていうふうなことに落ち込んでしまうんですけども、さらにちょっと怖いなっていうふうなものがこの後のシーンで追加されるんですよね。
この回の方ではですね、タローマンがいつも通りやってきて怪獣をやっつけてくれるだろうっていうふうなことを言っていたニュースのコメンテーターをですね、タローマンがその人の家まで行って、その人の家ごと爆発されるっていうふうなシーンがですね、後半の方で追加されるんですよね。
そう、タローマンはですね、自分を批判したりなんだりするようなそういうふうな人間もですね、普通に殺すことがあるヒーローなんですよね。ウルトラマンとかだったら考えられないようなヒーローだったりするんですけども、こういうふうなところが描かれるヒーローだっていうふうなところで、当時はすごく怖いなっていうふうに感じたりしております。
で、タローマンの最終回においてもですね、そんなようなことが起こってしまうような作品なんですよね。これね、未見の方はぜひYouTubeで見ていただきたいなと思いますけど、ちょっとね話の都合上ネタバレをしてしまいますけども、タローマンはですね、最終話で地球を爆発したんさせます。
これがね、それでいいのだっていうふうな感じの終わり方をされているというふうな部分がですね、まあなかなかすげえ話だなあというふうには思っておりますね。
なんかね、一応ウルトラマンの中にも、私見てないんですけども、怪獣と少年というふうな、ウルトラマンが人間のあまりの酷さに目を背けてですね、人間を救うのをやめそうになるというふうな回がどうもあるらしいんですけども。
けれども、タローマンはですね、自分の支援で人を殺すこともあれば地球を爆発させることもあるというふうなヒーローということを考えるとですね、本当にヒーローなのかなというふうな疑問詞が出るような、そんなようなベラボーな巨人というふうになってたりしております。
で、タローマンの影響的な部分としてはですね、なんかあの皆さんこういうふうな都市伝説聞いたことありませんかね。ウルトラマンが街を破壊して終わる最終回があるというふうな都市伝説なんか聞いたことありませんかね。
で、こちらの都市伝説、なんかよく広まっているガセの説の方ではですね、同時期に放送されておりましたアイアンキングというふうな別の特撮作品の方をあげられている方が多かったりするんですよね。
で、このアイアンキングというふうな特撮作品は最終回がどうも前後編になっております。で、前編でアイアンキングが敵に操られて街を破壊するというふうなのが描かれて、後編で正気に戻ったアイアンキングが敵をやっつけて、めでたしめでたしになるというふうな話だったそうなんですけれども、
千葉県の一部地域でだけ放送するテレビ局の都合上、その後編の方がどうも放送されなかったというふうなところがあって、それでウルトラマンが街を破壊して終わってしまうというふうな絶望的なエンディングがあるよというふうに言われてたというふうな、そんなようなガセ説みたいなのもありますけれども、
この絵の噂の元になっているのは明らかにタローマンだと思います。1973年の時点で救いきれなかった人類を地球ごと滅ぼしてしまうというエンディングというふうなのを描いてたというふうな点で、すごく早かったかなというふうに思っております。
ヒーローもので片揃く、人類丸ごと死滅しちゃうというエンディングは、一応この73年にデビルマンの漫画版というふうなのがありますね。これは悪名高い映画版のデビルマンの方で再現されてたりしておりますし、あとネットフリックスでデビルマンクライベビーというふうなのでも再現されておりますけれども、
そのデビルマンの最終回よりも早く、ヒーローもので全部が滅んで終わるというエンディングを描いているというふうな点でも、すごく影響を与えてた作品なんじゃないかなと思っております。
私は新世紀エヴァンギリオンのテレビシリーズの終わり方ですとか、あとは古い方の旧劇場版のエンディングとかも、どうもタローマンが影響を与えているんじゃないかなというふうに睨んでおります。
庵野秀明監督は特撮作品にいろんなところで影響を受けておりますような方となっております。
実際におそらく本人は語っておりませんけれども、結構影響を与えているシーンとかポスタービジュアルとかあったりするんですよね。
例えば今年公開されておりました新仮面ライダーのポスタービジュアル。
太陽仮面サンタワーと新仮面ライダー
あのビジュアルを見ていて、タローマンクロニクルを眺めているとですね、この合成スタジオが前に作っていた特撮作品、太陽仮面サンタワーっていうふうなのがあるんですよね。
この太陽仮面サンタワーのポスタービジュアルと新仮面ライダーのポスタービジュアルはそっくりなんですよね。
だからもしかしたらこの辺の部分を引用していたのではないかなって私は睨んでおりますけどね。
この辺の部分がそうだったかどうかっていうのははっきりとはしてない部分なんですけども、結構硬い部分じゃないかなと思っております。
特にテレビシリーズの終わり方とか、最後に地球を爆発させた後でですね、ポエムで締めるような雰囲気っていうふうなのはですね、
テレビシリーズの謎の最終回、みんなでおめでとうおめでとうっていうふうにやるやつとほぼ同じような感じかなっていうふうなのもね、
こじつけられるかなと思っておりますのでね。ぜひちょっとその辺の部分を見比べていただけるといいんじゃないかなと思っております。
で、あとこの太郎マンが影響を与えた作品で多分大きく影響を与えておりますのが、平成ガメラシリーズでございますね。
で、太郎マンは芸術の巨人であって、人類の味方ではないような感じがするけど、たまたま人類に味方してくれているヒーローとして描かれておりますね。
で、なんですけども、これを反転させて怪獣にさせたのがガメラだと私は思っております。
っていうふうなのも、このガメラの制作スタッフの中にはですね、太郎マンクロニクルの方にもインタビューとかそういうふうなものでコメントを上げております。
映画監督の樋口真嗣さんが入ってたりするんですよね。
当時は撮影監督だったりはしてたんですけども、おそらくこのエッセンスを脚本段階の方から加えていったのは樋口真嗣さんだったんじゃないかなとは思っております。
で、この辺の部分で太郎マンの影響が強く感じられておりますのが、平成ガメラシリーズの最終作になっております、ガメラ3イリス覚醒となっておりますね。
この作品は、「ヒーローによる巻声事故は許されるべきか?」っていうふうなテーマがありましてね。
ガメラが破壊した結果、ガメラによるコラテラルダメージの結果、家族を失ってしまった少女が怪獣を使ってガメラに復讐をするというふうなお話なんですね。
これは太郎マンの振る舞いを反転させてみたような作りと言っても、まあ過言ではないかなとは思っております。
そんな感じでですね、こうやってその後の特撮作品にもかなり影響を与えている作品になっているかなって私は思っておりますけれどもね。
けれども、なかなかその辺の影響かっていうふうなことをインターネット上で言われている方がすごかったりするので、ちょっとこれ言ってるのは私だけで大丈夫かなっていうふうな不安はあるんですけどね。
けれども、皆さんYouTubeとかその辺を見ていただけると、多分他の特撮作品に対する影響とかっていうふうなのが太郎マンの特撮作品からは感じられるんじゃないかなっていうところでね。
今回ちょっと話したいことはある程度話をしてしまったので、いいところで話は締めさせていただきたいと思います。
というわけで、今回も長々とお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
当番組のご感想はTwitterのハッシュタグA-Aにサブからのサブ、Aサブとつけてお寄せいただけるとありがたいです。
今回に関してはですね、できましたら皆さんの太郎マンの思い出とかっていうふうなのをですね、見ていた人にちょっと聞きたいなというふうに思っております。
私と同年代の北海道在住の方ですとか、愛知県在住の方ですとかね、もしかしたら太郎マンランド行ったことあるよという方もいらっしゃるかなと思いますからね。
もし太郎マンを見られたことがあるよという方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひその当時の思い出であら何やらっていうふうなのを送っていただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
で、あと一応繰り返し話をしておりますけれども、今年の8月5日にですね、太郎マンの未発表というか、今現在見れなくなっているフィルムを公開される予定となっている特番がNHK総合の方で放送される予定となっております。
帰ってくれ太郎マンというふうな番組がこれから予想になっておりますので、この番組が放送された後、皆さんしばらく聞く時間あると思いますので、聞いた後NHK総合の方で見ていただければいいんじゃないでしょうか。
まあ私も前裸待機の方をしてですね、当時のことを思い出しつつ、いろいろと放送を楽しみに待っていこうかなというふうに思っております。
ちゅーわけで、今回も長々とお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。お相手はAノートサブカルノジョンでした。ではまた2週間後にお会いしましょう。
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