ついでに当番組の方もね、お聞きいただけるとありがたいかなと思っておりますね。
続きまして、前回のエピソードに届いているコメントとなっております。
Xのアカウントネーム星テレクスコさんよりいただいております。
イスカリユバ作品におけるユバユバしさみたいなものだなぁと思いつつ聞いておりました。
ワガミに置き換えてなんてことはやんないけど、
弦外に語られるみたいな背景の輪郭をうっすらなぞる作業楽しいですよね。
多角的だと楽しさ倍増しがちなので群像劇オムニバス大好きって感じでコメントをいただいておりました。
ありがとうございます。
前回はプラン75という風な映画について、それがスペキュラティブ、あの時はスペキュラティブと言ってたんですけどね。
なんか日本語の発音的には、というか英語の発音的にはスペキュレイティブの方が正しいらしいんですけどね。
私は言い慣れているのでスペキュラティブという風なのをね、これからも言っていこうかなというふうに思っておりますね。
で、この辺でね、前回話したところでうまく伝わってなかったなという風な部分が若干あるんですけども、
このスペキュラティブに考えるという風なところがですね、
その作者が置かれている育ってきた環境とかっていう風なのが結構多分に入り込むよねっていう風な部分の話を本当はしたかったんですよね。
だからあの作家においてみれば、プラン75の作家においてみれば、私とだいたい同年代ぐらいだったりしてるから、
その辺の部分の考えとかそういう風なものっていう風なのが多分に入り込んでいる視点であるっていう風なのが一番大事なところだったなというふうに思ってたりするわけなんです。
で、これ誰で例えるとわかりやすいかっていう風なことですね。
ちょっと近々、私、ネットフリックスでここ最近CGアニメ化されておりました、復讐の列球ゲームという機動戦士ガンダムのスピンオフ作品があるんですけどね。
それについて話す際に富野由悠季監督のその辺の部分についても話していきたいなとはちょっと思ってたりしてたんですね。
で、富野監督のことを考えていただけるとわかるんですけども、やっぱりあの人、例えば全共闘ですとか、あとはあの当時の地球の人口が増え続けていって、
そしてあの偉いことになるんじゃないか、将来食べ物がなくなるんじゃないかっていう風な恐怖感みたいなものっていう風なのが作家の中にあったよねっていう風な部分があったりするんです。
で、スペキュラティブに考えるっていう風なことをやると、どうしてもその時代の制約とかそういう風なものを受けるっていう風な話はあったりするんですよ。
で、その辺の部分の説明っていう風なのがうまくできなかったなっていう風なのがありましてですね、まあまあそういう風な部分だったりするんです。
その辺の部分についてはちょっと次回させていただこうと思うんでね、その辺の部分を楽しみにしていただけたらありがたいかなとは思っておりました。
で、いただいたコメントに関してはですね、大体オープニングの方で紹介をさせていただいて、本当はこの辺の部分で食いって本編の方に入っていくんですけども、今回はちょっと出だしの方で告知の方をちょっとさせていただこうと思っております。
で、11月3日の方に私、営農とサブカルはテントの01番という風なところでブース出展をする予定となっております。
こちらの方で販売するものは何かというと、ポッドキャストウィークエンド2024ほぼ全番組聞いたレポという風なののレポ音源をリスンという風な文字起こし&ポッドキャストホスティングサイトの方にアップロードしておりますので、
そちらの方が限定公開になっておりますので、その限定公開になっているものを聞くためのアクセスコード付きのQRコード付きのカードという風なのを販売する予定となっております。
お値段がですね、いろいろ悩んだんですけども、結局500円で販売をする予定となっております。
まあ安いね。
なんか今回たくさん吸ったんですけどね、これが全部売れたとしても私の最低賃金も出ないという風な状況になっておりましてですね。
バカみたいだな私って風に思いながらも、とりあえずこういう風なイベントでも受けるのもしょうがねえなという風に思っておりますんでね。
よろしかったらお買い求めいただけるとありがたいかなと思っております。
で、たくさんいろんな感想とかを全番組についてそれぞれ話をしておりまして、褒めているものもあればいろいろとどうかなという風に思うような感想を話している場合もありますんでね。
怒られないギリギリの金額500円だなっていう風なそういう風なのも働いて、今回は500円でのご提供となっております。
で、こちらの音源に関しては同じ値段でSUZUMIのデジタルコンテンツ販売という風なのをやっております。
なんでイベントの方に来られないという風な方もですね、こちらの方からお買い求めいただければポッドキャストウィークエンドの出展番組全番組に関しての感想と、
あとポッドキャストウィークエンド2024全番組聞いたというAノートポッドキャスト会Aサブルータスという風なのをね、今回はちょっと配信をして、配信というか中に入れてたりしております。
こちらの音源の方が今回の営農とサブカル会よりも力が入っているエピソードとなっておりますんでね、
よろしかったらそちらの方をお買い求めいただいて是非ともそちらの方も聞いていただけるとありがたいかなとは思っておりますね。
で、それ以外に何を販売しているのかというと去年も売っておりましたパーソナリティ自ら生産して袋詰めまでをしたお米500円でご提供しております。
去年と同じようにですね、非公開音源のカードダスがおまけとして付いてきておりますんでね、
よろしかったら当日お買い求めいただけるとありがたいです。
昨年と何が違うのっていう風な感じですけど、昨年はユメピリカというちょっとお高めの品種の方でご用意してたんですけどね、
今回は昨今の米が上昇も伴いまして、7つ星という風な品種でまた別の品種でご用意させていただいておりますんでね、
よろしかったら余らすのも大変なんでね、お買い求めいただけるとありがたいかなと思っております。
で、会場だけのサービスではあったりするわけなんですけれども、
アマチュアポッドキャストの制作で検索して解決しないお悩み相談という風なのも15分1500円で受けたまるという風なのをやっておりますんでね、
会場におられる方、よろしかったらそういう風なのもやっておりますんでね、
来ていただけるとありがたいかなと思っておりますね。
で、あとポッドキャストの会場のウィークエンドの会場の方ではですね、
ポッドキャストTストアというTシャツを販売するブースという風なのが存在しております。
Aノートサブからもですね、なぜか知らないけどこちらの方に載せさせていただいておりますんで、
当番組のTシャツという風なのもこちらの方、イベントの方で注文をして後日自宅に届くという風な感じでご購入いただけるような状況となっております。
要はですね、こちらの在庫を持ってないで、
それでQRコードで発注をして、発注がある程度まとまった段階で、
ご自宅の方にそれぞれ生産をされて届くという風な仕組みになっているようなんですね。
だからちょっと会場で買ってご購入いただいて、そのまま持ち帰るという風なことはできないんですけどね、
そんな感じで自宅に届くようになるという風な、そんなようなので販売をされるようとなっております。
で、同じような買い方はですね、インターネットのサイト上、
そちらの方でもお買い求めいただけますんでね、
会場に来れない方もよろしかったらTobaグミのTシャツお買い求めいただけるとありがたいです。
これが売られるとですね、私の方にいくらかチャリンチャリン入ってくれるようになっておりますんでね、
よろしかったらこちらのファングッズの方も是非ともお買い求めいただけるとありがたいです。
そういう風な無在庫販売という風なのをやってくれるおかげで、
私も責任買いという風なのをしなくて済んだなという風に思っておりまして、
若干胸を撫で下ろしてたりするようなもんだったりするんですけどね、
でもちょっと当日あるんだったら着てたかったなという風なのはちょっと思っちゃいるんですけどね、
そういう風な部分で残念な部分はあるんですけども、
でもそんなような感じで販売はされておりますんで、
是非ともお買い求めいただけるとありがたいです。
てなところで、告知の方も終わりましたんで、今回の内容の方に入っていこうかなと思っております。
今回はですね、
ここ最近、Xとかその辺で話題になってたのかどうかというのは私はわかんないですけども、
なんとなくはなんか結構出てるなというか、
SNSで話題沸騰っていう風に漫画の単行本の帯に書かれてるから、
多分話題沸騰してたんだなという風になっております。
人類の半数がちい子になったという大塚チョンさんという風な方が書かれている漫画が、
とりあえずここ最近読んですごく面白かったので、
これについてお話をしていこうかなと思っております。
こちらの作品、とても短い作品です。
だいたい1話あたり3、4ページくらいの短い漫画なんですよね。
そして、だいたい今現在10月30日収録時点ではですね、
ニコニコ制画ですとか、カドコミとかという風な、まあ漫画が読めるサイトありますよね。
そういう風なサイトで、無料でほぼ全話読めるような状況になっておりますんで、
ネタバレが嫌だという風な方はですね、よろしかったらこちら一旦検索して読んでいただけるといいんじゃないかなと思っておりますね。
で、その読んでいただいた状況で、ネタバレ全開でちょっと思ったことについていろいろと話をしていこうと思っておりますんで、
今回も30分間程度お付き合いいただきますようお願いします。
というわけで今回も参りましょう。
Aの音サブカル。
この番組は北海道在住の米農家にして、
孤高のポッドキャスターのジョンが日々のAの音、日々の生活をこなしながら、
触れたサブカルについてオルタナティブな批評を試みるオーディオエッセイ番組となっております。
今回扱う作品は、人類の半数がちい子になった大塚チョンさんという風な方が書かれている漫画について、
いろいろと話をしていこうかなと思っております。
こちらの漫画はですね、ニコニコ制画とかカドコミ特集とかそういう風なところで読めるような、
インターネットで読める漫画となっておりましてね、
ここ最近一巻が発売されたばっかりの漫画となっておりまして、まだ続巻中の漫画となっております。
当番組は基本的には完結した漫画を扱うことが多いんですけどね、
今回の漫画に関しては、とりあえずこれぜひとも読んでいただきたいなという風なことを思っておりましたので、
いろいろと話をしていこうかなと思っております。
この漫画はどんな漫画なのかというとですね、
人類の半数、これタイトルがそのままだったりするわけなんですけれども、
ジャンルとしてはポストアポカリプス漫画に分類されるような感じがする、
そんなような漫画なんですけれども、けれども、とても可愛らしい漫画だったりするんですよね。
で、これどういう風なことなのかというと、
ある日人類の半数がですね、チイコと呼ばれている、とても二足歩行をする、
ぬいぐるみみたいな生き物に変わってしまったっていう風な世界が舞台になっている、
そんなような漫画だったりするんですね。
で、このチイコっていう風なのはどういう風な生き物なのかというと、
基本的に二足歩行をして、
だいたい3歳とか4歳ぐらいのちっちゃい、おそらく50センチ60、3歳4歳だったらそんなんじゃないな、
1、2歳だな、すごくちっちゃいような、
本当に子供のというか赤ちゃんとかその辺の、ちょっと立って動けるようになったばっかりのちっちゃいような、
そんなような生き物となっておりまして、
で、だいたい二足歩行で口がなくて目が大きくて、本当に可愛らしい姿をしている、
マスコットみたいなキャラクターに人間が変化してしまうという風な、そんなような世界が舞台になっている作品だったりするんですね。
で、このチイコはですね、人間が変化したようなものとなっておりますんで、
元々の人間の性格に沿ったようなビジュアルにどうもなってるっぽいんですよね。
例えば1話の方に出てくるですね、
なんか、その世界においてのこの対策、
チイコ感に対して人類がどのように対策しなければならないかというふうな会議をしている最中に、
官僚のお偉い方だと思うんですけれども、
50代くらいのスーツを着た男性が変身したものが何かというと、
ハリネズミのような姿になってしまって、
それでウーウー言うようになってしまうという風な感じになってたりするので、
ある程度その人が元々持っている特質とかそういう風なものを元にした姿に変わってしまうという風な感じがするんですね。
具体的なデザインという風なのは是非とも検索していただいて見ていただくといいかなと思うんですけどね。
感覚的に言葉で説明するんだったら、キューピー人形ありますよね。
そのキューピーちゃんの顔をもっと目を大きくして可愛くした感じ。
そしてキューピー人形って結構いろんなコスチューム着せられたりすることがあるじゃないですか。
それこそ昔のタラコタラコのCMとかで見たことがあるように、
いろんな着ぐるみとかもキューピー人形って着せられたりするんですよね。
そんなような感じで着ぐるみを着せられているような格好の二足歩行の可愛らしいマスコットキャラクターというと伝わりがいいかなと思いますね。
こんなようなちいこになってしまった人類がいっぱいいるような状況で、
そのちいこにならないで人類のままでいる人類というふうなのが、
このちいこと共存社会を積み重ねていくようになっているというふうなのが、
描かれているような漫画だというふうに思ってもらえるといいかなと思っております。
で、このちいこになってしまうというふうなのはですね、
どうしてこうなっているのかというのが、
作中世界においてはとりあえず全くわかっていないような状況となっております。
ちいこになる条件もわからなければ、
ちいこから元の人間に戻す方法も今現在ははっきりしていないというふうな状況になっているんですね。
そんなようなゾンビみたいな、噛まれたらなるとかそういうふうなことはわかるけども、
そもそもどうしてこういうふうなものが発生しているのかというふうなのが全くわからないというふうなところから、
それを踏まえた上でそういうふうな社会に生きている、
特に主に日本国内に住んでいる人々というふうなのが、
どういうふうな形でこのちいこたちを受け入れているのか、
ちいこたちと共存しているのかというふうなことを描くような漫画だというふうに思ってもらえるといいかなと思っております。
この作品においても、このちいこになってしまうというふうな部分というふうなのが不可思議な部分なんですけども、
これ以外の部分に関してはさっきも話したスペキュレイティブな、
そんなようなことを考えられながら作られているような作品なんだろうなというふうに読みながら思っているところだったりしております。
このちいこ化にするとか、ちいこになってしまうというふうなところというふうなので、
基本的に人類というふうなのは、このちいこはとてもかわいい生き物であるというふうなところを受け止めてたりするんですよね。
だから1話の段階においては、こういうふうにちいこになってしまった人々がいるというふうなところというふうなのを、
まあ、怯えたりなんだりするというよりは、ちいこ化できてきて、うー言っててかわいいというふうに思っているような反応が多いというふうな描かれ方をしているんですね。
だから今まで厄介で困っていたような人、例えば電話でいろんな嫌なことを言ってくるクレーマーの人々というふうなのがいたんですけども、
そういうふうなのも、うーちいこの声で言ってるだけでとってもかわいいというふうに思われるようになったり、
あとはパワハラ上司だったやつもちいこに変わってしまえばとってもかわいいというふうになってしまって、
まあそれで受けられるようになってくるというふうな感じになるんですね。
で、人類のある程度の人々というふうなのも、このちいこがとてもかわいくて、
そのちいこの面倒を猫とか犬とかペットの面倒を見るような感じでやるというふうなことを、
まあみんな揃ってやるようになった結果、まあいろんな人が頑張って働くようになったりとかというふうなところで、
意外と社会においてプラスな面とかというふうなのもどうもあるみたいなんだけれども、
まあけれども人々というふうなのはこうやってどんどんどんどんちいこに切り替わっていくというふうなことになってて、
まあこれからの社会の状況がどうなっていくのかというのが全くわからないんですけども、
そんなような状況下の社会というふうなのを描いていくような作品だったりするんですね。
あのちいこも元受験者で人間だっていうふうなことを絶対に忘れるなよっていうふうなことを釘を刺していくっていうふうなシーンで始まってこの話は終わっていくっていうふうな感じなんですね。
っていうふうな感じで、このお話っていうのは基本的にちいこはとても可愛くてすごく可愛らしい存在として社会の中に受け入れられてはいるんだけれども、
けれどもそれが人間であるっていうふうなところを忘れ去られていくっていうふうなところが結構怖いところとして描かれてたりするような話だったりするんですね。
で、このお話がさらにヘビーになっていくのがこの後に続いていく全4話のお話。
この4話のお話はどういうふうなことなのかというと、中年の引きこもり男性がちいこになってしまって、
そのちいこになってしまったものを取り巻いているこの元引きこもり男性のちいこの弟ですとかお父さんですとかお母さんですか。
そして最後にその本人がどういうふうに思ってるのかっていうふうなエピソードが最後の方に挟まれてるんですね。
この辺とかもですね、結構ヘビーなんだけれども、ちいこ化したことによってなんか救われてるような描かれ方もしているっていうふうなところがですね、
なんとなくよくも見えるんですけども結構怖いことでもあるようなっていうふうなのをね、読みながら思っていたところだったりするんです。
で、この人類の半数がちいこになったっていうふうなお話、なんか絵柄とか雰囲気とかそういうふうなものを読んでみると、
例えば2話においてのおばあちゃんとちいこみたいなものに関してはすごく牧歌的で可愛い話のように読めたりするんですけどね。
けれどもでも実際のところ描かれているものはどういうふうなものなのかというと、
例えばカフカの変身であったり、江戸川乱法の芋虫とかも近いかなというふうには思ってたりしますし、
要は人間が何か別のものに存在が切り替わってしまってそれがどういうふうに受け取れられるか、
そして受け取られた結果自分の体においての人間性とかっていうふうなものが変容していって、
そして元々持っていたはずの人間としての尊厳を失っていく話っていうふうなものも私はあるんじゃないかなっていうふうな気がしております。
基本こういうふうなボディホラー、変身していくもののホラーとかそういうふうなお話って意外と過去の作品とかそういうふうなものとかでもいっぱいあるかなと思いますね。
それこそさっき話したカフカの変身もそうですし、ザ・フライとかそういうふうなのもありますし。
あと結構避けて通れないなというか、ちょっと今回はエロの話をしないといけないなというふうに思いながらちょっと思ってたのが、
エロの分野とかこういうふうなもので、こういうふうなボディホラーの文脈っていうのがエロの中にも入ってたりすることって結構あると思うんですね。
例えばTSものというふうに言われている、ある日突然性別が変わってしまって、そして変わったことによってもともと自分が持っていた男性性とかっていうふうなものを既存されていくエロっていうふうなものが存在してるかなっていうふうなのはあったりするわけなんですね。
だからここ最近の流行りだとTSものとかそういうふうなものがあったりするんですけどね。
この辺の部分を突き詰めていくと若干SMとかのニュアンスとかを帯びてくるものとかも結構あったりするんですね。
例えば、日本国内で最も古いSF小説でありSM小説の近似となっております。
家畜人やプーとかがこの辺のボディホラーとしてすごくよくできているものでもあるし、SFでもあるよなっていうふうなのを読みながら思っていたところだったりするんですけども、
この辺の話ってね、みんな読んでる前提で話をすると全然わかんなくなっちゃうから一応あらずの話をしていきますけれども、
この家畜人やプーっていうふうなのはどんなお話なのかというと、
主人公になりますのは第二次世界大戦が始まる前にドイツ人の白人女性と日本人男性が付き合っているカップルっていうふうなのがいたんです。
このカップルっていうふうなのがですね、いろいろあってそこから先の遥か先の未来、3000年とかだったかな、西暦とかの未来の方で、
タイムマシンとかそういうふうなものを作ってしまった人類っていうふうなのが作っているイース社会っていうのがあるんですよね。
そのイース社会の旅行者がたまたまこの世界の方にタイムスリップでやってきていて、
そしてそのたまたまこの二人っていうふうなのを元々のイース社会にいた人類と、そしてその世界において奴隷のように刺激される、
奴隷というよりは道具のように刺激されているヤプーと呼ばれている存在と勘違いされてしまって、この二人をそのままこのイース社会の方に連れて行ってしまうっていうふうな話だったりするんですね。
この家畜人ヤプーの方では主人公はこの日本人男性の林一郎というふうな男なんですけども、
彼はこのヤプーというこの世界において物のように刺激されている人類の法師族とかそういうふうなもののような扱いを受けて、それでどんどんどんどん体とかを変容されていってしまい、最終的に体ごと心ごと変容させてしまうっていうふうな状況になっていくっていう、そんなようなお話だったりするんです。
この辺の部分がですね、すごく設定とかそういうふうなものを豊かに書かれているというふうなところで、いろんな分野に話題を及ぼしてて、石ノ森翔太郎だったり、ここ最近だと江川達也とかに漫画化されてたりするとかっていうふうなところで、いろいろと話題に上がったりすることが多いような小説だったりするんですね。
この辺の部分っていうふうなので、何かに変身をさせられてしまって、そしてもともと持っていた尊厳を毀損されていく物語っていうふうなのはですね、基本ホラーでもあるし、そしてそういうふうなものを感受する、暗い喜びをもたらすような、そんなようなものでもあるかなとは私自身思ってたりするわけなんですね。
で、なんとなくこういうふうな感じですね、可愛いものになってしまいたいとか、そういうふうに存在を貶められたいとかっていうふうに考える人って、それなりにいるんじゃないのかなって、いろいろと生きていきながら思ってたりするわけなんですね。
で、この辺の部分を理解しているとですね、ある一定程度のおじさんが赤ちゃんプレイというふうなのをやりたがるというふうなのはですね、そういうふうな存在になったというふうなロールプレイをして、そして新存在を毀損されつつ、なおかつ可愛い存在として愛されたいというふうな、そんなような欲求がなんとなく存在してるんじゃないかなというふうな気がするんです。
で、この辺の部分っていうふうなのを理解しておりますと、ちい川においてのでかつよたちがちい川になり変わりたいというふうな欲求を持ってるっていうふうなのも、若干この辺の部分が関係してるんじゃないかなっていうふうな気がするんですね。
で、ちょっと話がそれつつもあるなというふうに思いますけど、このまま話をしていきますけれども、要は何かしらの変身願望っていうふうなのはあると思うんですけども、その変身願望の若干持っているニュアンスっていうふうな、やっぱり変身っていうと自分より強い存在になるとかっていうふうなことが多かったりするかなと思いますね。
魔法少女だったり仮面ライダーだったりウルトラマンだったり、そういうふうなものになりたいとかっていうふうな願望もある一方で、変身させられる、変化させられるっていうふうなところに対する暗い喜びっていうふうなところで如体化させられるですとか、こういうふうな可愛らしいものになるですとか、もっと言ってしまうと何か道具のような存在にされてしまうとかっていうふうなもの。
こういうふうなものとかっていうふうなのが、どうもこの人類の半数はチーコになったっていうふうな作品になんとなく通定しているニュアンスなんじゃねえのかなって私は思うんです。
でね、どうなんだろうな、漫画を読んでいるとそんなようなニュアンス受けないけれどっていうふうに思われると思う人もいるかなと思うんですけどね。
けれども、やっぱりこの辺の話っていうふうなのが若干ボディホラーのニュアンスを含んでいて、そしてボディホラーのニュアンスを含んでいるからこそポストアポカリプス社会っていうふうなことを言ってるんじゃないかなって私自身は思ってたりはするわけなんですね。
で、やっぱりこの人類の半数はチーコになるというふうなところですごく新しいなっていうふうに思うのは、可愛いものになってしまうっていうふうなところだったりするんですね。
で、そしてなんとなく劇中の方ではまだはっきりとして、このチーコになってしまう条件っていうふうなのは描かれてはいないんですけども、なんとなくなんですけども、ある一定程度のおじさんとかそういうふうなものがチーコになりやすいんじゃないかなっていうふうな気がするんですよね。
っていうふうなのも、なんか作中でこのチーコに変身しているというかトリガーになっているような条件っていうふうなのが、ひどいストレスを人に与えたりとか、本人自体にストレスがかかっているような状況の人ほどチーコになりやすいんじゃないかなっていうふうな気がするんですよ。
で、それもありまして、そういうふうなもともとストレスとかそういうふうなものの区引きからチーコになることによって逃させられるというふうな、その辺の部分で救いのようにも描かれている一方、やっぱりこの辺の部分でこういうふうな存在に落とされてしまって尊厳を既存されているっていうふうな部分に対する暗い喜びみたいなものっていうふうなのがですね、なんとなく私は感じられるんですけどね。