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この番組は、言語大好きで英語嫌いな私、ソウイチが英語への悪口を垂れ流しながら、
言語についていろいろなことを考えていくポッドキャストプログラムになっています。
番組内で登場する英語への悪口は全て私の個人的な見解ですので、どうぞご了承ください。
はい、どうもこんにちは。エイゴサーチのお時間でございます。
寒くなってきましたね。
だいぶ寒くなってきたんですけど、あの、真冬の格好ってのはわかるんですけど、今ぐらいのこう寒いんだけど寒すぎないみたいなぐらいの時期って、
結構何着るかわかんなくて、毎日あの服装を間違えてる気がしますね。しかも寒暖差も激しいので、なんか、
ちょっと厚着したと思ったら厚着しすぎちゃったりとか、ちょっと今日は薄すぎたかなーってなったりとか、
なかなか服装がいつも決まらなくて困ってしまいます。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日はちょっといつもと趣向を変えてですね、僕はあの、
言語大好きってオープニングでも言ってるんですけど、基本的に言語というか語学が割と好きで、いろんな言語をね、これまで始めてはやめてきたんですが、
その中で、僕が思ったいろんな言語に対する好きなところとか、どういうところがその言語の魅力なのかなみたいなのを、
英語以外にこの世にはどんな魅力的な言語があるのかっていうことをちょっとお話ししていけたらなと思います。
英語のいろんな言語の紹介をしていこうと思うんですけども、最初にその言語がどういう風な響きなのかっていうことをちょっと知っていただきたいので、
僕も完璧なネイティブのようなきれいな発音はできないんですけど、その言語でね、ちょっとした挨拶と自己紹介をしてみようと思います。
こんにちは。私の名前は何々です。何々ってところは、その言語が話されている国でよくある名前を入れています。
そして、どこどこから来ました。その言語が話されている国の首都を挙げています。
そして、何々が好きです。その言語が話されている国でよく食べられる食べ物の名前を言います。
それから、いろいろその言語のことを紹介していけたらなと思っています。ではどうぞよろしくお願いいたします。
まずはね、フランス語からいきたいと思います。
こんにちは。私の名前はジュリアンです。パリから来ました。クロワッサンが好きです。
フランス語はね、僕にとっては英語以外で初めて触れた言語ということになりますかね。
中学2年生ぐらいの頃にテレビのフランス語講座で見て始めたのが最初です。
確かにその年は井川遥さんが生徒役で出演していて、噂によるとその年のテキストはめっちゃ売れたらしいっていうことを後で知りました。
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そのNHKフランス語講座で男性名詞とか女性名詞とかっていう概念を初めて知りまして結構びっくりしたことを覚えています。
実は子供の頃から触れてたんだなーっていうことは後になって知ったっていう例が一つあって、
僕はフランス語で最初に知った単語がポアトリンっていう単語なんですよね。
僕と同年代の方だったら美少女仮面ポアトリンっていう特撮ドラマがあったのを知ってるでしょうか。
そのポアトリンのポアトリンなんですけど、ポアトリンっていって胸っていう意味なんですよ。
美少女仮面ポアトリンって別に胸を強調した衣装を着てるわけじゃないし、そんな胸っぽいことも知ってるわけじゃないんですけど、胸っぽいことってなんだ。
まあでも後でポアトリンを胸っていうことを知って結構びっくりしました。
ちなみにフランス語のポアトリンっていうのは胸っていうか男性の胸も指すので胸部っていう感じですね。
要はそのおっぱいとかそういう意味ではなくて胸。ニュートラルな意味での胸という意味です。
女性の胸のことは特別に別の表現があるんですけど、
男性の胸についてもポアトリンって言うし、あと胸の病気とか胸の痛みとかっていう時もポアトリンって言います。
フランス語が個人的に面白いなと思う点は何と言っても発音にあると思います。
日本語でカタカナで書いたら2、3文字の単語がフランス語で書くとすごく長くなったり、6文字とか7文字とかになったりするんですよ。
単語の中で読まない文字がすごく多いからなんですけど、それがね結構面白いとか不思議だなと思いますね。
例えばありがとうございますっていう時のmerci beaucoupの僕っていうのはフランス語で書くと8文字になるんですけど、それがカタカナで書いたらたった2文字に収まっちゃう。
この不均衡さがやっぱり小学生には難しいらしくて全然読めないっていう人も多いんですけど、
つづりと発音の関係としては英語よりもよっぽど規則的ではあるので、その規則さえ覚えてしまえば読めない単語はほぼないと言っていいと思います。
だから英語みたいに結局最終的に正しい単語は辞書を引かないとわからないみたいなことはフランス語ではほぼないですね。
リエゾンとかアンシェヌマンとかエリジオンとか発音上の規則っていうのがすごく多いんですけど、
でもこれのおかげでより発音しやすく、そして耳にも美しく聞こえるような工夫がされているなっていうのが個人的にはすごく面白いと思っています。
フランス語に関してはよく愛を語る言語なんて言われることがあるんですけど、
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僕自身はフランス語で愛を語るような生活はしたことがないので、どの辺がどう愛を語る言語なのかがいまいち実感としては納得いかないんですけど、
もしかしてこういうことなのかなっていうのが一つあるのが、特に愛情表現に対する単語がちょっと言葉通りとは違うんですよね。
例えばキスをするっていう単語は現代のフランス語ではEmbrasseって言うんですね。
Embrasseって英語でもEmbraceっていう単語があると思うんですけど、もともとは抱きしめるっていう意味なんですよ。
だけどそれを今のフランス語ではキスするっていう意味で使うんですね。
じゃあ、もともとキスするっていう単語があったんですよ。
それがBaiserって言うんですけど、Baiserは現代のフランス語ではちょっとここでは言えない、もうちょっと激しい愛情表現のことを指します。
そんな風に意味が元の意味よりもちょっとディープになっているというか、その辺がもしかしたら愛を語る言語のゆえなのかなーなんて思ったりしました。
フランス語に関しては英語との関係がとても緊密ではあるので、英語しか勉強したことない人がフランス語も勉強し始めるっていうのは結構いいんじゃないかなと個人的には思っています。
さて、ドイツ語。次はドイツ語に行ってみましょうか。
Hallo, ich heiße Lukas. Ich komme aus Berlin. Ich mag Bratwurst.
こんにちは、私の名前はルーカスです。ベルリンから来ました。
Bratwurst、ソーセージですね、が好きですと。
どちらかというと、ドイツ語は歌で触れることが多いんですけど、ちょっと歌を習っているので、ドイツ語の歌とか歌うとね。
有名なところだと大工。
あれがドイツ語です。
もうすぐね、今12月からになると大工がたくさん街中に流れるようになるんですが、
そういうドイツ語の歌を通してドイツ語に触れることが多いんですけど、
ドイツ語との出会いは中学生の時のクラスメイトがちょっとドイツ語をやっていて、一緒にちょっと勉強した時期があったという感じです。
ドイツ語の歌を通じてドイツ語に触れていると、
僕がよくやっているようなクラシックのドイツ語の歌だと、知っている単語がすごい偏ってくるんですよね、語彙がね。
例えば、Liebe、愛とか、Herz、心とか、Ehren、栄光とか、Sinn、罪とか、なんかそういうちょっと大げさな感じの単語をよく触れるようになります。
だからフランス語をその頃当時やってすでに、中学生の時すでにフランス語をちょっとやってたので、
ドイツ語には中性名詞があるんだっていうのを知った時にはまた新たな衝撃がありました。
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あとはドイツ語は漢詞が格変化するっていうのも結構面白いなぁと思ってますね。
Der Des Dem Denでしたっけ?ちょっと全然わかんないんですけど。
僕が初めてドイツ語で知った単語はシャイセっていう単語です。
意味はちょっと自分で調べてみてください。
語学としては何回もドイツ語を始めて何回も挫折してるんですよね。
なぜかドイツ語にはとても苦手意識がずっとあって、
多分自分は前世でドイツ人に殺されたんだろうなって思ってます。
本当に極限られた超初級のドイツ語しかだからやれてないんですけど、
ドイツ語はちょっと勉強するとすごくよくわかるのが、構造がしっかりしてるというか、
面白い形をしてるなって思うことが多いですね。
英語の脳でいくと、ドイツ語の単語の並べ方が全然違くてびっくりすることがあります。
ドイツ語はV2構造と言って、動詞が2番目に来る構造を持ってるんですね。
だからドイツ語がすごくよくできる人なんかは、
え、ドイツ語の方が簡単だよ、動詞を2番目に置いとけば、
あとは何でもいいんだから、みたいなこと言うんですけど、
絶対そんなわけないと思うんですけどね。
このV2構造ってオランダ語とかスウェーデン語とか、
英語と同じようなゲルマン系の言語によくある構造なんですね。
英語ではもう失われちゃっていて、もうなくなっています。
V2構造がどういうものかっていうと、
今ちょうどウィキペディアを見ながら説明しようと思うんですが、
動詞が2番目に来るんですよね。
で、一番その文の中で主題になるところを最初に持ってきて、
次に動詞を言うっていうのが、
ドイツ語の基本的な流れになります。
例えば、私はこの本を読みます。だったら、
この本を私が読みます。みたいに、
この本について言うっていうこともドイツ語ではできるんですね。
そうすると、
っていうふうに、
ディーゼスブーフを先に言って、
2個目にリーゼっていう動詞を置いて、
最後にイヒっていう主語を、
なんと主語が一番最後に来るっていうこともできるわけです。
もうちょっと複雑な文章になってくると、
例えば、
っていう文章になるんですけど、
この場合、2番目に来る動詞は、
何々だろうっていう意味の、
英語のwillにあたるwiltっていう助動詞があるんですけど、
これを2個目に必ず置くようになります。
そうすると、
なんですけど、
今日はっていうのを先に置くこともできて、
今日、彼は東京に着くだろうっていうんだったら、
って言ったりとか、
あるいは、東京に彼は今日着くだろう、
だったら、
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っていうこともできるわけです。
こんなふうに、動詞を2個目に置きさえすれば、
あとは結構、
語順が自由に並べることができるっていうのが、
自由でもないんでしょうけど、
ドイツ語の面白いところなんじゃないかなと思います。
で、なんかここから、
これがわかったら、
ちょっとドイツ語が楽しめるような気がしてきたんですけど、
今度ね、もうちょっとしたらまたドイツ語を始めてみようかななんて、
最近思っています。
さて、次はイタリア語の話をしてみようかなと思います。
どうでしょうか、ちょっと大げさすぎますかね。
イタリア人の真似をしている人みたいな感じですよね。
でも、僕の知っているわずかなイタリア人は、
結構イタリア語をこんなふうに、
ゆったり話す人が多いような印象です。
伸ばすところすごく伸ばして、
ゆったり話す人が多いような印象ですね。
イタリア語、これも歌で触れることがめちゃくちゃ多い言語になっています。
僕にとってはね。
歌で触れるので、やっぱり知ってる語彙に異常な偏りが見られますね。
死とか、
そういうやつです。
だいたいイタリア歌曲においては、
恋する人はため息をついたり、苦しんだり、
変に希望を持ったりするものですね。
あと、好きすぎて死ぬみたいなこともすぐ言っちゃいます。
イタリア語はフランス語からの流水で、
ちょっと意味がわかるのが、
勉強してて楽しいなと感じます。
フランス語に比べて読み方もとっても簡単で、
名詞のせいも、「あ」で終わるのが女性、
「お」で終わるのが男性みたいな、
フランス語よりもよっぽどわかりやすい形をしてます。
もっと専門的に勉強したら難しいんだろうなっていう予感がちょっとあって、
なかなか先には進めない。
もうほんとずっと初級のままで止まってるんですけど、
特にね、動詞の変化がすごくフランス語並みに難しそうな気がしていて、
ちょっと怖いですね、先に進むのが。
イタリア語、言語として面白いなと思うのは、
母音で終わる単語がすごく多いんですよ、イタリア語って。
だから全体的にすごく明るく聞こえるのが、
すごく僕は気に入っています。
だから歌を歌うときもやっぱ明るく歌いなさい、
みたいなことをすごく言われるんですけど、
そんな風にね、明るくやっていこうみたいな感じが、
イタリア語業界的にもそういう方向で売ろうとしてるっていうのがよくわかる。
その参考書の作り方とかね、
イタリア語語学関係の書籍って結構なんか、
ヘイ!イタリア語楽しいよ!みたいな、
そういう方向でやっていってるのがすごくよくわかります。
極めつけはNHKのイタリア語講座で、
かつてマンダヒサコさんが毎回、
毎回でもないと思うんですけど、
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見るたびに毎回ワインを飲みながら出演してたのが、
ちょっと衝撃的すぎて。
まぁね、イタリアワイン美味しいですからね。
そう、ワインを飲みながら出演してたのがもう衝撃的でした。
さて、次は韓国語いってみましょうか。
こんにちは。
私の名前はミンスです。
私はソウル出身です。
ビビンバが好きです。
こんにちは。私の名前はミンスです。
ソウル出身です。
ビビンバが好きです。
ですかね。
ビビンバ美味しいですよね。
海を挟んだ反対側の最も近い隣人の言語ですかね。
まぁ日本語とね、実は文法が同じで、
あと漢字も共有してるので、
日本人にとっては最も学びやすい言語の一つなんじゃないかなと思います。
漢字語、日本語の漢字の熟語は、
結構韓国語だと同じ発音だったり、
よく似た発音になったりすることが多いです。
例えば、無視は韓国語でも無視だし、
約束は韓国語だと約束と言います。
こんな風にね、よく似た発音だったり、
全く同じ発音になったりするので、
日本人にとってはとても学びやすいんじゃないかなと思います。
韓国語は現在は漢字を使わずに、
ハングルっていう独自の文字だけを使って表記するんですけど、
このハングルがね、何かと悪口言われがちではあるんですけど、
覚えるのにはとても簡単で、
新しく韓国語を始めようっていう人にも、
とてもすぐに覚えられるような仕組みになっています。
なので、地下鉄の方向案内板に
韓国語の文字が出てくるのが嫌だっていう人は、
文句言ってる間に、
ハングルを覚えた方が早いんじゃないかなと思いますね。
韓国語はね、ちゃんと勉強したことはまだないんですけど、
結構先の方の上級のレベルまでいっても、
そんなに難しさを感じることなく、
直線的に上達できそうなイメージがあります。
違うのかもしれないけど。
だから、いつかちゃんと勉強してみたいなと思って、
本も買ってるんですけど、まだ何もやってないんですけど。
そんな感じで、面白い言語だなと思います。
というわけで、
今日はフランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語の紹介をしてみました。
ちょっとでも、それぞれの言語の魅力が伝わったらなと思っています。
このシリーズ、今後も何度かやっていこうと思っていますので、
ぜひ聞いてみてください。
ではまた。