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最近というか、自分が生きていて、ここ10年だけでも世界って変わってるなぁって実感するんですよね、いろんなことで。
それはめっちゃ思います。
男女に対することもそうですし、性に対することとかもそうなんですけど、
その中で、男性側に対する軽傷というか、こういうのダメだよねっていう話って、すごい出てると思うんですけど、作品としても。
女性も考えるべきだと思うんですよ、もちろん。人を不快にさせないこと、人というか、自分の加害性だったり。
でもそういう意味では、また女性がそれを、例えば今回の映画みたいに、何か作品を見て、自分の身に振り返って考えるような機会ってあんまりまだ少なくて、
なんか私結構、自分自身が何に気をつけていったらいいのかなと、最近ちょっとビクビクしながら生きてるんですけど。
そうですね、それは僕もあります。
10年どころか、数年でめちゃくちゃ進んだなとは思うんですよ。本当にこの5年以内だと思うんですけど、めちゃめちゃ一気に移り変わって。
1年前の感覚で喋ると、良くないぐらいの進歩があるなとは思うんですよね。
で、それの進歩に今自分の、今回のポッドキャストで喋ったことが追いつけてるのかどうかがちょっとわからないんですよ。
だからちょっとすごい怖いっていう部分もあるんですけど、ただ、よくある言い方として、アップデートっていう言い方があると思うんですけど、
価値観をアップデートしないといけないとか、今時はそういうこと言っちゃいけないんだよみたいな言い方もあると思うんですけど、
今だからそれを言ったらいけないんじゃなくて、普遍的にそうした方がいいっていうことを目指していってるっていう風に捉えないといけないかなと思うんですよね。
だからアップデートって言うと、変わること自体が求められてるんじゃなくて、こうなった方がいいっていう理想があって、そこを目指してるんだと。
そこを分かってないと単に、今時はそれが普通だからそうしないといけないんだよっていう、他に預けるような言い方になっちゃう部分ってあると思うんですよね。
世間の価値観が今はこうだからそうしないといけないのじゃなくて、その言い方をすると傷つく人がいるからそういう言い方をしちゃいけないんだよっていう風な考え方をしないといけないと思うんですよ。
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そこでアップデートっていう言い方だけで捉えてると、結局周りがそう言ってるからそうしてるだけってことになっちゃうと思うんですよね。
そうじゃなくて、そうすることで傷つかなくて済む人がいるとか、そうすることで今よりもよく生きられる人がいるとかっていうことに応えるための言動をしていかないといけないと思うんですけど、
それってアップデートとかじゃなくて、瞬間瞬間考えたり感じたりしながらしないといけないことだと思うんですよ。
現時点はこうだからここでいいですよねって立ち止まっちゃいけないことだなと思ってて。
だから、そこがあるので、どう言っていいかわかんないんですよね本当に。
今回我々が喋ってたことも、もしかしたら正しくない可能性ってめちゃめちゃあると思うし、ちょっとでも正しいと思っているのも良くないかもしれないんですけど、
一応、我々三者三友で今回は考えたり感じたりしながら一生懸命喋ったつもりではあるんですよね。
もしそれがうまく伝わってないんだとしたら、別に僕たちが自分がめっちゃ正しいと思って言ってるわけじゃなくて、正しいかどうかわからないけど頑張って口にしたものでしかないので、
なんだろうな。うまく言えないですわ本当に。
そうですね。これだけでこの人の全てだみたいな風には見てもらいたくはないかなっていう。
ちょっと言い訳臭くなってあれなんですけど。
この映画を通じてすごくいろいろ考えることはすごくあったし、今回喋るにあってめちゃくちゃ考えたというか、いろいろこの映画を通じて考えたし、その描かれていることについても考えることになったし、
そうすることで初めていろいろ人にも優しくできるかもしれないし、もっとより良く良い社会というか平和な社会が生まれたりするきっかけにもなると思うので、
やっぱり本当に考え続けましょう皆さんっていう話だなと思います。
はい。
これでいいのかな。わかんないけど。
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そうですね。
あとやっぱり面白かったです、本作は。これは僕はちょっと自信を持っています。面白かったです。
ほんとリドリー・スコットすげーやってこういう一言というか、次のハウス・オブ・グッチも超楽しみだなっていう風になりましたし。
角が違うなって思いましたね。
うん、それは本当に思いました。
あと僕結構最近になって初めてテルマ・アンド・ルイーズを見たことがあって、やっぱすごいなこの人って思いましたね。
テルマ・アンド・ルイーズは本当に余裕で新しいというか、余裕で今いけますよね。
そうですね。今の潮流というか、今率先して描いていることを、もう花からあの時点で描いているというのは本当にすごいことだし。
ただあのラストは多分今なかなか難しいのかもしれないなともちょっと思うという感じですかね。
そうなんですかね。あのラストをめちゃめちゃ好きです。
確かにあのラストはすごい良かったんですけど、多分今あれをやられるとすごくちょっと辛く思う人もいるような気はちょっとしたというか。
プロミシング・ヤングーマンで主人公が亡くなっちゃうっていうのに、ある程度一定のショックを受けるみたいなのに近いものがあるというか。
まあそういうのはちょっと感じたっていうのはありましたけど、ただあのラストは文句なし最高やし。
やっぱあのラストに至るまでに、段々2人がどんどんこの現実的なところから道を踏み外していくのが面白くて。
踏み外せば踏み外すほどに彼女たちはすごく自由になっていくっていうのが本当やっぱ清々しくて。
本当なんかタンクローリーが大爆発とか思ってもみなかったので。
マジかって思いながら、そこまで行くかって思ったので。
でもそれでなっていくほど面白かったので、あのラストはしかも納得しかないですね。
テルマル&ルイズに関しては、あのラストがあれだからこそ個人の話としていいのかなと思って。
なんかテーマとかを越えていくなって思うんですよね。
女性がとかじゃなくて私たちだってなっていくって感じだなと思って。
だからこそいいかなと思ったりとか。
ちょっとアメリカンニューシネマを思わせるようなラストでそこも好きなんですけど。
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あとはプロミッシング・ヤング・ウーマンを思い出した時に、やっぱりプロミッシング・ヤング・ウーマンがテルマル&ルイズの片っぽだけの話かなと思ったし。
逆にそのテルマル&ルイズがプロミッシング・ヤング・ウーマンの2人とも揃ってる状態での話みたいに思って。
結構行き着くところは近しいのかなともちょっと思ったりはしたんですよね。
話の最終的な自由に向かっていく感じはテルマル&ルイズの方が強いかもしれないですけど。
確かにね。でもさっき山口さんいいこと、めっちゃいいこと言うな相変わらずと思ったんですけど。
なんですか?
女性の話とかじゃなくて私たちの話っていうところは、確かにもういい加減女性がどうとかこうとか言われるのも飽きたんですよね、こっちも。
女性が強いだとか、そういう女性だけでもいい感じにうまくやっていけるよみたいな。
そうやって女性女性って言われてる、ゲットアウトみたいな気持ちですよね。
そんなに特別なこともないからもうええよみたいな。
そろそろもうその辺も次のステージに行ってくれたらいいなと思いますね。
それにちょっとかぶせて話していいですか?
強い女性像を描くっていう話で、例えば腕力が強い女性っていうものを描いたとして、それを女性が強いって言っていいのかどうかちょっと思うとこはあるんですよね。
それで言ったら、女性の強さって何ですかって言いたいですよ、具体的に。
なんか強いたげられて頑張ることですかって。
でもそんな人間、立場によるというか、正直仕事とかしててもよく言われるんですけど、女性ならではのこういうの出してほしいとか、それって具体的に何ですかって思うんですよね、いつも。
イメージでしかないというか。
それと一緒で、女性の強さって一番よく言われるのが母の強さとかかもしれないですけど。
それはめちゃめちゃよくないやつじゃないですか、母の強さって。
一番使われるけど、一番ロールモデルど真ん中って感じじゃないですか、女性の強さ。
それで言ったら、もちろん男性もそうなってきたら同じなんですけど、男性とか女性の強さって具体的に何っていうのがいつまでも私わからなくて、だから強い女性の話みたいなのが沈分寒風なんですよね、私からしたら。
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それに関して。
私が強いタイプの人間じゃないので別に、強くない女性は、なんですかみたいな感じになってきてしまうんですよね。
それに関して言うと、男性の強さっていうのは、女性の強さで女性の強さって言い方ちょっと違うんですよね。
強くない女性は何ですか?みたいな感じになってきてしまうんですよね
そういうのに関して言うと
男性の強さっていうのは定義されてるっていうのがありますね
腕力が強いであるとか
その組織を率いられるであるとか
あるいは経済的な成功を収められるであるとか
素朴なところで言うと泣かないとかね
そういうものが定義されてると思うんですよ
その定義を女性に当てはめたら
成功できる女性
腕力が強い女性
泣かない女性
それが女性の強さなのかって言われたら
そうなのかなって
それは元々男性の強さとして定義されてるものに
女性を入れ込んで
女性も強いですよって言ってるのだとしたら
そこは男性の強さっていう定義されてる強さに
準じてるだけなんじゃないかなって
思うこともあるんですよね
あと定義されてる強い男性像みたいなのも
僕は辛いですけどね
嫌ですけどね
そういうのとは僕真逆やから
そういうのから
とっとと解放されたいんですけど
そういうのとっととなくなんないかなと思います
真逆の人間しかいないからここに
解放されたい側の人間しかいないから
そういうのから本当やめましょうみたいなのは
やっぱり映画でもそういうの増えてきてると思うし
難しいですよ
そう考えたらこう
今回の映画で言ったら
そういう意味では分かりやすく
その時代に声を上げたことが一つの強さであると言えると思うんですけど
いろんな作品とかで描かれてたり
言われてたりする強さ
女性関係なく強さってなんだよって言いたくなりますよね
でも私最近腹筋とか鍛えてるんで
僕も鍛えてますよ
クランプとかしてますよ
なんですかこの筋トレ自慢は
筋トレ自慢はなんですかね
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一番表面的な強さを手に入れようとしている者たち
とりあえず肉体じゃ
今は健康第一ですからね
山口さん一曲歌っておきます
長島美香・尾崎豊くらいしか歌えないです
今日のテーマに尾崎豊はもういいです
最高でしょ
最終的に何も分かってないなっていう感じ
尾崎馬鹿にしないでくださいよ
でも確かに尾崎はそう言われたら先駆けっぽいですよね
そういうなんか
ちゃいます?何かからの解放みたいな
まあアイコンではありますけどね
なんかすごい不良的なアイコンになってるけど
むしろめちゃめちゃ繊細な人だったっぽいですけどね
でも曲調もそんな感じはしますけどね
盗んだバイクとか
校舎のガラス割って回ったみたいな
そこばっかり取り上げられるけど
めちゃめちゃ繊細な人だなと僕も思いますけど
マリオンさんがなんだこの話って
どんどんあれ今何の話してるんだっけみたいな
そんなとこしましょうか
では最後の決闘裁判の話を一旦終わりたいと思います
今までで一番脇に反れてる感ありますね
あえて反らして
ちょっと斜めの角度で
そうですね
ちょっと距離とってぐるぐるぐるぐるして
たまに近づくみたいなぐらいじゃないですか
怪我するなともしましたけど
えっとでは次回は
まやさんエターナルズでいいですか
賞味嫌ですけど
嘘です嘘です
嫌なんですか先生
私の中でもエターナルズとデューン一緒だと思ってるんで
そういうことか面白い方のデューンって思ったらいいですか
確かに似てるっていうか似たに印象を受けるっていうのは分かります
それはそうかもしれないですね
見ますなんかちょっとバカバカしそうで面白そうだったんで
これは私もいけるSFかなと思ってますよ
ちゃいます真面目なやつですか
真面目だと思います
真面目なんですかこれ
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真面目どの
何をもって真面目とするかって話だと思いますけど
そのコスチュームヒーロー自体がもう不真面目って言われたら大前提崩れるんで
そうか私の中で不真面目の基準マドンソクなんですけど
ああそれはどうなんだろう
それならいけるんじゃないのかみたいな
マドンソクが出てるイコールいけるのではって思ってますか
そういうことか
マドンソクが出てる映画で面白くないがないですからね
そこだけを信じてみますね
いやもうぜひ見てください
ちょっと巻き込み方になっちゃいますけど今回は
はい楽しみ楽しみです
逆にそのMCUの文脈全くない人がこの映画をどう捉えるのかっていうのは
興味深いっちゃ興味深いですからね
確かにだってアベンジャーズエンドゲームは始まりに過ぎないってどういうことって思いました
終わったけどって思いました
確かに
じゃあ来週エターブルで
大丈夫です
あともう再来週も決めておこうと思うんですけど
ちょっと僕ネボシーのなかったんですよね
再来週なんやろ
再来週そんなわかったっけ
ホラーはね結構また目白押しなんですよ
ホラーね今めっちゃ暑いですよね
暑いんですよどうしたんだ
だってあれマリグナント面白そうだし
これはほんまにテーマにしなくてもいいから見てほしいですね
これガチで怖いやつだな
絶対おもろいかな
面白くなかったら返金します
前田さんが?
よっしゃ行こうかな
そんなイングロリアスバスターズの時のタラちゃんみたいなことやってくれるんだったら行きますよとか言って
いやでもちゃんとおもろいから絶対
あとダーク&ウィケット
ダーク&ウィケットってなんですか
11月にやるホラーです
はいはいはいはい
そうこれも面白そうやし
今やってるアンサインは面白いですからね
ハロウィンキルズもめっちゃ話題作ですからね
そうなんですよホラーめちゃめちゃ暑いんですよ
でも再来週は特になかったらなんか
障害ベスト
行きます?
もともとリクエストも来てたし
そうですねそのあたりで
バイオウワー障害ベスト
それですよ
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僕はもう用意しました
どうしようかな
ほんまに今更ですけど
私普段アホな映画しか見てないんで
こういう真面目な映画を語っていること自体が頑張っているので
それだけはよろしく
頑張っているで
じゃあエターナルズも軽いノリで語ってください
はいじゃあそんな感じで
来週はエターナルズで
再来週は障害ベストを3でいいですかね
3オッケーです
ではお知らせになります
これまでも月1ペースで開催しておりました
映画の話ししたすぎるバーを
11月も開催させていただきます
日にちが11月の27日土曜日
オープン時間が19時で
クローズが23時となります
これもともと週間回りの
もともとの営業時間なんですよね
なので本来ちょっと飲み屋で飲んで喋って
9年前に帰るみたいな感じで
映画の話ししたすぎる場として
楽しんでいただけたらなと思っております
今回話した最後の決闘裁判であるとか
我々がオープニングトークで話してるような
映画の話もそれぞれお話しできるかと思いますし
これまで取り上げた映画も
もちろんお話しできるかと思いますので
よろしかったら遊びに来てください
あとこの番組ではお便りを募集しております
番組や取り上げた作品の感想などを
送りいただけると嬉しいです
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virtualeigaver.comより受け付けております
アドレスはポップキャストの番組説明欄に
記載しておりますので
そちらからご確認ください
はいあとごめんなさい
ちょっと僕から一個だけ
知らせをさせてもらえたらと思うんですけども
以前クラウドファンディングの協力をお願いしてた
泉大津野外映画祭
9月開催が延期になったって
今までちょっと告知できてなかったんですけれども
11月の開催で決まっておりまして
開催が11月の20日の土曜日になります
上映作品が以前もお伝えしてたんですけれども
お母さんと一緒住み会館内を捕まえると
千と千尋の神隠しになります
野外で千と千尋の神隠し見れることは
そうそうないと思うので
もしよかったら遊びに来ていただけたらなと思います
すいませんちょっと僕当日のスタッフなどで
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関わってるわけではないので
すいません僕の方で対応できるわけではないんですけども
純粋に映画見る場として遊びに来ていただけたら
いいかなと思います
では映画の話したすぎるラジオ
リニューアル第34回
最後の決闘裁判の話を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さよなら