1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第96回(2) お待たせしました!..
2022-12-29 34:08

第96回(2) お待たせしました!『2022年映画ランキングベスト10』前編 10位〜6位発表

店長メンバーの2022年の映画ランキングベスト10を発表いたしました。

第2パートでは、店長メンバーの2022年映画ベストランキング10~6位を発表しています。

■メンバー

・山口 ・原口 ・まえだ ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2023年1月28日(土)

場所:大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階『週間マガリ』 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2023-1

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00:00
じゃあ、行きますか。
行きましょうか。
我々の、
じゃあ、はるんさんいらっしゃるまで、もうちょっと時間あるんで、
みっちり時間取りながら、
この3人でベスト10から、10位から6位までを喋っていきましょうか。
はい。
どうでもいいこと一緒に言っていいですか?
はい。
さっきお便り読んでる時に、読めない漢字あって、
ハムスククって読んだんですけど、調べたらハンスって書いてある。
まあまあ、それぐらいの違いは。
さあ、じゃあ、どうやって順番を決めましょうかね。
これもう、1人が一気に10位から6位まで言うってことですよね。
スマイルはそんな感じですよね。
10位、10位、10位、9位、9位、9位。
あ、でもそれとも、はるんさん来た時に、なんか流れがおかしくなりますかね。
だから、我々が10位、6位、10位、6位、10位、6位って喋って、
はるんさんが来たタイミングで、はるんさんの10位、6位喋ってもらって、
もう一回、5位、1位、5位、1位、5位、1位って流れで行きましょう。
じゃあ、じゃんけんします?
はい。
いいでしょう。勝った人から。
最初はグー、じゃんけんホイ。
最初はグー、じゃんけんホイ。
ありがとうでしょう。
じゃあ、僕から時計回りで行きましょうか。
はい。
じゃあ、山口マリオン前田の順番で行きましょうかね。
はい。
じゃあ、行きますね。
はい。
えーと、2022年、山口の映画ベスト10位から6位まで発表させていただきます。
10位、ラム。
おおー。
9位、私、時々レッサーパンダ。
8位、シング、ネクストステージ。
7位、ある男。
6位、スズメのトジマリンです。
おおー。
おおー。
えーと、まず10位のラムなんですけれども、
ラムね、むちゃくちゃ変な映画なんですよ。
意味わかんないんですけど、ただ緊張感だけはずっと漂っていて、
まあ、それは何かって、子供が危ないという緊張感が常に漂ってる映画で、
一番怖いんですよね、それが。
この世のものって一番怖いことなんですよ。
子供が危ないっていうのは。
それが前編に漂ってて、どんなアクション映画よりもスリリングだったんですよね。
映画上映してる間。
そこがね、むちゃくちゃ面白い。
面白いというか、集中力が保ちながら見てて、
やっぱり所々にね、大人が油断してるぞ、みたいなのが入ってくるんですよ。
大人が油断してる間に子供が危ないことになるぞ、みたいなのがずっとあるんですよね。
その背後にあるのって大自然、あるいは神的なるもの。
この世界の残酷な断りの前において、子供の命なんて吹けば飛ぶようなもの。
でもその緊張感に親が目を離してるみたいな。
結局、神の采配の表裏一つで決まること。
だとはいえ、やっぱり親が目を離したらより危なくなるよね、みたいな。
どうしようもない運命と同時に、面倒を見てる人の加減みたいなところを、
そのバランスで成り立っている緊張感。
03:02
どうしようもない避けがたいことと同時に、もしかしたら避けられるかもしれないことを、
今油断してるみたいな、その怖さが同時にあって。
なんかそれって、この世界の怖さそのもののような気がするんですよ。
死ぬ時は死にます。でも頑張ったらその死は避けられるかもしれないみたいな。
いろんなことが全部合わさって、この世界の怖さみたいなのが存在してる気がしてるんですよ。
なんかそれをすごく端的に表してた映画だったような気がしてて、
めちゃくちゃ面白いというよりは、すごく集中して見てましたね。
あと、詳細は触れないようにしますけど、
メタファーに逃げない映画なんですよね。
すごいメタファー映画っぽさあると思うんですよ。
羊になるということはこういう意味かなみたいな、
こういうメタファーを描きたいみたいな話に見えると思うんですけど、
結構メタファーの話じゃないんですよね。
実際にこうっていうことが、むき出しで出てくる話で、
それは僕自身もそうですけど、解釈したくないというか、
この世界をこういうメタファーで描いたら、
この世界がわかった気がするみたいな気持ちになってしまうことってあると思うんですけど、
そんなメタファーを読み取って、
何かこの世界をわかった気になるなんてことは嘘なんですよ。
この世界はもっとむき出しの現実として、
お前に理解できないものとして存在してて、
それがお前の前に突然現れるぞっていう話になってて、
それがね、うおーってなったんですよ。
もう解釈してやるぞって思ってたら、
もうグーで殴られたみたいな感じで、
結構体験として鮮烈だったんですよね。
ちょっと僕はこの映画を、
今年の1本から外すことができなかったですね。
10位、ラムでした。
9位、私時々レッサーパンダ。
これは神ハンキーの時も話したんですけど、
描いてることが本当に素晴らしいんですよね。
女の子もバカですと、
っていうことを描いてるって、
どうしても賢くなりがちだと思うんですよね。
あるいは、より愚かしく描かれがち。
倫理的に歪んだものみたいなものとして、
女性が描かれることって多いと思うんですよ。
だから、聖母か魔女かみたいな二択になりがちやと思うんですよね。
女性って。
そうじゃなくて、もっとひっきんな。
バカですと。
バカで楽しんで生きてますみたいな感じを描いてて、
それって、そうだよ当たり前だよって思うし、
それをちゃんと面白い映画にしてる。
だから、女の子だってバカなんですっていう、
そういうテーマを描いた映画ですみたいな感じじゃなくて、
普通に見て面白い。
なぜなら女の子がバカをしてるかっていう。
その映画の面白さの理由に、
女の子のバカさがあるんですよね。
それを分かってくれっていうためじゃなくて、
いや、だって当たり前でそうですよね。
それが面白いですよねっていうことが言ってる。
子肌科にならずに、
当たり前のことじゃないですかって言ってるところが、
すごく良かったなと思いました。
06:03
第8位、シング・ネクスト・ステージ。
これはね、歌の力です。本当に。
確かにすごかったですもんね。
ロボツたちがポップソングをミュージカル風に歌うっていう、
それだけの映画だと思います。
それ以外の文の話は決して凄く出来が良いとは思わないんですけど、
やっぱそのキャラクターが育ってるものを、
そのキャラクターに見合った歌を歌う最高のパフォーマンスで。
それで刺さるんですよ。
でも、ポップソングってそういうもんだと思うし、
ミュージカルってそういうものだと思うんですよね。
物語として圧倒的に何か上手く出来てるとかじゃなくて、
この瞬間、この歌詞が、この歌が何か刺さる。
で、それが好きになるっていうことだと思うんですよ。
それがやっぱり、この映画の舞台になっているショービジネスって、
そういう歌だと思うんですよね。
背景に色々ありますと、
それが良い話だったり、
あるいはあんまり良くない話だったりするかもしれないけど、
ただここで行われているパフォーマンスがとても楽しければ、
それが全てです、みたいな。
それは多分、そういうことなんですよ。
ショービジネス映画ってことは。
で、よく考えたら、それって良くないことですよね、
みたいなのがいっぱい詰まっている映画ではあるんですけど、
そういうショービジネスの裏にある歪みとか歪さみたいなのも、
ある意味含んでいるものとして見ると、
それもそういうものかなっていう風に見れたから、
本作の足りてない部分は、
僕はある意味調子として捉えていたりはしてて、
総合的にすごく楽しい映画でした。
とても良い映画だと思います。
第7位、ある男。
ある男はね、大作寄りのメッセージをぶち込んでいる映画としては、
結構トップクラスのべきなんじゃないかなとは思ってて、
こういうこと言ってほしいし、
こういう映画を大きいバジェットでやっているっていうことが、
それ自体が嬉しいっていうのもあります。
名の売れてる人の中でも、
演技の上手い人たちが出てるなっていうのもあるし、
やっぱりマリオさんとも話したんですけど、
象徴性のパッケージが上手すぎるんですよね。
なんかその客観的事実を連ねた話というよりは、
それを最終的にこういう象徴性で包み込んで、
一個の作品ですっていう感じになっているところの、
完成度がめちゃくちゃ高いなと思ってるんですよ。
リアリティを突き詰めていくと、
やっぱり事実の連なりみたいなものとして、
作品を見てしまう、
そういうふうに求めてしまうところはあるんですけど、
その上で最終的に、
この物語が象徴していることはこれですみたいなのを、
うまく包み込んでくれたら、
作品としての完成度が爆上がりすると思うんですよ。
それもできている作品だなと僕は思ってて、
めちゃくちゃ高く評価している作品ですね。
第6位、「スズメのとじまる」
これに関してはね、
ここでいいのかっていう思いも色々あるんです。
今年注目した映画としてはぶっちぎりトップなので、
09:01
この番組としても、
触れた頻度が圧倒的に多いんで、
マラソンもしてね。
マラソンもしたし、
こんなに盛り上げたポッドキャストないぞっていうぐらい出ましたよね。
その上で、
描いてたことの到達度もめちゃくちゃ高いなと思うし、
新海誠監督がさらに一歩進んだなっていう思いもあるんですね。
ここを描くかっていうところ。
ただやっぱり足りてないよっていう思いが乗っちゃって、
その足りてないよっていうところが、
本作の決して完成度が高いわけではないところだなと思ってるんです。
ただそれは、
一個作品としてではなくて、
新海誠という一人の作家のこういうフィルモグラフィーとして、
次を期待できるものにもなっている。
これを描いた次、じゃあ何を描くんですかっていう、
期待値が高まる作品でもあったなと思っているので、
とても今年の中でも大切な映画の一本かなとは思ってますね。
話したことでより完成度が高まったかなっていうところもありますし、
自分が見ただけのことだと、
ここに何か足りてないとこいっぱいあるぞみたいに思うんですけど、
何が足りてないのかっていうのを原告したことで、
そこに当てはまるものがわかったから、
そうすることで自分の中のつづめの閉じまりは、
より完成度を増したみたいな方面もあるから、
本当に結構喋りましたけど、本作に関しては。
喋って良かったなと思える作品の一つですかね。
そんな感じで山口の10位から6位でした。
すごいですね。アニメが3本ぐらい一気に来ましたね。
そうですね。
ベスト10考えるときに普通に考えたら、
上半期のときのベストの順位が混ざってくるみたいな感じだと思うんですけど、
結構考えてると上半期のときに高かったやつ、
上半期のときの順位も入れ替わったりとかするっていうのがあって、
1年経ってそれでも心に残ってるものっていう尺度は結構大きいですよね。
10位にこれを入れなければならないみたいなので、
10位と11位が入れ替わったみたいなのもあったんですよね。
僕は11位というか本来10位にいたのがラブライフだったんですよ。
でもラブライフというか、僕はラムをめっちゃ良かったんで、
多分ラムって誰も注目してないやろうなと思って。
僕はラムを拾いたかったんで、
だったらラムやなっていうので、ちょっと狂ってなりましたね。
変遷を経て今ここで発表するランキングになるから。
あんまり世間的な対策というか、
とは全く違う個人的なものになってますね。
じゃあマリオさん。
僕の2022年ベストの10位から6位発表したいと思います。
10位がスズメのトジマリ。
12:00
ちょっと待って待って。
すごい爆弾来た。
え、どうしたの?
爆弾来た。
そんなサプライズあるの?
まだ発表終わってないですからね。
驚かれても。
9位がちょっと思い出しただけ。
8位がラブライフ。
7位がカモンカモン。
6位がコーダー愛の歌。
スズメのトジマリ10位にしたんですけど、
絶対どこか入れるだろうなと思ってたんですけど、
それに値する映画だなって思ったんですけど、
一番自分の中で収まりが良かったのが10位だったんですよね。
もちろん深海誠、大好き大好きって言ってて、
今回ここに達したのかみたいなところも含めて、
これからも全然ついていきたいなって思ったし、
クライマックスの彼女が自分自身の力で成長を遂げていく話が、
すごく他者との関係性とかの話を、
ずっとこれまで描いてきた深海誠が、
自発的に自分自身の手で世界を切り開いていくみたいなのを、
ちゃんと描いてくれたことが僕はすごく嬉しくて、
それに決まった上でも震災のモチーフも、
ここまで来たのかなっていうのも含めて、
僕はすごくいいなと思ったんですけど。
でもやっぱりちょっと確かに、
いろいろ話してみて、確かにあれは良かったのかなみたいな部分っていうのを、
やっぱり自分の中で改めて認識もしたので、
そういった兼ね合いの下で順位を選ぶと、
10位くらいかなという感じにはなったという感じですかね。
でも絶対やっぱりベスト10には入れるべき映画だなっていうのは、
僕は間違いないなっていうふうに思ってたので。
今までの深海をずっと見てたら、
ほんと成長したなみたいな、何見目線だって話ですけど、
すごくそういうところいっぱいあったので、
ラスト、クライマックスに泣いたことは、
今年も象徴する一シーンだったなというふうには思いますね。
9位のちょっと思い出しただけは、
やっぱり何気ない日常が本当に愛おしく思える映画って、
やっぱり僕好きだなというのがあるので、
それにやっぱり一番近いのは、やっぱりこれだなという映画だったので、
やっぱりコロナ禍から始まって、
だんだん年月が戻っていく同じ日にちのっていう中で、
やっぱり今のコロナ禍の何とも言えない閉塞感漂う時代も、
ちゃんと反映させつつ、
今までなんてことない日常がこんなにも愛おしかったかみたいなふうに、
改めて思えるっていうのがすごく好きで、
ほんと居酒屋でくだらない話してたときって、
めちゃくちゃ楽しいなっていうのが、
合コンのほんとになんか、
たぶんやってるときはすごくなんかもう、
なんだこんな話はって思うんでしょうけど、
今思うともうなかなかできない中で、
この瞬間すごく愛おしいなってすごく思えたりとかして、
でまたこう、ちょっとアンバランスというか、
時が戻っていくほどになんかその親密さが増して見えるみたいなというか、
主人公二人の関係性とかのやりとりとかもすごくなんか繊細でリアルで、
言葉で交わさないと分からない時とかもあれば、
交わさないのに分かる時みたいなのがあったりみたいな、
瞬間とかの描き方もすごく僕はすごく好きで、
15:00
なのでやっぱこれも上半期のベストとかに入れてたんですけど、
まあこれはまあ今年のベストを決める上では絶対入れたいなというふうに思った映画ですね。
で8位のラブライフは、
これもまあコミュニケーションの話ですけど、
決定的に愛入れないぞっていう人は、
でもそれでも生きていくんだっていうところに、
やっぱ僕一番この映画好きなところが詰まってるなというふうに思っていて、
お便りの中でも同じようなこと言ってる人いたと思うんですけど、
本当に聞くことの話でもあるし、
でも意外と聞いてないよねっていう話も含めて、
ろう者の方とかの使い方というか、
役者さんの存在感も含めてすごい良いなと思ったし、
本当になんかずっとヒリヒリする。
もうなんでこんなことやるんだろうみたいなことが続く映画で、
やっぱそのスリリングさも含めてすごく面白かったし、
そのコミュニケーションの話としても、
僕はすごく良かったなというふうに思える映画で8位に選びました。
で7位のカモンカモンも、
まあこれも似てるというか、
コミュニケーションの話としてすごく僕好きだなっていう、
これも聞くことの話。
聞いてることで理解も深まるよねっていう、
分かり合えないかもしれないけれども、
聞くことっていうのは大事だよねっていう。
で本当に曖昧なこととかを、
まあいろいろ考えてみたくなる作品で、
本当に聞くことっていうのは結構、
僕はずっとそういうの好きって言ってますけど、
今年は特にそういう映画が僕結構刺さってるものが多くて、
多分それがこの後もいろいろ出てくるというか、
今の6位までの間でもなんとなく感じられるかなと思うんですけど、
そういった意味でもやっぱカモンカモンっていうのは忘れられない映画ですね。
で6位のここだ!愛の歌は、
シンプルでいい話でもあるし、
結構主人公の境遇がすごく刺さってるんですよね。
家業を継ぐのか継がないのか問題みたいな話って、
結構自分の関わりがあるところがあって、
家の家業を継ぐのか継がないのかっていうので、
別になんか継がなくてもいいんだけど、
別にそれを継ぎませんって言っても全然いいと思うんだけど、
どこか継がなきゃいけないと思ってる自分もいるみたいな、
そのなんかアンビバレントな感じっていうのは、
その主人公の感じが僕めちゃくちゃ自分ごとのように刺さってて、
でもちろんやっぱそれも、
今作もある意味効く話っていうことも含めて、
やっぱりこの映画のことは大切にしたい日本だなというふうに思ったので、
6位入れてみました。
はい、という感じですね。
なるほどなぁ。
面白いですね。
こうだ、見ときたかったなぁ。見づらいんですよね。
すごいやっぱりベスト点に入れる人が多いんで、周りでも。
そうですね。
ちょっと思い出しただけ、
居酒屋シーンってこの入木屋敷素晴らしすぎる問題がありますよね。
そうそうそう。
なんであれ、すごい良いんですよね。
喫煙所のほんとしょうがない槍とか、
いいよねっていうのばっかりじゃないですか、あれ。
すごいね、こいつ槍に来とるぞみたいな感じちょっと嫌なんだけど、
嫌だけど、お前意外とそのなんていうか、
情深いなみたいなのになっていくから。
そうなんですよね。
なんかああいう、なんていうんやろ、
その人と一つの関わりの始まり方って別に、
18:03
そのテンプレ的なことだけじゃないっていうか、
その後どうなっていくか誰にもわからへんっていうところとか、
単純になんか、あのキャラの異想感の厳しさってあるじゃないですか。
そうそうそう。
ほんとリアル。
ある意味その、ちょっとね、おとぎ話みたいな映画だと思うんですよ、ある意味。
戻っていくみたいな。
もうある意味できすぎってるぐらいなものだと思うんですけど、
けどなんかその描写の一つ一つのディティールがすごくいいから、
なんかすごく自分なんか親近感も持てるし、
なんかこういうのが懐かしくも思えてしまうっていうか、
これが懐かしいと思えるようにならない日がいつか来てほしいなと思うんですけど、
今みたいななかなかできない状態が続いたりもするじゃないですか、やっぱ場所の人によっては。
そういうのがやっぱり早く日常が戻ってほしいなと思いつつ。
原口さんが登場されました。お疲れ様でした。
お疲れ様でーす。
今、僕とマリオさんの10位6位を読み終わったところなので、
一応軽く10位6位共有しておきます。
僕の10位、ラム。
9位、私ドキドキレッサーバンナー。
8位、シングネクストステージ。
7位、ある男。
6位、スズメのトジモリです。
僕の10位が、スズメのトジモリ。
みんな驚くな。
みんな驚くな。
9位が、ちょっと思い出しただけ。
8位が、ラブライフ。
7位が、カモンカモン。
6位が、こうだ、愛の歌。
という。
なるほど。
じゃあ、マリオさんの10位6位いっておきましょうか。
神ハンキーの時、神ハンキーのベストを決める時は、
対策を入れてなかったんですよ。
勝手なマイルールで。
混ぜると、自分の中で折り合いつけるくらい。
今回は対策も入れました。
10位、ザ・バットマン。
9位、ザリガニの鳴くところ。
8位、チタン。
7位、X。
6位、探す。
ザ・バットマン入れるかとか、すごい悩んだんですけど、
単純にやっぱり、振り返った時に残ってる作品、
今年見た作品として、
ザ・バットマンすごい残ってて、
確か3時間くらいあったんですよね。
長かったんですけど、
長かったけど、自分としては珍しく飽きずに見られて、
すごい静かな映画だったんですけど、
去年ロッキーマラソンをしたあたりから、
マラソンして映画見るみたいにハマってて、
ザ・バットマンも過去作を一応見た上で見てたんですけど、
今回のザ・バットマンって、
本当にその時の話だと思うんですけど、
これまではどっちかというと、
21:00
ヴィランの方にキャラが立ってて、
っていう話だったと思うんですよね。
でも今回、初めてバットマンにスポットが当たってて、
キャラとしても、
これまでの女たらしなブルース・ウェインみたいな、
不防みたいな感じじゃなく、
どこまでも暗くて、
まだバットマン成り立てですみたいな、
そのキャラ設定もすごくハマってたし、
これからの展開がすごい楽しみだなっていう。
新しいヒーロー像っていうのが正しいか分からないんですけど、
あくまでも時系団っていう規模感も守られつつ、
でもこれからどう展開していくのかなって、
特にジョーカー、単体のジョーカーの映画の続編も決まってる中で、
こっちにもジョーカー出てくる、
その世界線の楽しさみたいな、
ちょっと期待感かなり高まった作品だったんで、
ザ・バットマンちょっと外せないなと思って入れました。
9位、二人がいの泣くところは、
正直ちょっと私は最悪と、
これは私の中で大なんですよ。
大で両方、主人公の女性がすごい魅力的で、
彼女たちをずっと見ていたいっていう意味合いで、
もちろん作品のストーリーもすごい良かったんですけど、
そういう彼女たちをずっと見ていたいっていう意味合いで、
結構その二つの作品は自分の中で共通するものがあって、
なのでちょっと本当は大だったんですけど、
ちょっと大とかダメかなと思って。
大はダメかな。
2個入れちゃダメかなと思って、
ちょっとあえてザ・バットマンが泣くところの方を、
悩んだ末に入れたという感じです。
普段恋愛映画とかは別に見ないんですけど、あんまり。
恋愛映画としても個人的には、
彼女と同じように乗れたなっていう、
同じように恋をして、同じように傷ついた自分がいたんで、
楽しかったなという作品です。
8位、チタン。神ハンキー1位だと思うんですけど。
でしたね。
そうなんですよ。
これすごい迷ったとこなんですけど、
チタンは単純に好きな映画。
本当に別に深いことを考えず映像がやっぱりすごい良いなっていうところで、
ランクインはしてるんですけど、
逆に言うとそれ以上別に自分の中で言うことがないかなっていうところはあって、
この作品に関してあんまり人と語りたいとか、
共有したいという気持ちが生まれなくて、
自分の中ですごい好きだったから、
それでいいかなっていう感じの作品でした。
7位、X。
7月あたりからホラー映画の、
祭り。
そう、祭り感がダダダッと来た中で、
色々あったんですけど、
Xは単にスラッシャー映画の王道というか、
あの感じを、
しかもちょっと60年代とか70年代の世界観で作ってくれたのがすごい良くて、
ホラー映画のリメイクがすごい多い中で、
オリジナルでバシッと作ってくれて、
A24の作品、私の中でちょっとオシャレすぎるなっていう部分もあるんですよ、正直。
そのオシャレさが自分にとっては合わないなっていう面も大きいんですけど、
24:01
Xに関してはそこがうまく生きてたし、
パンフレットのデザインもめちゃくちゃ良くて、
良かったですね。
そう、もうなんかテンションが上がりっぱなしの作品で、
続編も半部作があるっていう話なので、
ちょっと期待値が高いなというので、
X7位です。
6位、サガスなんですけど、
サガスは、
なんか私普段から、
倫理観の線引きをどこでつけるかみたいな話がすごい好きなんですよね。
そういう議論をするのが。
同じような安楽詩をテーマにしている作品がプラン75とか今年あったと思うんですけど、
サガスのすごい良かったところって、
安楽詩っていうテーマがあって、
それに対してそれを望んでいる人、
それを利用したい人、
それを本当は望んでいない人とかっていう、
いろんなポジションのキャラクターが出てきて、
最後までどっちの意見にも一理あるなって、
思わされるようなところが自分の中にあったんですよね。
その上で、
ストーリーの構成的にも、
すごいサスペンスがめちゃくちゃ面白くて、
私なんか、
邦画でこんなに重たいテーマとサスペンスというか、
話の面白さを組み合わせることができるんだっていう、
結構重たいテーマだと重たい話だけになりがちな感じもするんですけど、
そこにエンタメ性をこんだけ入れられるんだっていうのがあったし、
最後に、
安楽詩に対して、
本当に望んでる人もいるよねとか、
どうなんだっていう、
彼らがしたことって、
是か非かみたいなところに対して、
でも、
自分の大切な人にはそれをしてほしくないっていう、
その答えを出したのはすごいなと思ったんですよ。
私それが倫理観の線引きにしてもいいんじゃないかなっていうぐらい、
自分の中でハッて気づかされた答えが出されたっていうのがあって、
それだけで語れるようなテーマではないと思うんですけど、
その作品としてその答えを出してくれたっていうのが、
すごいよかった作品だったんで、
振り返って、
自分がこういうことをテーマとして考えたり議論したりするときに、
一つの考える指針になり得る作品だったなっていうのがあって、
そういうふうに探すと言えました。
Xに関してはね、
僕割と直前まで12年入ってたんですよ。
Xめっちゃ好きで、
ホラー映画いろいろ番組でもやりましたけど、
Xが一番好きだったんですよ。
スラッシャーAが結構最近って、
カムディになりがちやなって思ってて、
カムディじゃないにしても、
お約束をいかになぞるかみたいな、
それをちょっとお約束なぞってまーすみたいなのを、
自覚的に言うみたいな作品が多いような印象は僕はあるんですよ。
でもそこにあんまりごまかしかないというか、
やってることが悪魔の生贄のオマージュというか、
なぞってるとは思うんですけど、
でも悪魔の生贄とか、
そもそもスラッシャー映画って、
こういうことを前提とか無しで、
本気で見て楽しいもんじゃないですかっていうのを、
27:01
言ってくれてるような感じがしたんですよね。
ここはこういう引用してますみたいな、
引用してるんですけど悪魔の生贄。
あくまでその一本の映画として、
ちゃんとこの世界を越えてほしいっていうつもりで、
作ってるような感じがしたのは、
僕むちゃくちゃ好印象なんですよね、Xに関しては。
よかったですね。
ザ・バットマンもよかったですね。
ザ・バットマンね、よかったですよ。
特にこの神聖バットマンの一本目っていうところも、
今年入れるのにふさわしいかなっていうのが、
思った部分はありましたね。
女の子の目とか見えなさそうですからね。
そうなんですよ。
去年下向いてそうな感じ。
そうなんですよ。
あのキャラ付けかといって、
そこまでベタベタにそういうキャラですっていう、
作り方でもなくて。
あれが本性だから。
今からブルース・ウェインの仮面を手に入れていく話ですからね。
だからあれがバットマンに単純の素だったけど、
コウモリの恰好してる方が本性だからっていう。
やっぱその本性の部分、まだ上手じゃない。
まだ一本目というか無謀で、
幼い感じが残ってる。
そうなんですよ。
デビッド・フィニッチャーっぽい家作りみたいな雰囲気とか、
めっちゃ好きだったなーっていうのを思い出しましたね。
はい。
では原口さんの10位から6位を発表して頂きたいと思います。
はいどうもキネボウさん原口です。
ちょっと軽く説明すると、
去年も言ったんですけど、
私の方は大阪シネマフェスティバルっていう、
大阪の映画陣が投票して決まる、
大阪版アカディミッション、日本アカディミッションみたいなのがあって、
それで日本映画のベスト10、外国映画のベスト10を決めて、
あとちょっと個人賞とか技術賞とかあるんですけど、
そのベスト10からガッチャン答え合わせてベスト10を作っています。
今年も相変わらず順位決めるのムズイなーっていう、
順位決めりゃーってなりながらも、
ちょっと今年は日本映画の方が多めになっています。
じゃあ10位から6位。
10位、センは僕を描く。
9位、マイブロークンマリコ。
8位、クリエーションストーリーズ、スカイの音楽シーンを塗り替えた男。
7位、ソバカス。
6位、プラン75。
なるほど。
10位、センは僕を描く。
これは横浜流星を演じる主人公の、
内省的な成長を経て、
水墨画を描くっていうのが非常に良いというか。
支配を振るの監督さんだけども、
これは別にバトルをするもんじゃなくて、
自らの難民性を磨き上げて、
最終的に素晴らしい作品を作っていくっていうのが、
イッツーバチとエンライとかにも通ずる芸術作品を
極めていく作品選手があって、
非常に美しい作品ができています。
9位、マイブロークンマリコ。
これ、バンガーが出た時から結構注目していたのですけども、
主人公、長野芽生の新婚の旅がいいかなと思って、
個人的にはこの人で上演させたら素晴らしいっていう、
ラオさんが出発していくわけだけども、
30:01
今までは作品と違ってちょっと危うさがあって、
そこは結構さらに気に入っているかなと。
8位、クリエーションストーリーズ。
これは90年代のUKロックシーンを、
かなりたくさんの人作を作った
クリエーションレーベルというインディレーベルがあって、
そこの代表、アラン・マッキーのストーリーなんですけど、
これはアラン・マッキー版トレイスポッティングという作品で、
トレイスポッティング監督であるダニー・ボイルがプロデュース。
これの原作となった方も、
トレイスポッティングの原作小説を書いた人なので、
最後まで見ると、
トレイスポッティングの最後の
チューズ・ヨア・ライフってあんな感じの
あそこの高揚感を持って見終える
最高に気持ちいい作品。
90年代のUKロックも、
中古世時代をたっぷり堪能していたので、
たまらん作品です。
7位、ソバカス。
これは関東で公開されたばかりなんですけど、
関西で収録時点ではまだ公開されていないんですけど、
非常に素晴らしくて。
主演の女性を三浦透子さんが演じてて、
端的に言うと、
アセクシャル。
恋愛対象を持たない。
それだけじゃない。
単純に多様性をカテゴライズできない女性。
いきなりこの場でみなさん見ていない中で
説明するのがあれなんですけど、
一つおすすめが、
今月の1日に出たビッグイッシュが、
三浦透子さんのこれに関する
インタビューが載っていまして、
表紙もよく見る三浦透子さんとは違う感じの
キレイな表紙で、
この役に対していかに
曲作りをしていってるかというのが
非常に素晴らしく。
あと個人的には、
この作品の主題歌も
三浦透子さんが歌ってるんですけれども、
作詞作曲を
羊文学の平塚もよこさんがやってまして、
羊文学と言っても過言ではない
三浦透子の新曲っていうのは
非常にいいというのがちょっと気に入っています。
で、プラン75は、
これつもつもね、
10年日本っていう思い出す作品から
短編が長範囲になってますけど、
短編作品も結構好きなんですけど、
基本的なストーリーは一緒なんですけど、
キャストは総座礼して、
75歳になったら死ぬ権利を選びますと。
なんか個人的にちょっと思うのが、
去年家を買って、
35年ローンを払い終えると74なわけですね。
ローンやっと払い終えたらお前死ねるで!
んなアホな!みたいな。
ちょっとそういうアジテイトみたいな気持ちもあって、
なんか応援したいのもあるし。
で、これに出ている
河合雄美さんが、
これは75の相談したいコールセンターで働いてるんですけれども、
終盤でそのコールセンターが持っている意味が解き明かされて、
衝撃の結果って言いますけど、
それに対して河合雄美さんがカメラに向かって、
強い心持って訴える眼差しが素晴らしかったと。
そういったところで入ったと。
線は僕はちょっと入れたかったんですよね。
あれはすごい良かったですね。
特に際立ったことをしているわけではないと思うんですけど、
シンプルに良いって思える作品だったんですよね。
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線は僕の役は。
分かります。
そういうシンプルに面白い映画って、
意外とないじゃないですか。
こういうので良いので本当に欲しいっていうのが、
ドンピシャにハマりますよね。
そうですね。
あとそばかす、
僕ちょっと試写で見させてもらったんですけど、
確かに良いんですよねそばかす。
アセクシャルとかロマンティックの人の描いた映画ですけど、
なかなか認められてないというか、
いることを認知されてないっていう感じがする中で、
いや私たちもいるぞみたいなのを優しく描いている映画で、
すごく良いんですよ。
ちょっと確かに僕もベストを言えるか迷いました。
これ素晴らしいので、
年明けどこかで課題作を上げたいなとか、
山口くんはハマると思う作品があるって。
そうなんですか。
今窓辺二手をやらんとダメよねって話をしてたんですよ。
今のところ。
あまりにもお便りで窓辺二手をやる方が多くて、
そばかすね。
あと僕はもう、
稽古目を澄ませてもやりたいぐらい今なんですけどね。
年末すごいの来たなって言われましたね。
そんな感じですか。
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