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2022-09-26 12:11

今日の10分de1テーマ「表現の中で安全に壊れること、回復に殺されないために」①

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

[beats by type-AB]

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はい、というわけで始まりました。本日はですね
精神看護という医学書院から出ている雑誌の特集でですね
赤坂まりさんという作家さんと倉田めばさんという2人での関東の対談記事がありまして
その対談のテーマはですね
表現の中で安全に壊れること、回復に殺されないためにというテーマなんですよね
そういうテーマの対談記事だったんですけど
結構この言葉がすごいじゃないですか
表現の中で安全に壊れること、回復に殺されないためにという
語義矛盾というか安全に壊れるということが壊れるということをある種推奨していてですね
回復に殺されないためにという回復というものが人を殺し得るということを言っているわけですよね
これって僕らの普通の感覚からするとすごい語義矛盾に感じるわけですけど
そういうテーマを持った対談があってそれが収録されていると
なんでこんな専門誌みたいな雑誌を突然読んでいるかというと
自分の先輩にこれすごい良かったから読んでみて勧められてですね
読んでみたらですねすげえ良かったとびっくりするくらい良くてですね
良いというか本当にこういうふうに生きるみたいなことをこういうふうに理解したことなかったというか
いろいろ納得がいったみたいな感じだったんですよね
なのですごい本当に短い対談なんですけど非常に資産に富んでいるというかですね
自分の中に一つモデルとしてこういう考え方が完全にできたなというふうに思ったので
その話をちょっとしたいなというふうに思います
結構ですねうまく話せるかどうかちょっと分からないんですけど
まずこの対談しているお二人というのはですね
作家の赤坂麻里さんと倉田芽葉さんという方がですね
薬物依存とかからの回復を目指すような法人として
大阪ダルクというのを主催されている方なのかな
03:02
その二人が話していると
なので倉田芽葉さんという方はご自身も薬物依存に自分が苦しんだみたいなことがあって
それもあってですねそこから薬物依存から回復するというための活動
人を回復させる活動みたいなことをやっているわけですよね
一方ですね作家の赤坂麻里さんという方は
依存症の人たちと結構友達の多い中で
自分自身は依存症とかにはなったことがないけど
ずっとモヤモヤしているみたいな人なんですよね
でですねその二人の話なわけですけど
まずですねこの倉田さんという方はもう30何年間ぐらいですね
薬物依存だったりリストカットというのをやめていると
まあこのよくね言われますよねその依存症ってその
はいやめましたみたいなもんじゃなくてやめ続けるみたいな
今日もやめてあの明日もやめてみたいな感じですね
やめているという状態をキープするみたいな感覚なわけですけど
まあそういう意味で言うと37年間やめ続けていると
でですねただある日それでこう何て言うんですかね
ある意味そうすると立ち直ったみたいな感じなわけじゃないですか
で周囲からも立ち直った人みたいな回復した人みたいな
そういう人たちがいらっしゃるわけですよね
そういう人たちがいらっしゃるわけですよね
そういう人たちがいらっしゃるわけじゃないですか
で周囲からも立ち直った人みたいな回復した人回復者だみたいな感じで
すごいですねみたいな感じで扱われるわけですよね
でなんですけどそんな中でですねある日
このままだと回復に殺されると思ったと
でこれはまあどういうことかというとですね
あのそのそもそもその依存症とかっていう
何かに依存するお酒薬物に依存するみたいなことって
えっとなんだろうその自分の中にこう
あの生きづらさみたいなものが溜まっていて
それをこうどうにかしようとするときの一つの
アクションというかなわけですよね
でそれをやっているときは自分が生き生きしている
だからやっているわけですよね
ただその依存症っていう形だとすごくその
自分の身体的にも社会的にもダメージが大きいわけで
それをですね
自分をこう
自分を良い生き生きとするもののための行動なんだけど
社会的に身体的なダメージっていうのは大きいものでもある
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まあそれが今依存症なわけですよね
でその依存症というものから
依存というものから自分がどんどん回復していっている
そういうものに頼らずともいいという状況になっていっているわけですけど
えっとじゃあもう問題ないですねって言うと
問題はあるわけですよね
そもそもなんでその依存を始めたかというと
そういう生きづらさみたいなことを感じているから
依存を始めたんだと
でその依存という方法はあらゆる意味で危険なので
そこから回復できたこと自身は良いが
逆に言うとその生きづらさもやもやみたいなものを
解消するための手段でもあったわけですね
依存というのは一つの表現だったみたいな
でそれが奪われた状態になると
となるとですねもやもやをどうすればいいのか
じゃあ元の依存にはでも回復したんだから戻らない
戻ってはいけない
じゃあでもどうすればいいのか
みたいなことにぶち当たるわけですよね
そうなるとですねすごい結構あることらしいんですけど
その依存症がですね回復して
そのタイミングで自殺する人って結構多いらしいんですよね
薬をやめましたが薬をやめられた
でもすぐ自殺しましたみたいな
だからその人はつまり薬というものを使うことで
幸せになれるという
その幸せになる手段がなくなってしまった
ということなわけですよね
だからですね回復を
回復をこの薬をやめ続けている
体さんが薬をやめ続けているという状態はですね
が続いてみんなにすごいですね
良かったですねって言われている状態というのは
すごいこのままだと回復に殺されるという風に
その状態を感じたわけですよね
でですね
つまり
この対談全体を通して
なるほどと思ったことなんですけど
何か息づらさみたいな
モヤモヤみたいなものを感じる
何か苦しさみたいなのを感じる
それに対して何かに依存する
みたいなこと
依存する
例えば精神的な病気になる
身体的な病気になる
みたいな感じのことは
それぞれですね
そのモヤモヤみたいなものを
から
何とか
逃れようというか
そのモヤモヤをですね
何とか突き破ってですね
幸せになろうとする
表現の一つ
みたいなことなわけですよね
でもそれが
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じゃあその表現をですね
そのまま回復させればいいのかっていうと
結局
元のモヤモヤは
残ったままであると
そしたらその回復手段だけ取っちゃうので
逆に危険であると
でですね
さらに言うと
じゃあそのモヤモヤって何から来てるの?
っていうことなんですけど
これちょっとね
僕ちょっと対談のことに
対談の中にそこまで書いてあったか
ちょっとわかんないんですけど
自分が勝手に思っただけな気もするんですけど
仮にですね
こういう生きづらさモヤモヤって
例えば一つは
幼少期のとか
親子関係とかってあるじゃないですか
で親子関係の
まずさみたいなものとかが
一つそのモヤモヤの強さみたいなものに
の原因だってとするわけですよね
なんですけど
そのモヤモヤの原因が
親子関係にあるんだねみたいな話になってですね
じゃあその親子関係っていうのが
なんかある
っていうのがやり取りを通して解消された
あのすごく
いい形になった
なんかずっと長い間
あの時
親子関係の問題みたいなのが
大部分問題が解決した
みたいなことが
仮にあったとしてですね
じゃあ大丈夫ですね
これからはもうモヤモヤがないですね
っていうかっていうと
やっぱあるんですよね
それはもしかして形を変えてあるのかもしれないですし
もしかしたら
形を変えられずにあるのかもしれないんですけど
とにかく
モヤモヤを解消しようとして
起こるいろんな問題
依存症精神病とか
身体的な病気みたいなことを
それを解消しても
モヤモヤの
じゃあモヤモヤの原因を解消すればいいんだね
モヤモヤの原因である何か
例えば親子関係みたいなこととかの問題
周囲の人間関係みたいなことの問題
みたいなことを解決したとしても
何らかの形で
モヤモヤっていうのはあり続ける
みたいな感じなんですよね
だから
何だろう
これはもう本当そういうもんなんだなって思ったんですけど
太平洋プレートって
ひたすら
地中にグググググググググって
常に歪みみたいなのが生まれてるわけじゃないですか
でその歪みがたまりにたまると
地震とかが起こるわけですよね
みたいな感じで、歪みというのは人間が生きている間ずっと溜まり続ける、発生し続ける、おそらくどんな人間も
っていうことなんだなと思ったんですよね
ということでですね、とりあえずこんな感じで10分ぐらい経ったんでですね、また続き明日話したいと思います。よろしくお願いします
12:11

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