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はい、というわけで始まりました。
えーっと、あけましておめでとうございますと言いますか、
あの、今年2022年になって初めて録音するんですけど、
えーっとですね、まあ年末年始ね、ちょっとどこも行けずだったので、
まあ結構家でいろいろ家事しながら、あの、本読んだり映画見たりっていう時間が多かったんですけど、
えーとですね、その中で結構まとめていろいろ見てたので、
なんか割とですね、まあその話とかしようかなという風に思いまして、
えー、ちょっと今録音してますと。
ということでですね、本日は、えーですね、この休み中に読んでた本で、
一つはあの、オチアイの、オチアイがですね、中日絵監督やってた時の
嫌われた監督っていう本とですね、これすごいベストセラーですね、の本と、
あとですね、あの、今あれネットウィックスで見れるのかな?
あの、大泉大主演のですね、これも原作小説の、えー、騙し絵の牙の映画ですね。
とですね、あとそれと全然関係なくですね、あの、えー、ドイツのですね、
あのドイツ、あのドイツ帝国のビスマルクですね、最初だった、
ビスマルクの本をですね、読んでたんですけど、
まあそれがですね、自分には結構なんていうか、まあ、あの、
同じような話に感じたというか、まあ同じ部分を感じてですね、
なんかその3つちょっと絡めて思ったことっていうのを話したいなという風に思いました。
まずですね、この嫌われた監督っていう本がですね、もうこれがもうかなりベラボレ面白くてですね、
なんかこう、なんていうんですかね、あの僕、本一冊読むのすごい早い時とですね、
すごい遅い時とあるんですよね。で、それが簡単難しいではなくて、
あの、書いてあることをすごくゆっくり追いたい、追う必要があると、
一時的に頭の中でもう音読するみたいに追いたい、追う必要があるなという本とですね、
えーと、そうじゃなくて、バッドでいいやっていう本というのがまああるわけですよね。
で、難しくてもバッド読める本もあれば、簡単でもすっごい時間かかる本もあって、
で、これはですね、まあそんなもちろんね、難しいことは書いてないんですけど、
すごくじっくり読みましたね。何日間かかけて、まあ読みましたけど、
えーとですね、まあほんとすごい面白い本でですね、
まあお茶屋がですね、まああんな感じなんで、あの、なんでしょうね、
まあ、えーと、自分のですね、えー、はっきりとした意図はあるんですけど、
そのことを説明せずにですね、えー、なんというか、とんでもないことをし始めるんですよね。
で、それはですね、もうその、説明しないし、しなくて、
もうほんと、でも明らかななんかの意図を持ってですね、
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感情を一切表に出さず、あの、淡々とそれをやるんで、
まあ周りからはですね、まあほんとにこう、不気味というかですね、何を考えてもわからない、
けどきっと確信らしいものを持ってやってるはずだ、
何なんだ、わからん、みたいなですね、
あの、なんていうんですかね、能面にずっと見られてるみたいなプレッシャーをですね、
まあほんとにこの中日の選手とかはみんな味わってたわけですけど、
でですね、まあほんとに、例えばなんですけど、川崎っていう元ヤクルトのピッチャーがいて、
で、中日に移籍した瞬間にですね、肩がルーズショルダーになってしまって、
ものすごい肩痛、右肩痛でですね、もう日常生活でも右手使えないぐらいの、
服着るのも左手片手でやってますみたいな状態になってしまって、
で、それが3年間続いてですね、
で、しかも3年契約何億みたいな契約だったんで、
来た瞬間ですね、ものすごい年報なのに1回も一軍に立ってないみたいな状態でですね、
まあ給料泥棒感がすごかったわけですよね。
でですね、でも2軍で投げても全然給油も出ないし、もうダメかと思ってたらですね、
監督になったばっかの落合が開幕当初に指名するんですよね。
で、お前開幕で行くけど、まあ誰にも言うなよって言って、
え、俺が開幕なんでってなってですね。
で、なったんだけど、あまりにもですね、いろんなリハビリとかも頑張ってやってるんだけど何もうまくいかないんで、
川崎はですね、もしかしたら自分はスポットライトの下に立てばうまくいくんじゃないかという思いがいつか芽生えててですね、
ぜひやらせてくださいって言ってやると。
でもなんで自分が明らかにぶっ壊れてる自分がですね、開幕当初に選ばれるのかわからない。
でもこれ多分どうだろうってわからないわからないって思いながらずっと練習してて、
でもこれ多分死に場所与えてくれたんだろうなと思いながらですね、開幕当初やるんですけど、
案の定ほぼほぼに打たれるんですよね。
で、1回抑えたから2回でもう5点くらい取られるのかな。
でですね、しかも相手は広島でエースの黒だってですね、
もう絶対5点以上黒だから取れるわけないんで、いきなり開幕戦から負け確定みたいな状態になってですね、
落合がスッてベンチから出てきて、川崎にいい球投げてんじゃんって言って、
後退お疲れさんって言って、終わったかってなると。
でですね、その後奇跡的に黒だから6点取って試合は勝つんですけど、
でですね、それ以来川崎はもうずっとシーズンはもう1回くらい遠回したのかな。
でもやっぱぼこぼこに打たれてですね。
で最後にもう、その年の最後にお前とは契約しないと。
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落合に直接言われて、選手として引退するか、来年別のチームに行くか、
自分の人生にとっていいと思う方に決めなと。
でなんだけど、もしこのチームで終わるって言うんだったら、
明日のヤクルト戦、お前のフルストのヤクルト戦はお前でピッチャーで行くよって言って。
それもね優勝決まった、リーグ優勝決まった後のあれだったんで、
いわゆる残った試合の消化試合だったんですけど。
でですね、そこで引退の花道まで用意してみたいな感じですね。
すごいケアをするわけですけど。
でもですね、結局なんで開幕投手したのかずっと言わなかったんですよね。
言わなかったんですけど、その後ですね、何かの取材にポロッとですね、
それからさらに1年後くらいかな。
開幕を一番苦労してる奴が開幕を投げるというのが、
このチームが勝つために必要なことだったって言ってるんですよね。
でですね、だからこうなんて言うんですかね。
つまり開幕試合っていうのはチームで一番いいピッチャーを選んで、
戦うもんだと。できれば勝ちたいもんだよねっていうのがどのチームももちろんあるわけですけど、
ちょっとお茶屋はそういうとこ見てないんですよね。
そういう表面上のこういうもんだよねというですね、
暗黙の了解みたいなものがですね、全く目が惑わされなくてですね。
かつ多分いろんなものが見えてるんですよね。
一人は見えていない。
このチームで勝つには川崎という一番このチームで苦労してるピッチャーが
投げる姿を見せる必要があったと考えてるんですよね。
それがこのチームが強くなって勝つために必要なことだったって言ってるんですけど、
もちろんですね、そういう一体何、
まあまあはっきり言ってほとんど人間の心に触れてるわけですけど、
どこまでですね、そういうものを見れればですね、
見えればそういう判断になるのかっていうのはわからないわけですよね。
最初川崎開幕投手って言ったらみんなもう本当にびっくりしすぎるみたいなね、
しかも完全に内緒にしていたんで、
当日までチームメイトの誰も知らないぐらいのレベルでですね、
めちゃくちゃみんなびっくりしたりですね。
前の監督の星野さんのところはですね、
ちょっと気を照らしすぎたとかって解説で怒ったぐらいな感じの、
まあそれぐらい非常識のことなわけですけど、
それが勝つために必要なんだっていうのは、
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勝ち合いから見えている世界の中ではですね、
合理的な判断なんですよね。
それがすごい面白いなと思ってですね、
それをエピソードを読んだ時に思ったのが、
さっき言ってたね、ビスマルクのことを思い出したんですよね、
そのドイツの最初の。
ビスマルクもですね、
ヨーロッパでですね、
ドイツがワーッと台頭してきてですね、
めちゃくちゃ強国にものすごいスピードになっていくという中でですね、
もともと強かったイギリス、フランスからするとですね、
とかロシアとかからするとですね、
ちょっとなんだこの震残のね、
さっきまでバラバラだったですね、
ドイツが急に一つの固まった帝国になってですね、
めちゃくちゃ国力が上がってるってすごい危機感を感じると、
やばいこいつ叩かないと、
みんなその辺は思っているから、
ここの辺に組まれて叩かれないようにしようと、
叩いてですね、ヨーロッパで戦争起きないようにしようと言うんでですね、
それでいろんなところとですね、
同盟関係みたいなのをバーッと結んだりとかして、
なんか死んないけど、
気がついたらドイツを攻めるという話にならない。
ドイツの周りの国がですね、
気がついたら戦争にならないレベルの中の悪さに、
ずっとバランスを調整され続けている。
というのがですね、
ビスマルクがずっとこういろんなところと、
口発調手発調で外交しまくってですね、
ずっと戦争に、すぐにでもフランス、
ヨーロッパは戦争になりそうなところを、
ずっと生きている間防いでいたわけですよね。
なんかそれを感じたんですよね。
それがですね、やっぱり見えてないものが見えてるんですよね。
普通の人には。
ビスマルクとお茶に似てるなと思ったんですけど、
そんな話をしていたら、
とりあえず10分経ったのでまた続きは明日のします。
よろしくお願いします。