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2022-06-22 10:33

今日の10分de1テーマ「トップガン・マーヴェリックの尋常じゃない面白さについて語りたい!」①

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

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はい、というわけで始まりました。本日はですね、トップガンマーベリックが、これはもう面白すぎるだろうという話をしたいんですけども
その前にですね、めちゃくちゃ間が空いて久しぶりになったんですが、なんで久しぶりになっているかというと、
重々に夢中になりすぎていたからという感じで、まあ今も夢中なんですけど、もうですね、空いてる時間もずっと技術の動画とかですね、試合の動画も見ちゃうし
移動中とかも頭の中ずーっとその時の動きとかですね、こうしようかな、ああしようかなとかずーっと頭がそこに奪われててですね
なんか一応本とかも、移動中とか持ち歩いてるんですけど全然本も読まずいんですね。ひたすら重々のことを考えて、動きでああしたほうがいいのかな、こうしたほうがいいのかなとか考えててですね
やばいみたいな、全ての思考が持ってかれててですね。で、あと仕事が普通に忙しいのもあって
時間がなかったんですけど、そんな中ですね、さすがにこんなにトップガンマーベリックの評判の高さを見てると、これはさすがに映画館見に行かなきゃなと思ってですね
まあ行ったんですよね、平日の午前中に行ったんですけど、平日の午前中でimaxがもう8割方ぐらい埋まっててですね
すごいなみたいな、こんな平日の午前中とかでこんな埋まってるの見たことないなみたいな、すごい人気ぶりだったんですよね
実際すごく面白かったわけですけど。でですね、トップガンって言えば、僕が小学生ぐらいの時はですね、もう本当にすごい頻度でゴールデン洋画劇場とかにかかってたんですよね
なんですけど、当時じゃあ好きだったかというとですね、1回も見通したことがないって言うんですね
なんかチャラチャラしてるみたいな。その時はもうね、初夏連歌とかスタロンとかしか興味がないんで
なんか筋肉もないし、なんか女とチャラチャラしてるしみたいな感じで、全然乗れねえわとかと思っててですね
それ以来1回もトップガン見通さずに大人になったんですけど、でですね、このマーベリックはあまりに評判なんで
まあじゃあトップガン1見てみるかっつってですね、配信になったら見始めたんですよね。見始めるとですね、あの
なんかこう、そのトップガンのね、あの人たち、まあ空軍のね、あの米軍の人たちがですね、タムロしてるバーみたいなのがあって
そこでですね、あのトム・クルーズがその友達のグースっていうやつをですね、こうバーカウンターで飲みながらですね
こう女の子見つけてですね、よし俺あの子ちょっとくどいてくるって言ってですね、バーに落ちてるマイクをパッと拾ってですね
で何を思ったのか突然ですね、なんかすごいラブソングだがなんかをですね、もう大音量で、まあもちろんそのすごい広いバーでですね、100人ぐらい多分一人入ってそうなところでですね
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その全部に聞こえるような大音量でですね、マイクで歌いながらその女の子に近づいてって
で、あのまあ、あの、くどき始めるわけですよね、まあなんていうかラブソングみたいな歌って
でですね、まあまずそれを見た時にですね、この僕の中のこの女の子の部分がですね、もうマジでやめてくれと思ったんですよね
もうですね、こんな声のかけられ方、くどかれ方みたいなされたらもう本当に嫌だと
一人でしっぽり飲んでるのに、なんか知らない奴がですね、あのラブソングを全員が振り向く声で歌って100人ぐらい注目されるっていうのは最悪だろうこれと思って
もうマジやめろとか思いながら見てたと
で、その時点でですね、結構不快だったんですけど、その後ですね、その女の子が席を、まあちょっと会話した後席を立ってですね
なんかあの女子トイレに入って化粧直ししてたらですね、酔っ払ったそのトム・クルーズがですね、女子トイレの前のドアに立ってですね
よし行くかとか言ってガーンって入って行ってですね、さっきの続きなんだけどみたいな感じでですね、化粧直ししてる彼女にこう話し始めるんですよね
もうその時点でですね、もう無理って思って、もうこいつマジ無理って思ってですね、あの、見るのを断念したんですよね
で、結局ワンを見通さずにですね、あの、まあマーベリックを見に行ったと
そしたらですね、ワンも見てないけどまあめちゃくちゃ面白かったんですよね
で、まあ何でしょうね、面白さもいろんなポイントがあったんですけど、えーとですね
まずは、何だろうな、まあ本当にこう、とにかく、なんていうか、これ僕がよく言ってることなんですけど、特にその柔術を始めてですね
こう、対戦相手のその、えー、なんていうか、バランスを崩して技をかけるわけですよね
で、そのバランスを崩す時に相手の重心がどこにあるかっていうのをすごくこう考えるわけですよ
こっちに向かって踏ん張ってるからってことはこっち側に逆にひっくり返す技をかけたら、ひっくり返るなみたいなことをまあ考えるわけですよね
それでこう、体の重心どこにあるんだろうということをまあ結構考えるわけですけど、それを考えてる時にですね、まあ自分がもう編集者の仕事やってるんで
えー、自分にとってまあその、読みやすいエンターテイメントとは何かみたいなことを考えた時に、えー
書き手が、読み手のですね、心の重心がどこかをわかっていて、技をかけている、あの、思うがままに技をかけているっていう読み物がすごく読みやすいんだってことに、まあ気づいたというか、まあ前からそう思ってたことに
心の重心っていう概念を持ってきたらですね、まあすごくイメージとしてピッタリだったって感じなんですけど
で、その心の重心がどこにあるかっていうことをですね、この映画の作り手の人が知り尽くしてるんですよね
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もうですね、そこのこう、まあ出だしでもう本当にそうだなって感じだったんですけど、まあ出だしはね、一番最初はそのトップガン1の始まり方と一緒のこう、空母からひたすら飛行機がピュンピュン飛んでいくっていうシーンをですね、映してるんですけど
まあそこもですね、あの1見た直後だったんで、自分の中で比較できたんですが、明らか1より良いんですよね、何が起こってるかっていうのがすごくわかるんですよね
で、これはすげえ良いな、同じ始まり方だけど良いなと思ったらですね、その後ですね、まあ同じようにトップガンが始まって
で、今度はですね、でっかい飛行機の格納されてるようなですね、でっかい倉庫、ガラーンとした倉庫にですね、端っこにのテーブルでですね、あのトムクルーズが座ってて、ゆっくりなんか食事を始めるんですよね、静かにゆっくり食事を始めてですね
で、食べ終わったらですね、オンローに立ち上がって、あのトムクルーズがジャケットを着込む、そしてバッとですね、あのカバーを外したらですね、バイクがある、そのバイクに乗ってですね、ブーンってトルクを上げてですね、走って、どんどんスピードを加速して走っていく
ノーヘルでとんでもないスピードに達してトムクルーズが本人が走っててですね、で、そのまま立ち入り禁止区域に入っていく、そうすると飛行機があるところに行ってですね、そこにもうすごいなんか最新鋭のですね、流線系の飛行機があるっていうところにブーンって入っていくっていうところがですね
この多分ですね、その何年ぶり?30何年ぶりぐらいですよね、の続編にもう一回、つまりもうその一度ですね、終わった物語にもう一度ですね、血液を巡らせるみたいな、なんかこう一度止まって終わったものにですね、もう一回あったかい血液をですね、ゆっくりゆっくり注入してですね、少しずつトルクを上げていってですね
そしてもうその、心臓の脈動する感じに持っていくみたいなですね、その出だしのこのスロープの作り方ですよね、が完全にわかってる感じだったんですよね
僕、映画の出だしを見たら、その映画が面白いかどうかを100%わかるっていう風にですね、公言してるんですけど、何でかっていうとですね、これは同じく、ある種の大きくエンターテイメントに関わってる人間として言えることとしてですね、一番最初が一番気を使うからなんですよね
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どう始まるかっていうことがですね、で、そこで掴み、見えなかった、もしくはその作品の、こういう作品ですよという刻印みたいなのをですね、刻めなかったら、もしくは違う刻印を刻んでしまってですね、違う印象を与えてしまったら失敗すると
すぐに、もうこれからはこの映画に2時間付き合う気になれねえなと思うと、なので一番最初のシーンってめちゃくちゃ気を使うわけですけど、そのシーンがですね、悪いシーンがその後良くなるはずがないと、それはその料理屋さんのですね、掃除が行き届いてるかどうかを見て、その店の料理が美味しいかどうかっていうのはわかるっていうのと似たようなことだと
思うんですよね。自分の店の掃除をちゃんとやってない人が美味しい料理を作れるわけないみたいな感覚なんですけど、そういう意味で言うとですね、その面白い出だしが作れてると、あ、こいつはわかってるなっていうのがわかるんですが、この時点でですね、あ、この映画はとんでもなく面白いぞっていうことが確信になったんですよね。
ということでですね、そんなぐらいのことを話してたら10分経ったんで、また続きは明日話します。よろしくお願いします。
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