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はい、というわけでですね、ロッキーの良いところという話を延々としているんですけど、
えーっとですね、やっぱりロッキーといえばね、エイドリアンもそうですけど、ポーリーとミッキーですよね。
でですね、ポーリーというのがですね、まあ、なんというか、こんなにダメな普通のおっさんって映画に出たことあるのかなっていうくらいですね、
マジでダメな普通なおっさんなんですよね。
でですね、エイドリアンのお兄さんなわけですけど、
まあですね、ほんとに見るたびに、こいつマジでどうにかしてくれって思うくらい、見てるこいつがイライラするくらいですね、
ダメなんですよね、ほんとに酒飲んでですね、妹にめちゃくちゃ辛くあたってですね、
で、なんかですね、突然ロッキーが妹に惚れてるの知ってるんでですね、
で、かつロッキーはですね、ヤクザの手下になって就勤の仕事をしてるわけですけど、
ポーリーはですね、製肉会社に勤めてて、凍った牛肉をですね、持ってやる仕事が辛くて早く辞めたいから、
その仕事紹介してくれないって言ってよくロッキーに言うんですよね。
で、ロッキーがそんな良い仕事じゃねえぞって言うんだけど、
いやそれでもさ、ガッツと言うんですけどね、そのヤクザの親分。
まあガッツを紹介してくれよ、みたいな感じですね。
いつも仕事紹介してくれ、仕事紹介してくれってロッキーに言ってるんですけど、
でですね、しかも妹に惚れてるの知ってるんで、
ロッキーにですね、恩を得るために妹をデートに連れて行かせようとするんですよね、その社肉祭の日にね。
でですね、突然まず妹が一人で家にいるところにですね、帰ってきて、
おいエドリアン、ロッキー連れてきたぞ、みたいな感じですね。
そしたらまさか男の人来るとは思ってないので、エドリアンびっくりして奥に逃げるみたいな。
で、なんで急に連れてくるの?私こんな格好してるのに、みたいな感じなんですけど、
家からお前家ばっかりにいないで外出ろ、とか言って。
え、そんなお兄さんためにターキー焼いてたのよ、って言うんだけど、
ターキーって言って、外で食えって言って焼いてた七面鳥をオーブンから外に放り出すんですよね。
マジでクソ兄貴もいいとこだなって感じなんですけど。
でですね、ポーリーの魅力ですよね。
ポーリーの魅力はマジで小学生の時1ミリもわかんなかったんですけど。
ロッキーがポーリーに優しいんですよね。
ポーリーが何やってもしょうがないな、ポーリーは、みたいな感じなんですけど。
小学生の時はもちろんわからなかったですし、大人になってから見ても、
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エイドリアのお兄さんだしなとか、しょうがない人だしな、みたいな感じでいるのかな、しょうがないなとか。
あとロッキーに嫉妬して、いつも変な暴走するんですけど、
どのナンバーシリーズでもポーリーが嫉妬するっていうシーン必ずあるんですけど、
なんていうんですかね、しょうがない人だなっていう感じで思ってるのかなって思ってたんですが、
今回1,2見てもう少し理解したのが、ロッキーってとんでもなくのんびりした性格してるんですよね。
なんていうか、あの喋り方もね、おーとかそういう喋り方もありますけど、
すごい、そっか、ロッキーってめちゃくちゃのんびりしてるんだと思ったのがですね、
アポロがすごい全身正常気でリングに上がって、
ひたすらアメリカの徴兵するポスターの真似をするギャグをやるんですよね。
アイウォンチューアイウォンチューって言ってですね、
客席とかロッキーを指差してですね、
もうさすがに、もうみんなお腹いっぱいっていうか、もう滑ってるだろうっていうぐらいの回数ですね。
100回ぐらいアイウォンチューっていう、そのネタをこすりまくるんですけど、
でですね、その姿を見た時にですね、ド派手な格好をしてですね、
アイウォンチューアイウォンチューってやってる姿を見てロッキーがですね、
すごい派手な衣装だなーって言ってるんですよね。
なんか今からですね、もう自分の人生を懸けて戦うっていう時にですね、
相手のギラギラの衣装を見てですね、すごい派手な衣装だなーとかですね。
あとロッキー2でですね、アポロがですね、ロッキーを挑発しまくって記者会見で。
で、あれはモハメダアリがモデルなわけですけど、
あんな感じですね、ものすごい勢いでマックス立てるんですよ。
ワーってマックス立てるんですけど、
でロッキーさんは?って言って、
同じようにプロレス的なやりとりを期待されて、
でロッキーさんは?って言ってマイク向けられるんですけど、
いやー試合会場は家から徒歩10分で良かったですとかですね。
なんかもうめちゃくちゃのんびりしてるんですよね。
で、その記者会見終わった後ミッキーにボソッと、
彼すごくイライラしてたねって言うんですけど、そんな感じですね。
なんかもう本当に巨人というか亀というかですね、
なんかもうとんでもなくのんびりしている性格なんですよね。
で、ぼくとつというか本当に。
でですね、そんなロッキーからすると、
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ポーリーは面白いなって思ってるんだってことが分かったんですよね。
ポーリーってやっぱ面白いなーってぼんやり思ってるんだってことが分かってですね、
なんか、なんでしょうね。
なんかこう、そういう関係だったの?っていう風に、
なんかこのロッキーの何十回も見てるのに、
なんか改めて気づいたんですけど。
でですね、あとはミッキーですよね。
そのロッキーのトレーナーのミッキーですけど、
本当に腐れみたいな感じで、
もうずっとボクシングを見てるんですけど、
ロッキーがね、そんなヤクザの取り立てとかやってですね、
ジムに行ったらロッカーが別の若手選手に使われててですね、
で、ミッキーに俺のロッカーは?とか言ったらですね、
おめのロッカーなんかね、みたいな。
で、ズタ袋に入れられててですね、荷物が。
で、本当にロッキーに冷たく当たるんですよね。
で、なんか俺にそういう風にあいつもミッキーは当たるんだよ、
みたいなことをロッキーが言うとですね、
分からねえのか?みたいな。
おめえがそうやってヤクザの手先みたいな仕事してるからだよ、みたいな。
せっかくある素質を無駄にしやがって、みたいな。
って言うんですよね。
で、それは結構ロッキーのですね、
それ以外仕事ないよね、この状況っていう出口の無さっていうことを考えるとですね、
結構辛い叱責なんですよね。
いや、と言っても今これしか仕事ねえよって感じはするんですけど、
ミッキーの方はミッキーの方でですね、
もうすごい期待をかけてたんだなってことも分かるんですよね。
期待をかけてたのに、
なんか多分ですね、ロッキーののんびりした性格とかですね、
あとなんかボクシングやってるのにそこだけに集中しないで、
ヤクザの手先みたいなことをやっているっていうことに対して、
がっかりしてる。
そのがっかりっていうのは、
一度ちゃんと期待したからこんなふうにがっかりしてんだなってのがまた伝わってくるわけですよね。
で、その後ロッキーがですね、
アポロからね、
対戦相手が怪我して試合飛んだから、
なんか面白いアメリカンドリームを感じるような試合を組みたいねみたいな、
地元の無名選手と組めてどうだみたいな感じですね。
ナイスマーケティングだねみたいなことを言われてですね。
で、選手名刊みたいなのをひっくり返してたら、
イタリアの種馬っていうね、
イタリアンスタリオンっていう、
そのニックネームが気に入ってですね。
アポロクリードvsイタリアンスタリオン。
まるでモンスタームービーだなって言ってですね。
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ロッキーに白羽の矢が立つわけですけど、
一気にね、
そこからそのなんていうんですかね、
そこから巻き起こるいろんな人々のリアクションみたいなのが、
なんていうか、
わかりやすくないんですよね。
例えばですけど、
こういうふうに注目が詰まったら、
人ってこういうふうに手のひら返すよねみたいな、
人って手のひら返すよねということを描きたいと思っている人だったら、
例えばですけど、
詰めたく当たってたのに、
サインくれって言うとかですね、
俺に俺もできることないかとか、
俺は前から応援していたんだみたいな、
手のひら返すみたいな描写を入れるわけですけど、
まさに本当に別にそういう人もいれば、
そうじゃない人もいるみたいな感じですね。
人それぞれなんですよね。
本当に、
この人はこうやって生きてきたから、
今回のロッキーの試合のことをこういうふうに思っているんだなっていうのは、
すごく丁寧なんですよね。
同じイタリア系のヤクザの借金取り立てでね、
指折ってこいって言ってた人はですね、
よかったな、試合決まって、
ほらって言って、
あんまりお前酒とかタバコとか吸っちゃダメだぞって言って、
これでいいもん食って試合に備えろって言って、
500ドルくれるんですよね。
とかですね、
何でしょうね、
多分同じイタリア系っていうのもあってですね、
応援してるし、
自分の手下みたいなのからですね、
そういう人間が出たことを誇らしいと思ってそうだし、
普通に応援してるみたいな感じなんですよね。
でですね、
いろんな人のリアクションがですね、
すごく素朴に、
自然に描かれてるんですけど、
やっぱりですね、
ミッキーが良かったんですよね。
一度期待をかけてたけどですね、
その期待を裏切られて、
罵ってですね、
ロッカーも取り上げてたミッキーがですね、
夜、
ロッキーのボロボロのアパートに来るんですよね。
で来てですね、
すげえ試合決まったな、
すげえチャンスだな、
とか言って、
いいからすげえ僕さんに何が必要か知ってるから、
それは良いマネージャーだ、
って言って、
つまり一言で言うと、
自分をマネージャーにつけろって言ったわけですよね。
トレーダーとかマネージャーにつけろって言ってるんですけど、
でですね、その後ですね、
いやー俺の現役時代は、
本当に大変だったよ、
あんだけグローブも薄くてな、
とか、
なんだったらグローブに病入れてくるやつがいてよ、
この頬に穴が開いたんだ、
ある時なんてさ、
ここにこう、
何針の怪我を塗ってな、
みたいな感じでですね、
なんか知んないですけど、
自分の現役時代、
なんかの大変だった話、
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今よりワイルドやったで、
みたいなね、
なんかこう、
昔のプレ野球選手がですね、
いやー昔はもう本当に、
顔面の危険球とかを
抱腹で投げてきたり、
大変だったよみたいなことを言ったりしますけど、
あんな感じですね、
俺の時代はワイルドやってる話みたいなのがですね、
延々と始まるんですよね。
いやー苦労したよ、
でもそれも俺がマネージャーがいなかったからなんだよな、
とか言うんですよね。
でですね、
ロッキーはそれを聞いているうちにどんどんどんどんこう、
ちょっとこう、
なんで急にミッキー何来たんだ、
したんだって言ったら、
自分をマネージャーにつけろっていうことなのかっていうのは
ちょっとゆっくり理解し始めて、
どんどんどんどん腹が、ゆっくり静かに腹が立ってきてですね、
どんどん無視してですね、
隣の部屋に引っ込んで
ドア閉めるんですよね。
でミッキーがですね、
お前マネージャー必要だって、
みたいなことを言ったらですね、
俺のロッカーも取り上げたくせに、
とか言って、
それは悪かったけど、
けど、けどよ、みたいな、
って言って、
けどお前だって、
もうその自分の才能を
無駄にしてたじゃねえか、みたいな、
って言ったら、
だったらその時そうやって
言ってくれればよかったじゃないかよ、
みたいなことをロッキーが叫んでですね、
じゃあミッキーが、
じゃあそれを言ったらお前聞いてたのか、
って言うんですよね、
じゃあいいから帰ってくれ、
出てけ、出てけ、みたいな感じでロッキーが言ってですね、
おじいさんのミッキーがですね、
ボロボロなアパートの階段を降りていってですね、
すごい悲しそうに降りていってですね、
もうしょぼしょぼしょぼしょぼ、
暗い道を帰ってくるんですよね、
したらちょっと落ち着いてですね、
あと細かい、すごく細かい演出があるんですけど、
あの、
ドアを一旦ガチャって開けてですね、
で、出ようとした時に、
ミッキーが自分の帽子を忘れてるような気がついて、
自分、
一旦開けかけたドアを閉めた後、
自分の帽子をかぶってですね、
それでもう一回出ようとするんですよね、
隣の部屋にこもってたですね、
ロッキーは、
ガチャっていうドアの音を聞いてですね、
ミッキーが帰ったと思って、
すって出てきたら、
帽子をかぶったミッキーと目があってですね、
気まずそうにまだいたのか、
みたいな感じでですね、
それを見て、
ミッキーはもう悲しそうな顔をしてですね、
一人立ち去っていくと、
立ち去っていってですね、
暗い夜道をですね、
カメラの奥の方まで行くんですよね、
奥の奥まで行ったところでですね、
アパートから、
ロッキーが降りてきてですね、
走っていって、
遠くのミッキーとですね、
握手してですね、
ちょっと肩とか組んでですね、
握手してですね、
肩とか組んでですね、
分かれるんですよね、
そこの演出の、
品の良さよ、
と思いますよね、
そこでですね、
やっぱり、
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マネージャーお願いするよ、
みたいなロッキー、
みたいな感じになるんじゃなくてですね、
遠くの奥の方で、
そういうやりとりがあったんだろうな、
という風に見せるんですよね、
ロッキーが階段を駆け下りちゃって、
ミッキーを走った時には、
走って追っかけた時には、
もうその意図みたいなことを書けているので、
意思みたいなのを書けているので、
もう皆まで言わなくても分かるよね、
みたいな、
二人の間何があったかは、
相当お任せします、
みたいな感じの描き方なんですよね、
それは非常にですね、
スマート、
いいなと思いましたね、
ということでですね、
これを一つ一つ話していくっていうのは、
やべえなと思っているんですけど、
何分話すんだろうと思っているんですが、
とりあえず本日はまた以上です、
よろしくお願いします。