正しさと優しさの比較
こんにちは、みかんです。9月24日、水曜日いかがお過ごしでしょうか。
今日は、「正しさよりもやさしさを」というテーマでお話しします。
私の身近にとても正義感の強い友人がいます。家族の誰かが間違っていると感じると、強く怒って正そうとするんです。
例えば、娘さんが恋愛をしていても、相手の男性が付き合っているとは言わない、その状況に、そんな人と会うのは非常識、プライドがないの?と責め立ててしまう。
また、自分の兄弟が不倫をしているかもしれないとした時に、軽蔑の言葉をたくさんたくさんぶつけてしまう。
もちろん、その根っこにあるのは、大切な家族を守りたいという強い思いだと思います。
でも、怒りや正しさを武器にするとどうしても喧嘩になって、関係が苦しくなってしまいます。
私は、人間関係を本当に温かくするのは、正しさではなく優しさなんじゃないかと、正しさを押し付ければ一時的に相手を止められるかもしれない。
でも、その分心は離れていきます。
反対に、優しさを差し出すと、相手は安心して自然と自分で考える余白を持てると思います。
じゃあ、具体的にどうしたらいいのか?
娘さんへの関わり方で言うと、「そんな人と会うのはやめなさい。」と頭ごなしに言うよりも、
あなたは今どんな気持ちなの?その人と一緒にいて安心できる?
気持ちを聞く質問に変えてみる?すると娘さん自身が考えるきっかけになります。
親ができるのは正解を押し付けることよりも、考える場を作ることかもしれません。
それが優しさの一つの形かな?なんて思います。
そして、怒りを抑えるためにできる小さな工夫もあります。
例えば、よく言われることですが、深呼吸を一つしてから言葉にするとか、
その場では言わずに一晩寝かせてから伝えるとか、
自分の感情を紙に書き出して整理するとか、
そんな風に一度立ち止まるだけで怒りのエネルギーが、
相手を責める力から相手に寄り添う力に変わっていくことがあったりします。
もちろん、いつもできなくてもいいと思います。
でも、正しさよりも優しさを選んでみよう。
そう意識するだけで、家族との関係は少しずつ変わっていくはずです。
では、今日は正しさよりも優しさを、そんな話をしてみました。
当たり前の話で、そのように思っている方も多いかもしれませんけれども、
正しさが正義だと思っている方、心が少し軽くなったらいいなぁと思っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
なんかうまくいく、引き続き良い時間を過ごしください。
また次の配信でお会いしましょう。