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2025-05-23 06:06

非認知能力がぐんぐん育つ!お互いの良さを見つける「ヨイ出し」ゲーム開発の舞台裏

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「教育カフェテラス」今回は、非認知能力を育むための新しいボードゲーム開発についてご紹介します。お互いの「ヨイ=良いところ」を見つけて伝え合うことで、自己肯定感や共感力、発想力がどのように育まれるのか、学校現場でのテストプレイの様子や、開発の背景にもせまります。子どもだけでなく大人にも役立つ「ヨイ出し」の魅力を語り合います!

サマリー

非認知能力を育むボードゲーム「酔い出し」が開発され、子どもたちは他者の良さを見つけて伝え合う楽しさを体験しています。この取り組みは、自己肯定感や共感力を育てる新しい教育法として注目されています。

非認知能力を育むゲームの開発
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。進行役の水野太一です。
こんにちは。アシスタントの高橋さやかです。今回も楽しく教育の話題をお届けしていきます。
さて今回は、教育分野でとても面白い取り組みがスタートしたということで、その紹介をしたいと思います。
情報源は、こどもとIT、2025年4月28日の記事です。
テーマは、非認知能力を育むボートゲーム開発プロジェクトについてです。
非認知能力ってよく聞くけど、具体的にどんな力のことを指すんですか?
勉強ができる、みたいな認知能力とは違うのかな?
うん。いい質問ですね。
非認知能力というのは、例えば自己肯定感や共感力、強調性、粘り強さなど、テストの点数や学力では測れないけど、人生を豊かに歩む上でとても大切な力のことを指します。
なるほど。じゃあ、その非認知能力を育てるボードゲームってどんな内容なんですか?
今回開発が始まったボードゲームは、キーチャーティーチャーという会社と、奈良の県原村のボードゲーム体験施設ガウが協力して作っています。
テーマは酔い出し、つまりお互いの良いところを見つけて伝え合うゲームなんです。
酔い出しってちょっと面白い言葉ですね。ひょっとしてダメ出しの反対の言葉なのかな?褒めることとは違うんですか?
厳密には似ていますが、少し違います。褒めるっていうのは、すごいねとか偉いねと評価する感じですが、酔い出しは相手や物事の良いところを具体的に見つけて、それをそのまま伝える技術なんです。
例えばどんな風に酔い出しをするんですか?今回のゲームではどんなやりとりがあったんですか?
記事によるとテストプレーでは、牛乳というお題に対して子どもたちが給食の時間におかわりしたい人が多くて、ジャンケンするくらい人気だよとか、牛は自然の葉っぱを食べて育つから、牛乳も自然なものだよねといった酔い出しの例が出てきたそうです。とても柔軟な発想ですよね。
確かに牛乳の良いところをそんなに色々見つけるって発想が面白い。でも褒めるのが苦手なことか、どうやって酔い出しをトレーニングしていくんですか?
大人でも褒めるのってちょっと照れくさいと感じる人が多いですが、まずは身近なものや友達について具体的な良いところを言葉にしてみることから始めます。ゲームの中ではみんなで一緒に楽しみながら練習できるのが魅力です。
ゲームを通じて自然とスキルが身につくっていいですね。それに実際にテストプレイした大人も酔い出しのスキルを磨けばちゃんと相手に伝わるって実感したそうですね。
そうなんです。大人の参加者も褒めるのって嘘っぽいと思っていたのが、酔い出しって本当に伝わる感覚を得たそうです。これは社会人になっても大事なスキルだと感じます。
教育現場での活用と期待
確かに社会に出ても人の良いところを見つけて伝える場面って多いですよね。ちなみにこのゲームはいつ頃リリースされる予定なんですか?
正式リリースは2026年の2月から3月が予定されています。まず最初に学校など教育機関向けに販売し、その後に一般向け販売もスタートするそうです。
教育現場で先に使われるってことは先生たちにも期待されてるんですね。どんな効果があるのかもっと知りたいです。
ガウの代表、足立千尋さんは、「酔い出しは子どもも大人も笑顔にする魔法のような技術だと話されています。学校生活や友達付き合いがもっと楽しくなるきっかけになるそうです。」
笑顔にする魔法、素敵な言葉ですね。ティーチャーティーチャーの福田さんのコメントも紹介されていましたが、どんな内容でしたか?
福田さんは、「子どもたちはすでにできていることがたくさんある。それをちゃんと見逃さず言葉にして伝えることで勇気が湧いてくると話しています。これはアドラー心理学でも大事にされている考え方ですね。」
勇気づけ、アドラー心理学の授業でも習いました。具体的な成長のステップを見つけて、ちゃんと伝えるのが大切ってことですよね。
福田さんは、「その通りです。酔い出しは誰もができる勇気づけの第一歩。これをゲームで楽しく学べるのが新しい点です。」
これ、子どもたちだけじゃなくて家庭でも使えそうじゃないですか?家族で酔い出しの習慣を作ったら、みんな毎日が明るくなりそう。
まさにその通り。学校だけでなく家庭や職場でも活用できます。みんなが酔い出しできる環境が増えれば、社会全体も前向きな雰囲気になりますよね。
日本の現場ではこうした褒め合う文化ってまだまだ定着していない気がします。こうしたボードゲームがそのきっかけになったら素敵ですね。
ゲームという気軽な形だからこそ、子どもも大人も無理なく始められるのがいいところです。今後の日本の教育でこうした取り組みが広がっていくといいですね。
テストプレーを行った原村の小学生たちはどんな反応だったんでしょう?楽しんでましたか?
記事には子どもたちが様々な工夫をして酔い出しを楽しんだエピソードが紹介されています。新しい視点や発想がどんどん湧いてくる様子が見られたそうですよ。
こういう力ってテストでは測れないけど本当はすごく大切ですよね。今後のリリースや他の学校での実践も楽しみです。
まさに非認知能力の育成はこれからの教育のキーワードになります。ぜひ皆さんも酔い出しチャレンジしてみてください。
今日は酔い出しボードゲームの話題で自己肯定感や共感力について深く知れてとても楽しかったです。
リスナーの皆さん、最後まで聞いていただきありがとうございました。
ぜひ次回の教育カフェテラスもお楽しみに。
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