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忙しさの中で気づける先生になるには?
2026-08-25 06:49

忙しさの中で気づける先生になるには?

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教師の成長は気づくことから始まるという連載記事を取り上げます。気づきは学びの出発点であり、探究の課題設定もそこから始まります。ところが人は、うれしいことより、仕事が増えた、時間が足りないといったことに先に気づいてしまいます。情報は教材の宝庫だという見方と、どんな情報に気づいて子どもへ届けるかという選び方を、38年の教職経験を持つ筆者の言葉から考えます。

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教育カフェテラスの時間です。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします。
この番組では、国内外の教育の話題を、現場の目線で一つずつ取り上げています。
今日は少し肩の力を抜いて、先生自身の話をします。
先生自身ですか、子供ではなく。
はい。みんなの教育技術の8月6日の記事です。
定峡平成大学の吉富士玲子先生が、
気づくことから始まる教師の成長というテーマで書かれています。
吉富士先生はどんな経歴の方でしょうか。
東京都で38年、小学校の教員と校長を務めた方です。
全国小学校社会科研究協議会の会長も務められました。
今は教員を目指す学生を教えています。
私と同じ立場の学生を見ている先生なんですね。急に近く感じます。
記事はまず、気づくとはどういうことか、というところから入ります。
面白いことに出会った時、知らなかったことを知った時、
新しい発見をした時、私たちは自然に気づいています。
生活科で気づきという言葉を習いました。
まさにそこに触れています。
生活科では気づきが学びの出発点として大切にされていますが、
吉富士先生は子供だけでなく大人にとっても大事だと書いています。
探究学習もそこから始まるのでしょうか。
課題設定はすべて小さな気づきから始まる、と書かれています。
なぜだろうと思うことが新しい学びにつながります。
言われてみればその通りです。
ただ、なぜだろうと思う余裕は忙しいとなくなりそうです。
そこがこの記事の一番痛いところです。
私たちは楽しいことよりも嫌なこと、つらいこと、きついことの方にすぐ気づいてしまうと指摘されています。
例えばどんなことでしょうか。
また仕事が増えた、時間が足りない、思うように子供が動いてくれない、記事に並んでいるのはこの3つです。
うわ、全部実習中に思ったことです。心当たりしかありません。
私も大学で学生を見ていて同じことを感じます。
困りごとには何もしなくても気づきます。
意識しないと気づけないのはうまくいっていることの方です。
うまくいっている日って何も起きていないように感じてしまいます。
記事はそこで教師という仕事の本当の魅力を見失ってしまう、と書いています。
人の成長に立ち会えて自分も成長できる仕事なのに目の前の忙しさだけを見てしまいます。
気づく先を変えるだけで同じ1日が違って見える、ということでしょうか。
教師だからこそ気づけること、教師だからこそ得られる喜びに目を向けると、毎日の仕事は少しずつ違って見えてくるはずだ、と書かれています。
03:02
具体的にはどうやって練習すればいいのでしょうか。
記事の後半は情報とも付き合い方の話になります。
吉藤先生自身もインスタグラムやフェイスブックを使うようになったそうです。
意外です。ベテランの先生ほど遠ざけるイメージがありました。
毎日いろいろな情報が届き、共感できる記事や研究の紹介も目にする。
ただ、一度検索すると関連する動画や記事が次々に出てくる時代でもあります。
気が付くと1時間経っています。
だから何が流行しているかではなく、自分に必要な情報は何かを見極めることが大事だ、と書かれています。
その上で、教師にとって情報は教材の宝庫だ、と続きます。
教材の宝庫というのがどういう意味でしょうか。
記事に例が出ています。サッカーのワールドカップの開会式で歌われた曲です。
前向きなメッセージが込められていて、子供にも伝わりやすい内容でした。
しかも歌手の国のイタリア語や韓国語のフレーズも盛り込まれていました。
世界大会らしい曲ですね。それは何の授業に使えるのでしょうか。
外国語でも社会でも音楽でも入れます。
世界にはいろいろな言葉があるという話にも、一つの曲を各国が分け合っているという話にもなります。
テレビで見ていた場面が教材に見えるということですか。
例をもう少し挙げます。
ノルウェー代表の応援が話題になったそうで、力強いリズムと立体感が印象的だったと書かれています。
それを見た先生が運動会の応援に取り入れてみたいと話していたそうです。
それは楽しそうです。応援の方って毎年同じになりがちです。
教育につながる素材は身近なところにいくらでもあるという話です。
ただしここから先に大事な条件がつきます。
条件ですか。
世の中には不安を煽る情報も少なくありません。
吉富士先生は明日への一歩につながる情報、人を前向きにする情報を意識して選ぶようにしていると書いています。
明るいニュースだけを見るということでしょうか。
そこは丁寧に書かれています。悲しい出来事であっても、そこから学べることや希望を見出せる情報であれば十分だそうです。
出来事の明るさではなく、そこから何を持ち帰れるかということですね。
そして最後にこう続きます。教師がどんな情報に気づき、どんな情報を子供へ届けるか、それはこれからますます大切になっていきます。
情報を選ぶことが教師の仕事になっているんですね。
子供は大人が持ってきた話題から世界を知ります。何を持ってくるかは、その大人が何に気づいたかで決まります。
私は暗いニュースの方がよく目に入ります。それを子供に話していたら、世界は怖い場所だと伝えることになりそうです。
06:00
さやかさん、この記事で一番自分に帰ってきたのはどこでしたか。
また仕事が増えたというところです。実習でそればかり考えていた日がありました。
同じ日に子供が初めて自分から発表したことも起きていたのに、そちらは日誌に書いていませんでした。
気づくことは能力ではなく習慣だと思います。
今日一日で気づいた嬉しいことを一つだけ書き残す。それだけで次の日の気づき方が変わります。
教育カフェテラス、今日はここまでです。
最後までお聞きくださってありがとうございました。
今日はよかったら嬉しかったことを一つだけ思い出してみてください。またお付き合いいただけたら嬉しいです。
06:49

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