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2026-10-30 07:24

先生が夜眠れなくなる心配ごとにどう備える?

アメリカの経験豊かな教育者が、先生を眠れなくする4つの心配ごとと、その備え方を書いた記事です。荒れる教室には、行動の始まり方を調べる問いで向き合うこと。課題に取り組まない子とは、力くらべをしないこと。終わらない仕事は、時間を区切ってまとめて片づけること。新しい管理職や保護者とは、こちらから関係をつくりにいくこと。心配は計画ではない、という言葉を手がかりに、不安を準備に変える方法を考えます。

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教育カフェテラスにようこそ。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。教育の記事を1本ずつ手に取って、先生や子供たちの毎日に役立つ考え方を探していく番組です。
今日は先生の心配ごとのお話と聞いて、実は少しドキドキしています。
ドキドキするというのは、思い当たる心配があるということでしょうか?
はい。来年から先生になったら、クラスが言うことを聞かなくなったらどうしよう、と夜に考えてしまうことがあります。
その心配は何年経っても消えないものかもしれません。
今日の記事は、アメリカの教育サイトエデュトピアに10月14日に載ったものです。
筆者は長く教団に立ち、今は教育委員会で働く教育者です。
記事は筆者の友人の先生の話から始まります。
毎年、新しい年度が近づくと、生徒が机の上に立って大騒ぎし、自分が叫んでも誰も聞かない夢を見るというのです。
ベテランの先生でもそんな夢を見るのですね。少し安心しました。
でも、その夢が本当になったことはあるのでしょうか?
筆者も同じことを尋ねています。答えは、ドキドキ、ある程度は、でした。
筆者は、心配は計画ではない、という言葉を紹介しています。
すべてをコントロールすることはできなくても、何に不安を感じているのかを見つめて、起こりそうな場面への返し方を先に用意しておくことはできる、というのです。
心配するだけで終わらせず、準備に変える、ということでしょうか。具体的にはどんな心配が挙げられているのですか?
私のクラスの心配も入っていそうな気がします。
一つ目は、まさに子供の行動です。
筆者は、教えて16年目に、それまでで最も難しいクラスを受け持ったそうです。
ある生徒が毎日、教室に入るなり、お菓子を持っているかと大声で聞き、持っていないと何もしませんでした。
他の生徒もそれに習い、筆者は教室を建て直すのに追われたと言います。
16年目でもそうなるなら、新人の私にはとても無理だと思ってしまいます。
ただ、筆者はそこで、荒れる行動も一つのメッセージだと考えます。
何かが上手くいっていないと子供なりに伝えているのです。
そこで、騒ぎが始まった時自分は何をしていたか、毎回同じ始まり方か、同じ生徒が始めるのか、授業はその時子供にとって退屈だったか分かりにくかったか、と問いを立てます。
がわてる代わりに調べる側に回るのですね。問いがあれば自分の授業のどこを直せばいいのかも見えてきそうです。
筆者はそれをパニックを問題解決に置き換えると表現しています。課題に全く取り組まない声の備えも書いています。
一番大事なのは力比べをしないことです。EIになれば先生は必ず負けます。
代わりに取り組むかどうかはあなたが選べるという形で示す方がうまくいくそうです。
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あなたが選べると言われたら反発する理由がなくなるかもしれません。家庭教師の生徒にもやりなさいと言うとかえって手が止まります。
他にも脅さずに落ち着いて結果を説明することを勧めています。
例えば白紙の図形の問題を前にした生徒に今は気が乗らないかもしれないけれど一問か二問だけでも試してくれるとあなたのために何ができるかがわかると伝えます。
すぐに取り組むとは限りませんが先生自身が落ち着いていられるそうです。
2つ目の心配は仕事の量のことでしょうか。
実習中も放課後の丸付けとメールの返信で先生たちは毎日遅くまで残っていました。
その通りです。
記者は仕事が多すぎることよりそれをする時間が永遠に足りないという感覚が怖いのだと書いています。
そこで進めているのがまとめて片付ける方法です。
仕事が来る度に対応するのではなく決めた時間にまとめて処理します。
筆者はメールを見るのは朝早くと夜の2回と決めて45分で区切るそうです。
終わらなかったものには印をつけてまた決めた時間に回します。
45分で区切るのは勇気が要りそうです。
急ぎのメールが来たらすぐに返したくなってしまいます。
そこにも筆者の助言があります。
決めた時間の外に急ぎらしい仕事が来たら反応する前に一度立ち止まります。
本当に急ぎなのかそれとも相手が急いでいるだけなのかを考えるのです。
日本でも勤務時間の外も連絡をどう扱うかは大きな課題になっています。
当たっています。
3つ目は新しい校長や教頭が来た時の不安です。
筆者は以前教室の飾り付けにまで口を出し
全員の毎日の授業計画を見せるよう求める新人の教頭に出会ったそうです。
当時は話の通じない相手だと思っていました。
でも今はこちらから関係を作りに行けばよかったと考えています。
関係を作りに行くというのは相手に合わせるということとは違うのでしょうか?
違います。
校内の研修を一緒に計画すると申し出る指示が分かりにくければあって話して
解決策に話を向ける仕事に必要なことを正直に丁寧に伝える
そして相手が元気かどうかを気にかけるという行動です。
管理職の仕事も大変で誰もが人間だからと筆者は書いています。
管理職の先生の様子を気にかけるという発想はありませんでした。
でもそう言われると管理職の先生も心配事を抱えているのかもしれません。
最後の4つ目は保護者とのやりとりです。
筆者が最初に勤めた学校は保護者がとても熱心で面談で
おそらく筆者に向けるべきではない怒りをぶつけられたこともあったそうです。
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そこで数ヶ月経ってからこちらからいい知らせを届けるようにしました。
施設ごとに学級頼りを出し良いことをした子の家庭に電話をかけたのです。
いい知らせの電話は受け取った保護者も嬉しいと思います。
悪い知らせの時だけ電話が来ると思われていたらそれだけで身構えてしまいます。
まさにそこです。成績だけでなく毎週の予定や
何を学んでいるかを学習用のサイトで伝えることも進めています。
家で何をしてあげればいいのかという多くの保護者の疑問にも答えられます。
教室が見えるようになると先生自身の不安も減ると筆者は書いています。
今日一番印象に残ったのは心配は計画ではないという言葉です。
私のクラスが言うことを聞かなかったらどうしよう
もう何をしていた時に崩れたかを調べるという準備に変えられる気がしてきました。
心配を消すことはできなくても返し方を一つ用意しておくだけで
夜の考え事は少し軽くなるのでしょう。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
皆さんが夜に考えてしまう心配事は何でしょうか。
よかったら一つだけ返し方を用意してみてください。
次回もぜひ聞きに来てください。
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