2025-08-19 07:58

褒めベタ日本人は犬のしつけが苦手かも!?

ドッグトレーナー、トリマー、獣医師、動物看護士ペットのプロのコミュニティから、学び合いの場を提供する一般社団法人ドッグワーカーコーディネーター協会の代表理事原口は、30年ペット業界の第一線で働いてきました。 動物看護とトリマーの専門学校を卒業し ペット業界の荒波にもまれ 3社を経験後3人の子供を出産ののち ペットサロンリーデレカーネを独立開業 トリミングにおける犬の負担を軽くできないか 模索しながらドッグトレーニングの資格を取得 。犬を愛する人の暮らしを楽しくすることで 動物保護って?犬らしく生きるとは? ペット業界を変えるためには? 日々1000頭以上の犬と関わり 悩み考え続けることで 日本のペット業界の道を明るくしていきたいと思っています そのために飼主さんである人の行動を変える投げかけを行っています 。一般社団法人ドッグワーカーコーディネーター協会 ホームページhttps://riderecane.hp.peraichi.com/dwcn?_gl=1*7b7pm6*_gcl_au*MTA4NTMwMDQ5OS4xNzUxMzQ3NTAxLjE1MzIzMjIxODcuMTc1MTk1OTI2Ni4xNzUxOTU5MjY2&_ga=2.177972263.340515817.1751959179-683925957.1706599591  インスタグラム https://www.instagram.com/dwcn202414/ フェイスブック https://www.facebook.com/yaeko.haraguchi/ ライン(リーデレカーネ兼用) https://lin.ee/QDMbWlM

サマリー

日本人は褒めることが苦手であり、それが犬のしつけにも影響を与えていると考えています。このため、犬に効果的なコミュニケーション方法や、飼い主としての心構えが求められています。

褒めることの重要性
皆さん、こんにちは。ドッグトレーナーでベテラントリマー、ペットサロンオーナーのハラグチが最前線で数多くの犬と接してきたからこそわかる、犬と楽しく暮らすコツをお伝えしています。
今回は、日本人は褒めベタなので犬のしつけが苦手なのではないかなというお話をさせていただきます。
前回までのお話の中で、端的に褒め言葉を使いましょうという話をしたんですけど、単語っていうのはわんちゃん理解できるんですね。
なんですけど、続けざまに文章で言われちゃうとわかりにくいっていうところと、ポジティブな言葉をたくさんかけてあげるっていうのがすごい重要で、
もともと日本人って、あまり自己肯定感がちょっと低いというか、自慢話をあまりしにくいというとこがあります
前テレビで見たお話で、アメリカ人とか欧米の人とかに、日本語話せますかって聞くと、『イエース』みたいな、『スシ』『テンプーラ』『ニンジャ』みたいな感じで、それだけで話せるって言えるんですけど、
日本人の方に英語しゃべれますかって言うと、『いやー全然しゃべれないです』みたいな感じで、できるって言ってできなかった時の恥ずかしさみたいなものが結構前面に出てきちゃうんですね。
なので、ちょっとでも何かできた時に、欧米の人とかって、『グッドボーイ』みたいな感じで、すぐ褒めてあげるっていうかリアクションが大きかったりっていうのがあります。
それと、私もすごいそうですけど、身内を褒めるっていうのはすごい苦手なんですよね。
友達とかと話してても、うちの家族、旦那とか子供の困ったこととか、そういうところを『うちの子はうなのよー』とかいう話だと盛り上がるというか話しやすいんですけど、
なかなかね、『うちの子はこんなに勉強ができてる』とはなかなか言いづらいっていう部分があるんですよ。
で、あとテストの前の、よくあるあるでありますよね、『全然勉強してない』みたいな。
勉強してても、全然してない、わかんないみたいなことをみんな言うことがあるんですよね。
で、その結果がうまくいってなかった時に、すごい勉強したのにできなかったって思われるのが嫌みたいな感じがもともとあるっていう、国民性みたいなものがすごいあるなって感じます。
で、特にその後は家族の間柄っていうのは、なんかもう『言わなくてもわかるでしょ』みたいな、言わずもがなみたいなところがあって、
できるよねみたいな、なんでわかってくれないのみたいなことが特にあるんですけど。
で、その、よくね、昔話題だった『忖度』っていうのも、なんかこう、汲み取ってそれをこっちから提示するみたいなのが、
日本人は得意でもあり、ちょっとそこがマイナスになる部分もあるんですけど、犬って
犬とのコミュニケーション
忖度されてもわからないし、犬も忖度してこないしできないので、もっと単純に、端的に伝えてあげる、瞬間、瞬間に伝えてあげるっていうことがすごい大事になってきます。
特にワンちゃんってすごい、単純で素直なんですね。
で、よくカウンセリングとかで飼い主さんとお話をしてて、お出かけして留守番長くしてるとうちの子すごいいたずらするとか、おトイレをね、わざと失敗してるとか、
なんかそれが留守番をさせている腹いせなんじゃないかって考える飼い主さんすごい多いんですけど、全くないわけではないんですが
単純に、いないときに、いつもはいたときにすると褒めてもらえるけど、いないから褒めてもらえないから違うとこにするとか、
失敗していつも怒られちゃうから、いないときにやっちゃえみたいなのとか、あと単純におトイレシーツが1個汚れてて、その上にしたくないっていうのもあって違うとこにしちゃうとか、
お留守番してる環境が狭いとか、そういういろいろな要因があって、
その瞬間瞬間に起きてることの手間におトイレを失敗するっていう原因になってたりするんですね。なんですけど、人間の考えとしては、なんかこう腹いせとして嫌がらせでやってるんじゃないかってち考えがちなんです。
いつも飼い主さんとお話しして、その前後にあったこととか、あといつもそうなのかとか、その時変わったことはないのかとか、そういう環境状況っていうのをお話を聞いて、どうすればいいのかっていうアドバイスをします
それも絶対正解ではないので、必ずこれを1回やってみましょうっていうお話をします。それがもしダメだったら、じゃあまたこのパターンがあるよねっていうふうなお話をしていくんですけど、ワンちゃんのことを人間のように考えちゃう飼い主さんがすごく多いなっていうふうに感じます。
もともとワンちゃんっていうのがそのボディーランゲージで会話をする生き物なので、その人間の身振り手振りとかに意味を持ってしまうっていうのもあります。言葉かけが少なくて、身振り手振りを別の意味に捉えてしまうということもあります。
お散歩とか外でトレーニングするときに、私もトレーニングを勉強する前は、外で大きい声で「お座り」とか「待て」とかいうの言うのってちょっとやっぱ抵抗があったんですよ。恥ずかしいっていうのがあって、別にみんな見てるわけでもないんですけど、なんか恥ずかしいっていうのがあって、外で犬に大きい声で指示を出すっていうことがあまりできなかったんです。
今はお金をいただいてワンちゃんをお預かりしてトレーニングしてますし、それをしないと犬にはわからないんだよってことは私は理解してるので、恥ずかしがってる場合じゃないなっていうふうに思ったのでできるんです。
やっぱり飼い主さんからすると、なかなかそこもやっぱりちょっと恥ずかしい、知らない人に見られてるっていう、家の中で一人だったらできるかもしれないけど、周りの目が気になるっていうので、お外だとなかなかトレーニングができないっていう方も結構多いです。
プロのトレーナーとしては、そこをどう恥ずかしさの壁をどうハードルをどう超えてもらうのかっていうのも、指導の課題でもあるかなっていうふうに思ってます。
今日はこの辺にさせていただいて、次回はもう一つ実は三つ報酬があるっていうお話をしてたんですけど、もう一つありまして、「撫でる」っていう報酬があるんですね。その「撫でる」っていう報酬についての私の考えをお伝えしたいと思います。最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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