2025-10-11 07:53

犬の散歩で興奮してリードを引っ張ってしまう場合の対処方法とは

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サマリー

犬が興奮してリードを引っ張る場合の対処法について説明しています。特に、興奮をコントロールするためのトレーニング方法とその重要性が強調されています。

興奮の理解と対処法
皆さんこんにちは。犬の気持ちを通訳できるドックトレーナーでベテラントリマーの原口です。
今回はリードを引っ張る犬のお話なんですけど、その中でも興奮して前に進みたくて強く引っ張ってしまう犬の対処法についてお話ししたいと思います。
まず興奮についてなんですけど、興奮するってこと自体は悪いことじゃないんですけど、ずっとその興奮状態が続いてしまうっていうのは精神的によろしくないですよね。
人間で言えば、例えば推しのライブが2時間とかあるとして、2時間の間ワーってなるのはいいと思うんですよ。
それが10何時間とか続くっていうのはもう精神的にちょっとおかしくなってきちゃいますよね。
2時間って言っても、2時間の中でもアーチストさんとかによってはバラードを入れたりとか、ちょっと休む時間っていうのがちょっと気持ちを落ち着いてしっとり聴くみたいな時間もありますよね。
なので、ずっと興奮状態っていうのはやっぱりあまり精神衛生上よろしくないというふうな感じになります。
お家帰ってずっと興奮した状態が続いてたりとかすると、寝ててもよく眠れてないみたいな、眠りが浅いみたいな感じがありますよね。
なので、その興奮しても自分自身で収めるっていうふうなことをやっていってあげてほしいですね。
以前にもお話ししてるんですけど、興奮状態っていう中では人の声とかっていうのはもう届きません。耳に入りません。
なので、いくらそこで「お座り」とか「待て」って言っても聞けないですよね。
なので、室内で落ち着く練習っていうのをやります。
このオンとオフのコントロールを自分でするっていうような練習ですね。
その手前にお座りとか待てとかおいでとかそういうのができるっていうのはもちろん絶対条件なんですけど、それプラス興奮を自分で収める練習で
一つの例を挙げますと、おもちゃを使うんですね。
おもちゃが大好きでっていうのに限るんですけど、
遊ぶ前にまず犬を「ステイ」「待て」をかけます。お座りでもなんでもいいんですけど、待てをかけて、
目の前にちょっと魅力的なおもちゃですね。
ネズミとかウサギとか鳥みたいな感じで魅力的な動きをさせて、それでまず待てるか。
もうすぐバーっていくんじゃなくて、待ってって言われて、その目の前で興奮するものがあっても待てるかっていうのをまず鍛えます。
で、「いいよ」「よし」って言ったら飛びつくみたいな感じで、まずそこも聞きますよね、人の声を。
で、よしって言う前に飛びついちゃったら、そのおもちゃをできた犬に取られる前にバーって持ち上げちゃいます。
取り上げちゃいます。
そしたら、よしって言われないとこのおもちゃは自分の手に入らないんだっていう風にして、よしって言われるまで待とうっていうその自制心がまず養われます。
引っ張りの改善方法
それで、よしって言っておもちゃで遊びます。
ある程度楽しくバーって行ったり来たりとか追っかけて遊んで何秒か経ったら、人間のお腹の前あたりでグッと抑えてそのおもちゃを動かなくします。
動かなくするとそのおもちゃに対してちょっと魅力がなくなるので、離してくれやすくなるんですね。
その時に「ちょうだい」っていう指示を出します。
離してくれるのを待って、離してくれた瞬間に「よし」って言って遊びを再開します。
そうすると、離したらもう一回遊んでもらえるとか褒められるっていう風にすると、ちょうだいって言われたら離せばいいんだっていう風に学習していくんですね。
で、おもちゃを一生懸命追っかけてる時は、もう超興奮状態ですね。
だけど、「ちょうだい」って言われて離すっていうのは冷静にならないと離せないので、このオンとオフの自分自身で切り替えるっていう練習をしていきます。
それを室内とかワンちゃんが落ち着ける場所で練習をしておいて、同時進行で、同じように外を歩いてる時に、なるべくその練習の時は興奮しない状態で練習してほしいんですけど、
興奮する刺激がない状態ですね。ワンちゃんが目の前歩いてるとか、知らない人がいっぱい行き来してるようなところで練習をするのではなくて、ちょっと静かな、あまり人が通らない道とか犬が通らない公園とかで練習をしていきます。
それで歩いていて、犬が引っ張って、前に出た時に止まります。その時リード引っ張らないでください。引っ張らないで、ただ止まります。
止まると動けないので、最初はジタバタしてるかもしれないんですけど、でも止まって待ちます。
犬が落ち着いて、例えば前足上がってたとしたら、地面にその前足がちゃんと四つ足がついた時に、「じゃあ進むよ」って言ってもう一回進み始めます。
引っ張ったら進めない、落ち着いたら進めるっていうのを練習していきます。さっきのオンとオフの練習ですね。
最初のうちはすぐに止まって、止まってみたいな感じになっちゃうと思うんですけど、でもワンちゃんもちゃんと学習できるので、諦めずに続けていってあげてください。
横で落ち着いて歩いてる時に、よしって言っておやつをあげるようにします。その時間を徐々に徐々に伸ばしていくっていう風に練習をしていきます。
実例としては、うちの子育園に来てる子、お散歩の練習をかなりしてるんですけど、やっぱ最初みんな引っ張っちゃうんですけど、だんだんこれを繰り返してるとできるようになってくるんですね。
でもやっぱりその人に対しての魅力が足りなくて、「この人といてもあまり楽しくないな」って思われちゃうと、やっぱその動いている葉っぱの方が楽しいとか、目の前に鳥が来たら鳥の方が楽しいってなっちゃうので、バーって引っ張るっていう風になりますよね。
なので、普段から魅力的な接し方っていうのももちろん必要になってきます。でも鳥の方が本能的に魅力的なこともあるので、そういう時は、「今日はちょっと鳥に私の魅力が負けちゃいました」みたいな感じで、お母さんたちにお話をしたりっていうこともあります。
そんなのも楽しいかなというふうに思いますので、諦めずに地道に続けていただければなと思います。この練習方法って聞いてるとちょっとできそうなんですけど、やっぱり結構いろんな場合とか難しい部分がありますので、タイミングが難しい部分がありますので、必ずプロの方と一緒に練習をしていっていただきたいなと思います。
次回は失敗させないお散歩デビューについてお話ししたいと思います。最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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