無駄吠えのチェックポイント
皆さんこんにちは。ベテラントリマーでドッグトレーナー、ペットサロンの経営者、犬の通訳、原口です。
今回からは犬の吠えについてのシリーズのお話をしたいと思います。
初回の今日はまず、吠えをやめさせる前にチェックしてほしいことをお話ししたいと思います。
無駄吠えで悩んでいるときは、できるだけ早めにプロのトレーナーさんに相談をしてほしいと思うんですけど、
相談する前にちょっとチェックしておいてもらうと、トレーナーさんの話がスムーズになりますので、それをメモしたりとかして持って行っていただければなと思います。
なんでかっていうと吠えるって言ってもそれぞれ理由が違うんですね。どういうことで吠えているのかっていうのが違ければ対処法も変わってきますよね。
なのでそれがどういうふうになんで吠えているのかっていうのを探るためにチェックしてほしいことをお話していきます。
その一つ目、何に対して吠えているのかをチェックしてください。外の人なのか、例えば犬なのか、物音なのか、飼い主さんに対してなのか、あと同居犬とかいろいろあると思うんですけど、何に対して吠えているかっていうのを書き出します。
それがわからない時もあるかもしれないんですよ。なんかわかんないけど、急に吠えだしたっていうこともあると思うんですけど、それはわからないとか書いておくようにしておいてください。できたらなるべく紙にメモ書き、携帯でもいいんですけど、記録として残しておくってことが大事になります。
2番目ですね。吠える頻度と時間帯を書きます。1日の中で何時頃に吠えているのかっていうのを、それも同じように記録しておきます。
3番目。吠えた時の前後に何があったのかっていうシチュエーションをできる限り書いておきます。わかる限り。お父さんが帰ってきた時とか宅急便が来たとか、家族が、家族帰ってきた、一緒ですね。お散歩で犬とすれ違ったなどです。その前後にあったことを書きます。
前後にあったことがわかんない時も同じように、何があったかわからないけど、この時間に吠えたってことを書いておきます。あとはいつ頃から吠え始めたのか。ここ最近からなのか。何ヶ月前とか、例えば子犬だったら、生後何ヶ月の頃から吠え始めたとか。
何歳何ヶ月とか、去年の5月とか。ちょっとその季節、季節というかその年月ですね。を書いておいてもらうといいと思います。
あと、家族の中に誰かお家を一人暮らし始めましたとか、あと家族が増えましたとか、あと家族の仕事が変わったりとか、あと受験勉強が始まったとか、そういうことも、もしかしたら関係があることもあるので、この時期っていうのがその家族の異動、異変があった時っていうのもメモしておいてもらうといいと思います。
で、この理由、吠える理由っていうのが1個じゃない場合って結構多いんですね。
なので、それをいっぱい書き出すっておくことで、トレーナーさんがそれを見ると、これはこういうふうに吠えてて、これはこういうふうに吠えててってわかることが多いし、それに対しての対象っていうのを多分トレーナーさんが考えて提案していただけると思うんですね。
で、あとそれに加えてちょっとここはおまけというかなんですけど、その吠えは必ず絶対やめさせなきゃいけない吠えなのかっていうのをまずちょっと考えます。
なんか長い時間なのかとか、すごい近所迷惑になっちゃうのかとかっていうのも考えてみてほしいんですね。
で、うちのお客さんのワンちゃんでいたのが、掃除機をかけたら、その掃除機に向かってすごい吠えるというお話で、それちょっとどうすればいいですかって言われたんですけど、すごいそれって掃除機かけてる時間ってそんな長くないですよねっていう話もしたし、なんかご近所から苦情とかきたんですかって聞いたら、まあそれは別にないけどっていうお話だったので、
まあそれだったらちょっと別の部屋に掃除機かけてるときは掃除機かけてない部屋に移すとか、ちょっとまあ音が吠える音がまあこれ今後近所迷惑になったら困るからって言うんだったら、ちょっとクレートに入れてもらってタオルかけて目隠しして、そしたらまあ音も多少あれですよね、こもるのでそんなに外に響かなくていいかなとも思いますし。
本当にやめさせたいっていう場合だったら、そのクレートに入ってるときになんかこうチーク玩具、長持ちするチーク玩具とか大好きなガムとか長持ちするものがあったら、それを入ってるときにあげるっていう風にすれば、多分そっちに夢中になってる間に掃除機が終わるよねっていうような対処もできると思うんです。
なのでそこはちょっとぐらい掃いてもいいよねっていうものなのか、ちゃんとやめさせたいのかっていうお話をして、ちょっとぐらい掃いてもいいんじゃないっていう内容だったら別の部屋に移すぐらいでいいかなと私は思うんですよ。
なのでそこもどこまでやめさせなきゃいけないのか、そのやめさせなきゃいけない基準っていうのを、それはもしかしたら人それぞれっていう話かもしれないんですけど、一番はやっぱり人と犬がストレスになってないかっていうことなんですよね。
ずっと吠えてるっていうのも犬にとって実はあまり良い精神状態ではない。いつも緊張してたりいつも興奮してるっていうのはあまり実はいい状態ではないので、それをずっと続けてるっていうのも良くないし、あと不適切な時間にずっと吠えてたらやっぱり迷惑だったり、飼い主さん自身が眠れなかったりとかっていうこともあるので、
今後のテーマについて
犬と人がストレスにならないようにするっていうことを考えるべきかなと思います。
次回はお家の外に向かって吠えているのはなぜとかその対処法についてお話ししたいと思います。最後まで聞いていただいてありがとうございます。
