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2025-08-04 06:23

【対話解説】本の魅了はものの見方を豊かにすること


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サマリー

本エピソードでは、「読書フィットネス」という概念を通して、読書が思考を豊かにする方法を探求しています。特に、視座、視野、視点、洞察の4つのレンズが物の見方に与える影響について深く掘り下げています。

読書の価値と4つの鍵
さて、今回のディープダイブへようこそ。今日はですね、共有してもらった資料から、【読書フィットネス】っていう、ちょっと面白い考え方を見ていきたいなと。
えー、読書フィットネス?
そうなんです。今日のテーマは、読書がもたらす価値の中でも特に、ものの見方ですね。これをどう豊かにしていくか。
資料だと、本は単なる知識の箱じゃなくて、思考を鍛える相棒なんだと、そういう捉え方をしてますね。
はいはい。思考の相棒ですか。
今回のディープダイブのミッションとしては、あなたのものの見方を変えるかもしれない資料が挙げている4つの鍵。これをちょっと深掘りしてみようと。
ほう。4つの鍵。
資料によれば、このものの見方っていうのは、人生の羅針盤みたいなもので、これを磨くと世界がグッと広がるなんて書いてあります。
なるほど。
では早速その確信の部分見ていきましょうか。
ええ、お願いします。この資料で非常に興味深いなと思ったのは、ものの見方をすごく具体的に分解している点なんですよね。
あ、分解ですか。
はい。視座・視野・視点・洞察の4つ。まず最初は視座ですね。これは物事をどの高さから捉えるかということです。
視座・高さですか。なるほど。具体的にはどういうことなんでしょう。資料には何か例とかありました?
えっとですね、例えばドラッガー。経営学の。
あ、ドラッガー。はい。
たとえ1社員であっても、ドラッガーを読むことで、経営者の視座、これを持つことができると。
へえ。
そうすると、普段の自分の仕事がもっと大きな戦略の中でどういう意味を持つのか、こう見えてくる可能性があると。
単なる作業じゃなくて、目的を持った貢献になるみたいな。
なるほどなるほど。自分の仕事をちょっとこう鳥の目で見てみる、俯瞰してみるみたいな感じですかね。
あなたは普段の業務でそういうふうに捉え直した経験ってありますか。
そうですね。意識することはありますね。では次に視野ですね。
視野。
はい。これは今度の水平方向というか、物事をどれだけ広く見渡せるかっていう。
視座が高さだったのに対して、これは広さですね。
高さに対して広さ。確かに。その視野を広げるっていう点では、資料ではどんなことを?
ここでは心理学の例が挙げられてますね。
心理学ですか。
ええ。アドラーとかユング、フロイト、まあいろいろな学派の理論に触れると。
はいはい。
そこで、あ、これが絶対の正解なんだっていう考えから、ちょっと自由になれると。
うーん、なるほど。
いろんな考え方があるんだなって知ること自体が、多角的に物事を捉える視野を養うんだっていうふうに。
へえ。面白いですね。正解は一つじゃないと知ることが視野を広げる。
うん。
で、三つ目が視点ですね。これは誰の立場で見るかですか?
まさにその通りです。資料が小説を読む価値っていうのを特に強調しているのは、この視点を養う点にあるんですね。
小説ですか?
ええ。自分とは全く違う境遇の人、例えば資料にもありましたけど、ものすごく貧しい人とか、逆に想像もつかないようなお金持ちとか、あるいは全然違う文化で生きてる人とか。
はい。
そういう人の視点を物語を通して、まあ追体験できるわけです。
なるほど。他人の靴を履いてみるみたいな感じですかね。資料の中で何か特に印象的な追体験の例ってありました?
具体的な作品名までは書かれてなかったんですが、例えば普通なら共感しにくいような登場人物の視点に立ってみることで、かえって自分にはこういう偏見があったんだなって気づかされるみたいな。
ああ、なるほど。
そういう読書体験が重要なんだと。それがあなたの人間関係の見方を変えるきっかけになるかもしれないなんてことも書かれてましたね。
それは深いですね。そしてこれら、しざしや視点を養っていくことで、最後の洞察、物事の本質を見抜く力、これにつながっていくと。
ええ。資料の中では洞察っていうのは、表面的な出来事のその裏にあるなぜをつかむ力だというふうに定義されてますね。
実践と思考のトレーニング
なぜをつかむ力。
はい。単なる情報とか知識じゃなくて、もっと深いレベルの理解。これはビジネスでの戦略を決めるとか、人生の大きな決断とか、そういう場面では不可欠な力だと。
ここで資料がすごく大事なことを言ってますよね。本に書かれている物の見方っていうのは、絶対的な正解じゃないんだっていう。
そうなんですよ。まさにそこがポイントで。
はい。
いろんな著者とかいろんな考え方に触れて、比較して、じゃあ自分はどの見方を採用しようかなって、主体的に選ぶことが大事だと。
うん。
資料ではある本を読んで、なんかちょっと違うなって感じる。その違和感。それすらも自分自身の価値観とか判断基準をはっきりさせる良いきっかけになるんだって指摘してますね。
なるほど。受け身で知識をもらうんじゃなくて、いろんな視点と対話しながら自分だけの羅針盤を作っていくみたいな。
それが読書フィットネスの真髄というか確信なんですね。
そういうことだと思います。資料が言いたいのは多分、読書っていうのは完成された答えを与えられる場所じゃなくて、むしろ自分で問いを立てて答えを探していくための思考のトレーニングジムみたいなもんだと。そういうことなんでしょうね。
さて、今回のディープダイブ、だいぶ深掘りしてきましたけど、読書フィットネスという考え方を通して、あなたの物の見方を豊かにする、視座、視野、視点、洞察、この4つのレンズについて見てきました。
大事なのはやっぱりこれを知ってるだけじゃなくて、実際に使ってみることですよね。
そうですね。
はい、まさに。では最後にリスナーのあなたに1つ問いかけをして終わりたいと思います。
はい。
今回取り上げた視座、視野、視点、洞察、この4つのレンズをですね、今週あなたが何か1つ決断する場面でちょっと意識的に使ってみるとしたら、その決断どのように変わりそうですか?ぜひ少し考えてみてください。
06:23

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