1. 読書診断士さとしのリファーラルラジオ
  2. 価値の源泉は「関心」にある
2025-08-15 04:29

価値の源泉は「関心」にある

※この放送はstand.fmのAIテキスト読み上げ機能で作成されています。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/616bb353afa93b18fc0f1745

サマリー

価値は関心から生まれるという原理が紹介されており、自己の興味を向けることで自己価値を高めることの重要性が強調されています。また、読書を通じて自身の価値観や考えを形成する方法についても触れられています。

価値の原理
価値の源泉は、「関心」にある。私たちは日々の暮らしの中で無数の「価値」に囲まれて生きています。
多くの人が欲しがる最新のスマートフォン、高価なブランドバッグ、SNSのいいねの数。これらには社会的な評価や客観的な価格が付けられています。
しかし、私たちとっての真の価値は、誰かが決めるものではなく、自分が何に関心を持っているかによって生まれるというものの見方を価値の原理と言います。
価値は、関心から生まれるという原理この考え方の確信は、物事や自分自身の価値は固定されたものではなく、私たちがどれだけ関心を向けるかによって決まる、というものです。
例えば、世界的に有名な高価な絵画も、美術に全く関心のない人にとっては、ただのキャンバスに描かれたものにすぎません。
しかし、親しい家族から受け取った手紙は、他人から見れば単なる紙切れでも、あなたにとってはかけがえのない価値を持つでしょう。
この違いこそが、価値は関心から生まれる、という原理を象徴しています。
この原理を自分自身に当てはめてみましょう。
多くの人が、自分に自信がないと感じているのは、自分自身に価値がないからではなく、自分に関心を向ける時間が少ないからだと考えることができます。
つまり、自身の欠如は、自己への関心が不足している状態なのです。
この原理を採用すれば、意識的に自分に関心を向け、自己価値を高める行動を取ることが可能になります。
読書における価値の原理の応用この考え方を読書において応用してみましょう。
本棚に積まれたままの、積読を思い出してみてください。
その本に価値がないのではなく、単に今のあなたにその本への関心がなかっただけかもしれません。
読書フィットネスでは、本を読む前に、まず自分の関心を明確にするトレーニングを推奨しています。
今の自分は何に一番興味があるのか?
今、解決したい課題は何か?
今後、どんな自分になりたいのか?
この関心という羅針盤を持つことで、本の中にある膨大な情報の中から、あなたの人生にとって本当に必要な部分だけを見つけ出すことができるようになります。
そして、このプロセス自体が、あなたが自らの手でこの情報には価値があると意思決定する行為そのものです。
物の見方を採用するという自己決定さらに、読書から得た新しい物の見方や考え方に対しても、私たちは自ら意思決定を下す必要があります。
ある本の考え方に共感して自分の人生に取り入れることも、同意できずに反論の根拠を探すことも、今は採用しないと決めて知識として留めておくことも、すべてはあなたの立派な意思決定です。
読書フィットネスは、あなたにどの本を読むべきか、どの考え方が正しいかを教えるものではありません。
あなたの関心に基づいて本を選び、本から得た物の見方を採用するかしないかを自分で選択する力を養うためのトレーニングなのです。
豊かな人生を創造する第一歩あなたの人生は、あなたが何を価値と見なし、何を採用するかという日々の小さな意思決定の積み重ねによって作られていきます。
まずは、価値は関心から生まれるというこの物の見方を、あなたの人生に取り入れるかどうかを考えてみてください。
そして、その新しい視点を採用すると決めたなら、読書を通じて自分だけの物の見方を確立し、それを羅針盤として人生を公開していきましょう。
このプロセスこそが、あなたの人生をより豊かで、より充実したものにしてくれるはずです。
04:29

コメント

スクロール