利益を出すための新しい視点
さて、今回はですね、共有いただいたブログ記事をもとに、非常に興味深いテーマを掘り下げていきたいと思います。
その主張というのは、株価が上がり続けなくても、ただ上下しているだけで利益は出せる、と。
正直、これって、まるで魔法のように聞こえません?
市場全体が成長しない、日本の死を失われた30年みたいな状況でも、資産を増やせるなんて、一体どういう仕組みなんだろうと。
この一見矛盾した謎を、一緒に解き明かしていきましょう。
ええ、面白い視点ですよね。これは多くの人が抱く投資の常識。
つまり、安く買って高く売るっていう、原則の難しさに切り込んでいるんです。
問題はですね、今が本当に安いのかっていう絶対的な判断は、これはもう誰にもできない。
この記事が提案しているのは、その判断基準を絶対から相対に変えることで、この問題を乗り越えようというアプローチなんですよ。
なるほど、絶対ではなくて相対ですか。では、具体的にはどう動けばいいんでしょう?その実践的なステップが知りたいです。
手法自体は驚くほどシンプルなんです。まず、値動きの異なる2つの資産、例えばAとBをですね、それぞれ同じ金額、仮に10万円ずつ購入します。
ほうほう、10万ずつ。
合計20万円の投資からスタートです。で、一定期間後、1年後とかに資産を確認します。
ここからが重要ですね。
で、仮に資産Aが好調で12万円に値上がりしたとします。逆に資産Bが不調で8万円に値下がりしたと。合計資産は20万円のままですよね。変わっていません。
はい、プラマイゼロですね。
ここで値上がりしたAを1万円分売るんです。
あ、売っちゃうんだ。
そうです。で、その資金で値下がりしたBを1万円分買いますんです。
うん。
すると、Aは11万円、Bは9万円になりますよね。このリベランスという作業を定期的に繰り返す。ただそれだけです。
えっと、待ってください。それって調子の良い優等生Aを売ってしまって、成績の悪いBに投資するってことですよね。感覚的にはなんかすごく逆のことをしているように感じますけど。
まさにそこがこの戦略の核心であり、面白いところなんですよ。自分の感覚でタイミングを測るんじゃなくて、機械的に割高になったものを売り、割安になったものを買うっていう行動を強制的に実行しているわけです。
あー、なるほど。
これによって、感情に左右されずに高く売って安く買うを自動で実践できる。これが相場が横ばいでも利益が生まれるからくりなんです。
リバランス戦略の実践
なるほど。自動的な安く買って高く売るシステムっていうわけですか。ただ、リスクも気になります。例えば、資産Bが倒産して価値がゼロになったら、この戦略って破綻しますよね。
鋭い指摘ですね。だからこそ、この記事では個別株ではなくて、日経平均とかS&P500のような多数の企業に分散されたインデックス型の投資新宅を推奨しています。
あー、インデックス。
そうです。多くの大企業が同時に倒産するリスクっていうのは極めて低いですから、資産がゼロになる心配はほとんどないというわけです。
それは分かりやすいです。では逆に、この戦略があまり機能しないケースっていうのはあるんでしょうか。例えば、資産Bがもう何年もずっと一方的に上がり続けるみたいな。
おっしゃる通りです。強い一方方向の上昇相場だと、勝ち続けている資産を一部売ってしまうことになりますからね。なので、ただ持ち続けるBuy and Hold戦略に劣る可能性はあります。
この戦略が最も輝くのは、市場全体が方向感なく上下を繰り返す、いわゆる。
あ、レンジ相場ですね。
そうです。レンジ相場とかボラティリティが高い状況です。なので、万能薬ではなくて、特定の状況に非常に有効なツールだと捉えるのが良いでしょうね。
なるほど。得意な戦場があるわけですね。記事では、2種類だけでなく、3つとか4つに増やしたり、比率を変えたりする応用にも触れられていましたね。
基本を理解すれば、自分なりにカスタマイズできる自由度があるのも魅力ですよね。
そこが重要なポイントです。この戦略の本質は、2つのファンドっていうルールそのものじゃなくて、リバランスによる規律ある売買っていう原則にありますから。
では、今回の探究をまとめると、市場全体の成長だけに頼るのではなくて、価格の変動そのものを利益の源泉に変えるという、一種の逆転の発想でした。
これによって、市場が停滞していても、資産を育てられる可能性があるということですね。
そうですね。最後に一つ思考を広げると言おう。この戦略って、完璧なタイミングという絶対的なものを追い求めるんじゃなくて、選択肢同士の相対的な価値で判断することの有効性を示しているわけです。
この考え方を、あなたの資産運用以外の分野、例えばキャリアプランに応用したらどうなるでしょう。
一つの完璧な仕事とかスキルを待つんじゃなくて、今持っている複数の選択肢、仕事、学習、人脈とかを常に見比べて、その時点で相対的に価値が高まっているものへ、少しずつ時間とか労力を振り分けていく。
もしかしたら、そんなアプローチが予測不能な時代を生き抜く上で、よりしなやかで力強い戦略になるかもしれませんね。