レギュラーダブルのコストパフォーマンス
- サーティワンアイスクリームのショーケースの前ってすごくワクワクしますよね?
- わかります。色とりどりで。
- でも、いざサイズを選ぶってなると、スモール、レギュラー、ダブルとかいろいろあって、
- 結局どれが一番お得なのかなーってちょっと考えたことありませんか?
- あー、ありますあります。ついついレギュラー頼んじゃうけど、本当にお得なのかなーって。
- ですよね。今日はまさにその疑問に切り込んだブログ記事を見つけたんですよ。
- サーティワンのアイスはレギュラーのダブルが一番お得っていう。
- おー、すごいタイトル。直球ですね。
- えー、この記事なかなか鋭い計算をしていて、コスパ最強の選択肢を導き出してるんです。
- へー、それは興味深いですね。どんな計算方法なんでしょう?
- 単なる好みだけじゃなくて、数字でお得を見るっていう視点。面白いなと思って。
- では、この記事をちょっと深掘りして、その計算方法と驚きの結論を見ていきましょうか。
- はい、ぜひ。
- これ、あなたの次回のオーダーに影響するかもしれませんよ。
- うーん、どうでしょう?楽しみです。
- まず、この記事で前提となってるのが、サーティワンって実は店舗によって価格が微妙に違うっていう点ですね。
- あ、そうなんですか?知りませんでした?
- えー、今回はある店舗のスモールが300円っていうのを基準に話を進めてるんですけど。
- なるほど。基準がないと計算できませんもんね。
- そうなんです。で、分析の肝になるのが、スモールサイズ1個分あたりの値段で比較するっていうそのアプローチなんです。
- ふむふむ。スモールを物差しにするわけですね。
- で、この記事によると、レギュラーはスモールの1.5倍、トリプルポップの1スクープはスモールの0.7倍の量と定義しているみたいです。
- なるほど、なるほど。量を揃えて値段を比べると。そういうことです。
- これで測ると、見えなかった価値が見えてくるっていう。
- ではその計算、具体的にどうなるんでしょう?なんとなく大きい方がお得な気はしますけど。
- そこがですね、ちょっと面白いんですよ。まず、基準のスモールは当然300円。
- はい。
- 次にレギュラー。これは400円。スモールの1.5倍の量だから、400円を1.5で割ると、スモール換算で約267円。
- おお!すでにスモール単品より安い。
- そうなんです。これだけでもちょっとお得ですよね。
- じゃあスモールダブル、520円はどうですか?これは単純にスモール2個分と考えていいんですかね?
- ええ、その通りです。だから520円を2で割って、スモール1個あたり260円。
- なるほど。レギュラーよりもさらにちょっとだけお得になる。
- はい。まあここまではなんとなく想像つく範囲かもしれません。
- では問題はトリプルポップ580円。いろいろな味を楽しめるから人気ありますけど、コスパ的にはどうなんでしょう?
- これがですね、トリプルポップはスモール0.7個分が3つという計算なんです。
- あ、そうか。スモール3つ分じゃないんですね。
- ええ。合計でスモール1.1個分の量になる。で、価格の580円をこの2.1で割ると、
スモール換算で約277円。
- あれ?
- あれってなりますよね。
- スモールダブル260円やレギュラー267円よりも割高になる計算ですね、これは。
- そうなんです。ちょっと意外ですよね。
- いやあ、意外。たくさん入ってるからお得かなと思ったらそうでもないんですね。これは驚きだな。
- ええ。
- ということは、いよいよ本命が登場しますか。
- その通りです。この記事が最もお得と結論付けているレギュラーダブルですね。
- レギュラーダブル。
- これはレギュラー2個分、つまりスモール1.5個分の量が2つ、合計でスモール3個分の量になるわけです。
- はいはい。
- で、価格の720円をこの3で割ると、
- 割ると?
- なんと、スモール換算で240円。
- お、240円。
- 240円。
- そうなんです。
- ダントツじゃないですか。スモール単品が300円だから。同じ量当たり60円も安いってこと?
- そういう計算になりますね。
- うわあ、これはすごい。価格破壊レベルと言ってもいいかも。全然知らなかったです。
- ええ。この計算に基づけば、レギュラーダブルが圧倒的にコストパフォーマンスが高いという結論になるわけです。
価格と個人の選択
- なるほど。
- もちろんこれは特定の店舗の価格での計算ですけど、記事も指摘しているように、サイズ間の価格設定の比率っていうのは、全店舗である程度共通している可能性が高いと。
- ああ、なるほど。じゃあ、絶対的な値段は違っても、このお得感の序列みたいなものは、他の店でも大体同じかもしれないってことですね。
- そう考えるのが自然かもしれませんね。
- いやー、これは面白い分析ですね。つまり、とにかく量をたくさん食べたいコスパジューシーっていうなら、レギュラーダブル一択と。
- 計算上はそうなりますね。
- でもあれですよね。一人で食べるにはちょっと多いかなって感じる人もいるかもしれないですよね。
- ああ、確かに。量はしっかりありますからね。そのあたり、記事では何か触れてましたか?
- 量的な満足度とコスパのバランスっていう点については、この記事ではあくまで価格計算に焦点を当ててる感じでしたね。
- なるほど。そこがまた個人の選択につながってくる部分ということですかね。
- さて、今回の分析すごく興味深かったです。
情報源の計算を追ってみると、サーピボンではレギュラーダブルが両あたりの価格で最もお得という、まあ明確な答えが出ました。
スモール基準で整理すると、一番安いのがレギュラーダブルで240円、次がスモールダブルで260円、その次がレギュラーで267円、でトリプルポップが277円、そして一番割高ののがスモール単品の300円と。
- きれいに順番が出ましたね。
- はい。しかしここで面白い問いかけが生まれるわけです。
- と言いますと。
- 情報源も推奨してますけど、ご自身の行きつけのお店の価格で確認してみるのも面白いと思いますが。
- ええ。
- 仮にこのコスパ最強の事実を知ったとして、あなたは次回の注文買えますか?っていう。
- うーん、それは確かに悩ましい問いですね。
- レギュラーダブルが一番お得だって分かっても。
- その時の気分とかありますよね。今日はそんなに量はいらないなとか。
- そうそう。あるいはどうしても食べたい限定フレーバーがたまたまスモールにしかなかったらとか。
- ああ、ありますね。そういうこと。
- 経済合理性だけでは測れない選ぶ楽しさとかちょうど良さみたいなものもやっぱりアイスクリームには大事な要素じゃないですか。
- 本当にそう思います。最も合理的な選択が必ずしも最も満足度の高い選択とは限らない。
- ですよね。このジレンマこそが今回の分析が私たちに残してくれたもう一つのお土産なのかもしれないですね。
- 深いですね。お得なのは分かったけど、さああなたはどうしますか?と考えさせられます。